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H24年度拓殖大記録

1野本大喜(4年)14分05秒52★
2登井峻太(3年)14分14秒51★
3佐護啓輔(2年)14分18秒44★
4堅谷真(4年)14分28秒54
5札元貴大(3年)14分31秒64
6日下粛基(1年)14分35秒22★,14分51秒72
7木寺良太(3年)14分41秒04★
8金森寛人(1年)14分41秒71,14分46秒01,14分46秒04
9櫻井一樹(2年)14分45秒61★
10ダンカン モゼ(3年)14分52秒45
賀光哉(2年)14分53秒43


1ダンカン モゼ(3年)29分00秒85
2野本大喜(4年)29分38秒16,29分59秒21,30分11秒61
3兼実省伍(4年)29分38秒48,30分17秒02,30分51秒46
4金森寛人(1年)29分43秒64★,30分21秒51★
5栩山健(1年)29分48秒12★
6北澤健太(4年)29分48秒49
7佐護啓輔(2年)29分54秒06★,30分10秒67
8登井崚太(4年)30分02秒33,30分29秒95,31分26秒50
9札元貴大(3年)30分04秒46★
10奥谷裕一(3年)30分06秒44
早川和樹(2年)30分30秒19★
櫻井一樹(2年)30分37秒05
大島千幸(2年)30分54秒83★
谷野健太(3年)31分00秒37
日下粛基(1年)31分15秒58★

箱根駅伝予選展望~拓殖大学

続いて
拓殖大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
 
 
A:10位以内候補(6点)
ダンカン=モゼ(3年)27分53秒00≪箱根3区5位、出雲1区1位≫…昨年の出雲区間賞 短めの距離はめっぽう強いが、長い距離はあまり得意ではない
野本大喜(4年)29分28秒56≪箱根2区15位、出雲3区5位、11箱根7区3位≫…拓大のエース的存在 関カレ2部ハーフ連覇 スタミナを必要とするときに強くなる
 
B:25位以内候補(5点)
兼実省吾(4年)29分31秒27≪箱根1区17位、11箱根1区17位、10予選37位≫…2年連続箱根1区を担当している 日本学生ハーフで63分強

C:50位以内候補(4点)
北澤健太(4年)29分29秒35≪箱根10区6位、11箱根4区16位≫…長いロードが得意 日本学生ハーフで62分40秒出して以降、試合に出ていない
堅谷真(4年)29分50秒94≪箱根6区17位、10予選46位≫…今年の箱根で2年越しの6区を走ったがいい成績は獲れなかった
 
D:75位以内候補(3点)
佐護啓輔(2年)29分54秒82≪箱根4区18位≫…1500のランナーだが、1年目から箱根を走った 全日本予選4組担当と成長株
 
E:100位以内候補(2点)
登井峻太(4年)29分43秒05…昨年の上尾ハーフで64分台 箱根5区候補だったがその後故障した 全日本予選3組出走
 
F:150位以内候補(1点)

G:151位以下or未知数(0点)
櫻井一樹(2年)30分03秒01…昨年に1万30分強 ハーフ66分台
金森寛人(1年)30分21秒51★…今年3月にハーフ経験している 全日本予選2組出走
日下粛基(1年)31分15秒58★≪高校7区24位≫…全日本予選2組出走
後藤広行(4年)31分20秒02…ハーフ67分台
川野雄太(2年)32分44秒75★…ハーフ65分半ば
尾上慎太郎(2年)14分45秒00…ハーフ66分台
栩山健(1年)14分54秒17≪高校3区28位≫…入学以来、ここまでは目立ってない
 
上位10人合計:31点(参考:前回6位30点)
IP:1分05秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:11位29分45秒11
ハーフ(20㎞換算含む):6位64分32秒8
 
主な欠場者
奥谷裕一(3年)29分32秒05≪箱根7区6位≫…昨年台頭してきた選手で箱根好走
谷野健太(3年)30分29秒29…ハーフ64分台
 
【最近の動きまとめ】
・万全なオーダー組めず、往路で終戦
・主力組が大活躍の日本学生ハーフ
・マイナ退部、ダンカン選手らが怪我で惨敗の全日本予選
 その前の年度の箱根で素晴らしい走りで不出場からの総合7位。今年も同様の走りができるかと思われたが、2人いる留学生のうち20㎞が得意なマイナ選手が出れず、更に5区が代打の代打でまともに走れないという状況で往路で終戦。ただ、復路で区間一桁が出るなど、やはりスタミナなら一応は戦えるのだなという認識だった。
 
