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【全日本駅伝展望】城西大学


主力の回復具合はいかに!?
城西大学
 
まずは出雲駅伝の成績
○出雲駅伝成績
1区山口浩勢(1年)23分58秒区間10位(10)51秒差
2区田中佳祐(4年)17分44秒区間14位(10→10)1分39秒
3区石田亮(4年)24分39秒区間14位(10→13)3分03秒
4区三田翔平(4年)18分59秒区間12位(13→13)4分08秒
5区吉元真司(2年)19分07秒区間8位(13→13)4分22秒
6区八巻賢(4年)32分15秒区間14位(13→13)6分37秒
 出雲は完全に調整ミスなので何とも評価ができない感じか。監督が主力に疲れが出ていると仰っておられましたが、中原も橋本も田村も出場できなかっとは。出場した田中も本調子にはほど遠い。新戦力の山口と吉元は頑張ったけど、過去の三大駅伝経験者が全員区間12位~14位では、これはどうにもならないですかね。
 
 

全日本駅伝エントリーメンバー

4年
田中佳祐29分03秒26≪10出雲2区14位、10箱根9区2位、09予選118位≫1500日本学生チャンプ。長いロードも合わせれば走れる。
三田翔平29分14秒47≪10出雲4区12位、09箱根6区5位≫下りが得意。ただ好不調の波が激しいタイプ
石田亮29分28秒73≪10出雲3区14位、10箱根7区2位、09予選31位≫長いロードで強さを発揮する
八巻賢29分45秒52≪10出雲6区14位、10箱根5区5位≫こちらもロードタイプ。過去2回の駅伝はいずれもアンカー
 
3年
橋本隆光29分03秒79≪10箱根4区3位、09予選25位≫スピードが魅力の選手。箱根は繋ぎでいい働きをした
田村優典29分07秒29≪10箱根5区6位、09予選22位≫長いロードは1年の頃から評価されている。春は故障していたが復調した模様
玉澤悠輝29分42秒52…最近の記録会に出場したが30分台
 
2年
中原大29分06秒00★≪10箱根3区18位、09予選60位≫トラックでは非常に力があり安定感もある。ロードはどうか
吉元真司29分35秒72≪10出雲5区8位、09予選266位≫出雲で駅伝デビュー。位置が悪い中、区間一桁で走りきった
松岡竜也29分37秒28★…最近の記録会で大きく自己ベストを出した
石橋佑一30分37秒94…全日本予選に選ばれていた
 
1年
平田啓介(1年)30分20秒59★…長いロードに定評があるらしい
山口浩勢(1年)30分50秒04≪10出雲1区10位、10対抗4区6位≫…3障で世界を経験している。出雲では積極的な走りを見せていた

最近の記録会
○日体大記録会1万
6組
2位松岡竜也(2年)29分37秒28★
26位玉澤悠輝(3年)30分22秒30
○高島平20kmロード
25位田村優典(3年)61分54秒
26位山口浩勢(1年)61分55秒
27位石田亮(4年)61分55秒
34位三田翔平(4年)62分23秒
53位橋本隆光(3年)64分03秒
59位田中佳佑(4年)65分15秒
※全日本エントリー選手のみ記載

 えっと、目立ったエントリー漏れはなし。出雲欠場した橋本・田村・中原も入っているし、出雲出走メンバーも全員入っている。最近調子が上がっている松岡も使ってみたいところか。問題は調整ですが、高島平の上位3人はまあだいぶ上がってきたんじゃないでしょうか。ずるずるいったらしい田中がちょっと心配ですが、だいぶまともなオーダーは組めるんじゃないでしょうか
 
区間オーダー予想
山口-中原-橋本-田村-吉本-松岡-平田-石田
 出雲よりはいいオーダーといっても全然分からないのですが…。山口は確か1区希望していたし、出雲も実力からすると頑張ったと思うので連続1区で。その後が…中原は高島平の調整レースに出る必要が無かったということで2区に。3区は調子の落としている橋本か田中のスピードランナーのどっちかですが、橋本の方が良かったのでこっちに。
 
 で、4区8区は上り調子の田村と石田に。スピード的に田村の方を前半に(もし中原が上がりきっていなかったら田村2区もあるかな?)。5区6区7区は走らせてみたい選手。吉本は出雲で唯一の区間一桁、松岡は1万大幅自己ベスト、平田も期待の1年ということで。
 
 う~ん、全外しもあるかもしれないな、こりゃ(^^;) やっぱり順位予想は現時点で何とも言えない。前日の区間オーダーがどのようにしてくるか(理想は中原-田中-山口-橋本-平田-石田-八巻-田村と思っています)で判断というところでしょうかね。
 
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【出雲駅伝予想】城西大学

初出場ながら有力チーム
城西大学
 
エントリーメンバー
4年
田中佳祐(4年)13分50秒15★≪10箱根9区2位、09予選118位≫…1500で学生トップ。長い距離も前回の箱根できっちり走った
三田翔平(4年)14分10秒47★≪09箱根6区5位≫…2年冬から3年春にかけて非常に良かった。その後は好不調の波が激しい印象
石田亮(4年)14分21秒19★≪10箱根7区2位、09予選31位≫…前々回の悪夢を完全払拭。長い距離に強い
八巻賢(4年)14分34秒50≪10箱根10区5位≫…箱根アンカーで城西初のシード権獲得のゴールテープを切った。前半良くなかったが復調してきた
 
3年
橋本隆光(3年)14分00秒88★≪10箱根4区3位、09予選25位≫…スピードが魅力のランナー。箱根では繋ぎで切れかけた流れを再び引き寄せた
田村優典(3年)14分14秒32★≪10箱根5区6位、09予選22位≫…前半の不調は脚を傷めていたものらしい。長い距離は1年の時から対応。日大1年田村の兄
 
2年
中原大(2年)13分47秒89★≪10箱根3区18位、09予選60位≫…今期の城西で伸び盛りのランナー。トラックでは安定して強くなってきた
吉元真司(2年)14分14秒65≪09予選266位≫…昨年、大きく記録を伸ばしてきていた
 
1年
山口浩勢(1年)14分13秒16★≪10対抗4区6位≫…3障で大きな活躍をしていた。
平田啓介(1年)14分24秒84★…関カレで800に出場していたが、長い距離にも適正があるらしい
 前回の箱根で初めてシード権を獲得した=出雲駅伝に初出場なわけだが、面白い陣容は揃っているような感じがしますね。著しい成長を見せている中原に、橋本・田中とスピードランナーが揃っており、十分に上位戦線を賑わす可能性は秘めているでしょう。それを分かってかチームとしても重視して臨むという。エントリーメンバーも主力はほぼ入っている。初陣はどんな区間エントリーになるのだろうか
 

区間エントリー予想
中原-橋本-田中-吉元-平田-田村
 スピードランナー3人を前半3区間に一気に投入してみました。5千チームトップの中原の爆発力にかけたい。で、主要区間に起用も考えた橋本を2区で大きな見せ場を作る。これは箱根の再現。そして田中がエース区間をがっちり走る。13分台3人で大いに沸かせたい。
 
 4区5区は期待のランナー。最近調子が戻ってきているように感じる吉元がここで初登場させてみる。そして長い距離や登りが得意という平田を5区で。どんな走りをするか見てみたい。んで、アンカーはロードに強い田村で。これでいけるところまでいってみるというのはどうでしょうかね。

 …ちょい前半に固めすぎかな?2区三田とか3区橋本6区田中の方が総合的にはいいのかもしれないが。ただ、初陣ということでガンガンいってもらいたいと思っています
 
 

