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10/24・25日体大記録会出場メンバー

http://www.nittai-ld.com/upload/C200904202-strat2.pdf
より、明日明後日の記録会出場メンバーがまとまっています。
大学別に少しピックアップしておきます。

○早稲田大学
1万
4組
畠山真弘(3年)


5千
23組
大串顕史(2年)
高野寛基(3年)
西城裕尭(1年)
中山卓也(2年)
高原聖典(4年)
中島賢士(3年)

22組
加藤創大(4年)
三田裕介(2年)
神澤陽一(4年)
北爪貴志(3年)

21組
金子純(4年)
神内隆年(1年)
田澤範樹(1年)
福島啓太郎(4年)
亀山翔平(2年)
安永陽(2年)

20組
卯木研也(1年)

○大東文化大学
1万
6組
佐藤歩(4年)

5組
秋山拓平(3年)
高関伸(3年)
成田匠平(1年)
高橋賢人(4年)

4組
土田純(3年)
樋口勝利(4年)

3組
山田誠一郎(4年)
土田修司(3年)

2組
鎌田大輝(1年)
釜付亮介(2年)
横山拓也(3年)


5千
21組
田口哲(1年)

○中央学院大学
1万
6組
三浦隆稔(4年)
大野紘祟(4年)
塚本千仁(2年)
小林光二(3年)

5組
大谷克(3年)
野中洋輝(4年)
沖坂佐鶴(3年)
田口優(4年)
室田祐司(1年)

4組
小畠彰(4年)
福田直人(2年)
藤原秀明(3年)
渡部恭平(4年)
板屋祐樹(1年)
磯将弥(4年)

3組
真田雅之(3年)

○山梨学院大学
1万
6組
田口恭輔(2年)

4組
松森新一(3年)
山田宗一郎(4年)
津川翔(4年)
中村悠二(2年)
古川健太(2年)
牧野俊紀(1年)
福島慎也(3年)
松本大樹(1年)
大野修(4年)

3組
岸本匡(4年)

2組
漆山貴文(4年)
山口大徳(3年)
六野哲矢(4年)
森満彦(2年)


5千
22組
漆山貴文(4年)
土田俊徳(1年)

21組
中原薫(3年)
石田健祐(2年)

20組
土屋毅(1年)
水上彰彦(3年)
佐々木直弥(2年)
篠塚春希(1年)
松本央(4年)
伏島祐介(1年)

○日本大学
1万
4組
高月雄人(3年)

3組
寺田裕成(1年)
笹崎慎一(3年)
横松徹(1年)

2組
和田朋之(2年)
吉田和矢(4年)
森谷和彦(2年)
寺西琢郎(1年)
佐藤浩太朗(1年)
山下尭哉(2年)


5千
22組
横松優(1年)


○中央大学
1万
5組
水越智哉(4年)

3組
森山昇人(3年)
服部峰祥(1年)
金田央(2年)


5千
22組
岩城和音(1年)
渥美昂大(1年)
小柳俊介(2年)

21組
大須田優二(1年)

○駒澤大学
5千
22組
玉木達也(3年)

21組
貝森大地(2年)
山崎康隆(2年)


○東京農業大学
1万
4組
大工谷秀平(2年)
花田昌之(1年)

3組
久保勇介(1年)
若林徹(2年)

2組
坂本皓太(3年)


5千
22組
内藤寛人(1年)

21組
谷口昇太(4年)

○日本体育大学
1万
5組
高尾博教(4年)
山内裕大(4年)
太田侑典(1年)

4組
佐藤貴大(3年)
宮田往(2年)
中森智也(3年)
高田翔二(1年)
木田歩(2年)
鶸田雅哉(2年)
中村大樹(1年)


5千
20組
藤井尭(2年)

○帝京大学
1万
4組
小嶌裕貴(2年)
大城享吾(2年)
杉山功(3年)
大原隆也(4年)
佐藤辰準(3年)

2組
山川雄大(1年)
後藤郁晃(1年)


5千
23組
小林頌幸(2年)

22組
大原隆也(4年)
佐藤辰準(3年)
三輪龍之介(1年)
橋爪秀卓(1年)

○城西大学
1万
3組
加藤康睦(4年)
塚本祥也(4年)
八巻賢(3年)
玉澤悠輝(2年)

2組
磯山貴大(2年)
松岡竜也(1年)
山本隆司(2年)
田中諒兵(3年)
濱本栄太(1年)


