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オリンピックを終えて~日本男子長距離陣の今後を考える

オリンピックが終わりました。
政府が強化金を切り詰めて行っている中、
史上最多メダルを獲得し、大変な収穫があったと思います。
 
ただ、やはり男子長距離陣は苦戦は免れませんでした。
 
 

男子長距離陣の成績

1万
1位モハメド ファラー(イギリス)27分30秒42
2位ゲーレン ラップ(アメリカ)27分30秒90
3位タリク ベケレ(エチオピア)27分31秒43
22位佐藤悠基28分44秒06

5千
組1位
1位ハイレ イブラヒモフ13分25秒23
2位イシャー キプランガト13分25秒64
3位モハメド ファラー13分26秒00
12位佐藤悠基13分38秒22

決勝
1位モハメド ファラー(イギリス)13分41秒66
2位デジェン ゲブレメスケル(エチオピア)13分41秒98
3位Thomas Pkemei Longosiwa(ケニア)13分42秒36

マラソン
1位ステファン キプロティク(ウガンダ)2時間8分01秒
2位アベル キルイ(ケニア)2時間8分27秒
3位ウィルソン キプサング キプロティチ(ケニア)2時間9分37秒
6位中本健太郎2時間11分16秒
40位山本亮2時間18分34秒
45位藤原新2時間19分11秒
 分かってたけど、佐藤悠基選手が出たトラック種目は非常に厳しかった。特に1万は毎度おなじみの周回遅れという結果。5千の方は予選で残り1周まで喰らいついたものの、ラストスパートで後れを取る結果となった。
 逆に何とか1人入賞をと思っていたマラソンは、話題に上っていた拓大出身の藤原選手…ではなく、同大出身で1年後輩の中本選手が見事6位入賞。選考会好タイムでトップになった藤原・山本選手は決まりとして、後1枠をどうするかということになったが、『安定感があるから』ということで選ばれた中本選手。結果的に高温の条件で、石畳やカーブで走りずらいコースでは、彼の持ち味が最大限に活かせるものだったということだろう。期待された藤原選手はオーバーペースによるガス欠ということだそうで。まだまだやれる年齢だと思いますので、更なる開拓を期待したいです。

 ただ、今までと同じやり方を貫いても、純日本人(ハーフではなく、日本生まれ日本育ち)ではこれが関の山かなという感じがしています。というわけで(何となく思っている方も多いだろうもので目新しいものではないですが)、世界で戦えるようになる為に試してほしい2つの方策を書いてみたいと思います。
 
 
 

駅伝をやらなくても
長距離をやれる環境を

 一つ目はこちらです。日本の長距離人口が多いのは駅伝の影響が大きい。特に箱根駅伝のテレビ放送開始以降は、どんどん加熱してきています。このお蔭で層の厚さはすごいことになり、5千14分切&1万29分切の数はケニアなどを抜いて世界一となっています(まあ、人口比やら記録会の充実度などを考えてないですが…)。しかし、力を入れるのがあまりにも駅伝に偏り過ぎていています。元々アフリカの選手に比べて体力差があると言われているのに、駅伝とトラックorマラソン、二足のわらじを履くというのが無理があります

 勿論、最初から駅伝をやるために陸上をやり始めた選手は、選手はそれはそれでいいと思います。日本独特のスポーツですし、例えば箱根駅伝を最後に散るというのは全然ありだと思います。ただ、世界で戦いたいという選手が徐々に流されていったり、トラックorマラソン練習の時間が削られたりというのはあってはならないと思います。とにかく、あり方を考えなければならない2大駅伝を2つ。
 
 まずは箱根駅伝。これは正直、1500~1万のトラック種目の弊害になっていると思っています。よくマラソンの弊害と言われますが、ちょっと違う見解。多分、箱根駅伝のエースと言われた選手がマラソンでの活躍を見ないからということなんでしょうけど、箱根駅伝の20㎞強という距離は、スピード型とスタミナ型に分ければ、スピード型の方が強い距離なんです。特に気温が低めの冬にやりますから余計そうなります。それで、問題なのはトラックと20㎞ロードでは腰の動きなどフォームが微妙に違うし、体を作り直したりという作業が出てくるんです。前回五輪選手の竹澤選手も学生時代に「スピードで推せばいいじゃん、と言われるけど、そう簡単な話ではない」と話しています。練習メニューが大幅に変わってしまうんですよね。ちなみに、トラックに出場するアフリカ人は距離走やペース走は行わいとか。日本人の筋力でそのままできるかどうかは分かりませんが、どうでしょうか?

