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上武大学~第89回箱根駅伝徹底解剖!


往路16位復路18位
総合18位:上武大学
(予想:往路13位復路16位総合17位 区間:2区間(2区3区)のみ※かずのすけさん・nicoさんも2区間)

順位も配置も1区倉田選手が走れなかった時点で大幅に狂いましたね。7区渡辺選手も当てられそうになかった

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区佐々木元太(2年)66分46秒区間20位(20)3分14秒差
2区佐藤舜(2年)73分14秒区間18位(20→20)6分20秒差
3区山岸宏貴(3年)68分12秒区間15位(20→19)9分55秒差
4区石川拓馬(4年)60分52秒区間17位(19→19)11分33秒差
5区氏原健介(4年)88分38秒区間16位(19→16)17分47秒差

6区横内佑太朗(2年)62分17秒区間17位(16→18)20分31秒差
7区渡辺力将(4年)66分12秒区間9位(18→18)21分50秒差
8区松元航(2年)69分13秒区間17位(18→18)24分00秒差
9区平迫幸紀(4年)73分39秒区間17位(18→18)27分13秒差
10区大西淳貴(2年)73分21秒区間15位(18→18)29分18秒差
【敢闘賞】渡辺力将…チーム唯一の区間一桁


点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
75 75 80 80 75
80 75 80 80 80
1区が区間最下位 区間配置にこだわる策実らず
5年連続5回目の出場の上武大。ただ、シード権争いに絡んだ事はまだ殆ど無い。今回は全日本駅伝以降はほとんど試合に出場することなくみっちり走りこんで臨む体勢だった。

しかし、区間エントリー直前でアクシデントが。全日本1区3位で今回も1区予定だった2年生の倉田選手が股関節の故障でダウン。売り出し中の選手だっただけに痛い。ここで3区予定だった山岸選手を1区に回すか、ほかの選手で対応するかで迷った上、事前に伝えた区間配置は変えないということで、これまた今年伸びていた佐々木選手を抜擢した。

結果的に中盤前から始まった駆け引きに対応することができず区間最下位のスタート。箱根で上位で戦ったことがない上に向かい風の中では跳ね返す力は無く、ここのところずっと良くなかった2区佐藤選手が区間19位で最下位のまま、2年連続3区の山岸選手が何とか1チーム交わして19位、3年連続箱根出場の4区石川選手を終えてブービー。

5区には4年生の氏原選手。1年時の箱根から区間一桁で走るなどロードは得意な選手。追い上げを託されたが、流れ的に厳しく区間16位。途中棄権したチームを除いて1チーム交わして往路16位。タイム差的にシード争いはかなり厳しい状態に、今年もシード争いに絡めなかった。



7区に入ったエース格の渡辺選手の区間9位が唯一の区間一桁
それでも何とか復路だけでも成績を残したかったが、更に苦しい戦いに。6区横内選手が最下位に転落。そういえば、この区間は上武大苦手だ。その中で7区に投入された主力格の渡辺選手が区間9位の成績。実績からするとちょっと寂しいが初めて相対的にそこそこの位置に。ただ、そのすぐ前を走っているチームも7区は好走してしまったため順位浮上ならず。

何とか捉えたいところ、8区に入った松元選手が序盤から速めのペースで入り、一瞬総合17位に浮上。だが遊行坂で息切れに再び最下位へ。9区最初で最後の大学駅伝出場の平迫選手は繰上げを阻止するのがやっと。アンカーの大西選手が初出場時以来の総合最下位でゴールした。



