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出雲駅伝予想開始!~早稲田大学

さて、来週に埼玉実業団記録会などがありますが、
出雲駅伝エントリーが発表されており、週末の記録会へのエントリーが確認されていないチームを優先して今週紹介しておきます(出雲全チームのエントリーはいつも通りなら来週の火曜日でしょうが、そこまで待ってたら間違いなく間に合わないので)
 
では、開始していきます。
 
 
最初は
 
 
3本柱で1発あるか
早稲田大学
 
エントリー(★マークは今年ベスト)
4年
平賀翔太13分45秒83≪箱根2区5位、全日本8区5位、出雲6区6位≫…ロードで飄々と走る。日カレ1万3位とだいぶ状態が戻ってきた
前田悠貴13分58秒76★≪箱根9区2位、全日本5区4位、出雲5区3位≫…日カレ5千で入賞するなど、夏に成長を見せた
市川宗一郎14分08秒35≪箱根10区9位、全日本6区6位≫…関カレハーフで2年連続まずまず走っている
 
3年
大迫傑13分31秒27≪箱根1区1位、全日本2区2位、出雲1区3位≫…関カレ5千優勝、日本選手権1万2位等、トラックでは日本トップに近い所に位置する。夏もスピード系統を強化している。スタミナ面がやや不安
志方文典14分04秒77≪箱根8区2位、10全日本5区1位≫…ロードが非常に強い。故障が多く、そのためか今年は精彩を欠くレースが続いている
田中鴻佑14分24秒98…今年成長を見せている
 
2年
山本修平13分42秒17★≪箱根5区3位、全日本1区12位、出雲3区2位≫…山登り区間3位などロードで粘りのある選手
田口大貴14分23秒60…関カレハーフで粘りの走りを見せた
 
1年
高田康暉(1年)14分19秒40≪都道府県1区11位、高校1区8位≫…ロードに強い選手
柳利幸(1年)14分20秒89★≪都道府県4区10位≫…陸上歴2年未満の伸び盛りの選手 


主な欠場者
佐々木寛文(4年)14分04秒04≪箱根7区3位、全日本7区4位≫
…2年時の駅伝で2回区間賞を獲得するなどロードでは外した事がない
 ややジリ貧気味になってきているのは否めないのだが、今年は強力な3本柱がいるのが特徴。大迫選手が日本選手権1万で2位になるなど名実ともに学生トップレベル及び国内の争いにも顔を出せるようになった。スタミナ面がちょっと不安だが、エースとしての活躍を期待したい。また、粘りのある山本選手が成長、ずっと平地の最長区間を張っている平賀選手も状態が戻ってきているようで主要区間の目途が立つのは何より。優勝戦線には間違いなく絡むだろう。ただ、日カレで入賞した前田選手以外、他中堅選手が不調に陥っているのが優勝できるかの観点からすると痛い。1年生の高田選手など合宿で良かった若手を使う事もありそうだ。
 
区間エントリー予想
大迫-前田-山本-高田-志方-平賀

 まず3本柱を1区3区6区に並べ順から考えたのですが、昨年通りの大迫→山本→平賀とするか、山本→平賀→大迫の2パターンで非常に迷った。1区は山学や第一の留学生が来ると踏んでいるので、大迫選手が彼らと競り合うことで、東洋・駒大らに差をつけて2区へ…と思ったのですが、
 
 東洋・駒大の選手も強くなっているので、有意な差をつけられるかどうかが疑問でもある。それなら粘れる山本選手に頑張ってもらって、大迫選手は最長距離のアンカー…とも思ったのだ。ただ、最終的に上記の配置で2区3区6区が昨年よりいけ、流れを活かせるだろうと踏んだ事、それとは逆に4区と5区が流れに乗っていないときついという判断をしました。
 
 その2区3区は前田・山本選手。2区は重要で、昨年は不調の選手が出走し、1区で東洋に対して作った貯金をつぶしてしまいました。なので日カレ5千で入賞する等好調の前田選手で追いつかれないように。そのまま繋いでもらって山本選手のロードでの底力に期待したい。優勝争いはできてると思う。
 
