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箱根駅伝展望~山梨学院大学

上昇機運のプルシアンブルー
山梨学院大学
 

エントリー選手独断ランク付

7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
 
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
オンディバ=コスマス(4年)28分37秒95
≪11予選1位、11箱根3区1位、10全日本2区2位、10出雲1区2位≫…山学大のエース。前半戦は不調だったが、夏を越えてこれまでから見違える成長を見せている。駅伝はすべて区間2位以内
 
5点:エース区間や山も走れる選手
松枝翔(4年)28分45秒68
★≪11予選36位、11箱根1区6位、10全日本1区12位、10出雲4区3位≫…主将。年々力を付け、今年は関カレ1万ハーフダブル入賞を果たしている。秋からは力みか失速している
 
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
 
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
中村悠二(4年)29分24秒47
★≪11予選49位、11箱根5区15位、10全日本4区9位、10出雲3区3位≫…昨年急成長して3大駅伝すべて主要区間を担った。その後怪我したが箱根予選で復活
井上大仁(1年)29分26秒58★≪11予選45位、11都道府県5区15位≫…山学大期待のルーキー。箱根予選やその後の1万で好成績を残している
田口恭輔(4年)29分33秒89≪11予選28位、10箱根6区3位≫…山下りで好走経験あり。箱根予選でチーム2位の活躍をした。その後軽い肉離れをしたらしい。
 
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
牧野俊記(3年)29分27秒63
★≪11予選61位、11箱根8区11位、10全日本3区13位≫…前回の箱根あたりから長い距離で安定して結果を残せるようになってきた
尾崎博(4年)29分31秒27★≪11予選57位、10全日本5区12位≫…昨年の全日本出場。その時は失速したが今年の箱根予選では好走
佐々木直哉(4年)29分58秒06≪11箱根7区12位≫…前回の箱根出走。その後調子を落としたが上尾ハーフで65分半ばに戻してきた
 
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
土田俊徳(3年)29分31秒11
★…ここのところトラックで自己ベストを出している
篠塚春希(3年)29分57秒61≪11予選77位≫…箱根予選チーム8位。2年の時に1万29分台を出している
宮本悠矢(2年)30分51秒16≪11予選93位≫…2年生唯一のエントリー。
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
伏島祐介(3年)29分44秒58
★≪11予選169位、11箱根4区18位、10全日本6区8位≫…3障で関カレ2年連続入賞している。長い距離はまだ結果を出していない
松本大樹(3年)29分56秒66…山候補と言われている
森井勇磨(3年)29分59秒70★≪11予選131位≫…10月に1万自己ベスト
福沢潤一(1年)31分27秒73★≪11都道府県5区18位、10高校3区11位≫…箱根予選にエントリーしていた
藤岡将大(3年)31分50秒74…2年連続でエントリーされている
 
上位10人合計:28点
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)
 
5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:17位-12位(9位)-9位
 
 

戦力分析&区間オーダー予想

 前半戦は故障者などの影響で元気が無く、これは箱根予選通過も危ないのではと囁かれたのだが、見事に立て直してきた。特にコスマス選手の成長が半端ない。これまで後半に失速するレースが多かったのだが、箱根予選・上尾ハーフと立て続けに結果を出しており、4年目にしてついにエースの風格が出てきた。そのコスマス選手を象徴するようにチームが上向きになってきている。かつてのロードの粘りを再び出せるかだ。
 
区間オーダー予想※()は目標通過順位
松枝(5)-コスマス(5)-田口(6)-井上(6)-松本(8)
伏島(9)-佐々木(10)-牧野(9)-中村(8)-尾崎(8)
 正直オーダーが固まらない方多いのではないでしょうか。松枝・コスマス選手の2本柱をどう配置するか、山が誰になるのかと中々悩むところです。色々考えた末こうなりました。
 
 結局2本柱は1区と2区としました。当初2区松枝3区コスマス選手と思っていたのですが、松枝選手が20㎞のレースを連続で失敗したので一番経験のある1区にしました。まあローペースになったら勿体ないのですが、2本柱以外とはまだもう少し差があるという認識でいます。そしてコスマス選手を2区に。本人も積極的に2区を走りたいと話していますので満を持して登場してもらいましょう。68分前半で流れを作ってほしい。
 