城西大学~全日予選展望

続いて、
 
城西大学
4組:11位田中佳祐(4年)29分03秒26、14位中原大(2年)29分17秒27
3組:3位橋本隆光(3年)29分03秒79、5位田村優典(3年)29分07秒29
2組:19位石田亮(4年)29分54秒46、21位大黒渉(3年)29分59秒96
1組:25位石橋祐一(2年)30分37秒94、32位平田啓介(1年)※14分24秒84
補欠:玉澤悠輝(3年)29分42秒52(1組3位相当)、山口浩勢(1年)30分50秒04(1組28位相当)

上位8人平均:5位29分34秒96(ボーダーと2秒99差)
エントリー選手紹介
 4組:田中と中原の城西の誇るスピードランナーがきましたね。田中は1500mで関カレ敵なし。長い距離も箱根9区で対応できているのが確認できた。また、中原は昨年更新できなかった高校時代の自己ベスト一気に更新し波に乗っている状態である。ただ、不安要素として、田中は昨年4組起用も失速。関カレ1500からの調整がうまくいかず、まさかの予選落ちの一因に。中原は、関カレ5千で入賞したが1万はベンジャミンについていって大きくペースダウンした2人ともリベンジということになる

 3組:田村、橋本は昨年箱根予選チーム2,3番手。1番の高橋は卒業したので新たな柱といっていい存在。橋本はスピードタイプ、田村はスタミナ型と異なったタイプである。田村は昨年関カレハーフ→全日予選だったがいい成績ではなかったが今年はどうか。橋本は昨年も3組で一桁で頑張った。

 2組:石田は長いロードに強い選手。関カレハーフも後一歩で入賞だった。ランク19位だが調子を保っていれば稼ぐことも充分可能。対して大黒は主要大会のエントリーは初かな?同組に経験豊富な石田がいるので、プレッシャー無く走りたい

 1組:この石橋も大きな実績はここまで残していない。城西は他に持ちタイムで上の選手が沢山いるのだが、調子が上がっているということなのか。平田は関カレでは800と1500に出場した選手。高2の時、ロードの10kmで30分50秒で走ったことがあるが距離対応は大丈夫なのだろうか。

 補欠:最近好調だった山本や安定して走れそうな八巻・甲岡や石橋と同じ2年生で29分台の吉元や松岡などではなく、玉澤と山口がエントリー。持ちタイムから玉澤は1組2組のどこかにエントリー変更する可能性はありそう。山口は3障や5千で好成績を残しているので、もう少しいけるかもしれない。
 
 
 
昨年の悪夢を防げるかどうか
 前回は2組終了地点で2位という絶好の位置につけるも、3組4組が大きく失速し、逆転負けを喫した城西大。箱根で念願のシード権を獲得し、一回りたくましくなったが、今年も上の組は若干の不安があるか。持ちタイム的には中位くらいであるのだが、プレッシャーがかかる&ハイペースになる4組で、実力が出せるか。ここで3組4組がきっちり結果を残せば城西大の評価がまたぐっとあがるだろう。
 
 気になるのが、少し書いたが1組2組のエントリー選手。石田はいいとして、他が正直やや不可解なんですよね…。持ちタイムでは大黒、石橋、山口がそれぞれチーム16、23、25番手。他どうしちゃったの?って。先日の記録会ではまあ大黒>玉澤>八巻>岡部>松岡だったので、もうそれがそのまま過去の実績関係なくエントリーしたのもあるのでしょうけど…石橋は(自分の把握内)今季試合出場していなかったのでかなりびっくりしちゃったのでね。もしかすると今年は1組2組が悪くて届かないというこも。城西はボーダーライン上ですから、どこかでやらかすとちょっと不味い感じです。
 
 まあ、ただ櫛部監督はだいたいの選手の持ちタイムは見せかけと仰っていたので、今回のが本当に精神的に強い選手を見抜いて抜擢したということもある。それぞれどんな走りをみせるか注目である。
 
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箱根駅伝論評~城西大学

往路10位復路3位
総合6位城西大学
(順位予想:往路17位復路11位総合16位 区間予想:2区5区8区)