 そのまま、佐々木・志方と2年前の優勝リレーといきたかったが、志方選手は長らく不調、佐々木主将はメンバーから外れてしまった。ならば、高田選手を4区に起用。春は目立たなかったが、ロードの方が強いし、将来的にはエースになってほしい存在。なので、トップ争いを経験してほしい。また、5区は秘密兵器的存在の柳選手と迷ったものの、志方選手も復調してほしいということで予想。走った事ある区間で何か掴んでくれれば。
 
 アンカーはどういう展開になっているかは他校のオーダーや走り次第で読めないが、平賀選手しか安心して任せられる選手はいない。これで負けたら仕方ないと思います。とはいえ、選手層が薄い今季のチームは出雲が優勝の最大のチャンス。調子の上がっているメンバーを起用して、一発狙いたい。
 
 景気づけに好きなチームから書き出したものの、長文に反省… この後もこれをなるべく保たないと(汗)

箱根駅伝を振り返る-早稲田大学-

 
 
往路2位復路4位
総合4位:早 稲 田 大 学
(予想:往路2位☆復路3位総合2位 区間:1区2区3区7区8区的中)
 
 区間予想は、スタートは昨年と同じようにしてくるだろうというのが当たったのが良かった。ただ、5区山本選手を読めなかったのは悔しい。順位予想に関しては初めから贔屓で予想していたので外したのは気にしていない
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区大迫傑(2年)62分03秒区間賞☆(1)-23秒差
2区平賀翔太(3年)68分47秒区間5位(1→2)12秒差
3区矢澤曜(4年)63分34秒区間6位(2→2)1分03秒差
4区大串顕史(4年)55分36秒区間5位(2→2)1分54秒差
5区山本修平(1年)79分52秒区間3位(2→2)5分07秒差
6区西城裕尭(3年)60分54秒区間15位(2→3)6分45秒差
7区佐々木寛文(3年)63分37秒区間3位(3→2)7分50秒差
8区志方文典(2年)65分23秒区間2位(2→2)9分01秒差
9区前田悠貴(3年)70分41秒区間2位(2→3)8分36秒差
10区市川宗一朗(3年)72分43秒区間9位(3→4)11分34秒差
【優秀選手】山本修平…全体的に苦しんだ中、根性ある走りで一番の収穫
【技能賞】大迫傑…注目された中、2年連続で区間賞獲得
【リベンジ賞】佐々木・志方…昨年箱根を走れなかった2人が走れた
【皆勤賞】矢澤曜…唯一三大駅伝全て出走

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくま自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
70-70-70-80-90
70-90-80-80-70
奇襲作戦2度は通用せず 三田欠場も響き5区までに終戦
 前回は大迫選手1区の起用が当たり、総合優勝を手繰り寄せた早大。12月10日時点で渡辺監督は「今回ばかりは大迫1区は無い」と発言していた。しかし区間エントリーでは1区大迫選手に。しかも、後のインタビューで「11月中旬には1区大迫は決めていた」らしい、普通にやっても総合優勝は難しいということで、情報戦から懸命に仕掛けていきました。
 
 しかし、読んでいたチームもありマークされる。その中でも中盤から抜け出して区間賞は獲得した大迫選手は立派。ただ、貯金は30秒ほどしか作れず。前回に近い展開にするには区間記録出すくらいまで首脳陣が成長させていなければならず、そうではなかった時点で無理だった。2区平賀選手は腹痛がありながらもまとめたが、東洋に追いつかれる。3区矢澤選手は昨年以上のタイムながらも東洋の選手に力負け。よっぽどのことが無い限りは2度同じ作戦は通用しないということなのだろう。
 
 それと気になったが、渡辺監督は今回の作戦を選手にも知らせていなかったらしく、12月28日まで矢澤選手は1区、大迫選手は2区か3区のイメージで練習をしていたらしい。敵を欺くのはともかく、味方を欺くメリットはあったのだろうか…?東洋は3区山本選手が周りからすると意表だったが、山本選手本人には3週間前から知らせてあって、ドンピシャで成功した。もっと微妙な勝負の時に響いたりするのではとちょっと気になったがどうなのだろうか。
 
 勝負としては1分先行された4区、元区間記録保持者の三田選手に一途の望みを託したかった。が、前日に調整不良でダウン。1年かけて6区を準備していた大串選手が急遽入ることになり、更に引き離されたのは仕方がなかった。むしろよく区間5位で踏ん張ったと言えよう。唯一、東洋に対して抵抗した早大も2分もの差を付けられ、なす術がなくなった。

