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箱根駅伝予選展望~上武大学

続いて
上武大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
渡辺力将(4年)29分35秒06≪箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫…昨年秋から急成長 前年の全日本シードに大きく貢献し、箱根もチームが崩れる中、一人好走した
氏原健介(4年)29分38秒20≪箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫…前回予選チームトップ スタミナで粘るタイプ 関カレハーフ渡辺に続いて入賞
 
B:25位以内候補(5点)
佐藤舜(2年)29分09秒79≪箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫…上武大のエース。昨年はずっとチームを引っ張っていた ただ、関カレ3障の激走以降、今一つ
倉田翔平(2年)29分22秒46★≪箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫…5千でいい成績を残すことが多い 先日1万ベストで調子があがっている
 
C:50位以内候補(4点)
石川拓馬(4年)29分39秒87≪箱根7区18位、予選92位、10予選33位≫…2年時の箱根予選の時にいい走りをした 最近少し調子を戻してきた
 
D:75位以内候補(3点)
山岸宏貴(3年)29分31秒96≪箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫…関カレ5千出場している
佐々木元太(2年)29分56秒96★≪全日本7区10位、予選90位≫…前回のロードシーズンに粘走した
 
E:100位以内候補(2点)
東森拓(1年)30分13秒16★≪10高校6区11位≫…トラックシーズンに好調だったルーキー

F:150位以内候補(1点)
平迫幸紀(4年)30分03秒79≪09予選92位≫…
1年時から距離対応していた 長い故障から少しずつ復帰している
松元航(2年)29分51秒71★…昨年の全日本予選に出走している
大西淳貴(2年)30分20秒03★≪予選154位≫…前回の箱根予選に出走

G:151位以下or未知数(0点)
合田昇平(3年)30分13秒96…1年時に1万を30分強で走っている
高津戸翔太(3年)30分50秒86…ハーフ66分台
石黒大介(1年)30分51秒29★…先日自己ベスト
 
上位10人合計:36点(参考:前回1位36点)
IP:2分25秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:10位29分43秒30
ハーフ(20㎞換算含む):8位64分34秒9
 
【最近の動きまとめ】
箱根予選トップ通過、全日本シード権と爆発
箱根本選は状態は保てず16位 初の繰り上げも
2部落ちも渡辺・氏原・佐藤らの力走の関カレ

 悲喜こもごもだった上武大の昨年度のロードシーズン。いつも通り3位~5位くらいの通過と思われた箱根予選を初のトップ通過。ただ、どうせ集団走と冷ややかな評価も。そんな中、初出場した全日本駅伝。序盤を当時1年生の佐藤・倉田選手が踏ん張ると、現4年生の氏原・渡辺選手らの大活躍で初のシード権獲得。初めて駅伝ができた。
 
 が、箱根駅伝は単発で好走する区間はあったものの、結局16位。初出場時でも合わなかった繰り上げスタートにもあった。単独走ということも多少あるだろうが、ここまであまりにも成果がですぎて、逆に精神的に疲れてしまった面もあったらしい。
 
 気持ちを切り替えた今シーズン。関カレでは1部残留に全力を注いだ。正直、佐藤選手の3障以外での入賞は厳しいのではないかと思われたが、ハーフで4年生が奮起。渡辺・氏原選手の頑張りでダブル入賞。最終的には2部降格となったが、1部で戦えたことは自信になっただろう
 
 いつもならそこから全日本予選に全力を注ぐのだが、今年はシード権を得ていて、無かった。その代り、ホクレンに出張し、記録を狙いに行った。あまり成果がでなかったのが残念だが、強豪校のチームもいたので刺激にはなったのではないか。更なる進化ができたか。
 
【予選通過へのポイント】
主力も新戦力も入れた2年生の走り、モチベの課題も

 箱根予選巧者と言われている上武大なので、勿論今年もいつも通りの作戦がしっかりできるかどうかにまずかかってきそう。鍵になるのは2年生か。松元・佐々木・大西選手といった2年生が先日1万のベストを更新してきたが、チーム10番以内の順位をどのあたりにまとめるかがまずポイント。
 
 それと元々主力の2年生の倉田・佐藤選手あたりもどうか。倉田選手は面白い存在だが、ちょっとトラック型な感じも。エースとも言える佐藤選手がちょっと最近良くないのが気がかり。何とか粘ってほしい所だが。もしもの時は4年生の氏原・渡辺・石川選手あたりが引っ張っていきたい。
 
 後はいつもと違うスケジュールでモチベーションの上げ方が変わる可能性を乗り切っているかどうかか。全日本予選である程度の確認ができるのだが、それがなかったということで。花田監督がしっかりまとめられていると思うが、しっかり通過して、今度こそ本戦でしっかり戦いたい。

箱根駅伝を振り返る-上武大学-

 
往路16位復路16位
総合16位:上 武 大 学
(予想:往路9位復路12位総合16位 区間:1区2区5区6区7区9区的中)
 んー…、箱根予選・全日本が完璧だった反動が来るんじゃないかと思いつつも、いい区間配置ができたのではないかと思い、結局シード権内にしてしまったのが…
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位)トップとの差(シードとの差)
1区佐藤舜(1年)62分53秒区間7位(7)50秒差
2区氏原健介(3年)70分48秒区間16位(7→14)3分03秒差
3区山岸宏貴(2年)65分01秒区間18位(14→16)5分21秒差
4区倉田翔平(1年)57分46秒区間17位(16→16)8分22秒差
5区園田隼(4年)83分05秒区間13位(16→16)14分48秒差(4分25秒差)
6区合田佳功(4年)62分19秒区間19位(16→16)17分51秒差(6分14秒差)
7区石川拓馬(3年)66分51秒区間18位(16→18)22分10秒差(7分03秒差)
8区坂口竜成(4年)67分27秒区間16位(18→19)25分25秒差(7分13秒差)
9区渡辺力将(3年)71分14秒区間7位(19→16)25分33秒差(6分40秒差) 
10区銀山耕一郎(4年)73分19秒区間13位(16→16)29分07秒差(7分01秒差)
【敢闘賞】佐藤舜…1区区間7位、上武大が1区で区間一桁は初めて
【敢闘賞】渡辺力将…中々浮上できない中、孤軍奮闘

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-70-60-60-60
70-80-60-80-90
1区佐藤が好スタートを切るも2区で流れが途切れる
 全日本予選通過、箱根予選トップ通過、全日本シード権獲得とかつてない盛況ぶりをみせて挑んだ4回目の箱根駅伝だったが、それでもシード権獲得の悲願は達成できなかった。
 
 出足は良かった。1年生ながら大車輪の活躍をみせていた佐藤選手が1区で区間7位に付ける。上武大が1区区間一桁は今回が初めての事。お、やっぱり今年は違うな、と一瞬思わせた。だが、続かなかった。2区氏原選手が7つ順位を落としてしまう。どうやら前の明大に追いつけ、との指示が出ていたのだがオーバーペースになってしまい、本来のロードの粘りが出せなかったみたいだ。
 
 これで流れを失ったか、3区山岸選手が留学生に両側から抜かれた事以外で目立った点がなく、走るごとに上位校から引き離されるのは今まで通りだった。これを何とかしようと全日本でシード権のゴールテープを切った園田選手が思い切って突っ込むが5区では無謀だった。総合順位は変わる事なく往路を終えた。
 
 
元気なく、初出場時も無かった繰り上げ 9区渡邉が一矢報いる
 あまり元気がなくなった要因は、ここ数か月かつてない好成績が続いていた事で精神的に休む暇が無かった事らしい。プレッシャーを相当感じながらの2か月間だったか。復路も苦しい戦いとなる。
 
 2年連続6区を任された合田選手が昨年よりタイムが悪い62分台で区間19位の成績。前のチームからも引き離されたのが痛かった。7区石川選手もあまりペースをあげることができず区間18位。この時点で見た目のトップとの差が17分以上となり繰り上げスタートの影が見え隠れするように。
 
 次の8区は上武大初の4年連続出走となる坂口選手。多分本来はシード権を確実なものにする為の配置だったのだろうが、まさかの位置。何とか力を出したい所だったが、中盤からペースダウン。トップとの東洋大が区間記録並みの快走と好対照となってしまい、見た目で20分オーバー。一番危ないと思われる初出場でも無かった繰り上げスタートに遭ってしまった。
 