5千
20組
石橋祐一(1年)

○専修大学
1万
5組
住中翔(1年)
丸山航平(1年)
高松裕史(4年)

4組
相原知明(1年)
佐々木裕也(1年)
草野翔平(1年)
大熊光男(2年)

○青山学院大学
1万
2組
松田直久(1年)


5千
23組
荒井輔(4年)
川村駿吾(2年)
米澤類(4年)
横山拓也(1年)

21組
豊島祐太郎(4年)
市岡敬介(4年)
西尾宗一郎(3年)
辻本啓吏(3年)
小林剛寛(2年)
小林駿祐(3年)
小川恭正(3年)
中井一臣(1年)
小嶺篤志(1年)
出岐雄大(1年)
松田直久(1年)

○国士舘大学
1万
3組
千葉剛史(4年)
宮本潤(1年)
津浦和希(1年)
鈴木卓也(2年)
中山裕貴(2年)
竹永雅人(1年)
細見駿介(1年)
柴田省吾(3年)
栗原健太郎(1年)


5千
23組
藤本拓(2年)

22組
宮崎大佑(4年)

○順天堂大学
1万
6組
関戸雅輝(4年)

5組
田中秀幸(2年)
佐藤優太(1年)
山田翔太(4年)
岡部寛之(3年)
堀正樹(1年)
的場亮太(2年)

3組
村上真(4年)
塩田充(2年)
木水良(4年)
唐川和宏(2年)

2組
大池達也(1年)
志賀洸介(4年)
琴岡義規(3年)
有馬啓司(1年)
越智健一朗(2年)
小高悠馬(2年)
田鎖慶大(2年)


5千
23組
田中秀幸(2年)
大住和(1年)

22組
唐川和宏(2年)
菊池敦郎(4年)
大池達也(1年)
田鎖慶大(2年)

○拓殖大学
5千
21組
村上雄亮(3年)
横山築(2年)
石井健太(2年)
蓮池龍顕(2年)
染谷佑輔(3年)

20組
坂本勝利(3年)
黒木俊輔(1年)
西田敬裕(1年)
村上勝紀(4年)
冨迫優也(2年)
杉山健人(4年)
宮永一樹(2年)
福本龍將(3年)
月原涼輔(3年)
後藤広行(1年)
堅谷真(1年)
北澤健太(1年)
川島慎太郎(2年)

○國學院大學
5千
22組
中道拓未(2年)
安曇大輔(2年)

20組
青木信夫(2年)
千田駿弥(1年)
溝口大地(4年)
菅谷篤人(2年)
松井優樹(4年)
大川竜弥(3年)

鴻巣ナイターエントリー&箱根予選についてかる~く考察

今日はもう一個!

鴻巣ナイターのエントリー
http://sairiku.net/newinfo/pro/2009/H210926p.pdf
に発表されているようです。まとめてみました。

○東洋大学
1万
3組
小田切祟(4年)
上健太郎(4年)
横山龍弥(4年)
川原祟徳(4年)
岸村好満(4年)
佐藤友彬(4年)
世古浩樹(4年)
権守竜也(3年)
千葉貴士(3年)
本田勝也(3年)
前田信哉(3年)
今井翔太(3年)
鴛海辰矢(3年)
鈴木俊(2年)

2組
田中貴章(2年)
その他大量エントリー

○大東文化大学
5千
9組
佐藤歩(4年)
清野篤(4年)
井上裕彬(4年)
高橋賢人(4年)
濱克徳(4年)
山田誠一郎(4年)
野口聖矢(4年)
樋口勝利(4年)
一尾恭兵(3年)
土田純(3年)
篠田勝成(3年)
高関伸(3年)
秋山拓平(3年)
土田修司(3年)
横山拓也(3年)
吉田明広(2年)
飯島大輔(2年)
成田匠平(1年)
梅野大地(1年)
鎌田大輝(1年)

8組
釜付亮介(2年)
平井章宏(2年)
折尾和俊(2年)
松井友我(2年)
田口哲(1年)

7組
川崎慧(3年)
等多数

○その他
1万
3組
大塚統彦(東経4年)
柱欽也(東経4年)

 日体大記録会に東洋と大東大がほとんどエントリーしていないなと思ったら、こっちにエントリーしていたようですね。といっても東洋は出雲メンバーは田中以外はエントリーしていないですね。まあ、出雲のメンバーはこの記録会での結果よりも上と思っておけばいいのでしょうね。