箱根路初参戦組の好走&経験
 ここからは故障者などの影響で、9区前田選手以外は箱根路初参戦の選手。このメンバーでどれだけ踏ん張れるかというところだったが、見せ場は5区でやってきた。1年生ながら5区に入った山本選手が粘る粘る。明大と激しい争いを演じた末、最後は付き離し、79分台をマーク。山登りの練習は特にしていなかったというが、温めていた作戦だった。思い通りにならなかった往路だが、この5区で何だかスッキリした、そんな感じだった。総合タイム的にも前回の東洋大とほぼ同水準に持ってきて、やれることはやったという感じだったか。
 
 復路も現状のメンバーでは精一杯戦ったか。6区西城選手は順位を落とし、区間15位だったが、実はかなり頑張っている。というのも早大は本当に下りが苦手。最近良かった加藤・高野選手を抜くと60分54秒というのはトップのタイムだったり…(苦笑) まあ来年基礎走力をあげて再チャレンジしてほしいところ。そして嬉しかったのは7区8区。佐々木・志方選手がとにかく走ることが出来た。佐々木選手が激しい2位争いを制すと、志方選手はスタート直後から脚が動かない感覚がありながら区間2位。能力は高い、是非とも本調子で次年度は迎えてほしい。
 
 なお、この時点で一応2位はキープしていたものの9区10区に大砲を残した駒大・明大には差はあまり付けられず。故障の中、強行出場した前田選手が駒大に抜かれ、序盤から体が思うように動かなかった市川選手が明大に抜かれ、最低のライン3位もキープできなかったのは悔しかったか。

年跨ぎの8冠を目指し5冠を達成した 次は元のチャレンジャーへ
 まあ、結局競走部主将の八木選手、駅伝主将の三田選手、ともに走れなかったのはじわりと響いたかもしれない。特に両者とも高校のスターであり、大変期待された存在だっただけに、4年目の箱根路がこんな形になってしまったのは無念。どうしても色々揶揄されてしまうだろう。
 
 ただ、貢献している事も忘れてはならない。前回のロードシーズンは3冠を達成。特に箱根は、結果的にこの4年間の箱根路で東洋を上回った唯一のチームとなった。そしてそのまま8冠を目指して5冠目までは取った。これは現4年生がいなければできなかった。また、矢澤選手は全選手の中で唯一の三大駅伝皆勤。今年はアキレス腱痛で苦しんだ中、出場を果たした。3人とも実業団に進むので、何とか活躍してほしいと思う。
 

 
≪主な在校生≫
大迫傑(3年)28分35秒75≪箱根1区1位、全日本2区2位、出雲1区3位≫
山本修平(2年)28分38秒15≪箱根5区3位、全日本1区12位、出雲3区2位≫
志方文典(3年)28分38秒46≪箱根8区2位≫
平賀翔太(4年)28分41秒42≪箱根2区5位、全日本8区5位、出雲6区6位≫
前田悠貴(4年)28分54秒34≪箱根9区2位、全日本5区4位、出雲5区3位≫
佐々木寛文(4年)28分58秒47≪箱根7区3位、全日本7区4位≫
市川宗一郎(4年)29分22秒03≪箱根10区9位、全日本6区6位≫
萩原涼(4年)29分37秒95
岡田健志(2年)29分57秒31
相原将仁(3年)30分24秒84
西城裕尭(4年)30分33秒81≪箱根6区15位≫
臼田稔宏(2年)14分13秒26※

≪主な新入生≫
三浦雅裕14分11秒94≪高校7区5位≫
高田康暉14分19秒92≪都道府県1区11位、高校1区8位≫
柳利幸14分28秒47≪都道府県4区10位≫
中村信一郎14分32秒77≪都道府県1区5位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:大迫-前田-山本-佐々木-志方-平賀
全日本:前田-大迫-佐々木-山本-志方-市川-三浦-平賀
箱根:前田-平賀-大迫-高田-山本 西城-佐々木-臼田-志方-市川
 さて、気持ちを入れ替え、今度はチャレンジャーな気持ちで新たなシーズンを迎えたい。現メンバーでも大迫選手を初め、1万28分台が6人。ちょうど6人の出雲は獲りにいきたい。普通に優勝候補筆頭にあげられてもおかしくないはずである。ただ、現状その6人とそれ以下には大きな開きがある。ここの底上げをしっかり行い、覇権を取り返しに行きたいところだ。
 
