2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

全日本駅伝回顧~上武大学


 

総合6位上武大学5時間23分44秒

1区佐藤舜(1年)44分04秒区間10位(10)26秒差
2区倉田翔平(1年)39分45秒区間10位(10→9)1分44秒差(1分08秒差)
3区坂口竜成(4年)28分13秒区間5位(9→9)2分44秒差(1分01秒差)
4区氏原健介(3年)42分09秒区間5位(9→8)3分57秒差(39秒差)
5区山岸宏貴(2年)35分12秒区間5位(8→8)4分54秒差(15秒差)
6区渡辺力将(3年)36分25秒区間2位(8→4)4分23秒差(-1分18秒差)
7区佐々木元太(1年)37分32秒区間10位(4→5)6分29秒差(-27秒差)
8区園田隼(4年)60分24秒区間7位(5→6)7分58秒差(-42秒差)
1年生が一桁順位で繋ぎ追撃態勢を整える
 箱根予選でトップ通過を果たすも、単独走の問題でそれほど下馬評は高くなかった上武大がなんと初出場初シード権獲得!その軌跡を振り返ってみる。序盤は好調の1年生を1区2区に並べる大胆な策であった。ブレイク中の佐藤選手が区間10位ながらトップと26秒差で繋ぐと主要区間の倉田選手も大崩れせずに走り切った。将来のエース候補の2人が序盤の争いをしっかり経験できたのは大きな収穫ですね。これで箱根も往路の可能性高いんじゃないでしょうか。
 
 そして3区4区にロードに強いエース級を投入していた上武大。3区主将の坂口選手が粘って区間5位で乗り切ると、今やロードでは上武大のエースと言っていい氏原選手がじわりシードラインに接近する。箱根予選個人トップ10に入った強さを発揮した。このあたりから少しずつ注目が集まるようになったか。それでも、まあこのままいけば一桁順位行けるんじゃないの、というくらいであった。

6区渡辺4人抜きの殊勲賞 アンカー園田懸命の逃げ切り
 が、ひとまず流れに乗ると箱根予選トップ通過した力は伊達じゃないかった。5区山岸選手が3連続となる区間5位で走り切り6位にタイム差で急接近。4位のチームまで30秒以内視界に入った。そして見せ場は6区、渡辺選手が序盤から次々に選手を交わしていって4人抜きで4位へ。なんと区間賞まであと3秒の激走だった。シードラインも1分以上突き放して、大きなポイントとなったと言えよう。
 
 7区の佐々木選手やや力不足感だったが何とか一つ順位を落とすくらいに留めてアンカーへ。この時点で5位だったが、ほぼ同時に日大・ベンジャミン選手が走り出したのでこれは仕方がない、焦点は27秒後ろの明大・菊地選手と1分56秒後ろの東海・村澤選手から逃げ切れるかとなった。プレッシャーはかかっただろうが懸命に逃げる。明大は引き離したが村澤選手に35秒差まで詰め寄られる。しかし、箱根予選でラスト5㎞は全選手でトップだった園田選手はそこから粘り通した。最後まで落ちず逃げ切り6位でゴールテープを切った。大きなミスも出ず、初めて駅伝というのが出来たのではないだろうか。非常に大きな勲章を手にして初の伊勢路を終えた。
 
そのままの調子を保つことができるか
 これでだいぶ評価をあげる人は増えそうですね。単独走でも力を発揮し、しかもじわじわ浮上できたということで自力はかなり上がったのは確かだろう。箱根も序盤からシードラインが見える位置に付けて、浮上していくレースをしたいだろう。
現時点で考える箱根のオーダー
佐藤-氏原-倉田-山岸-園田 合田-石川-佐々木-渡辺-坂口
 期待の1年生は序盤に使って2区は氏原選手を抜擢。スピード的に序盤はきついかもしれないが、後半に粘っていく走りはできると思う。山は昨年と同じメンバー、そしてアンカーに主将の坂口選手を置いてアンカー勝負も見据えてみました。勿論しっかり力を出し切れば箱根のシード権も獲得する可能性は十分にあるだろう
 
 自信はついたと思うので、後はこの調子をキープできるかどうかかな。ピークがもう一度合わせられるか、選手層ははっきり言って薄いので怪我人が出たら一気に厳しくなります。また、箱根予選・全日本とほぼ力を出し切っての結果。今回失速した他校も巻き返すだろうから一筋縄ではいかないのも覚悟したいところ。今回の団結力をもう一度出してシード獲得を目指したい。
https://sports.blogmura.com/rikujo/ 気に入ったらクリック!(日本ブログ村)

コメント

非公開コメント

プロフィール

hakonankit

Author:hakonankit
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR