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箱根駅伝展望~駒澤大学

平成の常勝軍団の名 奪回へ
駒 澤 大 学
 

エントリー選手独断ランク付

7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
 
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
窪田忍(2年)28分23秒61
★≪11全日本8区3位、11出雲6区1位、11箱根7区1位、10全日本6区1位、10出雲4区2位≫…駒大のエース。非常に高いレベルの安定感がある。既に三大駅伝全てで区間賞を獲得している。出雲6区日本人記録保持者
千葉健太(3年)29分30秒45★≪11箱根6区1位、10全日本4区3位、10出雲3区10位≫…箱根6区区間記録保持者。長い距離が得意。秋になって軽い故障をしたが、一応回復している
 
5点:エース区間や山も走れる選手
村山謙太(1年)28分17秒57
★≪11全日本2区3位、11出雲1区13位、11都道府県5区1位≫…世代NO.1ルーキー。全カレ5千を制している。出雲は失敗したが、全日本でトップを奪う活躍、大器の片鱗をみせた
上野渉(3年)28分42秒89★≪11全日本4区1位、11出雲2区2位、11箱根3区5位、10全日本2区5位、10出雲5区1位≫…調整力が武器のスピードランナー。出雲や全日本で高レベルで安定している。
井上翔太(4年)29分38秒66≪11箱根5区6位、10全日本8区5位、10箱根8区3位≫…主将。長いロードをイーブンペースで推していくタイプ。秋に軽い故障をしている
 
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
油布郁人(2年)28分02秒46
★≪11全日本3区1位、11出雲4区4位、11箱根1区3位、10全日本3区1位、10出雲2区5位≫…関カレ2部1500を2連覇しているスピードランナー。やや不安定なのが課題だが、爆発力がある
撹上宏光(3年)28分03秒27★≪11全日本1区3位、11出雲3区6位、11箱根2区10位、10全日本1区5位、10出雲1区8位≫…1区などほかのランナーについていくようなレースが得意。暑いのが苦手か
久我和弥(3年)28分32秒32★≪11全日本5区1位、11出雲5区2位、11箱根4区8位、10出雲6区4位、10箱根4区8位≫…前回の箱根前に故障したが、夏までに復調。全日本で初の区間賞を獲得した
 
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
西澤利晃(3年)28分51秒05
★≪09予選85位≫…長い距離が得意だが10月に1万28分台
岸本朋紘(2年)29分02秒89★…11月に1万自己ベスト
後藤田健介(3年)29分23秒00≪11箱根10区3位、10全日本5区7位、10箱根1区18位≫…故障していたが試合復帰。府中ハーフで64分前半を出した
高瀬泰一(4年)29分29秒36★≪11全日本7区1位、11箱根8区8位≫…4年間かけて成長した選手。全日本で区間賞を獲得した
湯地俊介(2年)29分54秒62★…府中ハーフで64分半ば
中村匠吾(1年)13分50秒38※≪11全日本6区3位、10高校1区44位、10都道府県1区6位≫…こちらも大器と言われている。ロードが得意。全日本は無難に走り切った
 
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
郡司貴大(2年)30分40秒15
…ロード中心に練習をしている。一関ハーフ優勝
猪浦舜(1年)14分11秒88★※…上尾ハーフで64分台。登りが得意らしい
 
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

上位10人合計:45点
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)

5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:1位-1位(1位)-3位
 

戦力分析&区間オーダー予想

 高校時代のスターが集まっていて、スピードという面では出場校でナンバーワンだろう。出雲では1区の出遅れから届かなかったが、全日本では2区で早々トップに立つと自力でじわじわ後ろを引き離していった。最後に東洋に詰め寄られたが内容的には圧勝だった。全日本のメンバー以外にもハーフ64分台の力がある選手が何人かいる。そして何しろ前回の山のメンバーがこれに加わるのは強みで10区間で穴が出ることはない。とはいっても、その山のメンバーが一時故障していた時期があるのが不安要素。
 
