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出雲から箱根へ~拓殖大学

 
拓殖大学
 
総合5位2時間12分55秒
1区ダンカン=モゼ(2年)22分48秒区間賞☆(1)-7秒差
2区真家尚(4年)16分51秒区間10位(1→5)11秒差
3区野本大喜(3年)23分29秒区間5位(5→4)26秒差
4区那須大地(4年)19分49秒区間12位(4→7)1分36秒差
5区甲斐優人(4年)20分10秒区間9位(7→7)2分44秒差
6区ジョン=マイナ(2年)29分48秒区間3位(7→5)2分12秒差
 2人の留学生を使って優勝戦線を荒らすことも期待された拓殖大学は5位でした。とりあえず序盤は面白かったですね。ダンカン選手が1㎞過ぎあたりから一気にペースを上げ始めて中盤から独走。初めての大学駅伝で強烈なインパクトを残しました。多分このくらいの長さが得意距離でもあるかな。2区真家選手が少し落としましたが、3区野本選手がずっと第一中継車に映り続ける粘りの走り。やはり日本人選手は野本選手が大きく抜けているようです。もっと距離が長い方がいいでしょうから、箱根が楽しみです。
 
 ただ、4区5区が残念。この区間の粘り次第では優勝の芽もあっただけにこの2区間でトップから2分以上も離されてしまいました。4区那須選手がちょっとバタバタしたような走りで区間12位。拓大の中でスピードのあった甲斐選手も前を追い切れませんでした。距離短いのは苦手ですが、ここはもうちょっと粘りたかった。
 
 優勝が厳しくなった中でどこまで追い上げられるか注目されたアンカーのマイナ選手は、2人抜いて5位に浮上したものの、期待された戦績ではなかったか。まあ、以前の日大ダニエル選手のようなタイプではなく、長いロードをじわじわ走る感じなので追い上げる展開は辛いのか。いずれにせよ後半はやや不満足な結果となりました。
 

 

現時点での区間オーダー予想

兼実-マイナ-真家-北澤-野本 横山-奥谷-梅木-堅谷-那須
 まず留学生がどっちになるかというのが分からないな。爆発力のダンカン選手と安定のマイナ選手か。一応マイナ選手を入れておきましたが、今後の試合結果でまた変わるかもしれませんね。他ですが、今年はやや勢いが無いのでちょっと苦心しました。エース野本選手は本来なら9区タイプなんだけど、往路かな~。ただ、1区3区のスピード区間は稼げるかどうか不安なので、5区にしてみました。ここならハマればいけそうな気がしているのですがどうでしょうか。
 
 ただまあ拓大はおそらく長い距離に合わせているはずなのでまだまだ評価が変わる可能性も高い。岡田監督は亜大時代はよく上尾ハーフに大挙出場させていた。そしてこの時に10数名の選手が63分~64分台にズラリと並べて調子を上げてきていたのだ。今年はどうなるか、出場試合に注目である。
 
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出雲駅伝展望~拓殖大学

2人の留学生を有する
拓殖大学
エントリーメンバー紹介
4年
真家尚(4年)14分17秒20≪11箱根9区6位、10予選38位、09予選111位≫前回の箱根ではエース谷川選手の穴を埋める走りをみせた。今季は試合出場が無いが夏合宿は充実していたらしい
横山築(4年)14分20秒77≪11箱根6区18位≫3障で活躍する選手。関東インカレでは絶不調だったが、日本インカレでは8位入賞するなど復調傾向であった
那須大地(4年)14分22秒71≪11箱根8区5位、10予選157位、09予選140位≫1万で日本人トップの成績を持っており、関東インカレにも出場した
甲斐優人(4年)14分22秒84≪09予選158位≫関東インカレ1500出場など数少ないスピードランナー。
 
3年
野本大喜(3年)14分11秒47
★≪11箱根7区3位、10予選20位、09予選117位≫拓大の日本人エース。関カレハ ーフ2部で優勝、札幌ハーフで上位に食い込むなど長いロードで抜群の強さをみせている
北澤健太(3年)14分33秒11★≪11箱根4区16位≫…昨年の高島平20㎞で頭角を現し、主力の一角となった
兼実省吾(3年)14分37秒89≪11箱根1区17位、10予選37位、09予選94位≫今年の箱根では1区を任され何とか粘り切った。
 
