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第91回箱根駅伝区間オーダー予想~早稲田大学

となります
引き続きまして、優勝候補より~頼れるエースがいるところ

 早 稲 田 大 学

エントリー選手独断ランク付け

7点:エース区間、山で貯金が望める選手
山本修平④28分14秒49≪4年:全日4区2位、出雲3区、3年:全日4区3位、出雲3区5位、2年:箱根5区3位、全日本4区2位、1年:箱根5区3位≫

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
三浦雅裕③29分42秒50≪2年:箱根6区2位≫

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
高田康暉③29分04秒47≪3年:全日2区7位、2年:箱根2区1位、全日6区3位、出雲2区4位、1年:全日本5区6位、出雲2区4位≫

4点:主要区間で区間上位でいける選手
田口大貴④28分56秒70≪4年:全日8区11位、出雲6区、3年:箱根9区7位、2年:箱根10区4位、出雲5区8位≫
柳利幸③28分48秒50≪3年:全日1区8位、出雲1区、2年:箱根7区5位、全日1区15位、出雲1区9位、1年:箱根8区14位、全日本1区12位≫


3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
中村信一郎③28分56秒00≪3年:全日3区15位、出雲2区、2年:箱根10区10位、出雲5区8位≫
平和真②29分07秒12≪1年:箱根4区2位、全日3区7位≫
井戸浩貴②28分58秒83≪2年:全日6区3位、出雲5区、1年:箱根8区9位、全日7区3位≫

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
佐藤淳②29分20秒04≪2年:全日7区12位≫
光延誠①29分14秒20≪1年:全日5区11位、出雲4区、全国1区8位、高校3区5位、国体5千6位≫
安井雄一①≪全国1区21位、国体5千4位、IH1500m8位・5千15位≫

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
武田凛太郎②29分04秒20≪1年:箱根3区5位、全日5区4位、出雲4区5位≫
藤原滋記①29分24秒07≪全国1区39位、高校1区7位、国体5千8位、IH5千5位≫
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
臼田稔宏④29分42秒00
岡田健志④29分57秒31
柄本勲明②29分58秒80
 
上位10人合計:39点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*3位13分55秒7-*5位28分57秒0-*2位62分43秒4
 強いのか弱いのか…優勝候補と言われる中で一番迷うチームだろう。兼ねてより、今年の早大は長い距離が強い選手が多いと言われていた。確かにハーフの平均は非常に高レベルなものだ。加えて5区6区共に山をハイレベルのタイムで駆け抜けられそうな選手がいるのは全大学の中でも羨むものだ。それでも全日本はシード落ちした。複数の故障者で万全のオーダーが組めなかったのが一つだが、強さが身についている選手とそうでない選手の差があったのも確か。その後も軽い故障者も出たようだが…さてどんなオーダーになるのか。
区間オーダー予想
柳-高田-井戸-平-山本
三浦-中村-安井-田口-佐藤
 1区はなんだかんだで柳選手ではないかと思っている。基礎走力が上がりながら少しずつ安定はしてきたのかなと思います。ロード経験豊富な井戸選手や田口選手らと迷いましたが、2人とも全日本後に少し脚を傷めた事もあり引き続き柳選手スターターかなと思います。井戸選手は初の主要区間となる3区、田口選手は昨年と同じ9区に回して勝負をかけるのが良いと感じました。
 
 2区ですが、昨年区間賞の高田選手に再び任せても良いのかなと思います。全日本の走りを観ていたら1区か3区かと思っていたのですが、上尾でまさかの62分01秒の好タイムで優勝。夏の故障でのスタミナ面の不安はありますが、ある程度纏めるかなと。また、4区は故障明けだが昨年区間2位平選手やハーフのタイムは良くなかったが10㎞まで先頭集団だった1年光延選手と迷いましたが、スピード面では平選手が上という事で彼に。山に繋げるまではこれが最強かと思います。
 
 そして山。ここはもうやってくれないといけない区間。秋になって調子を戻してきた5区山本選手には78分半切、6区三浦選手には58分半切り。これくらいいければ山トータルでトップに立てるかな。山がこのくらいでいった時に、トップに立てる位置に往路が踏ん張れているかどうかが一つ焦点になるだろう。
 