 その後の往路のメンバーは困った。山学は復路型のメンバーが多いのでね。とりあえず箱根予選チーム日本人トップの田口選手と好調の井上を3区4区に。田口選手は箱根予選後試合出場が無いのが不安なのだが、得意の下りがあるので。4区は山学苦手なのだが、今の井上選手なら勢いで推していけるかなと。そして山は初登場となる松本選手と3障の伏島選手。松本選手は噂が上がっているので思い切って入れてみました。走れるなら中村選手を9区に回せるので助かるのだがどうだろうか。
 
 これを乗り切れば前回経験のメンバーが復路にいる。7区と8区は前回と同じ。牧野選手は成長しておりやってくれそうな雰囲気がある。佐々木選手も何とか上向いてきたっぽいので。9区10区は4年生。爆発力もある中村選手と年々力を付けてきた尾崎選手。こういう区間で力を見せつけたい所だ。
 
 まあ、実際は全然違うオーダーかもしれません(というか山経験者がいるから普通に置いてくるかもしれんしw)。ベテランの上田監督がどのように選手の個性を見極めて配置してくるか。ミス無くつなげればシード権、そして更に上に行くことも可能。しっかりとした継走を行っていきたい。
 
 
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箱根予選展望~山梨学院大学

 
山梨学院大学

エントリー選手独断ランク付

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)

A:10位以内候補(6点)
オンディバ=コスマス(4年)28分37秒95
≪11箱根3区1位、10全日本2区2位、10出雲1区2位≫…出場した駅伝はすべて区間2位以内とロードで高い安定感を示している。前半戦は不調であった
松枝翔(4年)29分09秒98★≪11箱根1区6位、10全日本1区12位、10出雲4区3位≫…山学大のエース。関カレ1万8位、ハーフ2位とチームを引っ張っている。
 
B:25位以内候補(5点)
 
C:50位以内候補(4点)
中村悠二(4年)29分28秒12
≪11箱根5区15位、10全日本4区9位、10出雲3区3位≫…昨年の出雲で鮮烈デビューしそのまま3つとも出走した。今季は試合出場がまだない
 
D:75位以内候補(3点)
田口恭輔(4年)29分33秒89
≪10箱根6区3位≫…前々回の箱根の6区で好走した。その後は苦戦していたが夏合宿で復活してきたらしい
 
E:100位以内候補(2点)
牧野俊記(3年)29分54秒83
≪11箱根8区11位、10全日本3区13位≫…前回の箱根で粘走をみせた。関カレハーフに出場した
伏島祐介(3年)29分54秒48≪11箱根4区18位、10全日本6区8位≫…関カレ3障で2年連続で入賞している。全
日本予選2組で粘走した
 
F:150位以内候補(1点)
尾崎博(4年)29分44秒49
≪10全日本5区12位≫…ハーフ65分台を持っている
篠塚春希(3年)29分57秒61…昨年の10月1万29分台を記録した
 
G:151位以下or未知数(0点)
松本大樹(3年)29分56秒66
…1年時に1万29分台を記録している
井上大仁(1年)30分10秒77★≪11都道府県5区15位≫…全日本予選のエントリーに選ばれた
森井勇磨(3年)30分13秒36…今季1万に何度も出場している
松山雄太郎(2年)30分21秒93★…全日本予選3組で出走
宮本悠矢(2年)30分51秒16…2年生の中では高校時代のベストが一番いい
福沢潤一(1年)14分23秒19※≪11都道府県5区18位、10高校3区11位≫…高校時代駅伝でまずまずだった
 
IP:2分40秒
上位10人合計:25
参考:昨年のトップ44点、6位が31点、9位が21点
 
【特徴】
・松枝選手がエースに成長
・経験者が出遅れた全日本予選
・予想屋泣かせ
 
 昨季~今季のここまでの状況を見れば、ここまではチーム力ダウンしたとみられて仕方ないだろう。全日本駅伝でシード権ルール創設以来、初の6位以下。箱根も惜しくもシード落ち、初挑戦となった全日本予選は13位。全日本シード校を入れると19番目で、箱根予選を考えるとまさにギリギリの所と言えるのだ。
 
 これは中村、田口、牧野選手ら中堅選手がが怪我や不調により出遅れた影響が大きい。その為1年生や経験の薄い選手を起用せざるを得なくなり、力が発揮できなかったのだ。夏合宿中に中堅はある程度の回復が見込めた模様でエントリーに入ってきた。面子は全日本予選よりは良くなったが果たして通過なるか。
 

 

中堅選手の回復具合は?