来期への展望


○主な在校生
佐藤舜(3年)29分09秒79≪2年:箱根2区18位、全日本2区12位、予選22位、1年:箱根1区7位≫
倉田翔平(3年)29分22秒46≪2年:全日本1区3位、予選34位、1年:箱根4区17位≫
山岸宏貴(4年)29分31秒96≪3年:箱根3区15位、全日本3区7位、予選44位、2年:箱根3区18位≫
松元航(3年)29分51秒71≪2年:箱根8区17位、全日本6区6位、予選90位≫
佐々木元太(3年)29分56秒96≪2年:箱根1区20位、全日本5区5位、予選47位≫
田林希望(2年)29分58秒78
高津戸翔太(4年)30分10秒69≪3年:予選186位≫
東森拓(2年)30分13秒16
吉見進平(4年)30分18秒33
大西淳貴(3年)30分20秒03≪2年:箱根10区15位、全日本7区9位、予選101位≫
横内佑太朗(3年)30分26秒36≪2年:箱根6区17位≫
廣川耕祐(3年)30分29秒00
中根広幸(3年)30分29秒90
三田村健太(2年)30分48秒30
石黒大介(2年)30分51秒29≪1年:予選170位≫
根岸成光(3年)30分54秒26


○主な新入生
上田隼平14分31秒07≪都道府県5区36位、高校3区24位≫
志塚亮介14分36秒58≪高校6区32位≫
河崎裕史14分39秒92≪高校5区16位≫
岡添大樹14分41秒42≪都道府県4区13位≫
田尻亮太14分42秒38≪高校6区19位≫
花田監督曰く、今回は全体的にオーバーワークだったらしい。倉田選手の故障は関連性あるかは分からないが、全体的に動きは重かったかもしれない。しかし、5年連続で低空飛行は辛いところだ。

最も、スカウト面からすると良く出場できているという感じ。毎年上位3人くらいのタイムは他育成型の中央学院や帝京程~少し上回る程度なのだが、5千14分台の確保人数からすると出場チームの中では最下層ある。妥当な成績ではるのだが、何とかしたいところ。

来年度のチームで鍵になるのは新3年。佐藤・佐々木・横内・松元・大西+倉田選手と6人の箱根経験者がいる。氏原・渡辺選手の穴はちょっと痛いが、倉田・佐藤選手が本来の走りができるようになれば充分に埋まる。また結果は出なかったが序盤から早く入って何とかしようともがいた選手もいた。この世代をまずは中心にしたい。また新2年になる東選手らの復活も待ち遠しい。粒を揃えて箱根予選やその前の全日本予選の通過を再び狙っていきたい。

H24年度上武大記録

1倉田翔平(2年)14分05秒12,14分16秒22,14分27秒31
2佐藤舜(2年)14分09秒46★,14分23秒92,14分45秒46
3三橋純之介(3年)14分22秒73★,14分44秒37★,14分50秒82
4高津戸翔太(3年)14分22秒93★,14分55秒40
5東森拓(1年)14分26秒27★,14分46秒46,14分52秒16
6山岸宏貴(3年)14分26秒56,14分52秒00
7中根広幸(2年)14分29秒86,14分36秒03,14分40秒90
7渡辺力将(4年)14分35秒13
8根岸成光(2年)14分35秒25★
10氏原健介(4年)14分39秒19★
三好慎平(1年)14分40秒90★
斎藤宏和(3年)14分42秒21★,14分58秒95
廣川耕祐(2年)14分44秒53★,14分56秒10
金子大樹(3年)14分44秒63,14分52秒48,14分57秒22
田林希望(1年)14分46秒41
三田村健太(2年)14分52秒70★
横内佑太朗(2年)14分53秒65,14分57秒42
末永允(2年)14分54秒36,14分56秒48
菅家俊貴(4年)14分55秒69
池崎元気(1年)14分55秒87
多田啓峰(準)14分57秒09★
和田拓実(2年)14分57秒91,14分59秒08
佐々木天太(2年)14分58秒06