 
区間オーダー予想※()は目標通過順位
テーマ:最後の最後まで追っていけるオーダー
撹上(3)-上野(5)-村山(3)-油布(1)-井上(2)
千葉(2)-中村(2)-高瀬(2)-窪田(1)-久我(1)
もう一つ:往路偏重型
村山-窪田-上野-油布-久我
千葉-撹上-中村-井上-高瀬
 大まかに2パターンで最後まで迷った。勿論、対東洋を考えていたのだが、4区までに主力を全部集めて5区に入るまでに大きな貯金を作って往路優勝をするくらいのつもりでいくか。それとも、往路優勝は東洋に譲っても10区まで駒を残して最後の最後まで追っていけるオーダーにするか。結局後者にしたのは、往路偏重で確実にリード獲れるのかよく分からなかったので。6区終了時で追いついていない場合に非常に厳しくなるだろうと思ったので、リードされるのは織り込み済みで最後まで勝負を諦めないようにしました。
 
 まずは1区&涼しいのが得意な撹上選手でスタート。まずはしっかりトップに限りなく近い位置でタスキを渡したい。2区は上野選手にするか窪田選手にするか迷ったのだが、競り合いの経験値は上野選手の方が上かなと。アップダウンも前哨戦の安定感通りならしっかりこなせるかなと感じます。ここまでは東洋とどっこいどっこいだろうか。
 
 攻勢に転じるのが3区4区。3区は1年生ながら1万28分17秒のタイムを持っている村山選手がガンガン行ってもらう。あの佐藤悠基選手の1年時の走りができれば最高なのだが、果たしてどれだけいけるのだろうか。そして4区は油布選手。安定感は不安だが本来のスピードが発揮できれば全日本の時のようにじわじわ引き離すことができる。できればこの2人で1分30秒は引き離したい。
 
 そして最重要の5区は前回経験者の井上主将か久我選手と思っている。もし井上選手が故障からしっかり立ち直っているのだとしたら久我選手を復路に回す為に井上選手に登ってもらう。東洋柏原選手が76分半の区間新で来ると計算して、何とか79分半で、通算1分30秒差以内に抑えておきたい。このくらいでいければ復路の面子的に逆転優勝は可能とみている。
 
 6区は勿論区間記録保持者の千葉選手。まあ、故障があったということで昨年並みは難しいとしても58分後半で30秒以上詰めることをノルマとしたい。7区8区は追い上げる役割を期待しているわけではないが、流れはしっかり作っておげてほしい。その7区8区には中村選手と高瀬選手。特に8区の高瀬選手は大きな成長を見せているので区間賞を期待したい。中村選手は次こそ素質の高さを見せたい。ただ、調子によっては後藤田選手あたりの出番もあるかもしれないか。
 
 そしてこの予想オーダーの真骨頂。9区窪田10区久我。絶対怖いと思う。万が一往路終了時で東洋に水を大きく開けられていたとしても、この2人を残していれば復路諦めずに追っていけるでしょう。特に窪田選手は大いに期待。あの出雲駅伝でみせた激走をもう一度見せることができれば、一気にひっくりかえすことも可能だ。全日本のように安全に行かずにガンガン行きたい所。ここでトップに立てれば安定感のある久我選手が抜かれることはないかと。しっかり逃げ切りたい所だ。
 
 まあ、往路にスピードランナー、復路にロードが得意なランナーを集めたオーソドックスなオーダーだと思いますけどね。これだけ選手の数が揃っているわけなのでバランスよく組む方が覇権は狙いやすいかなとみる。後は大八木監督が「速さはあるが強さがない」と話されていましたが、どれだけ長い距離で崩れるに走る事ができるか。今年優勝できなければ箱根の優勝を知らない世代ができてしまうので平成の常勝軍団としてはそれは避けたい。強い気持ちで挑んでいきたいところだ。
 