 順位予想はすみません、1区2区が無難に走ったおかげです。区間予想は読みにくい城西からするとよく当たったかなと。

区間、名前(学年)、区間タイム、区間順位、(総合順位)、トップとの差
1区佐藤直樹(4年)1時間3分45秒区間8位(8)1分18秒
2区高橋優太(4年)1時間9分39秒区間9位(8→9)2分01秒
3区中原大(1年)1時間6分31秒区間18位(9→14)5分24秒
4区橋本隆光(2年)56分48秒区間3位(14→10)6分15秒
5区田村優典(2年)1時間22分42秒区間6位(10→10)7分23秒(-2分12秒)

6区岡本賢治(4年)1時間00分51秒区間8位(10→8)7分19秒
7区石田亮(3年)1時間5分27秒区間2位(8→7)7分50秒
8区恩田峻之(4年)1時間8分08秒区間11位(7→6)9分02秒
9区田中佳祐(3年)1時間11分07秒区間2位(6→6)7分51秒
10区八巻賢(3年)1時間12分55秒区間5位(6→6)7分40秒

【殊勲賞】橋本隆光…悪くなりかけた流れを戻した
【敢闘賞】佐藤直樹&高橋優太…どうにかうまく乗り出した
【努力賞】石田亮…昨年のリベンジ

攻略!2区5区9区
 高校の有名選手も入り、叩き上げ組みもタイムを伸ばし、非常に厚い選手層を誇りながらも中々突破できなかったシード権の壁をついに突破した。

 ポイントは2区5区9区の主要区間が区間上位でまとめたことだろう。2区はガラスのエースと呼ばれ続けていた高橋。1年から頭角を現すも、故障が多いこと、元々スピードタイプということで果たして2区を乗り切れるだろうか疑問視されていた。後半スタミナ不足が露呈しそうになったが、何とか踏みとどまり5年ぶりに2区終了地点で10位以内で通過。また、これまで区間一桁が一度もなかった5区も勢いのある田村が区間6位往路終了地点で10位以内はやはり5年ぶりのことだった。往路がちぐはぐで流れに乗れない事が多かった城西としては、かなり良かった。

 もう一つ悩まされていたのが9区。81回は9区でシード争いから脱落。82回84回は追い上げられず、83回は逆転を許してしまうなど、ここも鬼門だった。しかし、任された田中が区間2位。前回の予選会で力を発揮するも、今年は1500m以外微妙でどうなのかと思っていたが、きっちり合わせて来た。力の差が出やすい長距離区間できっちりまとめたことが今回シードを獲得した大きな要因だろう。

精神力も向上
 城西大は元々『速いけど弱い』と言われ続けてきた。記録会でいい記録を出すも、肝心な大会で失速してしまうという事がよく見られた。それを今季から就任した櫛部監督が脱却したいと話されていたが、それもある程度達成できたのではないか。

 例えば1区の佐藤。前々回区間賞を取ったが、故障上がり。ハイペースに序盤から集団の一番後ろで苦しそうな表情を浮べ、城西は今年も…と思ったが、第2集団で踏ん張り続け8位で中継。状態から考えるとかなり粘ったと思う。また、3区が失速し流れが悪くなりかけたが4区起用の橋本が区間3位でカバー。今季の成績からすると当然かもしれないが、今まで中々出来なかった悪い流れを引きづらないということも出来たように思う。

 それから、6区で、前回59分台の三田が起用できなかったが、代役の岡本が無難に走破。まあ選手層が厚いし、三田の不調は随分前からなので準備期間はあったが、よく頑張ってくれた。そして忘れちゃいけないのが7区の石田。前回は実力者の高林についていってしまったが、今回は冷静にペースメイク。次は主要区間で見てみたいと思わせた。10区八巻も舞い上がらなかったし、このように他のメンバーも自分の走りをすることが出来たのも要因だ。