1倉田翔平(2年)29分22秒46★,30分03秒79
2渡辺力将(4年)29分43秒84,29分52秒16,30分30秒28
3石川拓馬(4年)29分49秒04,30分22秒03,30分35秒86,31分07秒29
4松元航(2年)29分51秒71★
5佐藤舜(2年)29分52秒64,29分56秒10,30分15秒28
6山岸宏貴(3年)29分55秒68,30分01秒36
7佐々木天太(2年)29分56秒96★,30分49秒08,31分07秒56,31分27秒45
8高津戸翔太(3年)30分10秒69★,30分53秒53,30分54秒55,30分57秒67
9氏原健介(4年)30分12秒78
10東森拓(1年)30分13秒16★,30分33秒93
菅家俊貴(4年)30分17秒59,31分10秒95,31分25秒64
吉見進平(3年)30分18秒33★,30分49秒96,31分02秒11,31分26秒23
大西淳貴(2年)30分20秒03★,31分03秒33
廣川耕祐(2年)30分29秒00★
中根広幸(2年)30分29秒90★,30分54秒92
合田昇平(3年)30分42秒43,31分03秒10,31分10秒20,31分14秒07
平迫幸紀(4年)30分30秒21,30分45秒36,31分09秒60
三田村健太(2年)30分48秒30★
石黒大介(1年)30分51秒29★,31分17秒91,31分22秒60
池崎元気(1年)30分52秒30★.30分55秒57
西谷俊輝(3年)30分55秒05★
根岸成光(2年)30分56秒70★,31分12秒18
横内佑太朗(2年)30分57秒64,31分29秒53
林直央人(3年)31分03秒04★
田林希望(1年)31分10秒02
末永允(2年)31分13秒84
三好慎平(1年)31分28秒17★

上武大学区間オーダー予想~第89回箱根駅伝

全日本以降ほぼ出場せず 力を蓄えられたか
上 武 大 学

エントリー選手独断ランク付

7点:エース区間、山で大きく稼げる選手


6点:エース区間、山でしっかり走れる選手


5点:エース区間や山も走れる選手
 

4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
倉田翔平(2年)29分22秒46★≪2年:全日本1区3位、予選34位、1年:箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫…主力4人では唯一スピード型 全日本では1区3位と大きく目立つ走りをした
渡辺力将(4年)29分35秒06≪4年:全日本4区6位、予選13位、3年:箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫…昨年秋から急成長 全日本、箱根、関カレハーフ、箱根予選、再度全日本とロードは全て好走している 現在の柱といっていい存在


3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

佐藤舜(2年)29分09秒79≪2年:全日本2区12位、予選22位、1年:箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫…上武大のエースなのだが、関カレ3障の激走以降、今一つの成績が続いてる 全日本は流れを切ってしまった
氏原健介(4年)29分38秒20≪4年:全日本8区9位、予選26位、3年:箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫…前回予選チームトップ スタミナで粘るタイプ 関カレハーフ渡辺に続いて入賞している


2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

山岸宏貴(3年)29分31秒96≪3年:全日本3区7位、予選44位、2年:箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫…関カレ5千出場している 上武大の中ではスピード型 全日本では2年連続繋ぎ区間でまずまず
松元航(2年)29分51秒71★≪2年:全日本6区6位、予選90位≫…昨年の全日本予選に出走 今年の全日本でデビューしている
佐々木天太(2年)29分56秒96★≪2年:全日本5区5位、予選47位、1年:全日本7区10位、予選90位≫…昨年のロードシーズンに粘走 今年一回り成長した姿をみせ全日本5区5位


1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
石川拓馬(4年)29分39秒87≪4年:予選106位、3年:箱根7区18位、予選92位、10予選33位≫…2年時の箱根予選の時にいい走りをした 今年はチーム9番手だった
菅家俊貴(4年)30分03秒49…ハーフ65分強 スタミナ型
大西淳貴(2年)30分20秒03★≪2年:全日本7区9位、予選101位、1年:予選154位≫…日本学生ハーフで64分後半 全日本で駅伝デビューした