 
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全日本駅伝回顧~駒澤大学

ではボチボチ全日本大学駅伝を振り返っていきます。
 
見事優勝を果たした

1位駒澤大学5時間15分46秒

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区撹上宏光(3年)43分42秒区間3位(3)4秒差
2区村山謙太(1年)38分23秒区間3位(3→1)-23秒差
3区油布郁人(2年)27分13秒区間賞☆(1→1)-59秒差
4区上野渉(3年)40分56秒区間賞☆(1→1)-1分42秒差
5区久我和弥(3年)34分15秒区間賞☆(1→1)-2分08秒差
6区中村匠吾(1年)36分59秒区間3位(1→1)-1分31秒差
7区高瀬泰一(4年)35分23秒区間賞☆(1→1)-1分40秒差
8区窪田忍(2年)58分55秒区間3位(1→1)-33秒差

2区村山選手が首位奪取!流れに乗り区間賞連発
 序盤はかなり思い切った配置に見えた。1区に撹上選手と2区に村山選手と並べたが、この2人は出雲駅伝で優勝を逃した『戦犯』だった。村山選手は1区でいきなり1分以上のビハインドを背負ってしまう走り、撹上選手は3区で追い上げムードを断ち切る凡走をしてしまっていた。駒大は序盤で苦しんで優勝争いに乗れないレースが続いていたが、果たしてこの2人で序盤を乗り切れるのかと思われた。
 
 その心配は全くの的外れだった。1区撹上選手が集団の中でひたすら我慢の走りで最後まで先頭集団に喰らいつき、トップと僅か4秒差でのスタートを切る。出雲は1区で出遅れて流れを作るのに苦労したが、今回は1区が役目を果たした。2区に置かれた1年生の村山選手は、明大の鎧坂選手らが形成する集団にピタリとつく。鎧坂選手の調子が良くないと見るや中盤一気にスパートをかけて単独トップへ。優勝の最大のライバルと考えられた東洋に38秒と早大に55秒も差をつけた。いつも序盤で苦しんでいた駒大が2区で早くもトップに立つという最高のスタートとなった。出雲で失敗した2人が全日本で起爆剤になったともいえる

激しく追い上げられるも、まとめた窪田選手
 こうなったら、5千1万ともに持ちタイム平均トップを誇る駒大が落ちるはずがない。3区は区間記録保持者の油布選手がじわり差を広げると、4区上野選手が区間2位に39秒差を付けるダントツの区間賞。襷リレーの直後に嘔吐するほどの力走で、一気に貯金を拡大。また、出雲駅伝後に村山選手に厳しい言葉をかけたらしい久我選手が3連続となる区間賞を獲得。伊勢路を藤色に染め上げた。
 
 その後駅伝デビュー戦となった中村選手が若干差を詰められたものの、7区で4年生の高瀬選手が区間賞を獲得し、1分40秒のリードでアンカーの窪田選手へ。楽勝かと思われたが意外と最後はヒヤヒヤする事になる。窪田選手は1㎞3分をやや切るペースで淡々と進んでいたが、後ろから東洋柏原が猛追。15㎞地点で差は30秒を切った。終盤登りがある事から一気に追い上げられることも考えられた。ただ、その登りで窪田選手が歯を食いしばって差を詰めさせない。出雲で区間賞を獲った時の調子ではないながらも58分台でまとめあげ、追撃を振り切った。僕は4区に窪田選手を推していたのですが、結果的に窪田選手をアンカーに残しておいて良かったし、窪田選手のような選手がいて良かった。そういう印象を持った。
 

駒は10人揃っている、山の選手の調整か
 それにしても区間賞4つ、区間3位4つと全員が高いレベルで走ったものである。これに昨年3位のメンバーである井上、千葉、後藤田選手とまだ駒がいるというのは箱根駅伝に向けては非常に大きな材料である。
現時点での箱根駅伝予想オーダー
撹上-上野-村山-油布-井上 千葉-中村-高瀬-窪田-久我
 基本的に10人はすぐに埋まる。全日本のメンバーに前回山の井上・千葉選手を入れただけである。並べ方は全日本のオーダーからあまり変えずにという感じです。ただ、上野・窪田をどっちにするかだけ悩んだ。出雲と全日本の走りを見ると9区が適任な感じだが、相手を考えると5区に入るまでのリードも欲しい、とすると2区は窪田選手の方がいいのかなと思ったり。
 