 そして、ニューイヤー駅伝。こちらはマラソンの弊害になっているでしょう。高校(5㎞~10㎞)→大学(20㎞前後)と距離が伸びているのに10㎞~15㎞に距離が戻っています。1区間だけ20㎞区間ありますが、はっきりいって足りない(藤原選手が実業団辞めたのもその理由)。じゃあ、マラソン練習の『ついで』にニューイヤーやればいいじゃんという意見もあると思います。しかし、実業団は基本的にニューイヤー駅伝で、社名をテレビに映す事を目的としてチームを組んでいます。そして、選手たちは当然企業から給料を貰っています。なのでニューイヤー駅伝で手を抜くことはできません。つまりマラソン練習真っ只中に本気で別の距離にも取り組まなければならない状況なのです。実際昨シーズンは九電工の前田選手が1回目のマラソンで失速しましたが、その理由が「実業団地区予選の疲れ」ということで。柔といえばそれまでかもしれませんが、軽視していい問題か否か。

 また、全体的に言える問題として、体のピークを合わせるのが若いころ(高校)から冬になるように固定化されてしまいます。世界選手権やオリンピックは夏ですので、調子をもう一度あげていくのは大変です。世界大会の雰囲気とかもあるのでしょうが、もうちょっと力出せればなぁという場面もあります。
 
 別に駅伝全否定ではありません。当然競技人口が多さには貢献していると思いますよ。野球やサッカーなど華がありなおかつ世界と戦えている競技と比べて、決して人気が見劣りしない要因の一つにはなっているし、選手のモチベーションになる場合は多々あるでしょう。それに裾野は広げておくべきかと。ただ、駅伝に興味ない選手もいるだろうし、そういう選手の意志も尊重すべきでしょう。鹿屋体育大にいた永田選手は「毎年冬になると箱根駅伝とか色々言われて憂鬱になった」と告白。駅伝やらないだけでこれだけ色々言われるのはおかしい。日本に生まれたからといって、駅伝をやらなければならない理由はありません。そういう雰囲気になってしまっているのが問題。そういう選手がやりやすくなるように日本陸連が努力しなければならないと思います。
 
 
 
留学生を迎え入れるのではなく、
日本人が海外にいくべき

 留学生を受け入れるようになって約25年経過しましたが…まあ、特別大きな効果はありませんでした。勿論、一目標になったりや駅伝で名勝負が生まれたり、ということはありましたが、日本のトップレベルを引き上げるまでには至りませんでした。視聴者の方も全体的に気付いているのか、最近の留学生推進派の意見を見ると「駅伝が盛り上がる」「留学生規制は人権侵害だ!」と、日本人育成云々とは別の方向ばかりになってきています(どうでもいい)。

 難しい所なのですが、結局陸上は個人競技なので、最後は自分の肉体との対話になります。ライバルがいると向上しやすいですし、ある程度のレベルにはいけます。ただ、あまりにもレベルが高いと焦ったりやりすぎたりして、身体壊れます。これが野球のように技術などで何かしらフォローができたらいいんですけどね。野球は攻撃だけでいえばホームランだけじゃなく、打率をあげたり、バントだったりと色々あるのですが、陸上場合は単にホームランの飛距離とか、ホームランの数とかになってくるんですよね。根性云々の話ではありません(長距離は遅筋と言って見た目の発達がないので分かりづらいですが、短距離とか速筋の、海外の選手と日本人の発達具合を見たら…)。技術が入る余地があるとすれば、フォームくらいでしょうか?ただ、筋肉の付け方とかまでおそらく変えないといけないので大変になってくると思います。
 
 やらないといけないのは日本人の方が海外へ行く事。アフリカの高地に行くのは勿論いいと思います。一応マラソン合宿で高地に行く事はありますが、数か月では…。あのフォームと強靭な心肺機能をつけるには数年はいかないとならないのではないでしょうか?走りやすい地形だけでなくゴツゴツした岩山を走ったりと肉体改造をしてほしい。皇帝の朝練は高地の草地で40㎞走とかです。そこまでできなくてもそういう環境でやれる範囲でやることはやってほしい。
 
 後は、アメリカに行くのもおもしろそう回のロンドン五輪の1万で白人のアメリカ人が最後の最後まで黒人の中で堂々と渡り合って2位に入りました(個人的にかなりショック受けました)。他の人種が急速に伸びてきたのだから何かあるに違いない!こりゃ武者修行に行くべきでしょう。そういえば村澤選手が卒業後アメリカに拠点を移すという話が。実現するのかどうかは分かりませんが、是非ともやってほしいし、日本陸連が、海外修行をやれるように整備していかなければなりません
 
 過去の伝統を全否定したいわけではないです。ただ、出来る限りのことをしてあがきたいということです。
 
今回は今までの伝統的なやり方の中本選手が入賞、新しいやり方の藤原選手が失速しました
 
だからといって、今までのやり方が100%良い、新しいやり方が100%悪いとか、そういうのは違う
 
あらゆる方策を試した方がいいと思うんです。
 
 一応まだ強化されている陸上競技ですが、はっきり言っていつ強化切られてもおかしくないですよ。ロンドン五輪みてたら、どんどん他競技が台頭してきていますし。色々できるのは注目がある今のうちです。早い段階での制度改革を求めます。
           