0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
平迫幸紀(4年)30分03秒79≪4年:予選119位、1年:予選92位≫…1年時から距離対応していた 長い故障から少しずつ復帰し、箱根予選に3年ぶり出場した
高津戸翔太(3年)30分10秒69★≪3年:予選186位≫…箱根予選に出走しており、学連記録会で1万ベスト
吉見進平(3年)30分18秒33★…学連記録会で記録を伸ばした
横内佑太朗(2年)30分26秒36…ハーフ66分ジャスト
中根広幸(2年)30分29秒90★…9月に1万ベスト 以降はあまり試合出場はない
石黒大介(1年)30分51秒29★≪1年:予選170位≫…箱根予選のメンバーに選ばれた


上位10人合計:23点
(参考:シード争い→30点、優勝争い→40点)

5千順位-1万順位(今季1万)-ハーフ順位
17位-19位(20位)-13位

主要大会以外で、秋以降の試合出場回数が非常に少ないのはこの上武大だろう。そのために点数自体は低くせざるを得ない(層が薄いのもある)のだが、全日本では序盤の区間で躓いたにも関わらず、シード権に手が届こうかというところまでいったのでチーム力自体はあるのだろう。主要区間を担える選手は複数いるので、オーダーは組みやすい感じはする。


区間オーダー予想

倉田-佐藤-山岸-佐々木-渡辺
中根-松元-大西-氏原-菅家
ただ、どうしても2区が辛い印象だ。主力となるのは渡辺・氏原・倉田・佐藤選手だ。倉田選手は全日本で成功した1区を外せないし、4年生の渡辺・氏原選手はもっと中後半でどっしり構えさせたい選手。力のある佐藤選手は不調に喘いでいる。

色々思ったけど、将来的にはやはり佐藤選手が引っ張る選手なので期待を込めて。全日本は本人コメントによると自重し過ぎたということもあったようなので、もう少しいい走りができると信じて、ということもある。倉田・佐藤選手の2年生で上位校に喰らいつきたい。

続く3区は2年連続で山岸選手。区間18位だったが、学生ハーフでは63分台で走った事がある。リベンジをしたい。そして4区は秋に急成長を遂げていた佐々木選手。全日本のいいイメージで臨みたい。そして5区に目下エースといっていい渡辺選手を投入。個人的には上武大で一番注目している選手だ。充実している今年であれば順位を上げる走りが臨めるとみる。ここでシードラインに入れればいいですかね。

大事になる6区は誰かよく分からない。力的には石川選手とか、試合に出ていない中根選手とかか?2区で苦戦のイメージがあるがこの6区もあまり良くない。隠し玉がいればいいが。粘りたい復路だが、7区8区には全日本で駅伝デビューしてまずまず走った松元・大西選手。主力となっている倉田・佐藤選手に続きたいところだ。

終盤の9区10区にはスタミナ型の4年生投入。氏原選手は前回2区で苦戦したが、本来は裏の9区の方が得意だろう。満を持して登場したい。ラスト、全日本メンバー+6区の選手を使ってメンバー選考に苦慮したが、菅家選手で。至近の記録会はそこそこで本人曰くスタミナは自信があるということで入れてみました。

パッと見た印象は力不足な感じは否めないだろうか?基本的には区間10位で繋いでいくのを目指すことになるだろうが、区間10位以内入りそうという区間は少ないように思える。ただ、試合に出ていないのは不気味。走りこんだ成果はいかほどか。ダークホースになれるかどうか注目だ。

全日本大学駅伝を振り返る~上武大学

総合7位上武大学5時間20分17秒

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区倉田翔平(2年)43分32秒差区間3位(3)15秒差
2区佐藤舜(2年)39分30秒区間12位(3→9)2分23秒差[31秒差]
3区山岸宏貴(3年)27分50秒区間7位(9→9)2分36秒差[43秒差]
4区渡辺力将(4年)41分27秒区間6位(9→8)3分13秒差[46秒差]
5区佐々木天太(2年)34分52秒区間5位(8→7)3分37秒差[25秒差]
6区松元航(2年)36分35秒区間6位(7→7)4分39秒差[38秒差]
7区大西淳貴(2年)36分01秒区間9位(7→7)5分43秒差[52秒差]
8区氏原健介(4年)60分30秒区間9位(7→7)7分34秒差[1分28秒差]