 
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H23早大記録

【1大迫傑(2年)13分31秒27,13分43秒15,13分50秒32,13分54秒64,13分55秒22】
【2矢澤曜(4年)13分44秒39,13分54秒42,13分58秒39,14分03秒05】
【3八木勇樹(4年)13分56秒72,14分00秒17,14分15秒73,14分28秒60】
【4大串顕史(4年)13分59秒15★,14分17秒63★,14分17秒89,14分20秒0】
【5前田悠貴(3年)14分03秒89★,14分05秒76】
【6平賀翔太(3年)14分06秒49,14分10秒30】
【7志方文典(2年)14分07秒23,14分19秒13,14分23秒34,14分37秒19】
【8市川宗一郎(3年)14分08秒35★,14分17秒23★,14分21秒53,14分44秒17】
【9佐々木寛文(3年)14分13秒58】
【10山本修平(1年)14分14秒85,14分18秒46,14分25秒92】
【安永曜(4年)14分22秒2★,14分33秒41,14分34秒46,14分49秒01】
田口大貴(1年)14分23秒6★,14分44秒38
田中鴻佑(2年)14分24秒98★,14分57秒32,14分58秒67
徳留駿(1年)14分27秒42★,14分46秒8★,14分51秒94★,14分56秒38
亀山翔平(4年)14分27秒6★,14分48秒33,14分58秒31
【臼田稔宏(1年)14分31秒4,14分39秒93,14分47秒24】
柴田聖也(4年)14分33秒1★,14分38秒31★
岡田健志(1年)14分34秒24★,14分43秒90,14分47秒1,15分00秒00
相原将仁(2年)14分34秒5★,14分36秒39
【西城裕尭(3年)14分35秒54,14分50秒07,14分53秒26】
【井上太郎(4年)14分36秒3★】
工藤皓平(2年)14分37秒59,14分48秒3
神澤雄一(4年)14分40秒63★
【萩原涼(3年)14分40秒7,14分53秒68】
神田一貴(2年)14分42秒73,14分53秒52,14分58秒14
関口直人(2年)14分42秒96
星雄之(4年)14分44秒54★,14分52秒88
山下良祐(4年)14分45秒0,14分59秒13
山田侑矢(1年)14分51秒32★,14分55秒4
高瀬和人(3年)14分51秒9★,14分59秒72
高橋広夢(1年)14分53秒95,14分54秒7
 
 
【1大迫傑(2年)28分42秒83,28分43秒07,28分45秒75】
【2前田悠貴(3年)28分54秒34★,29分17秒5,29分20秒91】
【3山本修平(1年)28分56秒5,29分06秒74,29分33秒57,30分01秒37】
【4三田裕介(4年)28分58秒8★】
【5矢澤曜(4年)28分58秒83,29分02秒5,29分09秒06】
【6平賀翔太(4年)29分03秒1,29分09秒75,29分29秒45,29分29秒92】
【7大串顕史(4年)29分03秒86★,30分15秒50,30分27秒8】
【8市川宗一朗(3年)29分22秒03★,29分46秒74★,30分02秒9】
【9八木勇樹(4年)29分22秒30】
10中山卓也(4年)29分27秒59
岡田健志(1年)29分57秒31★
【志方文典(2年)30分01秒19】
【安永陽(4年)30分24秒5】
徳留駿(1年)30分39秒88★
亀山翔平(4年)30分50秒61
澤田拓朗(2年)30分52秒28★
相原将仁(2年)30分56秒7
【柴田聖也(4年)31分05秒2】
【井上太郎(4年)31分05秒8】
神澤雄一(4年)31分09秒98★
【萩原涼(3年)31分13秒0】
田口大貴(1年)31分19秒7★
小林快(1年)31分21秒77★
岡野徹(2年)31分24秒22★

箱根駅伝展望~早稲田大学

前回覇者 あの執念をもう一度
早稲田大学
 

エントリー選手独断ランク付

7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
 
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
大迫傑(2年)28分35秒75
≪11全日本2区2位、11出雲1区3位、11箱根1区1位、10全日本2区3位、10出雲2区3位≫…早大のエース。ユニバー1万金メダルを獲得するなど目覚ましい成長を遂げている。長い距離のスタミナが若干の不安要素か
 