2年
ジョン=マイナ(2年)13分37秒09
★≪11箱根2区6位、10予選1位≫拓大のエース。マラソンを目指している通り、 長い距離に強く昨年の箱根予選ではダントツの強さを見せた。今年の箱根以降若干精彩を欠くことがある 。日本インカレ1万で途中棄権し、状態が気になるところ
ダンカン=モゼ(2年)13分41秒08…関カレ2部1万で優勝するなどトラックではマイナ以上の活躍をみせる選手。陽気な性格らしい。ロードでマイナに劣る為、駅伝関連で出場がまだない。出雲で初出場なるか
 
1年
佐護啓輔(1年)15分07秒73
…1500が得意なスピードランナー

主なエントリー漏れ
堅谷真(3年)14分28秒27
★≪10予選46位≫
札元貴大(2年)14分30秒98
館石盛行(4年)14分33秒88≪11箱根5区11位、10予選66位、09予選134位≫
 昨年、箱根予選敗退から、留学生の加入と名将岡田氏の招聘を追い風に一気にシード校にのし上がった拓殖大学。前半戦にあった全日本予選は主力の多くを欠いた事もあり、惨敗。ただ、夏合宿は主力も戻り順調に練習を積んだらしい。注目はまずは2人の留学生ダンカンとマイナ選手。トラックはダンカン、ロードはマイナ選手と言うイメージだが、2人とも強力なのは変わりない。日本人では野本選手は関カレハーフ・札幌ハーフと好成績を残している。彼らを起点に爆発したい所だ。

区間オーダー予想
ダンカン-兼実-野本-真家-北澤-マイナ
 とりあえず留学生は2人とも使いたい。順位の面白さもありますが、経験を積ませるのがいいと思う。マイナ選手は箱根で失敗しているので自信を付けさせるため、ダンカン選手は駅伝経験ないので走らせときたいですし。今回は関カレ1万連覇するスピードのあるダンカン選手を1区へ。ロードを安定して走るタイプのマイナ選手をアンカーに回してみました。これで密かに優勝狙ってみるのもいいんじゃないかと思ってます。
 
 日本人選手は駅伝経験のない甲斐、佐護選手を経験させるか迷いましたが、上位進出のチャンスなのでガチメンバーで組んでおきました。主力選手でも前半戦出場が無い選手もいるので試しておきたいと思います。
 
 2区には箱根でも1区を務めた兼実選手。主力の中ではスピードに対応できる方かと。3区中盤のエース区間にはもちろん野本選手。長い距離の強さはお墨付きだが、こういう区間でも走れるかどうか。おそらく箱根は往路に入るだろうからスピード勝負に付いていきたい所だ。4区5区にも真家、北澤選手と主力級。少しでも粘って、アンカーに繋げたい所だ。
 
 どうだろう。拓大は長いロードの鍛錬に力を入れているので、この距離でも力を出せるのかが鍵ですかね。ただ、1区でしっかり上位に付けておけば流れで粘れる可能性も出てくる。そうすると面白い勝負ができるはず。優位にレースを進めたい所だ。
 
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全日本予選展望~拓殖大学

続いて拓殖大学

 
平均タイム:6位29分39秒83(ボーダーから1人0秒99)
4組:1位ダンカン=モゼ(2年)27分53秒00、29位野本大喜(3年)29分50秒03
3組:7位那須大地(4年)29分25秒37、32位櫻井一樹(1年)30分23秒11
2組:6位兼実省吾(3年)29分39秒79、17位堅谷真(3年)29分50秒94
1組:25位奥谷裕一(2年)30分20秒81、26位北澤健太(3年)30分21秒34
補欠:甲斐優人(4年)29分57秒38、早川和樹(1年)30分37秒36
 
主力漏れ、若手がエントリー
 留学生起用が一人になったものの、万全に組めれば通過の可能性は高かった拓大ですが、意外と若手がエントリーしてきた。試合に出ていなかった真家、館石や是不調だった横山選手が外れ、奥谷・櫻井・早川といった若手がエントリー。今年の1年は14分代3人しか取れなかった中、2人1年生が入ったのはどう見るべきか。
 
 補欠に昨年好走した甲斐選手もいますが、育成目当てでm櫻井選手あたりそのままの出走も充分ありそうだ。それからもう一つ目についたのがモゼ選手のみのエントリー(留学生は、エントリーに関しては2人まで出来る)となった事。最初から外したのはちょっとびっくり。まあ、ダンカン選手の方が爆発力はあるので、そちらにかけたのだろうか。
 