 後は結果を残した選手を並べていきたい。全日本最短区間でまさかの脱水症状となった中村選手ですが上尾では見事な走り。気象条件的には比較的良い方(気温の上昇はあるけどね)の7区でしっかり走力を出してほしい。8区はこれまた上尾お見事だった安井選手に安定した走りを期待。9区田口選手を挟み、残っているメンバーでは走力の高い佐藤選手・・・どうだろう。
 
 ここも読めないですね。特に武田・平(・田口・井戸)選手の状況が11月中旬の時点で読みようがないのもありますが…。彼らがどのくらい復調できているか、オーダーも変われば、強さも変わる、総合順位も変わってくるはず。メンバー自体は非常に充実しているので、監督が最後だからどうこうではなく、実力で頂点までいきたいところだ。

[早稲田大]2014年4月-9月の結果

 
 
7/20 伊勢崎ナイター
光延誠①3分51秒18
柳利幸③3分51秒35、田口大貴④3分55秒61、井戸浩貴②8分20秒54
 
7/6 網走
平和真②13分45秒74★
田口大貴④13分48秒50★ 高田康暉③14分00秒99★ 柳利幸③14分01秒07
山本修平④14分06秒42

7/2 北見
5千
光延誠①14分00秒88
中村信一郎③14分06秒08★ 高橋広夢④14分06秒47★ 高田康暉③14分33秒41
三浦雅裕③14分52秒48

6/25 深川
1万
柳利幸③28分48秒50★
田口大貴④28分56秒70★ 平和真②29分07秒12★ 井戸浩貴②29分53秒97
 
 
 
 
26.6.14-15 日本体育大長距離記録会
1500
出口翔3分53秒06
浅川倖生3分57秒80
5千
 柳利幸③13分52秒43★
田口大貴④14分05秒23
藤岡孝彰③14分47秒98

6/1 東海大記録会
5千
 臼田稔宏④14分57秒19

5/31 世田谷記録会
5千
平和真②14分00秒47
中村信一郎③14分07秒17★、中村駿介③14分18秒52★、安井雄一①14分19秒95
川村裕幹②14分30秒17★、石田康幸①14分30秒34、浅川倖生②14分32秒36
山田侑矢④14分38秒82、藤原滋記①14分44秒58、柳利幸③DNF
3千
箱田幸寛②8分32秒65
河合祐哉①8分35秒41、住野竣平①8分39秒00
 
 
 

5/16-17.24-25 関東インカレ 1部

1500
1組8位安井雄一①3分53秒52
2組9位亀田卓志④3分56秒05
3組11位池山謙太③4分05秒73

1万
8位柳利幸(早大3)29分11秒29 +1
15位山本修平(早大4)29分39秒01
16位平和真(早大2)29分46秒00

3障
3位高橋広夢(早大4)8分57秒60 +6

1組1位高橋広夢④9分10秒61
2組14位鳥山賢③9分28秒45

ハーフ
7位井戸浩貴(早大2)65分13秒 +2
12位田口大貴(早大4)66分25秒
20位佐藤淳②67分22秒

5千
12位光延誠(早大1)14分03秒78
21位山本修平④14分23秒63
25位三浦雅裕③14分31秒98
 
 
 
 
 
 
4/29 平成国際大記録会
5千
平和真②14分21秒92
3障
高橋広夢④8分59秒72
鳥山賢③9分10秒26
 
 
 
4/26-27 日体大記録会
1500
亀田卓志3分53秒67
1万
井戸浩貴②29分11秒04★、田口大貴④29分17秒08、光延誠①29分37秒39★
佐藤淳②29分41秒08、藤原滋記①29分45秒57★、三浦雅裕③29分47秒61
中村信一郎③29分59秒65、臼田稔宏④30分09秒62
5千
柳利幸③14分13秒18、安井雄一①14分24秒40、中村駿介③14分38秒72
石田康幸①14分42秒59、藤澤怜欧③14分46秒65
 
 
4/12-13 第236回日体大長距離記録会
1500
池山謙太3分53秒95、亀田卓志3分55秒07
5千
井戸浩貴②14分00秒55★、光延誠①14分02秒41、山本修平④14分07秒50
三浦雅裕③14分07秒63★、佐藤淳②14分16秒38★、中村信一郎③14分17秒82★
藤原滋記①14分19秒76、臼田稔宏④14分32秒21、川村裕幹②14分35秒36
安井雄一①14分38秒42
 