5点:エース区間や山も走れる選手
平賀翔太(3年)28分41秒42
≪11全日本8区5位、11出雲6区6位、11箱根2区4位、10全日本8区3位、10出雲6区1位≫…昨年度は全てエース区間を担当し区間上位でまとめているロード職人。今年は春先の怪我から昨年以下となっている
三田裕介(4年)28分58秒80★≪11全日本4区2位、11出雲4区2位、11箱根7区2位、09全日本5区12位、09箱根4区1位≫…駅伝主将。1年の時からロードで強かった。その後絶不調に陥ったが今年の秋になって走りが戻ってきた
 
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
山本修平(1年)28分38秒15
≪11全日本1区12位、11出雲3区2位、09都道府県4区6位≫…浪人して早大に入った選手。全日本は失敗したが、結構粘りがある選手。
矢澤曜(4年)28分45秒56≪11全日本3区3位、11出雲2区6位、11箱根3区6位、10全日本1区9位、10出雲1区1位≫…今回出場すれば唯一の三大駅伝皆勤となる。1区のように競ると強い。秋口絶不調だったが、上尾ハーフ63分半ばでだいぶ復調
前田悠貴(3年)28分54秒34★≪11全日本5区4位、11出雲5区3位、11箱根4区2位、10全日本7区2位、09全日本7区13位≫…出雲・全日本と前の選手に引き離される走りとなったが、上尾ハーフで63分ちょっとといい走りを見せた
佐々木寛文(3年)28分58秒47≪11全日本7区4位、10全日本4区1位、10出雲4区1位、10全日本3区2位≫…登りが非常に強いと言われながら怪我に泣かされてきている。今年は慎重に調整を行っているらしい
 
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
志方文典(2年)28分38秒46
≪10全日本5区1位、10出雲5区5位≫…長いロードの力はピカ一だが故障が多い。11月にレース復帰している
市川宗一郎(3年)29分22秒03★≪11全日本6区6位≫…関カレハーフ4位入賞でブレイク。全日本で駅伝デビューも果たした
大串顕史(4年)29分03秒86★≪10箱根4区11位≫…一般入試ながら5千13分台に。上尾ハーフで64分台前半をだした
 
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
安永陽(4年)29分39秒86
…上尾ハーフで65分切った
 
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
八木勇樹(4年)28分55秒24≪11箱根9区2位、10全日本3区3位、10出雲3区1位≫…競走部主将。故障で間に合わないかもと言われたが、急激に回復してきているらしい
井上太郎(4年)30分41秒71…上尾ハーフで65分少しで走った
臼田稔宏(1年)14分13秒26※…トラックシーズン絶不調だったが、上尾ハーフで65分台

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
萩原涼(3年)29分37秒95
≪10箱根7区6位≫…1年の時箱根まずまず走っているがその後不調が続いている
西城裕尭(3年)30分33秒81…ずっと6区の練習をし続けているらしい。秋に軽い故障をしている

上位10人合計:41点
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)

5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:2位-2位(3位)-2位
 
 

戦力分析&区間オーダー予想

 前回3冠を達成、その駅伝経験者のメンバーが多く残り今年も狙えると思われた早大が前哨戦は苦しんだ。出雲・全日本いずれも3位、特に全日本ではトップに5分もの大差をつけられてしまった。主力に故障者や不調者が相次ぎベストオーダーが組めなかったのが要因だが、この成績により箱根は東洋駒大の2強とする所も出てきた。ただ、それでは終われないだろう。幸いその後故障者が戻り調子は全体的に上向き、ロードに強い選手や駅伝経験は豊富な選手はいる。周囲を見返したい所だ。
 
区間オーダー予想※()は目標通過順位
テーマ:最初から行きつつ、復路に駒残し
大迫(1)-平賀(3)-矢澤(2)-山本(1)-市川(2)
大串(3)-佐々木(2)-志方(2)-三田(2)-前田(1)
もう一つ:オーソドックスに
前田-平賀-大迫-山本-佐々木
大串-矢澤-志方-三田-市川
 優勝を狙うんだったら前回と同じく最初から行くしかないでしょう。区間記録ペースで序盤から行けば分かっててもついてくる選手はあまりいないだろう。スタミナが不安だが何とか61分台でいければ昨年ほどはなくても30秒~1分リードは取れるんじゃないかと思うが(駒大が村山や油布選手を使ってきたらリード獲れないでしょうが、それはそれで駒を一つ使ってくれたということで)。とりあえずすぐに追いつかれない、2区以降が入りを落ち着いて入れるくらいリードを獲るのが重要だ。
 
 その後2区3区も昨年と同じ。平賀選手ようやく調子を上げつつあるらしいので本来のロードの高い安定感を出していきたい。大エースがいる所には抜かれてしまっても、東洋と駒大には差をキープしたい。3区矢澤選手は前回唯一失敗。ユニバハーフを皮切りに不調に陥っているが上尾でベストに近いタイムを出してだいぶ良くなってきたようにみえる。今年は終盤の失速は防いで62分台で。流れを作っていきたい。
 
 4区はそのまま前田選手でも良かったのですが、絶好調ということで敢えて別の区間で。山本選手を入れます。ここは出雲のいいイメージで。序盤からある程度突っ込んでいって本来の粘りを出していきたい所だ。問題の5区は佐々木選手では無く好調の市川選手にします。佐々木選手使うなら79分前後でいける状態でと思うが、全日本からそこまで上がるイメージが湧かないので。往路優勝を狙える布陣にならないのは仕方ないが、市川選手なりの粘りでゴールしてほしい。転じて6区は何だかかなり自信があるらしく設定タイムは59分切だとか。大串選手にしときましたが、まずは勢いを付けていきたい。
 
 おそらく追う展開になるだろうから、ロードに強くかつある程度序盤から突っ込める選手を残してい置いた。7区8区に前回出場できなかった佐々木・志方選手。今年も苦しいシーズンを送ってきたが、何とか最後合わせたい。戻って入れば2人とも区間賞を獲得したことのある選手。東洋・駒大のオーダー次第だがここは上回れると思う。まあ、ダメなら安永・井上選手といった最初で最後の4年生の出番だろうかね。
 
 終盤の9区は1年生以来の勢いを戻してきた三田選手。元来長いロードは得意なのでこういうコースはうってつけだろう。4年生としての走りをみせたい。そして最後に温存した秘密兵器の前田選手。練習で大迫選手に勝つくらいの調子らしい。捨て駒になる可能性があるのは承知ですが、最後まで何があるか分からない。それまでのメンバーが弱いわけではないし、残しておいて損はないと思います。
 
 後はオーソドックスなのも考えたのですがね(ちなみに大迫選手は1区じゃなければ3区とみています。大迫選手の特性上、2区ではあまりリードは取れないと踏んでるので)。ただ、前回勝ったのは1区から何が何でも東洋の前に行く、という執念からでした。1区大迫選手に再度持ってきたのは、劣勢の評価の中、気持ちを前面に出すことが必要と考えたからです。前回は故障者が2人出て評価が下がった中での優勝でした。勝利への欲望を力に変えて戦っていきたい。
 
 
エントリー選手上位10人独断ランク付
1位東洋46点
2位駒大45点
3位選抜44点
4位早大41点
5位中大36点
6位明大35点
7位東海33点
8位青学32点
9位拓大30点
9位上武30点
------------
11位農大29点
12位山学28点
12位国士28点
12位帝京28点
12位城西28点
16位日体25点
16位神大25点
18位順大24点
19位國學23点
19位中学23点
 さて、勝手なランキングをまとめてみましたが、こんな感じになっています。選抜が高すぎる以外はそんなに世間の評価とは違わないかなぁと思いますがどうでしょうか。
 基本、東洋・駒大の2強でそれに早大が加われるかどうかといった所でしょう。コメントもいろいろありましたね。東洋が往路で勝負を決めるというものから、駒大の戦力が羨ましいと様々。一体どうなるのでしょうかね。
 それとシード権争いも例年に増して混沌。個人的な感覚ではこのランクの上位8つは多分シード内の予想すると思います。ただ、あと2枠が分からないです。正直、全然戦えなさそうなチームというのがないんですよね。まあ、明日発表の区間オーダーを見ての判断だろうかね。一体どういう評価に変わるか楽しみです。
 

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全日本駅伝回顧~早稲田大学

 