猫ひろし氏の問題点と疑惑


猫ひろし氏のカンボジアでの五輪マラソン出場を決めた事に関して賛否両論、様々な意見が飛び交っています。自分はどちらかというと反対派ではあります。ただ、積極的に意見交換に加わっているわけではなく(「猫ひろし氏の実力って実際どのくらい?」とか「箱根駅伝で留学生として参加できる可能性あるの?」とか結構データに近いものだけ答えていた)、基本的に傍観。色んな見方や視点を吸収したくて抑えていたのですが、個人的にちょっとカチンと来るコメントも
 
「人の成功を素直に祝福できない奴が増えたな」「日本も堕落したな」的な
 
 いやさあ、そりゃ成功を妬む心は良くないのは分かる。ただ、それを盾にして頭ごなしに反対派の意見を悪として言われるとちょっと待ってくれよと言いたくなってくる。
 
 まあ俺もちょっとひねくれた性格ではあるんだけど、別にこっちも頭ごなしに批判しているわけではない(まあ中には叩くのが趣味な人がいてほいきたと叩いているのもあるのかもしれないが)。この点を祝福していいの?この点をスルーしていいの?と思うから色々指摘が出てくるわけだ。既に決まった事をぐたぐだ言わないようしようとしていたけど、どうしても1回吐き出したくなったのでちょっと書かせてもらう。

まず、こういう事実がある、それに対してこう思う
そしてこういう憶測ができる
というのをつづっていきたい。

 

他の類似例との違い

猫ひろし氏の批判が入るとラモス選手や高校野球を引き合いに出す方が多い。まず、この2例との違いをあげてみたい。
 
ラモス氏の場合
「日本でもサッカーでラモス選手が、卓球で中国の選手が、日本国籍を取得して出場しているじゃないか。それは批判してないのに…」
 
 よくあがるのはこういうのだねなるほど、日本でも国籍変更して日本人として五輪に出場した例があり、それは大した批判は無かったと。まあサッカーの場合チームプレーだし日本人の中には戦力アップにほくそ笑んだ方もいたのかもしれません。
 
 でも、ラモス氏が批判されないのはそれだけじゃない。猫ひろし氏とラモス氏がどう違うのか。
 
 
 ラモス選手の場合は、日本で練習を行い、日本の文化や日本語の習得に励み、日本人になろうと努力していた。また、五輪後も日本サッカー界の強化に尽力された。
 
この点が良かったのではないですか。これだけ日本を愛しているのなら、生まれた場所は違っても日本人じゃないですかね。

対して猫ひろし氏はどうなのか。こんな記事がある

 
「カンボジア国民すべてとはいわないが、大半がいい気持ちではない。彼は現地に 住んでいないし、我々の文化を理解していない。ただ、オリンピック選手になりた いからという理由で国籍を変更して、1人の選手からその座を奪ってしまったのです 」

「彼はカンボジア人ではあるが、カンボジア人ではない。」
 
ttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120403-00000015-pseven-spo
より一部抜粋
 つまりが国籍のみカンボジアというだけであって、中身は完全に日本人なのだ。現地に住んでいないのは奥さんがいるからギリギリ分かるとして、言語や文化学ばないのは…
 
 だいたい五輪決定のインタビューをほとんど日本で行っているのがねぇ。元日本人なんで別に日本でやるのはいいんだけど、カンボジア代表なんだからカンボジアでそれ以上にしっかり行えよと思うんだけどな。
 
 それじゃあカンボジア国民はいい感情持たないし、関心すら持ってもらえない(反感買うより無関心の方がある意味問題だよ。何もカンボジアにアピールしていないということ)。
 
高校野球の場合
 次に高校野球の場合。「出身県から越境入学して甲子園に出場する選手が沢山いるじゃないか」という意見。高校野球は基本的に県代表なのに出身県以外の選手が沢山出場する。野球がマラソンに、高校野球がオリンピックに変わっただけだという主張である。
 
 でも、これも違うでしょ。まず高校野球の出場権は高校在学中の3年間であること。対してオリンピックは体力のピークはあるとはいえ、基本年齢制限がない。つまり高校野球は高校の入学時点が出場権利のスタート地点であるということ。権利を有する地点でその県にいるのだからセーフでしょう。それで国籍変更が高校変更に当たるでしょう。これは基本的に高野連やってほしくないらしく、原則1年間試合出場禁止となっている。やむを得ない場合を除いて基本タブーと言う事だ。

出場枠は特別枠
 そして、これがねぇ。特別枠を最初から半分狙っていた感じなのがどうにも…。特別枠って、国情などでどうにも強化が出来ず、陸上競技全体で標準記録突破者が出なかった場合に、その国の中で頑張っていた選手にチャンスを与える為に設けた救済枠なわけだ。それを最高の練習環境が整っている先進国の選手が奪ったわけですよね。先の高校野球は基本的に甲子園に出場できるような強い所に行くので趣旨が変わる。瀬古氏などが「参加することに意義がある」と話しているが、意味を取り違えていると言わざるを得ない。
 
