ラスト!
前回1位、V3は射程圏内か
東 洋 大 学
最近の成績:10全日本3位、10出雲4位、10箱根1位、09箱根1位
エントリー選手独断ランク付け
基準は①駅伝実績、②長い距離の実績、③最近の調子…のつもり
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
柏原竜二(3年)28分20秒99≪10全日本2区4位、10箱根5区1位、09全日本1区2位、09出雲1区2位≫ご存じのとおり山登りの神。今季は春先の怪我以降不調が続いている。調子は上がってきたか?
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
5点:エース区間も走れる選手
大津翔吾(4年)28分45秒11★≪10全日本8区6位、10箱根2区10位、09全日本8区7位≫長いロードには下級生の頃から定評がある。前回の箱根は不調だったらしい
設楽啓太(1年)28分52秒22≪10全日本1区1位、10出雲1区5位、10対抗5区1位、09全国1区28位≫スーパールーキー。マイペースで走るのが持ち味。全日本では見事区間賞を獲得。高レベルで安定している
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
本田勝也(4年)29分19秒43★≪10全日本3区2位、10出雲5区2位≫今季ブレイク。苦しくなっ
てから大変粘れる選手
高見諒(4年)29分13秒00≪10箱根10区7位、09全日本4区4位、09出雲6区5位≫2年連続優勝のゴールテープを切っている。夏に故障したがだいぶ癒えたか
田中貴章(3年)28分46秒92★≪10全日本6区3位、10箱根7区1位、09全日本7区1位≫駅伝で安定感がある選手
川上遼平(3年)29分46秒41≪10全日本4区2位、10出雲3区6位、09全日本3区6位、09出雲4区1位≫ハーフチームトップ。前哨戦は主要区間で起用され続けた
市川孝徳(2年)28分54秒93★≪10出雲6区7位、10箱根6区9位≫前回下りを走った。春に起伏のあるロードレースで優勝したり1万28分台を出したりしている。積極的に走る
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
千葉優(4年)29分09秒28★≪10箱根8区2位、09全日本5区13位≫…箱根8区職人。地を這うよ
うに走る
富永光(4年)29分23秒68★≪09箱根6区12位≫前哨戦出場しなかったが上尾で63分台
山本憲二(3年)29分37秒50★≪09出雲2区6位≫前哨戦出場しなかったが上尾で63分台
宇野博之(3年)28分55秒32≪10箱根1区5位、09全日本2区8位≫故障で今季の初出場が11月1万。急回復できているか
設楽悠太(1年)14分07秒02※≪10全日本5区2位、10出雲2区2位、10対抗4区4位、09全国3区10位≫設楽啓の弟で双子。前哨戦繋ぎで共に区間2位
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
西山祐生(2年)29分35秒76★…秋以降の長いロードレースで2度結果を出している
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
大津顕杜(1年)29分26秒00★…ハーフ64分台を2回記録
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
小池寛明(1年)29分34秒36★…3障で活躍。6区の控え??