2組で浮上してモゼ選手に繋げたい
 まあ、昨年は留学生2人で平均29分34秒、今年は1人で29分39秒でチーム力はついてきた(まあ、留学生も1分ベスト更新してますが…)とみていいか。昨年は大きく失速する選手が出たが今年は出ないように。モゼ選手で稼ぐのは当然として、他2組で浮上できるようにしたい。2組の兼実・堅谷選手は関カレでハーフに出場するなど主力の一員。ここでしっかり上位につけるのが鍵と感じる。
 
 それと4組に入った野本選手がモゼ選手の貯金を無駄にしないようにできるか。関カレハーフ2部優勝など長いロードでは安定して好成績を残しているが、スピード展開でついていけるか。一応5千でベストを出しているので、何とか活かしたい所だ。今年は全日本出場を本気で狙っているということですが、そういうスピードにどこまで対応できているか注目だ。

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H22拓大記録


1ダンカン=モゼ(1年)13分41秒08★
2ジョン=マイナ(1年)13分41秒17★
3西山容平(4年)14分11秒50★,14分33秒15,14分43秒25
4真家尚(2年)14分17秒54
5横山築(3年)14分20秒77★
6甲斐優人(3年)14分22秒84★,14分43秒44
7石井健太(3年)14分27秒53★
8住本裕樹(4年)14分31秒01★
9那須大地(3年)14分31秒09
10蓮池龍顕(3年)14分32秒70,14分42秒51
染谷佑輔()14分33秒88★
北澤健太(2年)14分35秒73★,14分41秒87★
川島慎太郎(3年)14分39秒35
野本大喜(2年)14分43秒25
福本龍將()14分43秒56★
登井崚太()14分45秒05★
染谷佑輔(4年)14分47秒30
横山築(3年)14分48秒15
石井健太(3年)14分48秒75
真家尚(3年)14分53秒35
館石盛行(3年)14分53秒42
堅谷真(2年)14分55秒13
梅木悠平(3年)14分57秒48
冨迫優也()14分59秒76

1ダンカン=モゼ(1年)27分53秒00★,28分20秒76★,28分39秒80,29分15秒43
2ジョン=マイナ(1年)27分53秒50★,28分42秒02★,28分45秒99
3那須大地(3年)29分25秒37★,30分18秒24
4館石盛行(3年)29分39秒78★,31分32秒51
5兼実省伍(2年)29分39秒79★,30分18秒05
6堅谷真(2年)29分50秒94★.30分31秒56★
7梅木悠平(3年)29分51秒98★,30分13秒13
8甲斐優人(3年)29分57秒38★,31分41秒93
9野本大喜(2年)30分01秒69,30分43秒59,31分14秒53,31分17秒40
10横山築(3年)30分02秒90★,31分17秒03
札元貴大(1年)30分10秒32★
染谷佑輔(4年)30分15秒57★,30分46秒35
西山容平(4年)30分20秒18
北澤健太(2年)30分21秒34★
番途圭太(3年)30分36秒68★
川島慎太郎(3年)30分40秒98
石井健太(3年)30分50秒14,31分56秒26
真家尚(3年)31分18秒20
蓮池龍顕(3年)31分26秒54

拓殖大学-箱根駅伝フリーダムに評論-

往路9位復路4位
総合7位:拓 殖 大 学
(順位予想:往路3位復路4位☆総合4位 区間予想:2区3区)

さすがに往路期待しすぎましたかねw ここは2区4区が思ったほどいかなかったのが響いてしまいました。復路はほぼ予想と同じような感じで推移してました。区間予想は2区間のみ。2年前の区間配置に固執するしか予想付かなかったのでまあ仕方ないです。ただ、9区10区を逆にしてしまったのが…


区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区兼実省伍(2年)64分33秒区間17位(17)2分11秒
2区ジョン=マイナ(1年)68分04秒区間6位(17→7)2分25秒
3区西山容平(4年)64分05秒区間9位(7→8)2分45秒
4区北澤健太(2年)57分13秒区間16位(8→10)4分52秒
5区館石盛行(3年)82分06秒区間11位(10→9)6分11秒(-27秒)
6区横山築(3年)61分48秒区間18位(9→12)8分37秒(41秒)
7区野本大喜(2年)64分22秒区間3位(12→7)8分58秒(-52秒)
8区那須大地(3年)66分58秒区間5位(7→8)9分16秒(-1分25秒)
9区真家尚(3年)70分57秒区間6位(8→6)10分10秒(-1分33秒)
10区住本裕樹(4年)71分22秒区間7位(6→7)11分37秒(-1分58秒)
【優秀選手】野本大喜…5人抜きで復路に流れを作った
【敢闘賞】ジョン=マイナ…失敗もあったが10人抜き
【殊勲賞】真家尚…谷川の穴をしかり埋めた
【リベンジ賞】西山容平、館石盛行…2年前より大きく成績向上



ジョン10人抜きでシードライン上へ
拓大の注目は何と言っても2区のジョンだった。1年生ながら箱根予選で大変安定感のある走りを披露、その後の1万記録会で27分台を記録するなど波に乗っていた。そのジョンが爆走して中位校を大きく引き離せば面白い戦いになると予感していた。その為には1区の位置も重要だが、兼実が17位ながら上位と僅差で持ってきて、一体どこまであがるのかと思われた。

そのジョンは結果的に区間6位と不完全燃焼だった。序盤で一気に3位に上がり少し飛ばし過ぎたのもあったが、一番の原因はどうやら、給水で脚に水をかけたことによって冷えてしまったかららしい。まあ、ずっといい調子できていましたが、早いうちに失敗レースを経験できたのはいい勉強になると思いたい。

まあ、ただ『駅伝の流れ』ということを考えると、10人抜きで7位(シードラインより上)に浮上したのは良かった。スピードランナーが集まる往路、特に今年はコンディションが良く高速化したため、スタミナ型の拓大にとって往路は不利。それでも3区4区5区に配置された西山、北澤、館石はそれぞれ自分のペースで走ることができた。さすがに順位を上げるのは難しかったが、その中で西山と館石は2年前の箱根では3区17位、7区21位ということを考えると大きな成長を見せたと言える。それにはジョンによるポジションアップは大きな役目があったと思う。


指導が発揮された復路
往路を9位で折り返した拓大。6区は5区の予定で急遽任された横山が苦戦。ここで12位にポジションを下げたものの、復路はスタミナ型の拓大には有利。特に7区の野本の走りは凄かった。元々チーム内の日本人選手で力のある選手だったが、中盤までに10位との差を埋めると終盤はその集団を抜け出してラスト3㎞で大きな貯金を作った。実質、ここでシード争いから抜け出したという感じだ。

こうなると地獄の夏合宿で身に付けた強さが大いに発揮される。8区の那須が区間5位でしっかりまとめると、9区を任された真家が6位に順位を上げる。9区は予選会日本人トップの谷川が走行予定だったが、12月末になって疲労骨折と判明(岡田監督は正直に打ち明けた谷川をMVPと評されていました)。4区予定の真家を9区に回しましたが、しっかりと走ってくれましたね。アンカーの住本は中大の粘りにあったが、過去最高順位の7位でゴール。箱根予選前から掲げていた目標を達成した。


チームは1年で生まれ変われる!
拓大は常に箱根を狙う戦力は整えており、箱根予選で毎年出場ボーダーラインに絡んでいた。しかし、いつも惜しいところで跳ね返されていて、ここ5年では出場は僅か1回にとどまっていた。それが1年でここまでジャンプアップできたのだから大したものである。(勿論、留学生が加入しているのもありますけどね)

これは現在、中々結果が出ないようなチームには勇気になるのではないでしょうか。変わろうと思えば変われるということを教えてくれたと思います。今回の結果で、選手が更に前進できるようなら幸いですね。


○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
西山容平3区9位、住本裕樹10区7位

○在校生出走メンバー
兼実省伍1区17位、北澤健太4区16位、館石盛行5区11位、横山築6区18位、野本大喜7区3位、那須大

地8区5位、真家尚9区6位

○補欠メンバー(+α)
堅谷真、梅木悠平、甲斐優人、ダンカン=モゼ、

○現時点で考えるオーダー
出雲:ダンカン-野本-真家-兼実-北澤-ジョン
箱根:野本-ジョン-兼実-北澤-横山 堅谷-梅木-館石-真家-那須
さて、卒業生は少なく、新4年3年にメンバーが多いのでひとまず勝負の年になりそうですね。箱根も今回7位のメンバーがパワーアップしそうで楽しみではありますが、それ以上に出雲がね。ダンカンも使えるので、日大が一昨年優勝したようなオーダーで狙ってみるのも面白いのかなと思います。これから目が離せないチームですね。


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