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全日本大学駅伝を振り返る~駒澤大学

少し時間が取れたので少し更新します
 

総合1位駒澤大学5時間12分43秒

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区撹上宏光(4年)43分34秒区間6位(6)17秒差
2区村山謙太(2年)38分04秒区間4位(6→3)59秒差
3区油布郁人(3年)26分55秒区間新☆★(3→2)17秒差
4区上野渉(4年)40分56秒区間4位(2→2)23秒差
5区湯地俊介(3年)34分45秒区間4位(2→2)40秒差
6区久我和弥(4年)35分48秒区間3位(2→2)55秒差
7区黒川翔矢(2年)35分09秒区間2位(2→2)1分07秒差
8区窪田忍(3年)57分32秒区間2位(2→1)-49秒差
 
安定の全日本 追う展開でも崩れなかった
いきなり引き離された。1区の10㎞地点でマークしたい東洋大の田口選手がポーンと飛び出して、撹上選手が100m近く引き離されてしまった。2区村山選手はさらに100mの差をつけられた。これは実力差からして仕方なかったかのですが、いきなり前に出られて、ずるずる引き離されていくのかと思われた。
 
 ただ、流れを東洋のペースにさせなかったのは油布選手。区間記録保持者であり3回目の3区。最初に詰めて中盤イーブンで最後にまたぐぐっと詰める、走り方をマスターしたような感じ。相手も相当頑張ったので抜くことはできなかったが、司会に捉える位置までは追ってきた。これは大きかったような気がする。

アンカーの駒の差で精神的余裕??
ここから4区上野、5区湯地、6区久我、7区黒川選手と少しずつ東洋大から逃げられるのだが、大崩することはなかった。割と気象条件が良かったのはあるだろうが、これはアンカーの力量による精神的な差もあるとみる。勝ってても1分以上差をつけなければならない東洋大と、負けてても1分までに(大八木監督は40秒と仰られていましたが)留めれば大丈夫だった駒大と。初出場の選手も割と落ち着いて走れていましたしね。
 
 とにもかくにも1分07秒差で窪田選手につながったけど、この選手の場合は追う展開の方が得意なんですよね。視界にほとんど入らないのに、崩れるどころか、強さが際立った。
 
窪田を9区に置く余裕は無し 2区か、5区もありうるのか!?
ただ、箱根に向けては8区間中6区間も東洋大に先行を許したことはちょっと気に留める必要はあるだろう。どういう状況でも一人で淡々と走れる窪田選手が9区タイプであることは事実だ。しかし区間が増えて全てが20kmということを考えるとそれまでに大差がつく可能性も大いにある。なので今年は往路に置いた方がいいのかもしれない。

現時点での箱根駅伝オーダー予想
村山-窪田-上野-油布-千葉  岸本-撹上-中村-久我-黒川
 中村選手の状態を8割としてこういうオーダーに。中村選手が万全なら9区に置けて楽かな。村山選手は中盤まである程度余裕をもったペースで並走して、そこからぐんとペースアップするといい走りをするようにみえる。それを1区でやれれば単独トップで2区に渡せるんだけどなぁと思って。これはこれで2区までに絶対に前にでないとちょっと嫌なんですが…。
 
 それと、5区窪田選手もありうるんじゃないかと思っています。…というか誰になるの??主力の候補としては撹上・久我・中村選手でしょうか。ただ、撹上・久我選手ともに今回の全日本では脚を引っ張った方。中村選手は分からない。というわけで、状態は戻ってきている千葉選手を置いていますが、万が一窪田選手もありうるかも?誰をどこにおくのかは非常に気になります。
 
 
 まあ、ちょっと全日本の優勝がそのまま繋がる時代ではなくなったので、ちょっと懐疑的な文章になってしまいましたが、少しでも自信取り戻したのいいこと。個人的には7区黒川選手の区間3位を大きく引き離す走りに驚き。少し選手層が薄いと思っていたのですが、彼の走りで1.5軍、そして主力メンバーにも火がつくかも。とにかく総合優勝の大チャンスを迎えているわけなので、気を緩めずにさらに手綱を締めていきたい。