10人合計43点
前回成績:40点くらい
5千(今季5千)-1万(今季1万)-ハーフ
5位(7位)-2位(3位)-2位
史上6校目の3連覇がかかる東洋大。前回は2位以下に大差を付けての優勝、卒業生の穴も少なく3連覇は濃厚と思われていた。ただ、若手を多く起用した出雲はともかく、全日本は他校に力負けし、珍しくミスも出て3位の成績。柏原など箱根経験者の主力選手がうまく働かなかった。ただ、前回の経験者が多く残っており、20㎞に強い上級生は多く存在する。新人にも楽しみな選手がいる。一番優勝に近い所をあげるとするとここだろう。
区間オーダー予想
個人的に考える王道~練習継続した選手で
設楽啓-大津-川上-本田-柏原
市川-設楽悠-千葉-田中-山本
63分00秒(4)-69分20秒(9)-63分40秒(5)-56分20秒(2)-78分20秒(1) 往路1位
59分20秒(1)-65分00秒(2)-66分40秒(1)-71分30秒(5)-72分00秒(5)
11時間5分10秒(前回1位11時間10分13秒)
※タイム設定は前回の気象条件・展開で、前回の総合タイムを5分上回るようにしています。
全員絶好調ver
宇野-設楽啓-設楽悠-本田-柏原
市川-川上-大津-高見-山本
ここも本当に区間予想難しいですね。10人誰が走るか分からない。この選手を入れると駒が溢れてしまうと繰り返し…(汗) どうしようか考えて故障などで他の選手より後れを取っていた高見と宇野を外しました。これだけの選手層なので昨年走ったからとこだわる必要はないかなと。しかし、強いです。柏原のタイムを1分20秒落としているのですが、それでも昨年の条件で昨年のタイムを5分上回って個人的に特に違和感は感じないです。
まずは前哨戦でも1区を務め、予想以上に強かった設楽啓。15㎞は経験ないですが、あの走りだとたぶん大丈夫でしょう。今回は1区の展開がちょっと付かないので自分を見失わずに走れる彼でいいでしょう。で、2区は大津。前回健闘したと思ったがどうやら不調だったと。ならば前回以上のタイムでまとめたいところだ。
3区は元々スピードランナーの川上。長い距離には日本学生ハーフで完全に対応しているのを示しているので63分台は期待できるか。4区は前哨戦で粘りの走りを見せていた本田。あの走りができれば5区に向けていいお膳立てができるのではないかと思います。ムード盛り上げ役です。
そして山。柏原は勿論として下りも、つまりどちらも区間賞ノルマ。柏原は昨年は「前回の自分越」、今年は「区間新に近いところ」というコメントがちょっと気になるが走ればあのタイムのラインは割らないと思うんですけどね。てかこれで走られたらそうそう他も手が出ないでしょう。市川は前回は終盤に脚にアクシデントがあったようですが本気で区間賞狙っていたようで。6区小池もありえますが、市川平地も面白いですが、出雲見るとちょっと不安と言う事、それと最大のライバル・早大の不安な部分を徹底的に叩いて戦意を失わせるのが大事だろうと思いました。
7区以降は誰が走ってもおかしくないので予想が付きにくいですが。設楽悠が7区を繋ぎ、8区はこの区間で実績のある千葉、9区は1万28分台の田中、アンカーは秘密兵器・山本。これに高見や富永らも争っていますので、調子の良い選手をきっちり見極めれば逃げ切れると思います。
その他、全員絶好調verも。宇野が超回復して1区で設楽啓を2区で大津を8区に回すというオーダー。復路強すぎるねw 本当に好調でこうなられたら手が出せるチーム無いでしょう。
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不安要素をあげるとすれば、(まあ柏原が心配もあるかもしれませんが)全日本でのちぐはぐな戦いか。これですが、多分初めて本気で優勝を獲りにいった大会だったからだと思います。これまでのV2も85回大会は部内の不祥事などで優勝がどうのこうのというより出場を感謝、前回も戦前では他校が強いという予想で、勝てたらいいなで挑んだ感じ。それが今年は優勝を意識して崩れてしまっているところがあるか。ただ、これに関しては、報道陣が早大の方に集まったので、逆にまたやりやすい状況に戻っているかもしれませんが(笑)
それと酒井監督の選手選考の眼力ですね。選手間の力が拮抗しているので、選手の調子の見極めですね。優勝には監督の手腕が他のチームよりも比重を大きくしそうかなと思います。
さて、これで全部終了です。
一応、点数を順番に並べてみます。
独断点数順
東洋43点
早大40点
駒大39点
中大34点
明大32点
帝京31点
農大30点
城西30点
日体30点
東海30点
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選抜30点
山学28点
拓大28点
中学27点
日大27点
青学26点
上武25点
國學22点
神大22点
専大17点
一応こんな感じとなっています。上位3つが抜けていて、後は分からないという感じ。30点前後の所はちょっとのことであっという間に順位が変わるでしょうから当てにならないでしょうけど(苦笑)
いよいよ明日が区間エントリー発表ですね。ところで、一つ気になるのが週間天気予報で年明け前後まで上空に寒波が居座って、東京の方に強風が吹くという予想。チームカラーによって気象条件が良い方がいい、悪い方がいいとあるでしょうから、区間エントリー勿論気になりますが、個人的にはこっちも気になっている所です。
それでは、明日、区間エントリーと当日変更予想の記事を上げたいと思います
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