1区倉田選手が区間3位の好発進も、佐藤選手が流れ止める
今回の1番の見せ場は、1区であった。夏を越えて成長を見せていた倉田選手が強豪チームの主力選手に喰らいついて区間3位。ついていっただけでも驚きなのに、終盤に抜け出した2人以外に勝つとは思わなかった。これ以上ない好発進で、今年も全日本で、上武大旋風が巻き起こるのかと思われた。

だが、それをもっと期待されていた同じ2年生、佐藤選手が止めてしまう。最初は村山・大六野選手と同じ2年生で走っていたが、5kmまでに急落。1区で上位集団から遅れていたチームにも交わされてしまったのは残念。不調が続いていたのが気になっていたが、ちょっと戻っていなかったか。ここで流れが途切れてしまった。


3区以降は区間一桁にまとめる 8区で一時シード権内に
ただ、それでもチームは少しずつ浮上していくのは力があったのか、相性がいいのか。山岸選手が区間7位の走りで踏ん張ると、エースに成長した渡辺選手が一つ順位をあげる。そして、これも箱根予選でいい走りをした佐々木選手がついに次点の7位に浮上し、6位の背中を確認できるところまできた。少しずつ流れができてきた。

力不足が懸念された6区松元7区大西選手も区間一桁。シードラインからは少し引き離されてしまったものの、何とかアンカー次第で勝負できる位置でリレーした。そのアンカーの氏原選手、6位を走っていたチームがブレーキした恩恵もあり、一時6位に、シード権内に浮上していた。しかし、怪走をみせたベンジャミン選手に破れ、最後は次点の7位、2年連続のシード権獲得はならなかった。


佐藤選手が不調から脱っせれば初シードが見えてくる
ただ、昨年のシード権獲得は"まぐれ"というのではなかったのかなと思います。ひとつ失敗区間があったためにうまくいかなかったが、全体的には粘れたのではないでしょうか。2年生が5人奮闘する中、長距離区間を4年生がしっかり担当していていい状態でした。まあ、箱根予選のためにこの時期が一番調子いいのも多大にあるのかもしれませんが…。


現時点での箱根駅伝オーダー予想
佐藤-倉田-山岸-佐々木-渡辺 石川-松元-東-氏原-平迫
今年こそ、予選番長というのを晴らしたい。現状の状態ということで1区は佐藤選手に何とか粘ってもらい、2区に倉田選手。3区は昨年のリベンジ山岸選手。そして山に渡辺・石川選手と主力の4年生を惜しげもなく投入し、勝負をかける。勿体無いかもしれないが層が厚いわけではないので、重要区間は一番力のある選手でいきたい。その流れで氏原選手に繋げるというもの。

ただ、やはり序盤がね…。上武大が箱根でシード権を獲得できないのは、単独走や調整の問題の他に、2区を走りきれる選手が出てこないのも一因なのだ。理想は倉田選手が1区で区間一桁で行き、佐藤選手が2区頑張ってもらうのが一番序盤上位につける可能性のあるオーダーなので、シード獲得に彼の復調が必要不可欠だと思う。残り2ヶ月、どうチーム状況が変わっていくか注視したい。

全日本駅伝オーダー予想~上武大学

前回のレースを再現できるか!?
上武大学
エントリー選手詳細
4年
渡辺力将29分35秒06≪4年:予選13位、3年:箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫…
昨年秋から急成長 全日本、箱根、関カレハーフ、箱根予選とロードは全て好走している
氏原健介29分38秒20≪4年:予選26位、3年:箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫…前回予選チームトップ スタミナで粘るタイプ 関カレハーフ渡辺に続いて入賞
石川拓馬29分39秒87≪4年:予選106位、3年:箱根7区18位、予選92位、10予選33位≫…2年時の箱根予選の時にいい走りをした 今年はチーム9番手だった
平迫幸紀30分03秒79≪4年:予選119位、1年:予選92位≫…1年時から距離対応していた 長い故障から少しずつ復帰し、箱根予選に3年ぶり出場した