全日本駅伝オーダー予想ラスト!~駒澤大学

出雲の悪夢があっても本命チーム 
駒澤大学
総合5位2時間11分50秒
1区撹上宏光(4年)24分06秒区間11位(11)37秒差
2区村山謙人(2年)17分27秒区間9位(11→10)1分10秒差
3区上野渉(4年)24分37秒区間11位(10→10)2分21秒差
4区油布郁人(3年)17分55秒区間3位(10→10)2分26秒差
5区久我和弥(4年)18分19秒区間3位(10→8)2分13秒差
6区窪田忍(3年)29分26秒区間2位(8→5)2分09秒差
 優勝大本命として疑いようのなかったチームがまさかの5位と惨敗。鬼門の1区を、主将であり、前年度の全日本と箱根の1区で共に区間3位だった撹上選手を投入したが区間11位。更に2区村山・3区上野選手が区間9位区間11位と全く本来の走りをすることができず、3区終了時でトップと2分以上つけられた総合10位と昨年以上の大失速。焦りと、例年以上の向い風に完全に体が硬くなってしまったのだろうか。再び悪夢をみることになった。
 
 そこからは何とか頑張った。単独走を強いられた油布選手が懸命にIVY選抜に追いついた。久我選手はそのチームと競り合いながら2つ順位アップ。追い風なので一概には言えないものの、優勝が絶望的な状況となった中にしては何とか走ったと思う。そして安定の窪田選手。ペースが上がり下がりする留学生の選手には目もくれず、黙々と走り続け区間2位(日本人6区最高記録更新)。順位を総合5位に押し上げた。
 
 窪田選手の安定感が高くて、余計目立ってしまうわけですが、全体的に逞しさが乏しいんですよね。村山&油布選手はインカレチャンピョンにもなったことがあるので向き不向きとかもあると思うのですが、条件が悪かったり流れが悪くなったりしたときに離れてがちなのは何とか改善したい。特に4年生世代ね。実業団に進む選手が多いと思うのですが、トラックで頑張るにしてもニューイヤー駅伝頑張るにしても、きついところでの失速は防ぎたい。箱根では絶対成功させたいだろうから、次の全日本がある意味自分たちをためすラストチャンスと思って挑みたい所だ。
 
 
 

 
エントリー選手詳細
4年
撹上宏光28分03秒27≪4年:出雲1区11位、3年:箱根1区3位、全日本1区3位、出雲3区6位≫…
陸部主将。1区で高レベルで安定している選手 ただ、出雲では大きく失速してしまった
久我和弥28分32秒32≪4年:出雲5区3位、3年:箱根4区3位、全日本5区1位、出雲5区2位≫…駅伝主将。関カレ2部ハーフ入賞など比較的安定しているが、勝負弱い印象も
上野渉28分42秒89≪4年:出雲3区11位、3年:箱根7区2位、全日本4区1位、出雲2区2位≫…上級生になってかなり安定感が出てきた 昨年の出雲は冷静に追い上げたが、今年の出雲は苦しんだ
西澤俊晃28分51秒05…ロード中心に鍛えている選手 1万28分台だが駅伝経験がない 北海道ハーフで優勝している
千葉健太29分30秒45≪3年:箱根6区5位、2年:箱根6区1位、1年:箱根6区1位≫…箱根6区区間記録保持者 昨年のロードシーズンに故障してから、精彩を欠くことが多い 学生ハーフで62分台など長いロードには強い
 
3年
油布郁人28分02秒46≪3年:4区3位、2年:箱根3区12位、全日本3区1位、出雲4区4位≫…
7月に1500で今季日本人最高記録をマーク 乗ると走るが安定感に欠ける
窪田忍28分07秒49★≪3年:出雲6区2位、2年:箱根9区1位、全日本8区3位、出雲6区1位≫…今季1万を6回走って全て28分30秒以内と凄まじい安定感を誇る うち1つは日本選手権5位のもの 出雲駅伝も2年連続アンカーで日本人トップの成績
湯地俊介29分54秒62…1年時からハーフ64分台走っている
郡司貴大30分40秒15…秋に海外のハーフマラソンで優勝している
 