 それと井上選手が故障明けということで、5区の人選も変わる可能性ありか。東洋の柏原が77分前後で来ると考えなければならず、井上選手の状態が上がらなければ4分5分も差が付く可能性が出てくる。ということで他の選手もある。候補は高瀬・久我・千葉選手か。6区も千葉選手は全日本は体調不良とのことでした。平地では今回の全日本でも東洋を引き離せたので一番強いはず。山の人選と調子を整える事が優勝へのポイントとなりそうだ。
 
 おまけ:そういや大八木監督の声掛けのタイミングが話題になっていたようで。1㎞3分を超えるとそこに必ず大八木監督がいるとか(OBの高林選手がそれは怖い!とツイッターでつぶやいていました(笑))。で、箱根は監督が後ろでギロリと目を光らせているわけで…よし、優勝大丈夫だ!(笑)
 
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出雲から全日本へ~駒澤大学

最後は優勝候補と名高い
 
駒澤大学
 
出雲駅伝成績
総合2位2時間11分09秒
1区村山謙人(1年)23分54秒区間13位(13)1分06秒差
2区上野渉(3年)16分12秒区間2位(13→8)38秒差
3区撹上宏光(3年)23分38秒区間6位(8→7)1分02秒差
4区油布郁人(2年)18分46秒区間4位(7→5)1分09秒差
5区久我和弥(3年)19分09秒区間2位(5→3)1分16秒差
6区窪田忍(2年)29分30秒区間賞☆(3→2)26秒差
 久々の優勝へ機運が整ったかに見えた駒澤大だったが、1位どころか今回も優勝争いに加わることができなかった。最初に躓いたのが1区。日カレ5千優勝の実績を引っさげ1区に登場した新人の村山選手が区間13位と失速してしまった。飛ばしていくダンカンと大迫選手をマークしたのは良かったがペースが速すぎた模様。日カレで大迫選手に留学生(この時はオンサリゴ選手)に勝ったが、あの2人は前日にもレースがあり本調子ではなかった状態だった。ちょっと過信があったか。まあ、エースになってほしい存在であるので、またいずれ対戦する機会にまた臆することなく挑んでほしいところだ。
 
 もっとも、優勝を逃した一番の原因はここではなく3区だろう。2区上野選手が区間2位の力走で大きくタイム差を詰めたのだが、3区撹上選手がその差をまた戻してしまい、追い上げムードに水を差してしまいました。ユニバハーフ4位などで力を付けたと思ったのですが、自分一人で前を追うのはまだきつかったか。いずれにせよ、ここでトップとの差が開き、4区5区も順位はあげたものの、伸び悩んだ感じに見える。
 
 ただ、最後の窪田選手の走りに救われましたね。襷をもらってから順調に走りぬき、早大を捉え、トップの東洋の背中が視界に入る位置にまで浮上した。正直、1分後ろの村澤選手を気にしていたのだが、区間賞獲得は恐れ入った。エース不在と言われていましたが、これはエースに成長したかもしれないですね。全日本でも大きな力になってくれることを期待したい。
エントリーメンバー紹介
4年
高瀬泰一(4年)29分29秒36
★≪11箱根8区8位≫…コツコツ成長してきた選手。長い距離に強い
井上翔太(4年)29分38秒66≪11箱根5区6位、10全日本8区5位、10箱根8区3位≫≫…主将。ロードをイーブンペースで走るのが得意。9月の記録会でチーム10人目の5千13分台のランナーとなった
 
3年
撹上宏光(3年)28分03秒27
★≪11出雲3区6位、11箱根2区10位、10全日本1区5位、10出雲1区8位≫…年々確実に力を付けてきている選手。暑さにやや弱いところがある
久我和弥(3年)28分32秒32★≪11出雲5区2位、11箱根4区8位、10出雲6区4位、10箱根4区8位≫…昨シーズンは少し故障していたが、夏合宿は絶好調だった模様
上野渉(3年)28分42秒89★≪11出雲2区2位、11箱根3区5位、10全日本2区5位、10出雲5区1位≫…高校駅伝1区区間賞の選手。出雲では区間新の走りでチームを大きく浮上させた
西澤利晃(3年)28分51秒05★≪09予選85位≫…ハーフに出場することが多かったが、先日の1万28分台を記録した
後藤田健介(3年)29分23秒00≪11箱根10区3位、10全日本5区7位、10箱根1区18位≫…前回の箱根アンカー。故障の影響で先日の高島平が今季初レース
千葉健太(3年)29分30秒45★≪11箱根6区1位、10全日本4区3位、10出雲3区10位≫…箱根駅伝6区区間記録保持者。関カレハーフで昨年は優勝、今年は2位と長い距離に強いタイプ
 