3年
山岸宏貴29分31秒96≪3年:予選44位、2年:箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫…
関カレ5千出場している 上武大の中ではスピード型

2年
佐藤舜29分09秒79≪2年:予選22位、1年:箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫…
上武大のエース。昨年はずっとチームを引っ張っていた 関カレ3障の激走以降、今一つだが、箱根予選はチーム2番手の22位でまとめた
倉田翔平29分22秒46★≪2年:予選34位、1年:箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫…5千でいい成績を残すことが多い 9月末に1万ベストで調子があがっている
松元航29分51秒71★≪2年:予選90位≫…昨年の全日本予選に出走 至近の箱根予選では100位以内に入った
佐々木天太29分56秒96★≪2年:予選47位、1年:全日本7区10位、予選90位≫…昨年のロードシーズンに粘走 箱根予選で一回り成長した姿をみせた
大西淳貴30分20秒03★≪2年:予選101位、1年:予選154位≫…前回の箱根予選に出走 少し成績を上げた

1年
東森拓30分13秒16★≪高2:高校6区11位≫…
トラックシーズンに好調だったルーキー 箱根予選は欠場した
 前回は初出場初シード権と大旋風を起こした上武大。ただ、その勢いは残念ながら箱根までは続かなかった。心機一転、新チームが始動。佐藤・倉田選手の2年生と氏原・渡辺選手の4年生が中心。特に渡辺選手がリードしていて関カレ入賞、箱根予選個人13位と長い距離で大活躍。今エースといっていいかもしれない。この4人の次がやや開いている印象だったが、山岸・佐々木選手が箱根予選で成長。戦力として数えられそう。後は2年生に頭数が多いのでそのあたりか。少し前回より見劣りしないこともないが、今回はエントリーを11人にして緊張感を高めている。2年連続シード権獲得で確かな自信を掴みたい。


区間オーダー予想
佐藤-倉田-山岸-氏原-東-佐々木-石川-渡辺
 主力もまずまず順調で大きな不調者はいないので、基本的には昨年とほぼ同じオーダーを組んでいる。1区2区4区は前回同様に佐藤・倉田・氏原選手、アンカーは絶好調の渡辺選手を6区からスライド。核となる区間はこれでいいのかなという気がします。

 1区佐藤選手は今度は最後まで先頭集団についていきたい。調子が昨年ほどではないが力でいってほしい。そうすれば倉田選手が昨年からの成長があるでしょうから、好スタートがきれる。繋ぎが昨年より少し弱い感じがするので、ここである程度の位置にいきたい。その流れで山岸選手がスピード、氏原選手がスタミナを活かしてうまく走ってくれればと思う。

 5区6区7区ですが、佐々木・石川選手は使いたい。佐々木選手は昨年に比べ大きく箱根予選で順位を上げた選手。この6区で成長をみたい。また石川選手は箱根の復路でいぶし銀的な走りをしてほしい選手なのでこういう区間で使いたいのだ。残り1区間はどうするか。前半戦の結果だと東選手が使ってみたい気はしている。予選欠場しているので状態がよく分かりませんが、11人絞ったエントリーで入ったので入れてみました。ダメなら松元選手あたりになるだろうか。繋ぎ区間がどれくらいでいけるのか気になる。

 アンカーは渡辺選手。長い距離走らせたら、今チームで1番早い。粘って繋いでいければ、力がある選手なので戦えるはずだ。箱根予選での成績が昨年より下がっているのは気になるが、昨年できたことをどれだけ再現できるか注目である。

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