 その3か月後の各種ハーフではやはりと思わせた。野本・北澤・兼実選手が63分前後の快走。無名選手が64分~65分で走っていて、予選通過に関しては問題ないかな、そういう印象を持った。
 
 ただ、それに暗雲が立ち込める。マイナ選手がどうやら辞めたらしく部員名簿から名前が消えた。もう1人の留学生のダンカン選手が関カレで脚を痛めて全日本予選欠場。そこには日本人選手の主力、北澤・奥谷・堅谷選手の名前がなく、全く整っていない状況で17位と大惨敗。ロード型なのであまり気にする必要がないわけだが、いない選手が多すぎて、間に合うのか?というのが疑問となった。
 
【通過へ向けてのポイント】
主力組の回復具合と、得意のロード育成はできたのか

 正直、ネットの情報みているといい話がない。夏合宿が思い通りにいかない(地獄の夏合宿が勝負の拓大にとって、本当なら一大事)、故障者が続出(主要大会での結果が無かったとはいえ、ハーフ64分10秒代~65分台のうち5人がいないのは確か)しているとかなんとか。とりあえず後者は本当かもしれないね。実際に、「え、誰?」と正直思った選手がエントリーしていた。
 
 それと主力はどうなのだろうか。前半戦走れていた主力は野本・兼実・佐護選手、ここはさすがに走れるとみたい。気になるのは全日本予選時にはいなかったダンカン・北澤・堅谷選手あたり。予想しようがないのですが、問題なければこの6人は上位に入れると思うので、通過への道は一気に開けてきそうだがどうだろうか?
 
 最も個人的には、そんな中でも、無名選手の育成具合には期待したい。1年生の金森選手のように既に日本学生ハーフで立川コースを一部経験している選手もいる。下位は実績的にかなり厳しく見えるが、どうチームをまとめているか注目である。

箱根駅伝を振り返る-拓殖大学-

 
往路19位復路9位
総合14位:拓 殖 大 学
(予想:往路17位復路8位総合14位☆ 区間:1区4区6区8区9区的中)
 山が予想より下がった以外は本当にほとんど予想通りでした。序盤で出遅れ、ダンカン砲が不発なのも。区間予想は直前で変わることになった2区3区5区以外はまあまあ当たったので満足。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区兼実省伍(3年)63分51秒区間17位(17)1分48秒差
2区野本大喜(3年)70分18秒区間15位(17→15)3分31秒差
3区ダンカン=モセ(2年)63分20秒区間5位(15→15)4分08秒差
4区佐護啓輔(1年)58分04秒区間18位(15→15)7分27秒差
5区横山築(4年)87分16秒区間19位(15→19)18分04秒差(7分41秒差)
6区堅谷真(3年)61分49秒区間17位(19→19)20分37秒差(9分00秒差)
7区奥谷裕一(2年)64分22秒区間6位(19→19)22分27秒差(7分20秒差)
8区那須大地(4年)66分51秒区間10位(19→18)25分06秒差(6分54秒差)
9区真家尚(4年)72分27秒区間13位(18→18)26分27秒差(7分34秒差)
10区北澤健太(3年)72分03秒区間6位(18→14)28分45秒差(6分39秒差)
【敢闘賞】北澤健太…最後まであきらめずに4人抜き
【敢闘賞】奥谷裕一…初の駅伝ながら積極的な走り
点数(80点で予想通り)

※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
80-80-80-80-60
60-90-80-80-80
重要区間の2区と5区の予定が狂い、全く上位に浮上できず
 2年連続のシード権を狙ったが、予定オーダーが組めなかった事もあり、ほとんど低空飛行となってしまった。出足の1区兼実選手はハイペースに付いて行かず、後半に落ちてくる選手を拾っていこうという作戦をとった。だが64分切ったにも関わらず区間17位。今回はこういう走りでは浮上できなかったという感じか。
 
