2011/10/20
出雲から箱根へ~拓殖大学
拓殖大学
総合5位2時間12分55秒
1区ダンカン=モゼ(2年)22分48秒区間賞☆(1)-7秒差
2区真家尚(4年)16分51秒区間10位(1→5)11秒差
3区野本大喜(3年)23分29秒区間5位(5→4)26秒差
4区那須大地(4年)19分49秒区間12位(4→7)1分36秒差
5区甲斐優人(4年)20分10秒区間9位(7→7)2分44秒差
6区ジョン=マイナ(2年)29分48秒区間3位(7→5)2分12秒差
2人の留学生を使って優勝戦線を荒らすことも期待された拓殖大学は5位でした。とりあえず序盤は面白かったですね。ダンカン選手が1㎞過ぎあたりから一気にペースを上げ始めて中盤から独走。初めての大学駅伝で強烈なインパクトを残しました。多分このくらいの長さが得意距離でもあるかな。2区真家選手が少し落としましたが、3区野本選手がずっと第一中継車に映り続ける粘りの走り。やはり日本人選手は野本選手が大きく抜けているようです。もっと距離が長い方がいいでしょうから、箱根が楽しみです。
ただ、4区5区が残念。この区間の粘り次第では優勝の芽もあっただけにこの2区間でトップから2分以上も離されてしまいました。4区那須選手がちょっとバタバタしたような走りで区間12位。拓大の中でスピードのあった甲斐選手も前を追い切れませんでした。距離短いのは苦手ですが、ここはもうちょっと粘りたかった。
優勝が厳しくなった中でどこまで追い上げられるか注目されたアンカーのマイナ選手は、2人抜いて5位に浮上したものの、期待された戦績ではなかったか。まあ、以前の日大ダニエル選手のようなタイプではなく、長いロードをじわじわ走る感じなので追い上げる展開は辛いのか。いずれにせよ後半はやや不満足な結果となりました。
現時点での区間オーダー予想
兼実-マイナ-真家-北澤-野本 横山-奥谷-梅木-堅谷-那須
まず留学生がどっちになるかというのが分からないな。爆発力のダンカン選手と安定のマイナ選手か。一応マイナ選手を入れておきましたが、今後の試合結果でまた変わるかもしれませんね。他ですが、今年はやや勢いが無いのでちょっと苦心しました。エース野本選手は本来なら9区タイプなんだけど、往路かな~。ただ、1区3区のスピード区間は稼げるかどうか不安なので、5区にしてみました。ここならハマればいけそうな気がしているのですがどうでしょうか。
ただまあ拓大はおそらく長い距離に合わせているはずなのでまだまだ評価が変わる可能性も高い。岡田監督は亜大時代はよく上尾ハーフに大挙出場させていた。そしてこの時に10数名の選手が63分~64分台にズラリと並べて調子を上げてきていたのだ。今年はどうなるか、出場試合に注目である。
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