 
4/5 東京六大学対抗
1500
1位前野貴行(明大4)3分53秒43
2位出口翔(早大3)3分56秒35
3位池山謙太(早大4)3分57秒70

5千
1位高田康暉(早大3)14分17秒55
3位田口大貴(早大4)14分20秒32

3障
1位大久保誠吾(法大4)9分06秒35
2位高橋広夢(早大4)9分10秒01
5位鳥山賢(早大3)9分27秒13

OP
5千
山本修平④14分11秒15、三浦雅裕③14分16秒76、中村信一郎③14分18秒27★
井戸浩貴②14分26秒06、佐藤淳②14分32秒34、臼田稔宏④14分45秒98

第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【早稲田大学】

往路3位復路4位
総合4位:早稲田大学
いやはや、2区以降あれだけスムーズに流れるとは
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区大迫傑④62分14秒区間5位(5)49秒差
2区高田康暉②68分18秒区間賞☆(5→3)29秒差
3区武田凛太郎①64分00秒区間5位(3→3)1分50秒差
4区平和真①55分03秒区間2位(3→3)1分38秒差
5区高橋広夢③82分47秒区間12位(3→3)5分09秒差
6区三浦雅裕②58分51秒区間2位(3→3)4分56秒差
7区柳利幸②64分29秒区間5位(3→3)5分58秒差
8区井戸浩貴①66分30秒区間9位(3→3)7分53秒差
9区田口大貴③70分33秒区間7位(3→4)9分02秒差
10区中村信一郎②71分32秒区間10位(4→4)11分26秒差
早大だからできた箱根直前米練習
 色々と話題になった早大だが、過去に例のない主将でエースの選手が直前で自分の練習のを優先しチームを離れたということ。それについて批判的な意見は少なくはなかった。だが、私は大迫選手の向上心とそれを承認した渡辺監督を称賛したいと思う。
 
 日本の長距離は基本的に駅伝で成り立っていることは否めない。特に箱根駅伝ともなれば、少なくとも秋からは集中するのは当然という風潮だ。しかし長距離を含めた陸上競技は本来は個人種目である。その所属チームのために出場大会や練習メニューを制限されるのは通常考えられない事なのだ。大迫選手の考えることは特におかしくないとも言える。
 
 また、現状通用していない日本男子長距離トラックで、一人の日本人ランナーがその道の指導者に評価されているのは願ってもないチャンスだ。かつて三大駅伝全てに全力傾注して故障してから競技人生が大きく狂った渡辺監督も思うところがあったのだろう。レースぶりからするとスタミナは犠牲になったようだが、次年度からの新たなステージでの挑戦を楽しみにしたい。

高田区間賞など集中練習での底上げ成果は証明
 もうひとつ取り沙汰されたのは早大恒例の集中練習で毎年出る故障者について。ほかの大学に比べて主力&中堅の怪我が多いのが気になっていましたが、今年は山本選手が犠牲になってしまった。11月半ばからタイム目標を大幅にあげたのが不味かった模様。さすがに直前で高い目標を掲げ欲張るのは危険だったということか。
 
 もっとも、難しいのはしっかり練習ができた選手は本当にしっかり走れること。サプライズは2区高田選手だ。1区が出遅れたので、思い切って突っ込んで入って東洋の選手等に食らいついていた。そして気がつけば初の箱根しかもエース区間で区間賞を獲得していたのだ。区間2位3位の選手がその後のレースで爆発しているので、真価はこれからだが、一つ自信を深める結果だ。
 
 その後もがんばった。1年生リレーとなった武田&平選手が3区4区でしっかり3位をキープ。ぶっつけで5区となった高橋選手がなんとか83分を切るタイムでまとめると、満を持して登場した6区三浦選手が58分台をマークし充実。たび重なる失敗で睡眠障害に陥っていた7区柳選手は区間5位で走ると、登りが苦手という8区井戸選手も区間一ケタで乗り切った。成果は出ているのは確かなので、匙加減を如何様にするか慎重に見極める必要がありそうだ。
 

駒は揃った 故障ゼロと力強さの両立を図れるか
 その他、課題として9区10区で追いあげてきた日体大に競り負けてしまい、結局3強は倒せず、今シーズン全て4位に終わったことがあげられる。ある程度のチーム力がある事は示したのだが、前哨戦の1区が出遅れてしまい、3強と競り合えなかったことで、勝ち切る強さが身についていなかった事に気がつかなかった面はあると思う。

 
●主な在校生
山本修平④28分14秒49≪3年:全日4区3位、出雲3区5位、2年:箱根5区3位、全日本4区2位、1年:箱根5区3位≫
柳利幸③28分59秒12≪2年:箱根7区5位、全日1区15位、出雲1区9位、1年:箱根8区14位、全日本1区12位≫
武田凛太郎②29分04秒20≪1年:箱根3区5位、全日5区4位、出雲4区5位≫
高田康暉③29分04秒47≪2年:箱根2区1位、全日6区3位、出雲2区4位、1年:全日本5区6位、出雲2区4位≫
平和真②29分11秒26≪1年:箱根4区2位、全日3区7位≫
田口大貴④29分14秒42≪3年:箱根9区7位、2年:箱根10区4位、出雲5区8位≫
井戸浩貴②29分29秒48≪1年:箱根8区9位、全日7区3位≫
佐藤淳②29分37秒08
臼田稔宏④29分42秒00
三浦雅裕③29分42秒50≪2年:箱根6区2位≫
上位10人平均:6位29分13秒9


浅川倖生②29分47秒25
中村信一郎③29分55秒75≪2年:箱根10区10位、出雲5区8位≫
鈴木洋平②29分57秒58
三井泰樹④29分58秒72
中村駿介③29分12秒48
高橋広夢④30分15秒07≪3年:箱根5区12位≫
山田侑矢④30分33秒04

●主な新入生
光延誠14分00秒61≪全国1区8位、高校3区5位、国体5千6位≫
藤原滋記14分08秒36≪全国1区39位、高校1区7位、国体5千8位、IH5千5位≫
安井雄一14分09秒89≪全国1区21位、国体5千4位、IH1500m8位・5千15位≫
谷口耕一郎14分14秒75
石田康幸14分19秒87
高橋叶14分53秒45

●オーダー組んでみる
武田-高田-井戸-光延-山本 三浦-平-安井-田口-柳
 それが1年かけて少しでも出来るようになっていれば、かなり駒が揃う状況になる次年度が楽しみ。大黒柱が抜け、1万平均6番目に下がるが、2区と5区と6区の目途は既についているのは大きい。エース区間と山がガッチリ組めるだけでも候補の一角にはなりそうだ。
 
 それからずっと課題の1区はずっと希望し続けている新2年の武田選手や井戸・平選手らで有望な選手が争うだろうか。新2年はほかにも佐藤・浅川・鈴木選手など楽しみな学年。ここが伸びてくればぐっと選手層が厚くなる。
 
 新入生は5千14分1ケタを持っている光延・藤原・安井選手以外にも面白そうな選手が入部。駒数だけでみると10人は軽く超えてきそうだ。駒大や東洋ほか主力の力が強いチームをどれだけ意識して春から戦えるか、勝負の年になりそうだ。

第90回箱根駅伝展望~早稲田大学

山本選手の故障で揺れるチーム 底力の見せ所
早 稲 田 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
大迫傑④27分38秒31≪4年:全日2区1位、出雲6区3位、日カレ5千2位、関カレ5千2位、3年:箱根3区2位、全日本2区2位、出雲1区10位≫…日本学生長距離界のエース 1万で世界選手権で出場した 卒業後にトラックに専念する為、箱根駅伝の練習は最低限にしている

4点:主要区間で区間上位でいける選手
山本修平③28分14秒49≪3年:全日4区3位、出雲3区5位、日カレ5千6位・1万4位、関カレ5千11位、2年:箱根5区3位、全日本4区2位≫…1年時箱根5区79分台で走破している選手 春先の不調を全日本で脱したが、12月中旬に故障している
高田康暉②29分04秒47≪2年:全日6区3位、出雲2区4位、関カレハーフ9位、1年:全日本5区6位、出雲2区4位≫…今年の成長株 駅伝はまだ繋ぎ区間の経験しかないが、上尾ハーフで62分半ばで走破した
田口大貴③29分14秒42≪3年:関カレハーフ、2年:箱根10区4位、出雲5区8位≫…箱根の悔しさから大きく成長を見せた選手 故障して出雲全日本は出番なかったが上尾ハーフで62分台で復帰した
井戸浩貴①29分29秒48≪1年:全日7区3位≫…一般で早大入ったが中学時代からの実力者、全日本と上尾で周囲の予想以上の回想を見せた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
武田凛太郎①29分04秒20≪1年:全日5区4位、出雲4区5位、日カレ5千10位、関カレ1万、都道府県5区1位≫…期待のルーキーでレース経験豊富 上尾ハーフで63分少し
田中鴻佑④29分28秒20≪4年:全日8区5位、関カレハーフ12位、3年:箱根9区12位≫…一般入試でじわじわ伸びた選手で全日本8区で59分前半の好走を見せた 大迫選手がいない時にチームをまとめている ただ、12月に一時故障 

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
志方文典④28分38秒46≪4年:関カレ1万、3年:箱根7区11位、2年:箱根8区2位、1年:全日本5区1位≫…高校時代の実力者でロードに非常に強いが怪我が非常に大きい 学連記録会で29分50秒
柳利幸②28分59秒12≪2年:全日1区15位、出雲1区9位、日カレ1万6位、1年:箱根8区14位、全日本1区12位≫…実力的にチーム3番手だが、出雲全日本1区大失速でややメンタルにダメージを負っている
平和真①29分11秒26≪1年:全日3区7位、都道府県5区9位≫…昨年のインターハイトップの大器 全日本で駅伝デビュー 上尾ハーフ64分少し
中村信一郎②29分55秒75≪2年:出雲5区8位≫…出雲で駅伝デビュー 上尾で63分後半で走った

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
臼田稔宏③29分42秒00…
トラックよりロードが得意 やや足踏み気味
三浦雅裕②29分42秒50…学生ハーフで63分台 やや波が大きいが6区候補に挙がっている ただ、最近故障したらしい
相原将仁④29分44秒10≪3年:箱根6区12位≫…前回の6区出走者
高橋広夢③30分15秒07…最近状態が上がってきて上尾ハーフで64分少し
山田侑矢③30分33秒04…一般入試でこつこつ力を伸ばしてきて上尾で64分半ば

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

上位10人合計:33点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*4位13分58秒7-*3位28分54秒2-*1位62分54秒9
 出雲と全日本は1区で大きく出遅れながら4位、その後の上尾ハーフで好記録が続出し、3強崩しの期待がかかった早大の雲行きが怪しくなってきている。5区で78分台を狙っていた山本選手が故障、更にチームをまとめていた田中選手に、6区候補の三浦選手も相次いで故障。部位や症状は分からないものの、少なくとも万全な状態では挑めないのだろう。トラック専念の為、アメリカに渡っていた大迫選手に大きな期待はできない。本当にチーム力を問われることになりそうだ。
 
区間オーダー予想
武田-大迫-高田-平-中村
三浦-田口-志方-田中-井戸

 ひとまず報道が比較的小さかった田中・三浦選手は8割程度と考えオーダーに入れ、山本選手は一応外しての予想とした。箱根の山は他の区間と違って怖い。途中まで練習ができているということだったので何とか80分~81分くらいで走れるのかもしれないですが、最悪を考えてこちらの予想では外してみます。勿論2区候補だった田中選手のオーダーも変わります。一旦ゼロにしてもう一度組み直しました。
 
 まずき門の1区。これまで失速続き、しかも今回は稼ぐ区間が少なくなり、絶対に失敗が許されなくなった。上尾チームトップの高田選手やエースの大迫選手をいきなりぶち込むことも考えていたが、ここに1区に兼ねてから強い希望を持つ武田選手。全日本時も柳選手と最後まで迷ったそうで、評価は高いようだ。上位陣に食いついていきたい。区間一桁いけるか。
 
 次の2区3区がめちゃくちゃ迷った。大迫・高田選手しかいないのだろうが、どっちがいいオーダーなのか…。大迫選手の事前の練習からするとまだ3区の方が力を出せるだろうし、本人もそう告げたとかどうとか。しかし高田選手が今までの駅伝は繋ぎ区間しか走っていない。上尾で市田孝・西池選手ら2区を走るだろうランナーと争ったが、そう簡単にいくだろうかと…。
 