 ひとまず力のある選手が2人いる。前半戦チームを引っ張ったのは4年生の松枝選手。関東インカレでは1万とハーフでダブル入賞。長い距離と悪条件で強いところを見せ、安定して上位に入れそうだ。留学生のコスマス選手は春からずっと不調なのが気がかりだたがトップ10には入ってくる力はあるはず。まずはこの2人がしっかりと稼ぎたい。
 
 で、チームの命運を握るのは中堅選手。かなり久々のレースとなる中村、田口選手あたりがどれだけ走れるのか。走れれば安全圏に入れそう。だが、走れなければ、経験の少ない選手が多いだけにプレッシャーに潰され全日本予選の再来ということにもなりかねないのがどうなのだろうか。レースに出ていないので、状況が分からず予想屋泣かせという感じである。ただ、上田監督の育成力は高い。長いロードに強いという所を今こそ見せる時である。
 
 
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全日本予選展望~山梨学院大学

続いて山梨学院大学
 
 
平均タイム:11位29分45秒39(ボーダーまで1人5秒56)
4組:5位オンディバ=コスマス(4年)28分37秒95、12位松枝翔(4年)29分09秒98
3組:26位井上大仁(1年)30分10秒77、31位松山雄太郎(2年)30分21秒93
2組:16位山領駿(4年)29分49秒74、19位伏島祐介(3年)29分54秒48
1組:27位小久保雄太(3年)30分22秒94、29位小笠和也(2年)30分25秒76
補欠:青木達哉(4年)29分59秒37、松岡勇気(1年)14分28秒41※

中堅どころが全員外れる
 前回の本選で初のシード落ち、即ち初の予選会出場ということになった山梨学院。すぐさま復帰したいところだが、出場に黄信号が灯っている。主力のコスマス、松枝選手こそ4組にエントリーしたものの、3組以降は当初予定していた選手はおそらくほとんどが外れてしまったのではないか。
 
 箱根経験者の中村、田口、牧野選手、スピードのある鳥羽、松下、藤井選手といった期待できる面々がことごとく外れてしまった。関カレ3障で結果を出している2組の伏島、山領以外は、今季にベストを出したものの1万30分台の選手たち。経験も浅い。4組にエースがいるが、そこまでに圏外になる危険性が高くなってしまった。ただ、無名選手の育成力には定評のある山学。何とか出場の可能性を探ってみる。
 

3組がどれだけ踏ん張れるか
 ひとまず注目する点は2組か。1万の持ちタイムと実績からすると伏島と山領が3組が妥当なはず。おそらく1組2組に全部全国経験が浅い選手を固める事には不安を持ったのだろう。そこで2組に3番手4番手を置き、1組の選手たちに2組の選手に何とか繋げようという気持ちを持たせたのではないかと考える。1組が耐えて2組が稼いでボーダーに浮上したいという感じだろう。
 
 ただ、そうなると当然3組が厳しくなる。1組2組はスローペースが多く、うまく力を残せれば上位も覗える。しかし3組からはハイペースになるので本当の力が試され始める。まだ若い井上、松山選手がどれくらいで粘れるか。4組の松枝選手は絶好調、コスマス選手は不調だが29分半ば以上ではこれるとみたい。なので3組が臨みを繋げられるかが一番のポイントになりそうだ。まあ、データ上では1人5秒~6秒頑張ればボーダーに届く計算。悲観ばかりも良くないので、1人1秒大切にして戦っていきたい。
 