2年
村山謙太28分14秒27★≪2年:出雲2区9位、1年:箱根2区9位、全日本2区3位、出雲1区13位≫…
昨年の日カレ5千優勝、今年の関カレ1万でも優勝など爆発力がある 2年連続出雲失速→1週間後1万ベストの流れ
中村匠吾28分22秒56★≪1年:全日本6区3位≫…今年ぐんぐん伸びてきている 監督の期待は高いが、故障明けらしい
西澤佳洋29分27秒81…先日の記録会で大幅自己新
黒川翔矢30分23秒79…学生ハーフで65分台
 
1年
なし

主な欠場者
後藤田健介(4年)14分04秒28≪箱根10区5位、11箱根10区3位≫…長いロードを淡々と走るタイプ 1万28分台出すなど前半戦は良かった
 さて、戦力に関しては改めて紹介するまでもない。エースの窪田選手に、トラックのスピードが自慢の撹上・上野・油布・村山選手に、ロードでも割と安定感のある久我・中村選手に、千葉・西澤・湯地選手などロード中心で鍛えている選手など、様々な選手がおり、優勝候補筆頭に名前があがるのは自然の事だろう。問題は適性・性格などを考えて誰をどこに持ってくるかか。窪田選手を前半に使って流れを作るか、それとも一番のエースは一番最長距離という事でアンカーにするかというのが大事になってくるのだろう。色々な事を加味しながらオーダー予想していきたい。

区間オーダー予想
撹上-村山-油布-久我-中村-上野-西澤俊-窪田

結局、昨年のオーダーからほとんどいじっていない。出雲失速した上野選手を6区にし、駅伝主将の久我選手を4区にしたくらいだ。村山選手が、出雲失速から1週間後の1万で好記録を出した昨年の流れで、2区から移動させる理由がなくなった事と、全日本はどうやら非常に低温の中行われそうなので、スピードランナーが有利になるだろうということ。最初の方が横風になるのがちょっと考えましたが、徐々に追い風になっていくのでまあ何とかなるかなと。
 
 改めて順を追っていく。1区撹上選手は昨年のイメージもありますからね、とにかく必死に先頭付近に喰らいついて行く事が大事になりそう。そういうのが得意な選手のはずなので自信を持っていきたい。2区村山選手は、昨年は展開がハマった感があったので何とも言えないが、基本後半勝負に徹するのがいいんじゃないかなと思います。混戦の中だと思うけど中途半端に引っ張らないように、後半にスピードを爆発させてほしい。
 
 3区油布選手は3年連続。コースも走り方も知っているでしょうから、もし2区まででちょっと躓いていても立て直しができるはず。うまくいっていれば東洋大の前に出ることが役割だ。そして4区に久我選手。別に上野選手でもいいのですが、久我選手は箱根5区候補の一人にあがる気がする。駅伝では2年生の出雲以外、繋ぎ区間しか走っていないのでここで主要区間を走って置く必要があると思ったので。さてどうなるか。
 
 ここから駒大得意の5区6区7区。実際ここから追い風になる上に気温もあまり上がらないので稼ぐ大きなチャンスだ。5区に故障明けの中村選手。走れる状態ならしっかり走ってくれるだろう。天候によっては区間新を。そして6区に上野選手。不本意な区間ではあると思うけど、かつては高林選手なども出走し、優勝に大きく導く走りなどもあった駒大にとっての重要区間。思い切り走りたい。あと1区間が非常に悩む。千葉選手が基本有力なのかなと思ったけど西澤俊選手。千葉選手は山に合わせてくれたらと思うし、また2年連続アンカーの後藤田選手の状況が分からない今、西澤俊選手がアンカーを走る事は充分にありえると思う。なのでここで使っておきたい。これまであと一歩で外れた悔しさをぶつけてほしい。
 
 さて、アンカーの窪田選手になるわけですが、いつも通り走れればいけると思うんですけどね。ちょいと逃げる走りに不安はありますが、気持ちの強い選手ですから、そうやすやすと失速はないかな。勿論問題はそれまでになる。下手に持ちタイムとかは意識しないように務めたい。持ちタイムが自信になっておらず、上だから勝たないといけないとプレッシャーになっているような感じがする。ディフェンディングチャンピョンという意識は捨て、チャレンジャー精神で臨めれば好結果が出やすくなるのではないだろうか、そのように思う。
おまけ
明日は東日本実業団駅伝兼ニューイヤー駅伝予選が行われます
オーダー表です(http://www.hnj.gr.jp/result/ekiden_man/2012/man_order.pdf)
上位12にチームが正月に姿を見ることができます。
こちらも楽しみ。