2年
油布郁人(2年)28分02秒46
★≪11出雲4区4位、11箱根1区3位、10全日本3区1位、10出雲2区5位≫…関カレ1500連覇中。爆発的なスピードがある。それを活かし1万でも28分02秒を記録。安定感が無いのが玉に傷
窪田忍(2年)28分23秒61★≪11出雲6区1位、11箱根7区1位、10全日本6区1位、10出雲4区2位≫…関カレ1万では留学生の選手にかなり迫り、出雲では区間賞、高レベルで安定しており駒大のエース的存在
郡司貴大(2年)30分40秒15…ハーフによく出場している
 
1年
村山謙太(1年)28分17秒57
★≪11出雲1区13位、11都道府県5区1位≫…今季一番期待のルーキー。日カレ5千制覇。出雲で失敗したが、その後の1万で28分17秒の自己ベスト
中村匠吾(1年)13分50秒38※≪10高校1区44位、10都道府県1区6位≫…春は故障していたが、先日5千13分台で復帰。ロードに強いと言われている
 今度こそ、ということで挑む全日本だが、やはりメンバーは一番充実しているか。1万28分一桁~半ばなどを持つ油布、撹上、窪田、上野、久我。更に村山&中村のゴールデンルーキー。更に昨年走った千葉、後藤田に、最近いい西澤選手など優勝するに十分なメンバーは揃っている。後はロードで若干下がるのと優勝争いの経験がここの所ない事か。オーダーも適性と作戦をしっかり考えて組んでいきたい。
 
区間オーダー予想
撹上-上野-油布-窪田-村山-中村-久我-井上
 どういうオーダーが一番優勝へ近いか、出雲から色々いじりることにしました。村山選手もう1度1区とかいうのも面白いのですが、作戦なども考えて全く違う区間にします。まず、最初の3区間は出遅れを阻止したいと思い、前回と同じメンバーに戻しました。出雲失敗した撹上選手は多分涼しい時間帯の方がいい、出入りが激しい2区は外さない上野選手がいいのではないかと。実際、前回は東洋と早大の間にこの時点で割って入ったのだから間違ってはいないはず。確実にトップが見える位置に付けたい。
 
 そして出雲アンカーの窪田選手を4区に投入します。ここで絶対トップに立つのが目的。好成績を残しながら優勝争いに絡めない戦いが続いている。トップに立たなければ当然優勝できないので、出来るだけ早く1位になりたいのだ。んで、5区に村山選手。ここで一気に後ろ突き放したい。1位にさえなればスピードで圧倒できると思うんですよね。このあたりで基本決着を付けたい。
 
 6区からはロード安定の選手。連続区間賞がかかる6区は初駅伝の中村選手。噂される力を存分に発揮したい。7区は久我選手。だいたいのチームは8番手だろうがここで1万28分半ばの選手を置けるのは強み。じりじり引き離したい。アンカーは主将の井上選手。スピードランナーの影に隠れているが20㎞ロードならチーム上位のはず。トップなら逃げ切ってくれるでしょう。
 
 とまあこんな青写真を描いてみたのですが、どうですかね。個人的にはこれが一番いいと思うんですけどね。毎回出雲では勝てないが全日本でしっかり修正してくる、という所があるので、そこは大八木監督の手腕に期待したい。果たしてどういう結果が生まれるか楽しみだ。
 


というわけで、これで全チーム終了です。
明日の夕方くらいにはオーダー発表でしょうから、それまでにコメントは返信します。
ちなみに、当日の天気予報は、箱根予選に引き続き雨ということだそうです。何だかまた波乱が起きそうな予感がします。どうなるか、まずは明日のオーダーから色々各チームの目論見を憶測してみたいです。
 
 
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出雲駅伝展望~駒澤大学

出雲展望ラスト!
 