それでもまだ70%?
 まあ、それでも実力を全て出し切ったわけではない。というのも1万の持ちタイムはランク2位。実力者の永岩や高宮が年間通して調子が上がらなかったということや、まだ城西大が生まれ変わる前に出したタイムもあるので、一概に言えないのだろうが、もっと順位をあげることは可能なメンバーが揃っているはずなのだ。

 今回、シード権を突破し、復路は3位の成績を残したが、潜在能力的にまだまだこの程度ではない。また今回がたまたまにならないためにも、更なる高みを目指してほしい。



来期への展望

○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
佐藤直樹1区8位、高橋優太2区9位、岡本賢治6区8位、恩田峻之8区11位

○在校生出走メンバー
中原大3区18位、橋本隆光4区3位、田村優典5区6位、石田亮7区2位、田中佳祐9区2位、八巻賢10区5位

○補欠メンバー(+α)
三田翔平(前回6区5位)、甲岡昌吾、吉元真司

 新3年の橋本と田村を中心に、4年生になる田中、石田、三田、八巻らが脇を固めていくというチームになるのだろうか。こう見ると1区2区の穴が意外とデカいかもしれない。中原が距離に対応し、1区や序盤を任せられるようになってくれれば来年も上昇気流を保つ事ができそうな感じ。メンバーは豪華なので、今回以上を目指したい。


箱根区間予想~城西大学

タイム番長を払拭せよ
城西大学

09予選6位、09箱根--位、08予選1位


エントリー選手

詳細

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手


A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手
高橋優太(4年)/≪09予選2位、09箱根3区18位≫主将でエース。スピードは一級品。故障が多く安定感がない
三田翔平(4年)/≪09箱根6区5位≫昨年の冬に急成長。夏前に故障した

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手
永岩義人(4年)/≪09予選163位、08箱根10区1位≫2年時に区間賞を獲得。だが、伸び悩んでいる
佐藤直樹(4年)/≪09箱根2区23位、08箱根1区1位≫夏場に故障。故障が多い
田中佳祐(3年)/≪09予選118位、09箱根1区10位、08予選2位≫スピードランナー。昨年の予選会で爆走した
田村優典(2年)/≪09予選22位、09箱根10区10位相当≫今季好調
橋本隆光(2年)/≪09予選25位≫今季失敗レースがほとんどない

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手
高宮祐樹(4年)/≪09予選72位、09箱根5区21位≫箱根はここまでいい経験がない
石田亮(3年)/≪09予選31位、09箱根8区棄権≫ロード型。前回、屈辱を味わっている
中原大(1年)/≪09予選60位≫長い距離が少し不安だが、期待の選手

D(1点):繋ぎ区間で何とか区間中位で繋ぐくらいの選手
恩田峻之(4年)/≪09予選500位≫今季急成長。予選前に故障

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手
岡本賢治(4年)/≪09予選133位≫エース候補だが伸び悩んだ
加藤康睦(4年)/≪≫3障の選手
甲岡昌吾(3年)/≪≫
八巻賢(3年)/≪≫
吉元真司(1年)/≪≫


上位10人平均(16人平均):2.9点(1.9点) 昨年:2.5点(2.0点)
※昨年の自分の記事見てみると基準あまりしっかりしていないようですが一応

5千10人平均(16人平均):4位14分04秒26(④14分11秒87)
1万10人平均(16人平均):1位29分06秒80(②29分22秒03)
ハーフ10人平均(16人平均):6位63分54秒0(⑦64分40秒9)



戦力分析

 タイム番長で肝心な試合で弱いとずっと言われ続けている城西大学だが、今回はついに1万mトップ。おそらく田村と橋本、石田らがタイムを伸ばしたからだろう。実績は別としても、ゼロからスタートしたチームをここまで成長させたことは評価してもいいだろう。とりあえず、トラックのタイムを伸ばすことに関しては平塚総監督、櫛部監督は一級品なのかもしれない。