 ただ、それからが久々に良かった。9区は全日本6区でシード獲得の立役者となった渡辺選手が。中盤までに繰り上げスタート組を振り切り単独でどんどん走っていく。もう少しで繰り上げ回避になるくらいの走りだった。アンカーの銀山選手も2年前の時よりは粘りの走りをみせて区間13位。最後だけは何とか形にしてゴールに飛び込んだ。

試行錯誤の取り組み方 3年後5年後の効果は如何に?
 花田監督のインタビューを数年後に強豪校になるために色々取り組み方を変えているらしい。それが成功したのも多々ある。4月に学内で軽い合宿をして1年生の出足をよくしたり、夏のスケジュールを変えて10月11月の快進撃に繋がったりとしている。肝心な箱根がダメだと意味ないのかもしれないが、年間的にみると収穫は多かった。それを次年度に活かせるかどうかが重要だ。
 
≪主な在校生≫
佐藤舜(2年)29分09秒79≪箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫
山岸宏貴(3年)29分31秒96≪箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫
渡辺力将(4年)29分35秒06≪箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫
倉田翔平(2年)29分37秒86≪箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫
氏原健介(4年)29分38秒20≪箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫
石川拓馬(4年)29分39秒87≪箱根7区18位、予選92位≫
菅家俊貴(4年)30分03秒49
平迫幸紀(4年)30分03秒79
松元航(2年)30分09秒54
佐々木元太(2年)30分15秒40≪全日本7区10位≫
横内佑太朗(2年)30分26秒36
大西淳貴(2年)30分31秒05≪予選154位≫
吉見進平(3年)30分43秒62

≪主な新入生≫
田林希望14分32秒63≪都道府県1区41位、高校1区35位≫
池崎元気14分34秒56≪高校2区14位≫(予定)
石黒大介14分40秒35

≪今から考えるオーダー≫
全日本:佐藤-倉田-山岸-氏原-平迫-佐々木-田林-渡辺
 ひとまず、佐藤・倉田選手は期待したい。上武大で1年生がこれだけ活躍したのは初めて。その他の現1年生にも記録を伸ばしつつある選手がいるので、引っ張っていってもらいたい。勿論、渡辺・氏原選手らの4年生が支えてやることが大事。このバランスをしっかり取ってチームを整えたい。
 
 まずは箱根予選突破だが、これは上武大が得意の集団走もあるし、その上にトップ10に入る力のある佐藤・氏原選手がいるので大丈夫だとは思っている。ただ、それを箱根シードに向けて如何に繋げられるかだ。幸い、今年は全日本予選が無い。今までのスケジュールの違いをどう活用するか。シード権を獲得すると宣言している花田監督の手腕に期待したい。
 
 

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H23上武大記録

【1倉田翔平(1年)14分02秒95★,14分28秒95,14分30秒48,14分42秒49】
【2佐藤舜(1年)14分05秒45★,14分22秒07★,14分25秒91★】
【3坂口竜成(4年)14分14秒34,14分19秒09】
【4園田隼(4年)14分14秒76★,14分16秒47,14分21秒84】
【5渡辺力将(3年)14分15秒06★】
【6山岸宏貴(2年)14分18秒46★,14分22秒52,14分50秒40】
【7石川拓馬(3年)14分29秒98★,14分59秒28】
【8大西淳貴(1年)14分32秒14★,14分44秒69★,14分47秒63★】
9中根広幸(1年)14分32秒25★,14分52秒72★
【10佐々木天太(1年)14分33秒25★】
原田祐輝(2年)14分35秒25★,14分47秒61,14分49秒08
金子大樹(2年)14分37秒01★,14分54秒43★
高津戸翔太(2年)14分38秒19★
小池啓介(1年)14分39秒24★,14分52秒51
湯田和樹(4年)14分39秒99★
三橋純之介(2年)14分47秒23★,14分53秒04★
和田拓実(1年)14分48秒40
【氏原健介(3年)14分48秒56】
末永允(1年)14分49秒19★
大久保雄矢(1年)14分49秒19★
【松本航(1年)14分49秒53★】
【銀山耕一郎(4年)14分50秒15★,14分53秒40★】
合田昇平(2年)14分50秒73★
廣川耕祐(1年)14分52秒25★
林直央人(2年)14分54秒13★,14分58秒32
根岸成光(1年)14分54秒94
菅家俊貴(3年)14分55秒80
【合田佳功(4年)14分57秒25】
【横内佑太郎(1年)14分57秒62】
 