出雲駅伝予想~駒澤大学

いざ、3冠へ出陣!
駒澤大学
 
エントリー
4年
撹上宏光13分45秒08★≪箱根1区3位、全日本1区3位、出雲3区6位≫…
陸部主将。1区で高レベルで安定している選手 今年は怪我で出遅れたが、復帰7月の復帰戦でいきなり自己新
上野渉13分46秒79≪箱根7区2位、全日本4区1位、出雲2区2位≫…上級生になってかなり安定感が出てきた 前回の出雲は大きく出遅れた中、冷静に追い上げた
久我和弥13分51秒50≪箱根4区3位、全日本5区1位、出雲5区2位≫…駅伝主将。関カレ2部ハーフ入賞など比較的安定しているが、勝負弱い印象も
千葉健太13分51秒70≪箱根6区5位、11箱根6区1位、10箱根6区1位≫…箱根6区区間記録保持者 昨年のロードシーズンに

3年
油布郁人13分42秒09≪箱根3区12位、全日本3区1位、出雲4区4位≫…
7月に1500で今季日本人最高記録をマーク 乗ると走るが安定感に欠ける
窪田忍13分49秒51≪箱根9区1位、全日本8区3位、出雲6区1位≫…今季1万を5回走って全て28分30秒以内と凄まじい安定感を誇る うち1つは日本選手権5位のもの また大学駅伝5回走り4回区間賞 
郡司貴大14分11秒34…ロード中心に強化している 9月に海外のハーフ優勝

2年
村山謙太13分47秒19≪箱根2区9位、全日本2区3位、出雲1区13位≫…
昨年の日カレ5千優勝、今年の関カレ1万でも優勝など爆発力があるが失速するときはかなり失速する
中村匠吾13分50秒38≪全日本6区3位≫…今年ぐんぐん伸びてきている 監督の期待は高いが、故障明けらしい
西澤佳洋14分03秒53★…先日の記録会で大幅自己新

1年
なし

主な欠場者
後藤田健介(4年)14分04秒28≪箱根10区5位、11箱根10区3位≫…長いロードを淡々と走るタイプ 1万28分台出すなど前半戦は良かった
 最速は最強になれるのか。持ちタイム通りなら3冠は確実に獲れるほど充実している。日本選手権1万5位の窪田選手に、インカレ優勝経験のある村山・油布選手に、力のある上野・中村・久我選手に、1区に強い撹上選手など盤石かと思われる。だが、駅伝や長いロードとなると威力半減の選手がちらほら。窪田・上野+撹上選手あたりは不安定だったり勝負弱かったりしていた。ただ、夏合宿はそういう面を徹底的に鍛えたらしく、充実した練習はできたとか。駒数的には6人の出雲では主力を1人外さないとならないほど好ランナーは揃っている。今年の駒大は早いだけでなく、強さも身に付けた事を印象付けたいところだ。

区間オーダー予想
撹上-村山-上野-油布-久我-窪田
 流れに乗るには1区が肝心。昨年は1区で大きく出遅れ、窪田選手の激走で追い上げたものの東洋大に逃げ切られた。最大の敵となろう東洋大は非常に状態が上がってきているのでミスは許されない。この人選は頭を痛めた。東洋大が1区に設楽兄弟どちらかを持ってきた場合、確実に同時以上にタスキを持ってこれそうなのは窪田選手くらいだろう。追い上げるのは正直不安があるので窪田1区というのを真剣に悩んだのだ。
 
 ただ、正直差をつけられるかと言われたら、どうだろうか。1区経験の多い設楽啓選手が来た場合は、ほぼ同時になってしまうのでは。そうなった時、いつもの不安定さが出た時に取り返す力がないのでは、ということがよぎった。何より、駒大の選手たちが東洋大の箱根往路の戦いに対して「柏原選手に繋ぐんだ!という意識が凄かった」とコメントしている。ならば、こちらも窪田選手に繋げ、と意識で駅伝をするのはどうか。駅伝における強さというのはこういうところで出てくるのではないかと思う。力はあるはずなので、自信持ってアンカーを窪田選手に据えて、戦ってみてほしい。
 