 まあ、「ルール上問題ない」「カンボジア人が遅いのが悪い」とか言われれば、それまでですが。
 
 

 

大きな組織の加担を感じます

 また、猫ひろし選手を決めたのはカンボジア側なんだから、批判するならカンボジア陸連だろうという意見も良くあります。ただ、カンボジア陸連独断でやったにしては腑に落ちない点があるんです。
 
「カンボジアからの打診」は後付けの可能性大
 
猫は2010年12月にカンボジア国内でのハーフマラソンで3位になったことが評価され、同国政府などから国籍を変更しての五輪挑戦を打診された。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120325-00000099-nksports-spo
というのがマスコミによって公に広められています。
 
しかし…こんなのが
企画者のブログ
「猫ひろしが国籍を変えてマラソンでオリンピックに挑戦」という企画は、2009年8月28日にDMM.comで生放送された『ホリエモン想定外のなんでお前なんだよ!!』という番組の中から生まれました。番組のMCがホリエモンで、ゲストが猫ひろしさんと泉忠司。
元ブログ:ttp://ameblo.jp/izutada/entry-11203856662.html
キャプチャ(一部):ttp://sports.geocities.jp/hakonankit/neko.jpg
現在削除されています。コメント欄が荒れていたので、これは記事削除されるかもしれないと魚拓取ろうと思ったが、それもブロックされていて取れず。なので、急遽取ったキャプチャで勘弁
[追記]もっといいのあった:ttp://www.rupan.net/uploader/download/1333529547.jpg
 カンボジア側から打診があったというが、1年3ヵ月も前に国籍変えて五輪出場へ動いた事を考えると、何か後付けな雰囲気が…。また打診があったというのも猫側のみの主張で、何だかあやふやなのだ。
 
 
なぜブンティン選手の結果を待たない
実は本題はこれ
上記までの内容はもっと前から批判しろよ、的なこと。
でもこれは今言える事
 
まず、このヘム・ブンティン選手はマラソンでカンボジア記録を保持している選手で、北京五輪にもマラソンで出場(その時の記事のキャッシュのキャプチャ:ttp://sports.geocities.jp/hakonankit/hebun.jpg)。また、猫ひろし氏とのマラソン直接対決で2戦2勝している選手です。
 
その選手のここ1年のいきさつです。
ttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120404-00000001-sasahi-ent
ttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/naka_shin2001/view/201204(個人ブログ)
 
 つまりブンティン選手は東南アジア選手権で全種目欠場を余儀なくされ(他の選手も種目変更させられた)、陸連に反旗を翻したということで波紋(これの具体的な内容がいくら調べても出てこない。言論の自由が確保されていない国で一体何があったのやら)された。
 
 その後、猫ひろし氏が別府大分マラソンで昨年のブンティン選手の自己ベストを僅かに更新したことを受け4月15日に行われるパリマラソンで標準記録を狙うということをカンボジア陸連に伝えている。元々3月下旬に決定ではあったが一旦これは了承された。しかし、その手前での突然の決定。つまり前回出走者で自国出身の選手の最新の走りを見ないまま決定したのだ。
 これさあ、カンボジア陸連側に金が動いたと考えるのが自然じゃないか(デッカイ宗教団体の名前があっちこっち上がっていますが)?貧困の国だし、大金出されたら言いなりになるだろう。今回の突然の決定も「オールスター感謝祭」に間に合わせる為に何か策略したと思ってもおかしくはないだろう

また、「法律は穴だらけ」「人の心は金で買える」と公言しているホリエモンが発端の企画だし、平気でやるだろうね(別に獄中にいる人の意見が悪いとか言ってるんじゃないよ)


 
 つーわけで、一部怪しい情報も提供しました。ネットの情報を鵜のみにした阿呆と思う人もいるかもしれない。実際俺はひねくれた性格だ。でも、マスコミも(嘘とは言わないけど)、事実から、美談にできそうなところを一部を切り取って放映しているに過ぎない事はお忘れないように(上記の4年前のブンティン選手の記事も、猫氏の五輪決定の段階の時は残っていたのに、今になって突然削除されたし)。

まあ、今回の件でカンボジアの事情を少しでも知ることが出来たのは大変良かった。また、今回の出来事の評価というのは正直早計だと思っています。カンボジアにどういう影響を与えるかというのは今後でしょうし。
 