【1佐藤舜(1年)29分09秒79★,29分42秒20★,29分42秒39,31分07秒46】
【2山岸宏貴(2年)29分31秒96★,29分48秒83★,29分58秒99,30分29秒50】
【3渡辺力将(3年)29分35秒06★,30分01秒68★,30分16秒71,30分37秒27】
【4坂口竜成(4年)29分36秒66,29分41秒57】
【5倉田翔平(1年)29分37秒86★,29分40秒74,30分08秒95】
【6氏原健介(3年)29分46秒00,29分55秒57,29分59秒37,30分01秒10】
【7園田隼(4年)29分49秒84,29分55秒76,30分04秒96,30分28秒19】
【8石川拓馬(3年)30分00秒19,30分00秒66,30分11秒43,30分30秒98】
【9平迫幸紀(3年)30分04秒25】
【10松元航(1年)30分09秒54★,30分23秒86★】
【佐々木元太(1年)30分15秒40★,31分11秒69★、31分23秒37★】
【横内佑太朗(1年)30分26秒36★,30分40秒48,30分48秒76★】
【大西淳貴(1年)30分31秒05★,31分15秒57★】
菅家俊貴(3年)30分34秒60,30分37秒31
中根広幸(1年)30分38秒19★
【銀山耕一郎(4年)30分45秒13,31分23秒70】
高津戸翔太(2年)30分50秒86★,30分53秒45
合田晃平(2年)30分52秒61
三田村健太(1年)30分54秒26★,31分24秒06
三橋純之介(2年)30分46秒46★,30分55秒00★,31分21秒06
根岸成光(1年)30分57秒38★
末永允(1年)31分03秒86★,31分18秒87
金子大樹(2年)31分10秒96★
【吉見進平(2年)31分11秒22,31分15秒63】
永澤翔世(2年)31分13秒47★,31分15秒65★
林直央人(2年)31分20秒71★
和田拓実(1年)31分23秒48★
廣川耕祐(1年)31分26秒00★

箱根駅伝展望~上武大学

全日本シード、箱根シードの機運も整ったか
上 武 大 学

エントリー選手独断ランク付

7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
 
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
 
5点:エース区間や山も走れる選手
氏原健介(3年)29分38秒20
≪11全日本4区5位、11予選9位、11箱根1区13位、10予選17位、10箱根7区7位≫…上武大のエース級の選手。ロードになると途端に強くなる。箱根予選ではトップ10に名を連ねた
 
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
佐藤舜(1年)29分09秒79
★≪11全日本1区10位、11予選10位、11都道府県1区16位、10高校3区44位≫…春から大活躍しているルーキー。特に全日本予選で大きく貢献した。長い距離にもしかり対応している
坂口竜成(4年)29分22秒09≪11全日本3区5位、11予選34位、11箱根4区20位、10予選DNF、10箱根1区15位≫…主将。ここの所故障が多いが、長い距離に強い選手。
園田隼(4年)29分31秒81≪11全日本8区7位、11予選12位、11箱根5区14位、10予選35位≫…前回の箱根5区、全日本アンカーなど最長距離の区間を任されている
渡辺力将(3年)29分35秒06★≪11全日本6区2位、11予選27位、10予選64位、10箱根4区16位、09予選65位≫…今年の秋になって急成長。全日本駅伝でチームをシードに導く走りを見せた。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
倉田翔平(1年)29分37秒86
★≪11全日本2区10位、11予選51位≫…1年生ながら全日本で2区に抜擢され、無難に乗り切った
山岸宏貴(2年)29分31秒96★≪11全日本5区5位、11予選76位、10予選93位≫…どちらかというとスピードタイプ。先日1万のベストを更新した
 