 最終的には何とか大迫選手に68分半ばで走ってもらって、高田選手にはこれまでのように競り合いながら順位を上げてほしい。リスク的には減るのかなと思いますがどうでしょうか?4区にはインターハイ日本人トップを取った平選手。上尾では15㎞以降失速し64分オーバーしたが、その後の集中練習は順調。卒業した三田選手が1年時に当時の4区の記録をマークした際も上尾で15㎞から失速して64分以上かかっていた。同じ流れになってくれないかと思っています。
 
 さて、山本選手がいない場合の5区はどうなるか。最初に考えたのは登りが得意と言われ続けている臼田選手だ。ただ、秋以降記録が停滞気味だったのが気になった。また大学駅伝見出走だ。そこで出雲を出走し、上尾で63分台と上昇気流の中村選手に注目。クロカンもそれなりに走れていたのような。何とか83分を切ってくれれば、大きく順位は下がらないと思ってますが…。他主力だと井戸選手あたりガッツがあって面白そうでしょうか?
 
 山下りは一番手として準備していた三浦選手が一時足を痛めていたとのことですね。一応大丈夫ということでオーダーに入れました。無理なら相原選手が代わりにいますから、ここは最低限いけるか。7区には上尾で故障から復活した田口選手を投入。それまでの走り込み不足があるので往路序盤や復路終盤は避けた格好だ。ここで思いっきり爆走したい。
 
 序盤が今ひとつハマらずに5区も失速していたらいくらなんでもここまでシード圏外もありえるでしょう。ここに何とか最後の箱根での快走を、と願うファンがやまない志方選手で勝負をかける。少なくとも前年に比べたら雲泥の差がある出来だそうで、なんだかんだ言ってハーフマラソンになると63分台を連発するロードの適性があるのだ。8区はいいイメージがあるだろうし、区間5位以内狙いたい。
 
 最後の2区間は上尾62分台の2人を残して最後まで追い上げられるオーダーで。9区は2区候補にもあがった2年連続田中選手を。一時故障していたというが、これまでの溜めもあると思っている。アンカーには1年生の井戸選手を秘密兵器として投入。元々中学時代トップクラスだったとはいえ、いつの間にか1年生で一番期待できる選手に。状態もキープしているようなので、こういう配置もありかなと思っています。

***********************

 まあ…何とも言えないですねw 区間オーダー見るまでは。先述したように怪我の部位や状態が分からないだけに。山本選手や田中選手は5区や9区に入っていても当て馬ということもありえそうで、本当に当日にならないと、といった感じだ。ちなみに3人とも走れない場合の復路は6区相原7区柳に9区田口選手と考えています。
 
 毎年怪我人が出ている集中練習については、箱根終わってからで…。特に主力中堅選手が走れなかった84回大会87回大会が逆に結束しているので、その時の事を思うしかないでしょうか。チームの上位3人がうまく機能していないのは非常につらいですが、距離が長い方が基本的に良いチームなので、粘って順位を上げていってほしいところだ。

2013全日本大学駅伝~早大の今後を考察

久々に時間取れたが、遅れすぎだ・・・ 
 

総合4位早稲田大学5時間19分22秒

区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差[シードとの差]
1区柳利幸②45分19秒区間15位2分41秒差
2区大迫傑④38分08秒区間賞☆(15→9)1分54秒差
3区平和真①28分06秒区間7位(9→8)2分29秒差
4区山本修平③41分05秒区間3位(8→6)4分00秒差[-11秒差]
5区武田凛太郎①34分56秒区間4位(6→4)4分38秒差[-55秒差]
6区高田康暉②36分27秒区間3位(4→4)4分57秒差 [-1分49秒差]
7区井戸浩貴①35分55秒区間3位(4→4)5分04秒差[-2分01秒差]
8区田中鴻佑④59分26秒区間5位(4→4)6分13秒差[-2分58秒差]
出てこない1区候補 4年連続2区の大迫に上位で渡ることは叶わず
 駒自体はじわりじわり揃ってきた。だが、大迫・山本選手に続く3番手4番手の選手が今一つはっきりしない。それが早大の課題だったわけだが、残念ながら解消はされなかった。出雲で失敗していた柳選手を再び1区起用。調子はあまり良くなかったそうだ。経験不足か結果を出さなければいけない焦りか、集団が割れた時前についていき、終盤に大きく失速。トップとの2分40秒はともかく、シード前後とも1分40秒もの差がつく厳しいレースとなってしまった。
 