 最も、拓大は留学生がいるので1区での多少の出遅れは問題ない…はずだった。前回2区を走ったマイナ選手が故障でアウト。もう一人の留学生のダンカン選手が入ったが適性を考えて3区に。2区は野本選手が入った。その野本選手は70分そこそこ。トラックのスピードからすると妥当だったか。一応総合15位にあがったので、そのまま勢いに乗りたかったが、ダンカン砲は不発に。山学・コスマス選手と並走したのだが、距離に不安があったダンカン選手には早すぎたか。区間5位にはまとめたが、前に居た国士や順大の選手が区間3位4位だったのもあり順位はあげられず。留学生使って15位は非常にダメージがあっただろう。
 
 4区佐護選手はやや力不足気味で引き離される。そして重要区間の5区に入るのだが、ここでも試合前に誤算が生じていた。まず12月頭に昨年82分強で登った館石選手が故障でダウン。続いて今年成長を見せていた登井選手が候補に上がったが、残り1週間で行けなくなってしまった。残っていたのは主将の横山選手だけだった。一応、昨年準備していたので何とかなるのではということだったが、甘くなかった。主将の重圧もあったか、87分オーバー。まさかのブービーで往路を折り返すことになってしまった。

7区奥谷、10区北澤が区間6位 少しはやりたいことができた復路
 拓大はスタミナで粘るタイプが多いので、どちらかというと復路の方が得意。実際、前回は復路4位という成績を残した。シード権は厳しい状況だが、少しでも意地を見せたかった。ただ、6区はやや出遅れる。2年越しでの6区出走となった堅谷選手が終盤にがくんとペースダウン。また苦しい立ち上がりになった。
 
 それでもやはり往路よりは粘りが効いた。7区奥谷選手がぐんぐん飛ばす。岡田監督の手法といえば、前半抑えさせて後半上げるというのが鉄則なのだが、自重はしなかった。国士や山学などまとまっていた集団を捉えていくのは昨年の野本選手を彷彿させた。最終的に区間6位で見た目順位を一気に6つもあげたのは非常に良かった。8区那須9区真家の4年生は昨年区間5位6位という成績を残していたのだが、今年度はずっと不調が続いていたので仕方ないか。それでも最低限ではまとめてくれた。
 
 そしてアンカーが一番の見せ場に。蒲田を過ぎてから併走してきた國學院・国士大を振り切ると前を追い、山学や農大まで捉える。元々日本人では野本選手に次ぐ実力のある選手。最後シード権争いになった時の為に温存したのだろうが、残念ながら捨て駒になってしまった。それでも諦めずに前を追っていき、気が付けば総合順位を14位にまであげていた。復路順位も9番目にまで上げて、何とか納得する形で終えることはできただろうか。
 
留学生がいる間に高速レースに対応できる日本人ランナーの育成を
 シードラインとは少し差がありましたが、それでも往路が予定通りいけていれば、その差の大半は埋まっていたんじゃないかと思うとちょっと勿体なかったか。最も、総合14位でも高校時代の実績からするとかなり浮上しているんですけどね。今回の出走者の高校時代の5千持ちタイム平均を出すと14分50秒を超える(ダンカン選手13分50秒で計算)。これでシード権はまだまだ狙えるということで無名の選手の育成力はやはり高いのだと思う。
 
≪主な在校生≫
ダンカン=モゼ(3年)27分53秒00≪箱根3区5位、出雲1区1位≫
ジョン=マイナ(3年)27分53秒50≪出雲6区3位≫
野本大喜(4年)29分28秒56≪箱根2区15位、出雲3区5位≫
北澤健太(4年)29分29秒35≪箱根10区6位≫
兼実省吾(4年)29分31秒27≪箱根1区17位≫
奥谷裕一(3年)29分32秒05≪箱根7区6位≫
登井峻太(4年)29分43秒05
堅谷真(4年)29分50秒94≪箱根6区17位≫
木寺良太(3年)29分53秒63
佐護啓輔(2年)29分54秒82≪箱根4区18位≫
櫻井一樹(2年)30分03秒01
谷野健太(3年)30分29秒29
早川和樹(2年)30分37秒36

≪主な新入生≫
金森寛人14分16秒92(予定)
東島彰吾14分26秒22≪都道府県1区3位、高校1区10位≫
日下粛基14分40秒97≪高校7区24位≫
濱寄直人14分48秒92≪高校3区35位≫
翔山健14分54秒17≪高校3区28位≫
千田航世15分00秒10≪高校7区18位≫
 とはいっても、さすがに往路タイプがほしい。これに関してはリクルーティングの方も頑張ってもらわなければならない。さすがに5千15分前後から往路タイプを何人もというのは厳しいものがある。今回は(来るかどうか確定ではないが)14分10秒代を持つ金森選手と、全国駅伝で活躍をみせている東島選手が入る。このあたりを確実に戦力にしていきたいところ。
 