 
鬼門の出雲、勝ちに行って勝てるか
駒澤大学
エントリーメンバー紹介
4年
井上翔太(4年)13分58秒53
★≪11箱根5区6位、10全日本8区5位、10箱根8区3位≫…主将。ロードをイーブンペースで走るのが得意。9月の記録会でチーム10人目の5千13分台のランナーとなった
高瀬泰一(4年)14分12秒14★≪11箱根8区8位≫…コツコツ成長してきた選手。長い距離に強い
 
3年
上野渉(3年)13分46秒79
★≪11箱根3区5位、10全日本2区5位、10出雲5区1位≫…高校駅伝1区区間賞の選手。先日の記録会トップで調子を上げている。ピーキングがうまい選手。
撹上宏光(3年)13分50秒85≪11箱根2区10位、10全日本1区5位、10出雲1区8位≫…年々確実に力を付けてきている選手。スタミナもついてきて、駒大のエース的存在
久我和弥(3年)13分51秒50≪11箱根4区8位、10出雲6区4位、10箱根4区8位≫…昨シーズンは少し故障していたが、今年の夏は絶好調。先日の記録会は積極的に走った
千葉健太(3年)13分51秒70≪11箱根6区1位、10全日本4区3位、10出雲3区10位≫…箱根駅伝6区区間記録保持者。関カレハーフで昨年は優勝、今年は2位と長い距離に強いタイプ
 
2年
窪田忍(2年)13分49秒51
★≪11箱根7区1位、10全日本6区1位、10出雲4区2位≫…関カレ1万では留学生の選手にかなり迫った。日カレ5千もラスト1周まで先頭集団。駒大の中で一番高レベルで安定してる
油布郁人(2年)13分42秒09★≪11箱根1区3位、10全日本3区1位、10出雲2区5位≫…関カレ1500制覇。爆発的なスピードがある。それを活かし1万でも28分02秒を記録。安定感が無いのが玉に傷
 
1年
村山謙人(1年)13分47秒19
★≪11都道府県5区1位≫…今季一番期待のルーキー。日本インカレで周囲も驚きの5千制覇。大器の片りんを見せつつある
中村匠吾(1年)13分50秒38≪10高校1区44位、10都道府県1区6位≫…春は故障していたが、先日5千13分台で復帰。ロードに強いと言われている
 
主なエントリー漏れ
大谷卓也(1年)13分58秒31
≪10高校1区18位≫
後藤田健介(3年)14分04秒28≪11箱根10区3位、10全日本5区7位、10箱根1区18位≫
 最後は今大会の本命と名高い駒澤大学で締めましょう。どんな時でも「目標は3位以内」と話していた大八木監督が「優勝を狙う」と宣言。士気が高まっている事を予感させる。実際チームは非常に盛況している。主力に自己新が続出し、平均タイムもトップ。5千13分台の選手が不調でもなく実力で外れてしまうほどになり、総合力は抜けているだろう。ただ、駒大ファンはご承知の通り実は駒大は13年間優勝が無い。エース不在のチームカラーが響き、最終区逆転負けというのが多い。今回も他校に大エースがいるだけに、オーダーには気を遣っていきたい。

オーダー予想
村山-上野-撹上-油布-久我-窪田
 基本的には5区までに他チームを圧倒しておきたい。他校が大エースをアンカーに残した場合は持ちタイム的には1分以上で安全圏(そうでなければトップに立っていればまあいけるか?)だと思う。しっかりペースを刻めて失速の少ない選手を起用したいが、そうなるとやっぱり窪田選手でしょうかねぇ。きつい区間を経験して精神面が成長しているであろう撹上選手やピークがうまい上野選手と迷ったのですが、淡々と走れる選手を選びました。まず窪田選手を基にして5区までを埋めていきます。
 