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
 
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
石川拓馬(3年)29分39秒87
≪11予選92位、11箱根3区17位、10予選33位≫…昨年の箱根予選で好走した選手。今年は昨年ほどの成績ではない
銀山耕一郎(4年)29分57秒74≪11予選95位、10予選104位、10箱根9区17位、09予選101位≫…スピードは無いが箱根予選で3年連続100位前後で安定している
合田佳功(4年)29分59秒83≪11予選127位、11箱根6区16位≫…前回6区を走って何とか乗り切った
佐々木元太(1年)30分15秒40★≪11全日本7区10位、11予選90位、10高校7区18位≫…秋になって伸びてきた選手。
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
平迫幸紀(3年)30分03秒79
≪09予選92位≫…11月末、長い故障からレース復帰した
松元航(1年)30分09秒54★…全日本予選で出走した
横内佑太朗(1年)30分26秒36★…地道に記録を伸ばしてきている
大西淳貴(1年)30分31秒05★≪11予選154位≫…箱根予選で出走した
吉見進平(2年)30分43秒62…上尾ハーフで66分台を出した

上位10人合計:30点
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)
 
5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:16位-16位(17位)-10位
 

戦力分析&区間オーダー予想

 乗っているチームと言えば上武大だろう。6月にこれまでかすりもしなかった全日本予選を通過、10月は箱根予選を初のトップで通過、そして11月今まで駅伝で結果を残したことがなかった上武大が全日本駅伝で6位とシード権を獲得した。持ちタイムは決して目立つわけではないが、バランスがよく何よりチームが一致団結している。その勢いのまま、4度目の挑戦で初の箱根駅伝のシード権を獲得できるのか占ってみる。

区間オーダー予想()内は目標通過順位
佐藤(8)-氏原(13)-倉田(12)-山岸(10)-園田(7)
合田(9)-石川(10)-佐々木(11)-渡辺(9)-坂口(7)
 全日本で1区2区に起用された1年生を今回も往路で起用、そして9区10区にも駒を残せるようにしておきました。まあ1区は連続で佐藤選手でいいんじゃないかと思う。全日本も区間10位ですが、終盤まで付いて行っていましたしのでいいかと。2区は氏原選手起用。スピード的に序盤はきついと思うが全日本のような走りができれば最終的にはあまり開けられずにすむはずです。
 
 3区は倉田選手。全日本2区のエース区間も経験しているので大丈夫だろうと踏みます。4区は山岸選手を全日本の時と同じ役目を期待して起用。5区に向けて前との差を詰めて行ってほしい。その山登りは2年連続で園田選手。前回は終盤に失速したが、今年は箱根予選でも全日本でも終盤に粘りをみせていて今回はぐっとタイムを縮めてきてもおかしくないだろう。ともかく最低一桁順位には浮上したい所だ。
 
 個人的にはここがシード権獲得へのポイントとなるのではと思っているのが6区7区8区。6区は苦手区間だし、7区8区の繋ぎ区間は正直層が薄い。ここで如何に耐えられるか。箱根予選トップ通過・全日本シードなのにランクのポイントがそんなに上がっていないのはこのためである。とりあえず6区は2年連続で合田選手を置いた。石川選手あたり起用も考えたが平地が更に辛くなると思った。そして7区石川選手。一応昨年も駅伝経験していてこの区間なら何とかなるかなと。8区は佐々木と銀山選手で迷ったが、花田監督は「数年後を見据える」ということを話されているので佐々木選手にしておきます。
 
 ここまででシードラインに喰らいついていれば9区10区は強い。9区は全日本好走をみせた渡辺選手、アンカーには主将の坂口選手を残してある。まあ坂口選手をアンカーにしたのは、初出場時一番最初の走者だった坂口選手が、最終学年でシード権のゴールテープを切ったらいいストーリーだなぁと思ったのもありますがw まあでも今はアンカーにも強い選手を残さなければならなくなった。前回大会も9区終了時で圏内だった城西・帝京が弾き出されたりしましたからね。最後に残すのもアリだと思います。
 
 まあ、基本的には全日本と同じようにじわじわ追い上げていく形になるでしょうから、いかにミス無く繋いでいけるかどうかにかかっていますかね。昨年まではエース頼みだったのが、完全に脱却できたか注目です。 
 
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全日本駅伝回顧~上武大学


 