 そして彼らを育て上げられるかで岡田監督の評価が変わるかな。こう言っちゃなんだが2流3流のランナーを1.5流くらいまで育てるのは大変秀でておられる(他にも即戦力が入らないながら箱根出場続けているチームいますね)。ただ、ある程度の力を保有している選手が無名選手の育成が得意な監督さんの所に来たらどうなるのかというのはずっと疑問に思っている事。拓大の場合は、現在は留学生もいるし、叩いた選手もいるので、箱根予選で落ちる心配はあまりしていない。上位に入る礎を今のうちに築きたいところだ。

 
 
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H23拓大記録

【1ジョン=マイナ(2年)13分37秒09★,13分43秒62,13分55秒17】
【2ダンカン=モゼ(2年)14分08秒95,14分15秒46】
【3野本大喜(3年)14分11秒47★】
【4北澤健太(3年)14分20秒57★,14分33秒11★】
【5堅谷真(3年)14分25秒73★,14分28秒27★】
【6佐護啓輔(1年)14分26秒85★】
【7兼実省伍(3年)14分29秒63★】
8札元貴大(2年)14分30秒98★
9甲斐優人(4年)14分31秒54,14分35秒99
【10登井峻太(3年)14分34秒24★】
【那須大地(4年)14分37秒90,14分44秒88】
位田竜元(2年)14分43秒69★
【横山築(4年)14分45秒48】
木寺良太(2年)14分48秒37
石井健太(4年)14分49秒40
北嶋幸太(4年)14分50秒29★
櫻井一樹(1年)14分52秒52★
【奥谷裕一(2年)14分56秒91】
【舘石盛行(4年)14分57秒52】
【早川和樹(1年)14分58秒22】

【1ダンカン=モゼ(2年)27分58秒26,28分52秒42,29分06秒62】
【2ジョン=マイナ(2年)28分58秒99】
【3野本大喜(3年)29分28秒56★,29分42秒26★】
【4北澤健太(3年)29分29秒35★,30分29秒55】
5甲斐優人(4年)29分30秒80★,30分31秒34
【6兼実省伍(3年)29分31秒27★,30分26秒75,30分51秒23】
【7奥谷裕一(2年)29分32秒05★,30分20秒81★,30分34秒60】
【8登井峻太(3年)29分43秒05★】
【9堅谷真(3年)29分51秒31,30分34秒20】
【10横山築(4年)29分52秒00★】
【木寺良太(2年)29分53秒63★】
【那須大地(4年)29分53秒67,30分51秒50】
【佐護啓輔(1年)29分54秒82★】
櫻井一樹(1年)30分03秒01★,30分23秒11★,31分04秒04】
【館石盛行(4年)30分33秒04】
梅木悠平(4年)30分19秒57,30分36秒83】
【谷野健太(2年)30分29秒29★,31分06秒52★】
【早川和樹(1年)30分37秒36★,30分41秒64】
位田竜元(2年)30分53秒51★
北嶋幸太(4年)30分55秒70
蛯沢奎(1年)31分00秒85★
石井健太(4年)31分01秒78
川島慎太郎(4年)31分12秒51
後藤広行(3年)31分20秒02★

箱根駅伝展望~拓殖大学


長い距離で再度魅せられるか
拓 殖 大 学
 

エントリー選手独断ランク付

7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
ジョン=マイナ(2年)27分53秒50
≪11出雲6区3位、11箱根2区6位、10予選1位≫…ベストレースの昨年の箱根予選でダントツの強さをみせた。今シーズンは昨年ほどではない
 
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
ダンカン=モゼ(2年)27分53秒00
≪11出雲1区1位≫…出雲駅伝で大学駅伝デビュー。区間賞で飾った。長い距離はまだ結果が出ていない
 
5点:エース区間や山も走れる選手
 
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
野本大喜(3年)29分28秒56
★≪11出雲3区5位、11箱根7区3位、10予選20位、09予選117位≫…拓大の日本人エース。関カレハーフ2部優勝などロードで非常に粘り強い走りをみせる
 