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H22山学記録

 
1オンディバ=コスマス(3年)13分55秒30
2松枝翔(3年)14分02秒98★,14分32秒52
3高瀬無量(4年)14分07秒69★,14分27秒23
4鳥羽和晃(2年)14分16秒44★,14分25秒46,14分39秒70
5松森新一(4年)14.20.36★,14分46秒05,14分46秒66
6福元雄大(2年)14分29秒28★
7中村悠二(3年)14分33秒05★,14分42秒15
8松山雄太郎(1年)14分36秒25
9赤峰直樹(4年)14分36秒28
10古川健太(3年)14分36秒56,14分57秒39
藤井翼(2年)14分40秒93
松下巧臣(1年)14分41秒24,14分55秒81
木村逸人(2年)14分42秒13★,14分54秒37
山領駿(3年)14分42秒71★
石田健祐(3年)14分43秒15
小笠和也(1年)14分43秒21,14分45秒85
松本大樹(3年)14分43秒74,14分45秒76
的場一樹(1年)14分44秒03★,14分49秒99,14分58秒11
宍倉恒哉(1年)14分44秒06
篠塚春希(2年)14分44秒75,14分54秒35,14分54秒55
石渡雄一(3年)14分45秒29★,14分48秒37
田口恭輔(3年)14分49秒38
牧野俊紀(2年)14分50秒47,14分54秒07
藤野宏樹(1年)14分51秒92,14分55秒72★,14分58秒01
伏島祐介(2年)14分53秒14
小久保雄太(2年)14分53秒68
富塚頼(1年)14分54秒20
永井良祐(1年)14分54秒39,14分59秒25
藤村侑樹(1年)14分54秒54★
土田俊徳(2年)14分55秒36
佐々木直弥(3年)14分56秒72
棒引隆次(1年)14分56秒44★,14分58秒99★
的場一樹(1年)14分56秒90
山崎将太(4年)14分56秒78★
佐々木慎平()14分59秒37★

1高瀬無量(4年)28分44秒67★
2オンディバ=コスマス(3年)28分46秒54,29分35秒98
3鳥羽和晃(2年)29分16秒52★
4松枝翔(3年)29分27秒52★,29分28秒60★,29分33秒01★
5中村悠二(3年)29分28秒12★,30分18秒43
6尾崎博(3年)29分44秒49★29分56秒83
7山領駿(3年)29分49秒74★
8松森新一(4年)29分51秒72★
9山口大徳(4年)29分52秒70★,30分41秒89
10伏島祐介(2年)29分54秒48★,30分23秒73
篠塚春希(3年)29分57秒61★,30分18秒92★,30分47秒08
佐々木直弥(3年)29分58秒06★,30分17秒92★,30分34秒08
川口琢也(4年)30分07秒51★,30分40秒42
森井勇磨(2年)30分13秒36★,30分19秒90,30分20秒43,30分27秒09★
牧野俊紀(2年)30分18秒81,31分01秒79
青木達哉(3年)30分20秒52★
福元雄大(2年)30分25秒63★
田口恭輔(3年)30分25秒69,30分25秒87
古川健太(3年)30分32秒10
石渡雄一(3年)30分39秒22★,30分54秒53
小久保雄太(2年)31分09秒84★
佐々木慎平(サテ)31分12秒54★
石田健祐(3年)32分21秒46
 

山梨学院大学-箱根駅伝フリーダムに評論-

往路13位復路9位
総合12位:山梨学院大学
(順位予想:往路8位復路17位総合13位 区間予想:1区2区3区5区10区)
 