 さて、そこまでの5区間は上記のとおり。結局1区の人選は悩むことになった。最初の3区間は上野・撹上・村山選手なのではと思って、色々順番入れ替えてみたのだが、撹上→村山→上野選手で。昨年のリベンジを期す村山選手にするか、とにかく東洋に限りなく近い位置で安定して繋いでほしいということで、撹上・上野選手でどうしようかと思ったが、もう一つの主要区間の3区、逃げる展開でも追い上げる展開でも確実に走れそうなのが上野選手ということで3区に上野選手。
 
 1区は村山選手がハマれば、2区3区でぐっと東洋大の前に出れる。そうなれば6区窪田選手がいるので楽勝できるのでは、と最後まで悩んだのですが、日本インカレの走りが大八木監督の中でマイナス要素になっているのではと感じて1区撹上選手。設楽兄弟ならしっかり視界に入る位置に、他の選手が来たら前に出ておきたい。しっかり絡んでいれば村山選手も走れるし、相手の力関係からすると精神的にも楽かなと思います。3区でしっかりと東洋大と互角になるようにしたい。
 
 残りの4区5区は油布・久我・中村選手で調子の良い選手だと思っています。一応昨年と同じ油布・久我選手を入れてありますが、中村選手のけがの回復が間に合えば4区に中村選手でしょうか?練習自体はできているようですが。十二分に優勝を狙える戦力はあるので、集中して自分の力を出していきたい所だ。

箱根駅伝を振り返る-駒澤大学-


往路4位復路2位
総合2位:駒 澤 大 学
(予想:往路3位復路1位総合3位 区間:1区5区6区8区9区的中)
 
 ここまで差がつくのは勿論想定外でしたが、4区までに東洋の前にいけないだろうな~というのは一応合っていました。区間配置は7区上野選手というので色々狂いましたね。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区撹上宏光(3年)62分27秒区間3位(3)24秒差
2区村山謙太(1年)69分04秒区間9位(3→5)53秒差
3区油布郁人(2年)64分03秒区間12位(5→6)2分13秒差
4区久我和弥(3年)54分59秒区間3位(6→4)2分27秒差
5区井上翔太(4年)80分55秒区間4位(4→4)6分43秒差
6区千葉健太(3年)59分39秒区間5位(4→4)7分06秒差
7区上野渉(3年)63分29秒区間2位(3→3)8分03秒差
8区高瀬泰一(4年)65分38秒区間4位(3→4)9分29秒差
9区窪田忍(2年)69分06秒区間賞☆(4→2)7分29秒差
10区後藤田健介(3年)71分18秒区間5位(2→2)9分20秒差
【優秀選手】窪田忍…ダントツの区間賞で一矢報いる
【敢闘賞】井上翔太…怪我明けで万全でない中、昨年とほぼ同成績でまとめる
【技能賞】撹上宏光…ある程度の成績でまとめてスタートは上々

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくま自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-90-60-80-80
70-90-80-80-70
序盤好スタートも自慢のスピードランナーが不発
 出雲を制したのは東洋、しかし全日本を制したのは駒大、さて箱根もそのまま制覇できるかと注目されたが、2区で東洋に先行されると最終的に9分も差を付けられ、総合2位は確保したものの優勝争いに絡むことはできなかった。
 
 1区は上々の出だし。撹上選手が、少し迷ったのではという意見はあったが、区間3位62分半を切る好成績で滑り出した。そのまま流れに乗りたかったがそうはいかなかった。華の2区は1年生の村山選手。全日本では同じ2区でトップに立った。同じ役割を期待されたが、逆に中盤東洋大に突き放された。レース展開の読み違いで2位集団を引っ張ってしまったのが響いたらしい。ここは駅伝の経験不足が出てしまったか。もう53秒のビハインドを背負ってしまった。
 