 ただ、色々思う所があって、現時点で思っていた事を吐露させて頂きました。現在は五輪の道は厳しくともブンティン選手が五輪標準切りの記録を出せることを祈っています。
 

最近の長距離界の動きまとめ


まとめやら色々書いているうちに
陸上界でも細かい動きがあったようで色々まとめておきます

実業団ハーフ
宮脇選手が初ハーフで日本歴代3位!
実業団ハーフ結果
1位宮脇千博(トヨタ自動車)60分53秒
2位ワンジュキ=ジャコブ(愛知製鋼)60分59秒
3位木原真佐人(カネボウ)61分15秒
 弱冠20歳、大学の大迫・油布選手らと同世代の宮脇選手の快進撃が止まりません。初めてのハーフ挑戦でいきなり60分台をマーク。しかも留学生のジャコブ選手のラストスパートの争いで競り勝ったのは驚きでした(まあ、ジャコブ選手がなぜかやけに苛々していたこともありましたが)。学生の方のレベルアップも大きいですが、宮脇選手はその更に先をいっていますね。
 これでロンドン五輪1万の選考会も凄まじい事になりそう。A標準を切っている宇賀地・宮脇・鎧坂選手、B標準を切っている佐藤、村澤、深津、油布、松岡、撹上、他にも高林、大迫、竹澤選手ら虎視眈々と狙っています。一体、どうなるのか楽しみです
 
 
 
 
指導陣に関して
 こちらも一部変更があったようです。
国士大と田村高
 昨年、高校の名指導者・両角氏が大学長距離界に参戦した事が話題になりましたが、今度は国士舘大学です。田村高の監督である下重氏が母校でもある国士舘大学の監督になりました。小川氏はそのままコーチ業を続行するそう。さすがに現役ランナーでもある小川氏一人ではちょっと大変ですからね。部の運営だけでなく、スカウトもやらねばなりませんし。
 気になる監督とコーチの相性は大丈夫だと思う。小川氏は高校時代に下重氏の指導を受けていて、その下重氏の母校である国士大に自らの意思で進学されたわけなので。果たしてどう部を押し上げていくか。田村高校からの入部もこれから増えていくのかな?

 ちなみに田村高の後任は神山氏。彼も田村高→国士大の経歴を持っていて、箱根駅伝は80回大会で7区を走られています。

仙台育英高
 清野監督の退任から始まり、有力選手こぞっての転校など色々ごたごたになっていた仙台育英高ですが、新体制が決まりました。真名子氏と釜石氏が監督になるようです。釜石氏は同校のOBですが24歳の若さ、真名子氏は三重県の高校→大東大の経歴なので全くの無関係の方です。

 まあ、はっきりいってマイナスのスタートになる仙台育英ですが、全く新しい人を監督して、じっくり腰を据えて部の再建を図り、信頼を取り戻そうというところでしょうか。さて、これから数年どうなるのか。
 

山梨学院の新留学生 オムワンバ=エヌク
ついに新しい留学生が決まったようです
自己ベスト
5000m13分55or56秒
800m1分48秒
1500m3分45秒
 800と1500のタイムは確実なソースではないですが…
 陸上を本格的に始めたのは15歳だそうですが、5千のベストに関しては至近の留学生モグス(13分40秒)、コスマス(13分44秒)よりは劣ります。そして800と1500の記録が本当なら結構中距離選手に近い感じなのかな?現時点では箱根は3区あたりがりそうな気がします。ただ、陸上歴がまだ短くしかも高地で出した記録だそうなので、まだまだ爆発力を出していない可能性は充分ありそうです。ひとまず最初のトラックシーズンでどれだけ伸びるかでしょうか。
 
 

おまけ:明大卒フェスでの出来事

箱根が終わってから音沙汰なかった鎧坂選手が久々の登場です。明大の卒フェスで壇上にあがったようです。
これは明大生の主張(未成年の主張みたいなコーナー)だったのですが、
鎧坂選手、こんな事を叫んだそうです。
 
 
『日本テレビに言いたい!
 
 
 
 
 
 
 
 
某W大を抜かした時にテレビに映さなかったのはどうしてだああー!』
 
 
 
 卒業間際に盛大に本音ぶっちゃけちゃいました。まあ実際「何やってんだ」と苛々していたし、抜いた後、早大の方に中継車がついたときは早大ファンの僕も「えー・・・」と思ってましたw
 
 
 ところでこの卒フェスの司会、なんと日テレ松永さんでして、平謝りしていたそうなw
放送後も抗議も沢山来てディレクターもやらかしに頭抱えたというエピソードも明かし、来年は優勝した明治をしっかり映したいと約束したということです。
 
  コーナーの後はサプライズ?でケーキ登場で皆で歌って鎧坂選手のお祝いがあったということで、中々盛り上がったようですね。
 
ということで気になった動きでした。
 


 