総合3位早稲田大学5時間21分06秒

1区山本修平(1年)44分42秒区間12位(12)1分04秒差
2区大迫傑(2年)38分18秒区間2位(12→8)55秒差
3区矢澤曜(4年)27分39秒区間3位(8→4)1分21秒差
4区三田裕介(4年)41分35秒区間2位(4→3)2分00秒差
5区前田悠貴(3年)35分07秒区間4位(3→3)2分52秒差
6区市川宗一郎(3年)37分13秒区間6位(3→3)3分06秒差
7区佐々木寛文(3年)36分40秒区間4位(3→3)4分23秒差
8区平賀翔太(3年)59分52秒区間5位(3→3)5分20秒差
1区山本配置実らず 失敗レースに
 出雲で1区日本人トップだった大迫選手を2区に回し、そこでしっかり駒大・東洋の前に出る事を狙ったが、その手前の1区で大きく躓いた。1区は記録会で28分台出すなど好調の山本選手。だが、中盤から苦しそうな表情、残り3㎞で遅れだし一気に1分差が付いてしまった。まあ、1区適性が無いとコーチが話された1年生を持ってこざるを得なかった所が苦しいチーム事情だったか。1区に強い矢澤選手をそこに持ってこれなかったのが響いた。
 
 後れを挽回しようと2区大迫選手が猛スピードで追い上げ、一時トップとの差を20秒に詰める。しかし5㎞からお腹を押さえるなど後退。伸び盛りの大迫選手もさすがに3㎞8分13秒はやり過ぎたか。その中で区間2位でまとめてくれたのは良かったか。多分次は国際千葉駅伝だと思うが次こそ持ち前のスピードを発揮したい。チームとしては2区終了地点で8位と完全に出遅れ、優勝争いからは脱落。下手したらシード争いに巻き込まれそうだった。

2強に水を空けられる ただ3位は確保
 最も、順位は4年生が上げてくれた。不調で最短区間に回った矢澤選手だが、東海大の選手一緒に前を追っていき4人抜き。そして主将の三田選手が中盤の要4区で区間2位。後ろを付き離し、東洋大も視界に入っていた。不調の選手が多い中、三田選手の復活は非常に大きいニュースです。
 
 ただ、ここからはどんどん前のとの差が開く一方だった。前田選手はじわじわ引き離され力負け。デビュー戦となった市川選手は区間6位だがかなり突っ込んでの結果らしい、来年猪俣選手並の力を付けて戻ってほしい。7区は怪我から復帰となった実力者の佐々木選手が走ったがまだ本調子には程遠かった。バトルが白熱していたとはいえ駒大・高瀬選手、東洋・市川選手に1分以上差を付けられるのは厳しい結果。アンカー平賀選手は日大・ベンジャミン選手の追撃を何とか逃れてゴール。もたついている間にいつのまにかトップと5分も差が開き、3強の中に数えられた中でということで寂しい結果となった。

どこまでベストオーダーに戻るか 5区の人選は?
 とりあえず、全体の調子をあげなければ箱根で優勝争いというのは出来なさそう。メンバーの素質は悪くないし失敗レースながら全日本は3位、ギリギリ10人いるのでそこまで悲観はしなくてもいいが、5区どうするんだという問題もある。その中でオーダーを考えてみる。
 
現時点で考える箱根のオーダー
矢澤-大迫-山本-前田-三田 大串-佐々木-志方-平賀-市川
 
 ひとまずエース大迫選手を2区に置くオーソドックスなオーダーを考えた。5区は今の調子だと三田選手でしょうかね。登りの適正は分からないですが、一番高レベルで安定していますので。また故障者の志方・八木選手ですが、志方選手は練習を積めるようになった、八木選手はギリギリということなので今回は志方選手だけ入れておきました。まあ安定して上位で戦える可能性は充分なのか。
 
 ただ、優勝の可能性を少しでも広めるには昨年と同じく100%の状態の大迫、平賀選手を1区2区に置く以外ないのでしょうかね。大迫選手マークはされるだろうけど区間記録ペースですっ飛ばしたらさすがに他選手自重するでしょうし。まあ大迫選手自身が絶好調じゅないと全日本のようにもなるので賭けになりますが。ところで渡辺監督はいつも以上故障者がいる中「箱根前の集中練習はやる」ということですが、一体2か月後どんなチーム状況になっているのやら…。まあ、出来る限り悔いのないオーダーで臨めるようにしてほしいところだ。
 
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