 何とかスピードのある油布選手で一気に詰めたかったが、若干調子に不安があったということでそれほどスピードをあげられず。中盤3位まで浮上するも最後は脚を痛めてしまい区間12位と失速。2区3区と計算通りいかなかった駒大に対して、東洋は計算以上にいき、この時点で優勝は厳しくなった。その中で3年連続4区の久我選手が区間3位、5区故障明けながら前回並みの成績でまとめた井上選手は意地をみせたかなと感じる。

窪田がダントツ区間賞も総合力で力及ばず
 総合優勝は厳しくなったが、何とか総合2位と復路優勝は持っていきたい所。出足の6区は区間記録保持者の千葉選手だったが、故障明けで本来の走りではなかったが、何とか明大早大が見える位置へ。7区勝負をかけて投入した上野選手はかなり突っ込んで早大と明大に追いつく。一時息切れで引き離されるが懸命に粘り切った。8区高瀬選手は明大に引き離されるが65分半ばの好タイムをマークする。ところが東洋は区間新を含む3連続区間賞。復路もここまで2分46秒引き離されることに。
 
 それでもここで窪田選手が意地を見せる。明大をすぐに交わし3位へ。早大には付いてこられたが、離しはじめてからは一気に突き放した。区間タイムは69分06秒。条件次第では区間記録も狙っていた本人には不満だが、区間2位を1分半以上も引き離す圧勝ぶり。そして東洋を1人で2分も詰め寄った。トラックのスピードを発揮しきれない選手が多い中、この2年生で安定感と強さ今後の駒大の希望の星だろう。アンカー後藤田選手は中盤以降引き離され最終的に復路2位総合2位。優勝を目指した中というこでは完敗といったところだ。

全日本はあの東洋を下したチーム いざ3冠へ
 ただ、2区3区でやや誤算はあったとはいえ、昨年の優勝水準には総合タイムをまとめているので、ある程度の力は出したと言える。それでも東洋との9分差はなんなのか。5区でのタイム差を除いてもまだ5分もある。それはロードでの強さであったり精神的な逞しさの面なのかもしれない。強さを求めてのこれからの1年になるのか。
 
 ただ、大八木監督が「ロード中心の練習にする」と話されていますが、どうなんでしょう。勿論、箱根を制覇する為にはそれがいいのかもしれないが、現在の駒大はトラックでこそ個性が光る選手もいる。特に油布選手は「短い距離中心でやらすから」と言って誘ったはずなのだが…。そこの所のバランスをどうするのかというのは気になる要素だ。
 

 
≪主な在校生≫
油布郁人(3年)28分02秒46≪箱根3区12位、全日本3区1位、出雲4区4位≫
撹上宏光(4年)28分03秒27≪箱根1区3位、全日本1区3位、出雲3区6位≫
村山謙太(2年)28分17秒57≪箱根2区9位、全日本2区3位、出雲1区13位≫
窪田忍(3年)28分23秒61≪箱根9区1位、全日本8区3位、出雲6区1位≫
久我和弥(4年)28分32秒32≪箱根4区3位、全日本5区1位、出雲5区2位≫
上野渉(4年)28分42秒89≪箱根7区2位、全日本4区1位、出雲2区2位≫
西澤利晃(4年)28分51秒05
岸本朋紘(3年)29分02秒89
後藤田健介(4年)29分23秒00≪箱根10区5位≫
千葉健太(4年)29分30秒45≪箱根6区5位≫
湯地俊介(3年)29分54秒62
郡司貴大(3年)30分40秒15
中村匠吾(2年)13分50秒38※≪全日本6区3位≫
猪浦舜(2年)14分11秒88※

≪主な新入生≫
其田健也13分55秒91≪都道府県1区25位、高校1区4位≫
小山裕太14分06秒21≪都道府県1区17位、高校1区17位≫
高月智生14分24秒89≪都道府県5区13位≫
馬場翔太14分25秒71≪都道府県5区3位、高校3区3位≫
金森象14分29秒12≪高校7区21位≫
井上拳太朗14分29秒37≪高校3区8位≫