 実際、走力的には柳選手なのだと思われる。3区以降流れの中でじわじわ追い上げていっていた選手たちだが、区間3位が最高順位ということを考えると、他のランナーでも区間一桁は難しかった(高田選手がギリギリどうかというところかな?)だろう。それでも一応の指示はあってほしかったと個人的に感じます。柳選手を這い上がらせるためだったとはいえ、調子が悪いなら悪いなりのレースの組み立て方法もあるかと…。後ろからついて粘るなどもできたはず。
 
 また、上位は厳しくとも、今回に関しては高田選手に1区を経験させても良かったのような気がしてしまいました。箱根に向けて主要区間の経験する選手が増えた方が良かったかなぁと。柳選手とそのほかの選手で区間の経験の差がちょっと大きすぎるのが気になります。4年連続2区を務めた大迫選手は結局上位で襷を受ける事はなく(大迫選手1年時の9位が最高)、このあたりがここまで改善されなかったのは残念です。
 

その後の区間は主力の上級生と繋ぎの下級生が噛み合う
 ただ、その後は駅伝の形となった。大迫選手が状態悪いながら何とかタイムで区間賞を獲り、総合9位に順位を上げるとチームに流れができた。初駅伝となった平選手は実績からするとやや不満な成績だが一つ順位をあげると、山本選手が区間3位の好走。中々良い状態に戻ってこないそうだが、その中で出来る限りの事をしたという印象だ。これなら箱根5区でもある程度走れそうだ。順位的にも何とかシードライン上にのせた。1区の展開からするとかなり戻してきた。
 
 その後も浮上を続ける。5区1年生の武田選手が、同じ1年生の山学と大東の選手を交わし、明治大の猛追を振り切って4位へ。高田選手はその明大と並走になりましたが、7㎞地点から一気にスパート。4位キープと共にシードラインとは2分近い差にした。どこかで主要区間を経験させたいと個人的に思っていた選手が活躍してくれたのは良かったです。
 
 ただ、それでもシード権は厳しいと思っていました。7区井戸選手は伸びてきたとはいえ無名の1年生、田中選手も伸びましたが他校のアンカー選手をみてきついのではと…。しかし育成は予想以上だった。井戸選手は最初明大に一気に追い上げられていたのを見てやっぱりきついなと思っていたのですが、その選手が断トツで区間賞ペースだっただけ、終盤は一緒に競り合いながら3位日体大を目の前に。区間3位の快走だった。
 
 アンカー田中選手は、明大の選手に交わされたものの、不調だった日体大の選手を抜いて4位をキープ。後ろからの留学生の追い上げにはヒヤヒヤしていたというが、終わってみれば区間6位で59分26秒の好タイム。最長区間で堂々のレースを見せた。出遅れた中、現在最長となる7年連続のシード権だけは何とか確保したのは収穫だろう。

1区の人選、大迫選手の配置場所はどこになるのか
 しかし箱根は現状困っている。中盤以降は戦える目途は立ったものの、肝心な序盤はどうするかが…。大迫選手は正直今の状態から箱根2区走れる状態に持ってくるのはきつそう。かといってまた1区というのも(ちらつかせはするかもだけど)…。3区かなと思ってますが、1区2区じゃあどうするのということになってくる。

 
今考える箱根オーダー
高田-田中-大迫-武田-山本 相原-平-井戸-柳-臼田
 無理やり組むとなるとこんな感じでしょうか。本当は上尾ハーフ終わってから予想した方が良いのでしょうが、全日本を見ると1区2区はこんな感じだろうか?柳選手また来るかもですが、出雲・全日本と安定していた高田選手1区、何とか70分切りくらいと田中選手を2区にしてみました。
 
 ただ、田中選手を序盤使うと復路後半の駒が困ってしまいました(汗 田口選手もちょっと怪我の回復に手間取ったようでギリギリでしょうか?何とか戻ってほしいですが…。層は少し厚くなってきてので、昨年の5位以内はひとまず狙えそうというところか。とはいえ大迫選手最終年でそれはちょっと寂しい。あと2か月やれることをやって頂点狙ってほしいところだ。

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