 ただ、やはりハーフやロードになると不安定かなあ。1万29分半ばなのに、ハーフ65分台でどこにランク付けするか迷う選手もいた。平均点はかなり高くなっている(前回、東洋と早大が2.9点)が、過去一度は好走したことがある選手が多いのでそうなっている。

 チームの柱は高橋。1年の時救世主のごとく現れ、(なんだかんだいって)そのままエースへ。怪我しやすいのが欠点だが13分30秒台のスピードは魅力。2区で活かせれば最高だろう。その後、佐藤、永岩と区間賞経験者に、勢いのある田村と橋本が脇を固める。また前回予選トップの田中悔しい思いをバネにしている石田あたりも主力と読んでいいだろう。他にも名前をあげれる選手がいるがキリがない。彼らがきっちり力を発揮してくれれば大変強豪なチームとなる。

 ただ、やはり問題は不安定さ。前回の箱根は途中棄権だが、それまでずっと最下位争い。今年の全日本予選も予選落ち(高橋がいなかったとはいえ…)、箱根予選でも力を出し切れていない。櫛部監督はトラックのベストを「見せ掛け」と一蹴されているが、やはりそうなのだろう。また、負け癖がついていそうなのも怖い。何とか自信を持って挑んでほしいところである。

区間予想

高橋2区:橋本-高橋-田中-中原-田村  三田-佐藤-恩田-石田-永岩 ←これでいきます
高橋3区:橋本-田村-高橋-田中-石田 三田-永岩-恩田-佐藤-高宮

 王道としては高橋を2区にすることだろうか。1区は勢いのある橋本。1区は勢いのある選手を置くことが多いし、失敗レースが少ないので彼か。区間一桁で高橋に繋ぐ。スピード型の彼がどの程度やれるか疑問だが、68分台なら上出来か。城西は2区5区あたりが鬼門なので、何とか乗り切りたい。

 3区は田中。昨年の予選で大ブレーク。今年も1500mでは結果を出している。予選から状態をあがっていることを望む。で4区は期待の中原。予選は15kmから失速してしまったので4区が適役。もう一つ鬼門の5区は田村でどうだろうか。どうも上級生を置く傾向があるが、田村は1年でアンカーを任された。長い距離に信頼があるのだろう。彼で勝負にいってもらいたい。今の調子なら登れると思うのだが。実力的には往路5位あたりにつけることも可能だが、果たしてどうなるか。昨年のようになることがないといえないのも怖いところだ。

 ただ、層は厚いので復路の方が期待できるか(昨年も復路は駅伝ができていた)。昨年好走した三田が故障上がりだそうだが、何とか60分台で乗り切ってもらいたい。ダメなら加藤あたりだろうか。とりあえず勢いづけたい。で、7区はこれまた故障上がりの佐藤。昨年は故障上がりの後また故障した状態で2区を走ることになってしまった。ここなら区間賞を狙える走りができるはずである。

 8区は高宮やら甲岡やらたくさん候補がいるが恩田で。きっちり4年間練習したスタミナに期待したい。で、9区にあの石田を投入。本人は8区を希望しているが、監督は8区に使わない、ということだそうだ。5区か9区かと思っているが、5区に田村を入れたのでここで起用。実力的に問題はないはずである。で、アンカーは区間賞の経験のある永岩。予選は失速したがちょっとずつ調子はあがってきているような気がする。こんな感じでどうだろうか。

 しかし、やはり頭数は揃っているので、選手の調子次第で色々なオーダーが組める(つまり大外ししやすいということだが)。一応、高橋はやはり3区が力が発揮できるとなった場合のを考えてみた。その場合2区に田村を入れて、5区石田なのかなと感じるが…。主要区間も読みづらいので、全く分からない。選手間の争いも激しそうだが、それで疲れなければと思う。

 現在、櫛部監督による「早いチームから強いチーム」への改革が始まって半年ちょっと。果たしてどこまで本番に力を発揮できるようになっているか、発揮すれば3位以内も可能なだけに注目だ。

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