≪今から考えるオーダー≫
出雲:撹上-上野-村山-油布-久我-窪田
全日本:撹上-村山-油布-上野-久我-中村-其田-窪田
箱根:撹上-村山-上野-油布-千葉 湯地-中村-馬場-窪田-久我
 とはいっても強力な4年生がおり、次年度は三大駅伝どの大会も本命と言える戦力を誇っている。というか実際、今年度の全日本は本命と言われ、その中で横綱相撲で勝っている。箱根の成績で判断してしまいがちだが、今年の東洋を封じ込めるチーム力というのは現時点で持っているということを忘れてはならない。
 
 その全日本は2区で先頭に立ちそのまま押し切った。勝ち方は分かっているので三大駅伝ともそういうレース運びをしたい。ここはトラックのスピードのある村山選手が出雲3区全日本2区箱根2区ともにそういう走りができるように成長してもらいたいがどうか。そうできれば勝算は高い。箱根は5区だけどうするのか現時点で分からないが、駒大なら誰か適性のある選手を見つけそうな気もする。
 
 新入生に目を向けてみるとトラックの持ちタイムは其田選手が世代トップのタイム、それとロードでは馬場選手が非常に強いらしい。多分他チームでは即戦力なのだろうが、駒大だと入れるかどうかきわどいところ。彼らの突き上げにも注目していきたい。というわけで、やはり来季は非常に楽しみな点が多いというのは確かだろう。
 
 
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H23駒大記録

【1油布郁人(2年)13分42秒09★,13分44秒60★,13分49秒67,13分58秒80,14分13秒99,14分18秒87,14分38秒29】
【2上野渉(3年)13分46秒79★,13分47秒04★,14分05秒29,14分07秒32,14分16秒51】
【3村山謙太(1年)13分47秒19★,13分51秒62,13分54秒00】
【4窪田忍(2年)13分49秒51★,13分56秒62】
【5久我和弥(3年)13分54秒54,13分58秒01】
【6中村匠吾(1年)13分55秒36,14分05秒85】
【7井上翔太(4年)13分58秒53★,14分07秒26】
8岡本尚文(4年)14分02秒09★,14分09秒97★,14分17秒48,14分25秒46
【9岸本朋紘(2年)14分08秒38,14分25秒20】
【10千葉健太(3年)14分10秒05】
【郡司貴大(2年)14分11秒34★,14分26秒47,14分43秒83,14分57秒25】
【猪浦舜(1年)14分11秒88★,14分19秒39★,14分32秒07★,14分35秒46,14分39秒06】
【高瀬泰一(4年)14分12秒14★,14分44秒61】
【撹上宏光(3年)14分12秒29】
西澤佳洋(1年)14分13秒71★,14分20秒50★
【湯地俊介(2年)14分14秒95★,14分16秒74★,14分26秒14】
神谷信次(1年)14分17秒22★
高橋功気(1年)14分19秒36★,14分34秒91★,14分35秒45★
斎藤昌紀(3年)14分21秒97★,14分47秒68,14分48秒62
黒川翔矢(1年)14分22秒38★,14分38秒00★,14分54秒42,14分57秒44
小根山泰正(1年)14分23秒27★,14分29秒03★,14分32秒64,14分44秒46,14分48秒97
迫田裕二(3年)14分39秒98
【西澤俊晃(3年)14分39秒55】
大谷卓也(1年)14分48秒74
磯口良輔(2年)14分51秒75,14分57秒59

【1油布郁人(2年)28分02秒46★】
【2撹上宏光(3年)28分03秒27★,28分43秒28★,29分37秒52】
【3村山謙太(1年)28分17秒57★,28分49秒07,28分55秒29,30分01秒38】
【4窪田忍(2年)28分23秒61★,28分57秒42★,29分04秒62】
【5久我和弥(3年)28分32秒32★】
【6上野渉(3年)28分42秒89★】
【7西澤俊晃(3年)28分51秒05★】
【8岸本朋紘(2年)29分02秒89★】
9西澤佳洋(1年)29分27秒81★
10高橋功気(1年)29分28秒43★
【高瀬泰一(4年)29分29秒36★,29分52秒65★】
【千葉健太(3年)29分30秒45★】
【猪浦舜(1年)29分38秒81★】
【湯地俊介(2年)29分54秒62★,30分30秒63★】
岡本尚文(4年)30分02秒63
黒川翔矢(1年)30分23秒79★

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