 1区は思い切って村山選手。体調不良だった関カレ以外では5千13分台1万28分台を連発。大きな大会の日本インカレでも優勝…大役行けるだろうと判断。ある程度のハイペースでもいけるし、ローペースになったらスパート力もあるのでトップに近い位置で渡せると思います。2区には5千13分46秒のスピードのある上野選手でトップへという流れ。そして3区撹上選手に踏ん張ってもらう。できればトップに立ちたいがどうだろうか。
 
 そして4区に油布選手を投入。4区くらいになると他校も少し戦力ダウンするだろうから、ここで一気に抜け出して差を付けたい。爆発力を発揮できるか。5区には好調と言う久我選手がその流れに乗って差を広げていく。そしてアンカーに繋ぐという感じでいきたいと思う。
 
 勝ちに行って勝つということで、これまでに無かったプレッシャーが選手にはかかっている。ただ、事前の取材では主要校の中では一番順調な感じ。力を出せれば手の届く範囲に優勝があるのは間違いない。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 さて一応全て終わりました。総合力の高い駒大を、切り札を持つ東洋・早大・明大・東海・拓大が切り崩すことができるかというのが最大の焦点になりそうかな。特に東洋と早大は、切り札を使わずに1区で駒大を抑えることが出来れば、ロードや駅伝に強い選手が多いだけに粘って混戦模様にさせることも充分可能。なので3強の中から優勝と思っていますが、これというのはまだ決めていません。オーダーを見て決めます。明日のオーダー発表が楽しみですね。
 
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H22駒大記録


1油布郁人(1年)13分45秒42★,13分50秒53,13分53秒20,13分54秒15,13分56秒17,14分15秒68
2上野渉(2年)13分47秒10★,13分53秒44,13分55秒93★
3撹上宏光(2年)13分50秒85★,13分52秒57
4久我和弥(2年)13分51秒50★,14分02秒00,14分07秒95★,14分36秒96
5千葉健太(2年)13分51秒70★,14分07秒83,14分17秒58,14分28秒16
6窪田忍(1年)13分55秒18★
7後藤田健介(2年)14分04秒28★,14.04.53
8井上翔太(3年)14分06秒04★,14分11秒02★,14分20秒80
9岸本朋紘(1年)14分08秒33★,14分13秒33★,14分59秒10
10岡本尚文(3年)14分11秒79★,14分41秒00,14分48秒91
郡司貴大(1年)14分14秒74,14分19秒10,14分29秒26,14分46秒21
湯地俊介(1年)14分16秒81★,14分26秒16,14分38秒89
飯田明徳(4年)14分20秒35
茅原祐也(1年)14分21秒29★,14分36秒72,14分42秒98
玉木達也(4年)14分23秒09★,14分33秒40★,14分42秒41,14分50秒27
手塚佳宏(2年)14分23秒93
齋藤昌紀(2年)14分25秒81★,14分31秒47★
藤原昌久(4年)14分26秒99
渡邉潤(4年)14分28秒18
高瀬泰一(3年)14分29秒18★,14分33秒06,14分35秒48,14分36秒24
宮本太助(1年)14分29秒86★,14分38秒15★,14分43秒21,14分43秒97,14分54秒27
藤原昌久(4年)14分30秒17
迫田祐二(1年)14分38秒94★,14分44秒95★
手塚佳宏(2年)14分41秒34
山崎康隆(3年)14分44秒66
磯口良輔(1年)14分57秒49,14分57秒73
貝森大地(3年)14分59秒61

1久我和弥(2年)28分55秒80★,29分03秒04★,29分17秒13
2撹上宏光(2年)28分57秒47★,29分15秒68,30分04秒27
3油布郁人(1年)29分16秒86
4岡本尚文(3年)29分22秒49★,29分25秒79★
5後藤田健介(2年)29分23秒00★,29分37秒34★
6岸本朋紘(1年)29分31秒44★
7渡邉潤(4年)29分35秒66★
8上野渉(2年)29分40秒31
9手塚佳宏(2年)30分04秒21
10茅原裕也(1年)30分13秒11

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