さて、もうすぐ卒業生を抜いて新入生を入れたランキングを出したいのですが…
高校ランキング上位の選手で一部進路先を把握できていない選手がいます。

名前(高校)5千ベスト
小川誉高(須磨学園)14分12秒17
木下雅裕(愛知)14分27秒06
若林光男(田村)14分34秒21
君島亮太(那須拓陽)14分35秒22
中村克磨(拓大一)14分35秒68
北野嘉雄(中京)14分37秒53
あたり
どこかに確実なソースで出ていたりしますか?見落としたりしていますか?
(噂を聞いた程度の情報なら結構です)
ソースが無ければ、暫定的なモノとして平均値を出していきたいと思います。
 
 
 
【追記】
 
残念ながらテレビに映らなかった鎧坂選手ですが、
応援されていた方が、鎧坂選手が早大を抜いた瞬間をバッチリ捉えていたようです。
非常に貴重な一枚です
 
 

 
 
 
 
 

今年の男子マラソン

記事書く予定なかったのですが、色々面白かったので
 

優勝者

福岡:川内優輝(埼玉県庁)→公務員

東京:藤原新(東京陸協)→無職

びわ湖:山本亮(佐川急便)→飛脚&一般参加
もう、この3人でいいじゃんw 話題性たっぷりだよ
 
なんて冗談はさておき
真面目に考えると


【藤原新、山本亮は決定でいいんじゃないでしょうか】

藤原新
 前回五輪補欠、そして東京マラソンで日本人5年ぶり7分台。内容もタイムも文句無し
 
山本亮
 実は夏の北海道マラソン2位の実績あり。オリンピックは夏に行われるわけなのでこれも加味するべきかと。
 
蛇足ですが
距離変更後の箱根5区経験者が初のオリンピック代表に!?
 箱根5区経験者でオリンピック代表が出ないという事で、元祖山の神・今井がどうなるかどうなるか注目が集まっていましたが、実は今回日本人トップの山本亮選手も箱根5区走っています。83回大会1時間20分55秒で区間3位(ちなみに今井選手と同学年)。まさかの選手が箱根5区経験者で初のオリンピックランナーになりそう
 

後1人が
福岡日本人トップ川内優輝、東京2時間8分38秒前田和浩、びわ湖日本人2位中本健太郎
で悩むところですが




【個人的には中本選手を推す】
 一番安定感あるのは中本選手。マラソンで外した事はまだないので。更に3人とも世界選手権マラソン代表経験があるのですが、一番順位が良かったのは中本選手です。なので、僕なら中本選手3人目に選ぶかなぁと。
また、補欠は前田選手で。川内選手は何となく辞退しそうな気がする。勝手な偏見ですが。
 
蛇足ですが
中本選手が選ばれたら拓殖大出身が2名
 もし選ばれたならそういうことになりますね。2人とも米重さんや川内さんあたりが指導されていた時の選手。このころの拓大はIP逆転で箱根出場を逃したりと、悲運なイメージがありますが、監督・選手とも腐らずに頑張ったということですね。
 

その他

青山学院・出岐雄大 学生歴代3位の2時間10分02秒
 一番盛り上がったのは山本亮選手が中本選手を捉えた所ですが、それに匹敵するくらい盛り上げてくれたのは出岐選手では?外国人が出た時、ついていった日本人は堀端選手とこの出岐選手だけだったのですよね
 さすがにマラソン練習をしていなかったので30㎞過ぎから少しずつ落ちて行きましたが、ガクンと失速することは無く、最後のトラックで堀端選手を抜き返すガッツを見せました。てか、勝負ということだけを考えるなら、中本・山本選手らの日本人の集団で走っていればガチで日本人トップだったんじゃ…もちろん、たらればなんですが、そのくらいの力は既に保有しているんじゃないかという気がしました。
 勿論、積極的についていって外国人選手の上げ下げを間近で見られたし収穫は非常に大きかったはず。是非来年、マラソン練習を積んで、学生歴代記録を更新して、世界選手権代表に選ばれてほしいです。

こういうこともあるさ 今井正人・堀端宏行
 当ブログのアンケートでも2強とされていたこの2人は残念ながら結果を残せず。堀端選手は宗監督のコメントからすると若かったということなのでしょうかね?まあ、積極性などは昨年と全く違うところ。年齢的に4年後が一番脂が乗っている時になると思うので、逞しくなって次挑戦してほしいところ。

今井選手ですが、基本連戦はあまりよくないのでしょうね。川内選手も失敗していましたし、基本一発でしっかりピークを持っていく、ということなのでしょう。まだチャンスはあるだろうから、頑張ってほしい。
 
 