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
那須大地(4年)29分25秒37
≪11出雲4区12位、11箱根8区5位、10予選157位、09予選140位≫…前回の箱根で繋ぎ区間で好走。関カレ1万に出場している
北澤健太(3年)29分29秒35★≪11箱根4区16位≫…上尾ハーフでチーム3番手になるなど主力に成長してきている選手
兼実省吾(3年)29分31秒27★≪11箱根1区17位、10予選37位、09予選94位≫…1年の頃から距離対応しており、上尾ハーフも64分ちょっとでまとめた
堅谷真(3年)29分50秒94≪10予選46位≫…堅実にまとめている印象。前回怪我が無ければ6区を走っていた
 
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
館石盛行(4年)29分39秒78
≪11箱根5区11位、10予選66位、09予選134位≫…前回5区でまとめる走りを見せた。今季は絶不調で上尾ハーフで67分後半かかっていた
登井峻太(3年)29分43秒05★…今年の秋になって大きく記録を伸ばしてきた選手
真家尚(4年)29分54秒65≪11出雲2区10位、11箱根9区6位、10予選38位、09予選111位≫…前回の出走者の一人。出雲に出たりしているが昨年ほどの成績ではない
 
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
奥谷裕一(2年)29分32秒05
★…全日本予選に出場するなど中堅選手。上尾ハーフで65分少し
横山築(4年)29分52秒00★≪11箱根6区18位≫…3障が得意な選手。今季は全般的に不調
佐護啓輔(1年)29分54秒82★…高校時代5千15分台ながら上尾ハーフで65分台
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
木寺良太(2年)29分53秒63
★…上尾ハーフで66分を切った
谷野健太(2年)30分29秒29★…上尾ハーフで65分後半
早川和樹(1年)30分37秒36★≪10高校5区18位≫…上尾ハーフで65分後半
 
上位10人合計:30点(ダンカン選手抜き)
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)

5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:15位-13位(8位)-8位
 
 

戦力分析&区間オーダー予想

 前回、その前の年の予選敗退から過去最高順位の7位にジャンプアップした拓大。留学生と岡田監督の指導力の効果だ。今年はその更に上の5位を目標に置いている模様。日本人では3年生が元気なようで彼らが中心となるだろう。目標達成にはここにきて精彩を欠いている留学生と4年生がどれだけ立て直すことができたかという事が大事になるだろう。

区間オーダー予想※()は目標通過順位
兼実(15)-マイナ(3)-北澤(5)-佐護(7)-野本(5)
堅谷(4)-登井(5)-那須(5)-真家(6)-奥谷(7)
 基本的には昨年のオーダーを基準にしました。2区には勿論マイナ選手。万全な状態なら66分台も見える選手なのですが、せめて67分台は出して他シードを狙うチームの前に出たい。日本人ランナーがほとんど復路タイプなのでどうしても往路は耐えることになる。なのでマイナ選手で前に出たいのだ。
 
 まあマイナ選手に何とか稼いでもらうとして、周りの1区3区は上尾ハーフでチーム2位3位となった兼実・北澤選手に頑張ってもらう。前回も往路を走った経験があるので何とか粘ってほしい。4区には1年生の佐護選手を抜擢。高校時代5千15分台ながら中々の結果を残している。元々1500をやっていて拓大数少ないスピードランナーなのでこの区間が向いているかなと思いました。
 
 そして最大のポイントの5区にエースの野本選手投入。マイナ選手が読みづらいということと5区候補の館石・横山選手が今年低空飛行が気になっているのだ。また野本選手も9区あたりじゃないと特性を活かしきれない感じがするしそこまで回す余裕はないような…。というわけでここで稼ぐ役目ということにしてみた。大きく攻める区間はここで終わるので何とか順位を上げたい。
 
 6区は前回走る予定だった堅谷選手で区間一桁を。その後は拓大の得意の復路。8区9区は2年連続那須・真家選手。ちょいと不調が気になるが経験を活かしたい。そして7区10区には上尾ハーフで台頭してきた登井・奥谷選手。初出場になるが拓大らしく後半に上がってくる走りを期待したい。
 
 んー、やっぱり前回箱根を経験している4年生次第だな。勢い的には昨年の方があるので4年生がしっかりしていないとシード喪失の恐れも結構あるかなという印象。まあ、ただ岡田監督の元では距離が長く悪条件になるほど当確を現す選手が育つので、そういう点に注目しながら追うと楽しいチームだろう。
 
 
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