総合6位上武大学5時間23分44秒

1区佐藤舜(1年)44分04秒区間10位(10)26秒差
2区倉田翔平(1年)39分45秒区間10位(10→9)1分44秒差(1分08秒差)
3区坂口竜成(4年)28分13秒区間5位(9→9)2分44秒差(1分01秒差)
4区氏原健介(3年)42分09秒区間5位(9→8)3分57秒差(39秒差)
5区山岸宏貴(2年)35分12秒区間5位(8→8)4分54秒差(15秒差)
6区渡辺力将(3年)36分25秒区間2位(8→4)4分23秒差(-1分18秒差)
7区佐々木元太(1年)37分32秒区間10位(4→5)6分29秒差(-27秒差)
8区園田隼(4年)60分24秒区間7位(5→6)7分58秒差(-42秒差)
1年生が一桁順位で繋ぎ追撃態勢を整える
 箱根予選でトップ通過を果たすも、単独走の問題でそれほど下馬評は高くなかった上武大がなんと初出場初シード権獲得!その軌跡を振り返ってみる。序盤は好調の1年生を1区2区に並べる大胆な策であった。ブレイク中の佐藤選手が区間10位ながらトップと26秒差で繋ぐと主要区間の倉田選手も大崩れせずに走り切った。将来のエース候補の2人が序盤の争いをしっかり経験できたのは大きな収穫ですね。これで箱根も往路の可能性高いんじゃないでしょうか。
 
 そして3区4区にロードに強いエース級を投入していた上武大。3区主将の坂口選手が粘って区間5位で乗り切ると、今やロードでは上武大のエースと言っていい氏原選手がじわりシードラインに接近する。箱根予選個人トップ10に入った強さを発揮した。このあたりから少しずつ注目が集まるようになったか。それでも、まあこのままいけば一桁順位行けるんじゃないの、というくらいであった。

6区渡辺4人抜きの殊勲賞 アンカー園田懸命の逃げ切り
 が、ひとまず流れに乗ると箱根予選トップ通過した力は伊達じゃないかった。5区山岸選手が3連続となる区間5位で走り切り6位にタイム差で急接近。4位のチームまで30秒以内視界に入った。そして見せ場は6区、渡辺選手が序盤から次々に選手を交わしていって4人抜きで4位へ。なんと区間賞まであと3秒の激走だった。シードラインも1分以上突き放して、大きなポイントとなったと言えよう。
 
 7区の佐々木選手やや力不足感だったが何とか一つ順位を落とすくらいに留めてアンカーへ。この時点で5位だったが、ほぼ同時に日大・ベンジャミン選手が走り出したのでこれは仕方がない、焦点は27秒後ろの明大・菊地選手と1分56秒後ろの東海・村澤選手から逃げ切れるかとなった。プレッシャーはかかっただろうが懸命に逃げる。明大は引き離したが村澤選手に35秒差まで詰め寄られる。しかし、箱根予選でラスト5㎞は全選手でトップだった園田選手はそこから粘り通した。最後まで落ちず逃げ切り6位でゴールテープを切った。大きなミスも出ず、初めて駅伝というのが出来たのではないだろうか。非常に大きな勲章を手にして初の伊勢路を終えた。
 
そのままの調子を保つことができるか
 これでだいぶ評価をあげる人は増えそうですね。単独走でも力を発揮し、しかもじわじわ浮上できたということで自力はかなり上がったのは確かだろう。箱根も序盤からシードラインが見える位置に付けて、浮上していくレースをしたいだろう。
現時点で考える箱根のオーダー
佐藤-氏原-倉田-山岸-園田 合田-石川-佐々木-渡辺-坂口
 期待の1年生は序盤に使って2区は氏原選手を抜擢。スピード的に序盤はきついかもしれないが、後半に粘っていく走りはできると思う。山は昨年と同じメンバー、そしてアンカーに主将の坂口選手を置いてアンカー勝負も見据えてみました。勿論しっかり力を出し切れば箱根のシード権も獲得する可能性は十分にあるだろう
 
 自信はついたと思うので、後はこの調子をキープできるかどうかかな。ピークがもう一度合わせられるか、選手層ははっきり言って薄いので怪我人が出たら一気に厳しくなります。また、箱根予選・全日本とほぼ力を出し切っての結果。今回失速した他校も巻き返すだろうから一筋縄ではいかないのも覚悟したいところ。今回の団結力をもう一度出してシード獲得を目指したい。
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