おまけ

そういやこんなのを掲示板で発見したので載せておきます
2012ニューイヤー駅伝4区
1 日清食品グループ 佐藤 悠基 01:02:51
2 コニカミノルタ 松宮 隆行 01:03:25 → 東京7位9分台
3 中国電力 岡本 直己 01:03:40 → びわ湖12分台
4 旭化成 堀端 宏行 01:03:43 → びわ湖11位10分台
5 Honda 藤原 正和 01:03:46 → 東京玉砕
6 トヨタ自動車九州 押川 裕貴 01:03:52
7 自衛隊体育学校 室塚 健太 01:04:12
8 九電工 前田 和浩 01:04:16 → 東京6位8分台
9 大塚製薬 井川 重史 01:04:32 → 東京11分台
9 安川電機 中本 健太郎 01:04:32 → びわ湖2位8分台
11 YKK 西村 哲生 01:04:33
12 佐川急便 山本 亮 01:04:35 → びわ湖優勝
13 三菱重工長崎 松村 康平 01:04:37 → 別府大分日本人TOP
14 小森コーポレーション 下里 和義 01:04:41
15 マツダ 圓井 彰彦 01:05:04 → びわ湖DNS
16 NTN 梅枝 裕吉 01:05:07
17 JFEスチール 森脇 佑紀 01:05:10 → 別府大分13分台
18 愛知製鋼 池田 麻保呂 01:05:16
19 トヨタ自動車 尾田 賢典 01:05:21 → 東京DNS
20 JR東日本 五ヶ谷 宏司 01:05:27 → 東京玉砕
 

【追記】
http://www.rikujouweb.com/taikai/2012/biwako2012/304-yamamoto-kaiken.htm
優勝した山本亮選手のインタビューです。
月間1200㎞もの走り込みもして、練習の裏付けもあったようですね


 
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テグ世界陸上後半戦感想

 昨日をもって、韓国テグ世界陸上が終了致しました。男子100mボルト選手のフライングから始まり、デイリープログラムの呪いなど様々な事がありましたが、無事閉幕しました。何だかんだで心に刻まれた瞬間が数々あったと思います。前半戦は振り返りましたので、後半戦について書きたいと思います。
 



女子やり投げ…逆転に次ぐ逆転、アバクモア選手が優勝
 期待されていた男子の村上選手が今回は決勝ラインに行けず敗北。85mの潜在能力があると言われながら発揮できませんでした。そこまでいかずともいつものように83m前後いければ通過できたのですが、前回のメダルを意識しすぎましたかね?逆に男子ほど注目を集めていなかった女子の海老原選手が何と決勝進出!これはびっくりしました。決勝では惜しくも9位でしたが、よく頑張りました。男女ともこの種目これから注目ですね
 
 頂点の方はドラマがありました。5投目でスポタコバ選手がそれまでトップだったアバクモア選手を71m58の好記録で逆転。これでスポタコバ選手が金メダルを手繰り寄せたかに見えましたが、直後にアバクモア選手が世界記録にも迫る71m99の大投擲!このハイレベルかつ逆転劇にはドラマ性を感じました。非常に見ごたえがあった試合だと思います。
 
 
女子100mH…ピアソン選手優勝、ようやく韓国の呪い解ける
 女子の100メートルハードルは優勝候補だったピアソン選手が見事に優勝。12秒28のタイムは世界歴代4位というタイム。走りも非常に正確性が高く、群を抜いて強かったです。ただ、それだけで記事にしたわけではありません。あるジンクスを打ち破ったのです。実は韓国から毎日発行されるデイリープログラムの表紙を飾った選手、いわばボルト、アリソン、イシンバエア選手などが誰も優勝できないという事態となっていたのです。この日はピアソン選手が表紙。優勝できるか大きく注目を集めていたのです。本人もそのジンクスを知っていましたが「誰にも邪魔させない」という強い気持ちで打ち破ってくれたようです。この精神力は高く評価していいと思います。
 
 
男子200m…ボルト、世界新ならずもしっかり優勝
 衝撃のフライングから余計に注目を集めていたボルト選手。さすがに少しスタートに気を遣ったか、予選・準決勝ではリアクションは非常に遅かった。それでも本人談「(フライングの)翌日には気持ちを入れ替えることができた」ということで決勝には不安が無かった。世界新まではいかなかった(3レーンということで体の大きなボルト選手には遠心力が大きくかかるのでスピードが出せなかったぽい)が19秒40でさすがに強さで優勝。またうまく調子と運が合えば記録更新してくれるでしょう。注目は2位3位のディックスと白人のルメートル選手。ボルト選手とは大きく引き離されずに19秒70、19秒80というタイム。特にルメートル選手はボルト選手も認める強さ。これから世界の短距離は更に盛り上がりそうです。
 

男子マラソン…強し!キルイ連覇、日本勢は粘って団体銀
 女子マラソンではケニア勢が表彰台を独占しましたが、男子もケニア勢は強かった。特に前回大会で優勝していたキルイ選手は圧倒的だった。序盤のスローペースから徐々にペースアップ。そして中盤満を持してスパート。25㎞~30㎞は14分18秒とちょっと日本人では考えられないスピードの切り替え。終盤になっても躍動感があって何だかフルマラソンを見ている感じがしませんでした。北京五輪から急速に高速化、悪条件になっても2時間6分7分台が普通に出る様になって世界は凄いなぁとただ唸るしかありませんでした。
 