 個人的な予想では80回・81回大会とシードを逃した時と同じような展開になるかなと思っていたのですが、復路の方がいい順位になったのは予想外でした。区間予想はそこそこ当たったのですが、6区山口と9区赤峰は普通に予想すべきだったとちょい後悔してます
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区松枝翔(3年)64分20秒区間6位(6)1分58秒
2区高瀬無量(4年)69分11秒区間15位(6→15)3分19秒
3区オンディバ=コスマス(3年)62分19秒区間賞☆(15→4)1分53秒
4区伏島祐介(2年)57分58秒区間18位(4→9)4分45秒
5区中村悠二(3年)83分04秒区間15位(9→13)7分02秒(33秒)
6区山口大徳(4年)60分10秒区間6位(13→8)7分50秒(-36秒)
7区佐々木直弥(3年)66分08秒区間12位(8→13)9分57秒(38秒)
8区牧野俊紀(2年)67分17秒区間11位(13→12)10分34秒(34秒)
9区赤峰直樹(4年)71分31秒区間13位(12→13)12分02秒(40秒)
10区中原薫(4年)71分52秒区間12位(13→12)13分59秒(27秒)
【技能賞】オンディバ=コスマス…前回失速の経験を活かし区間賞
【殊勲賞】山口大徳…初の大学駅伝で好走、チームをシード権内へ
【敢闘賞】中原薫…最後までシードを諦めない走り
 
コスマス好走も…ちぐはぐだった往路
 松枝、高瀬、コスマスと前回と同じ3本柱を1区2区3区に並べて更なる貯金を図った山梨学院だったがうまく行かなかった。
 
 1区松枝選手は前回と違うローペースの中でも区間上位で襷を渡したものの、2区高瀬選手が秋からの故障を引きずっており、順位を落としてしまう。それでも3区のコスマス選手が前回のような失速なく62分前半のタイムで走り切り、11人抜き。一応の役割は果たす。
 
 が、後が続かなかった。4区伏島選手はペースが上がらず後ろから来た選手にも対応できず、5区中村選手は混戦の中、最後で順位をキープできず。どうもいい区間悪い区間と激しい乱降下をしてしまい駅伝がうまくできなかった印象。柱を使いながら往路13位となった。
 

4年生奮起も力及ばず
 大きな駒を使ってしまい苦しい展開が予想された復路だが4年生が懸命のリレーを見せる。6区は大学駅伝初登場の山口選手。高校のベスト15分40秒28はこの4年生の世代で最も遅いタイム。が、下りで素晴らしい走りを見せ5人抜き。チームを再びシード権内に浮上させ再度上位陣に食らいついた。
 
 ただ、7区が痛かった。佐々木選手は個人順位は悪くなかったのですが、順位もシードとのタイム差もリセットしてしまいました。8区牧野選手からはその差を詰めようとする。特に9区は2年ぶりと出場となった赤峰選手が前半から積極的に行き、10区中原選手は一時8位集団に入るとかろまで追い上げる。4年生が最後まで喰らいつこうとした姿勢は非常に評価できる。ただ、ラストの争いに余力が残っておらず、勝負には負けることとなった。
 

まだこれからのチーム
 実は持ちタイム上の平均は昨年の3位のメンバーよりも上回っていた。ただ、昨年は6人の4年生がいた。持ちタイム上はその卒業生の穴を埋めてはいたが、安定感や試合経験の差という面ではまだ及んでいなかったという感じでしょうかね(まぁ、往路が高速化のレースに対応する選手が不足していたのもあるかもしれませんが)。
 
 ただ、現2年が2人メンバーに入りました。成績は芳しくなかったですが、前回の3位のメンバーの後藤と中川の2年時の成績と同じような成績です。他にもこの世代で期待できる選手はいますので、彼らの成長次第ではまた上位争いに戻ることは充分可能に思う。
 
 
○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
高瀬無量2区15位、山口大徳6区6位、赤峰直樹9区13位、中原薫10区12位

○在校生出走メンバー
松枝翔1区6位、オンディバ=コスマス3区1位、伏島祐介4区18位、中村悠二5区15位、佐々木直弥7
区12位、牧野俊紀8区11位

○補欠メンバー(+α)
田口恭輔、尾崎博、鳥羽和晃、篠塚春希、藤岡将大(山領など)
 メンバー的には日本人エースの高瀬が抜けるのが痛いでしょうか。その代り松枝が丸亀ハーフでしっかり走っていました。補欠メンバーにも田口、尾崎、鳥羽といった駅伝経験メンバーがいますので、彼らがしっかりと層を厚くしてほしい。そうすれば箱根予選はしっかり上位で通過できるはず。問題は初めてとなる全日本予選会、上田監督はスピードの対応を考えなければ、という趣旨に発言をされていましたが、果たしてどうしてくるか注
目である。

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