 そして日本勢。自己ベストも2時間8分台が一人のみという状況だったので、正直入賞も難しいと思っていたのですが、堀端選手の成長は凄かったですね。内定を決めてから何か目覚めたかトラックの自己ベストを続々更新していましたが、一気に7位入賞にまでこぎつけました。最後6位に上がれれば最高でしたが、現状の力をすべて出し切ってくれたと思います。宗監督が『未完の大器』と呼んでいましたが、若い堀端選手が入賞してくれたのは非常にうれしいニュースです。そして安定した走りで10位で飛び込んだのは中本選手。大学時代まではあまり目立つ存在ではなかったのですが、今回のメンバーでは一番の安定感(夏場のマラソンでは安定感が求められると思い、日本人最上位予想は彼だった)を誇るにまで力を付けていました。クレバーなレースだったと思います。
 
 日本人3番目には注目を集めていた川内選手。序盤集団の前に居過ぎた影響か15㎞付近で苦しくなり30位あたりとなっていたのですが、30㎞以降踏ん張って最終的には18位にまで浮上してくれました。東京マラソンはちょっと出来過ぎ感があったので、実力的にはこのくらいか。でもラスト2.195㎞の7分07秒は日本人1番。自分を追い込める能力の高い川内選手らしさは出たと思います。本人も納得いっていましたね。そして彼ら上位3人の頑張りで団体銀メダル獲得!まあ、これはモロッコの選手が積極に行ったが故の失敗、エチオピア選手のメダルを取れなかったら諦めるという考え方(完走したのは2人で順位さえ付かず)に助けられたので手放しに喜べないですが、終盤は全員粘る等こういうところは日本人らしさは出たのかなと思います。尾田、北岡選手に付いては、アキレス腱を痛めた、今年に入って何度も怪我などもあったらしい。万全で挑めなかったらこんなものだと思います。
 
 一つ思った事があるのですが、男子も女子も3位とは大きく差は付いていない。つまり今ある日本記録に迫れる力のある選手が出てさえくれば金メダルは厳しくても、メダルは全く不可能ではないなあと…。頑張って手を伸ばせば届く範囲ですので、陸連の方々の強化策に期待したい(個人的にはペースメーカー付の試合じゃ勝負強さが身に付かないと思う)です。
 
 
女子800m…セメンヤ連覇ならず、サビノアが優勝
 性別疑惑などで陸上界を騒がせたセメンヤ選手(肩の肉の付き方がどうみても男性にしか見えないのですが(^^;)が今回も強さを見せるのか注目していました。が、若干体が絞り切れておらず重そうな感じであの爆発力は出ず2位にとどまりました。今回はロシアのサビノア選手が素晴らしいラストスパートで優勝を果たしました。ただ、セメンヤ選手ちゃんと練習したら世界記録更新できそうな気がします。色々問題が取り沙汰されていますが、今後の動向に注目です。
 
 
男子4×100リレー…一番最後の種目で今大会初の世界記録
 今回オオトリ種目となった4×100リレー。日本は男女とも残念ながら予選落ち。女子はともかく男子はちょっとショックだったのではないでしょうか?ただ、今回男子は100mで誰も標準記録を突破できず、200mの選手中心の配置になってしまいました。いくらバトンパスの精密度を上げても、個々の能力が今回はいつになく低かった。今回は負けるべくして負けたと思います。
 
 さて、決勝ですが、最後はボルト選手がやってくれました(そもそもボルト選手の為にこの種目が最終種目になったとか?)。予選は体力を温存して欠場し、決勝の舞台でアンカーで登場してくれました。3走まで金メダリストのブレイク選手などの力走でトップでバトンを受け取ると、完全に独り舞台。バトンを受け取った時にバトンを持ち帰ると、基本的にタブーな事をやったのですが、それでも世界新記録の37秒04というタイムを叩きだして優勝。ここまで世界新記録が出ていなかったのですが、最後の最後で世界新。中々スカッと致しました。ちなみにジャマイカはアサファ・パウエル選手を今回怪我で欠いていました。すなわち、夢の36秒台も視界に捉えています。来年の五輪、再来年の次回大会が楽しみです。
 
 
 
 最後に、今回頑張って世界に挑戦、または日本選手権などで世界行きの切符を目指して頑張ってくれた日本人に対してちょっとだけ苦言を。室伏選手を除いて、中々安定して成績を残してくれる選手がいないなぁと。男子は前回活躍したやり投げの村上、マラソン入賞の佐藤、100m準決勝の塚原選手など、女子はマラソンメダルの尾崎と入賞の加納、1万入賞の中村選手等前回活躍した選手が残念ながら順位が落ちたり出場できなかった選手が多かったです。やはりお手本となる選手がいないと中々強化が進みづらいと思います。エースと呼べるような存在な選手の台頭を待ちたいと思います。
 
 
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