 また、日体大記録会にもこっちにもほとんどエントリーが見られなかったのは神奈川大、上武大、国学院大ですね。こちらは箱根予選会が控えており、いずれも予選通過のボーダーライン上だと言われているチーム。記録会に出て状態を見るというのも一つの方法ですが、予選会までに力を蓄えるという作戦を取っているのでしょう。
 確かに、昨年は國學院が9月の記録会でいい記録を出して、予選通過も匂わせましたが、肝心の本番で撃沈する選手が多数出ました。記録会に出るとなると、どうしてもある程度そこにピークを合わせてしまうのでしょうかね。逆に上武大は全く出場せず、好結果に繋げたので、箱根予選を控えているチームはこの方がいいのかもしれません。

 ちなみに箱根予選の詳細予想は出雲が終わってから…つまり相当駆け足でやることになりますかね…。まあ、先に準備しておいて対応しますわ。それでは、今日はこの辺にしておきます。では~

日本インカレ長距離全結果

どうも、久しぶりです。
日本インカレすぐにまとめたかったのですが、
色々あって1週間遅れました。

今更だし、合宿もあり参考にしずらいので(軽くコメントはしますが)タイム載せるだけです。
すみません。

○1500m
1位菊池敦郎(順大)3分51秒41
2位田中佳祐(城西大)3分51秒58
3位岡崎達郎(早大)3分51秒86
4位佐藤優太(順大)3分52秒51
5位久保俊太(札学院大)3分53秒49
6位藤本剛士(東海大)3分54秒89
7位今崎俊樹(立命大)3分55秒60
8位間島直行(流経大)3分56秒23
----------------------------
9位池谷竜(鹿屋体大)3分56秒73
10位監物稔浩(環太平洋大)3分57秒87
11位田中秀幸(順大)3分59秒95
12位佐藤大樹(東海大)4分14秒37

予選落ちの関東学生+α
1組5位畦田泰洋(城西大)3分54秒78
1組8位卯木研也(早大)3分56秒45
1組9位佐藤歩(大東大)3分57秒13
1組10位山崎亮平(明大)3分57秒64
1組DNS松木祐二(第一工大)

2組7位松本葵(山学大)3分54秒60
2組8位花島昂己(日大)3分55秒50
2組DNS荒井輔(青学大)

3組4位八木勇樹(早大)3分59秒02
3組6位大石港与(中大)4分02秒04
3組8位須田直樹(神大)4分02秒78

 関カレで怪我して心配した菊池がトップ。回復してよかった。この時期に1500mに本気に取り組んでいることからおそらく距離は伸ばさないだろう。順大は全日本予選でまずまずだった佐藤も入賞。ただ、20kmに対応できているのかちょっと疑問である。


○5000m
1位ギタウ=ダニエル(日大)13分41秒77
2位キラグ=ジュグナ(第一工大)13分48秒55
3位石川卓哉(明大)13分56秒40
4位宇賀地強(駒大)13分57秒37
5位村澤明伸(東海大)13分58秒51
6位鎧坂哲哉(明大)14分06秒26
7位高林祐介(駒大)14分08秒94
8位ガンドゥ=ベンジャミン(日大)14分10秒34
----------------------------------
9位矢澤曜(早大)14分11秒48
10位三岡大樹(京産大)14分14秒44

11位棟方雄己(中大)14分16秒51
12位吉田亮太(日本文理大)14分21秒84
13位森本卓司(神奈川大)14分22秒19
14位佐藤佑輔(日大)14分23秒52
15位荒井輔(青学大)14分25秒41
16位八木勇樹(早大)14分26秒12
17位中原大(城西大)14分26秒34
18位渡邊公志(東洋大)14分32秒27
19位石田康雄(上武大)14分33秒05
20位早川翼(東海大)14分33秒22

21位林和貴(京産大)14分48秒51
22位高橋優太(城西大)14分52秒13
23位中田剛司(三重中京大)14分52秒45
24位池谷竜(鹿屋体大)14分55秒01
25位刀祢健太郎(東海大)14分55秒36
26位山田翔太(順大)14分56秒00
27位野口拓也(日体大)15分03秒90
28位飯沼健太(平成国大)15分07秒67
29位長柴翔(東北学大)15分09秒07
30位中澤翔(新潟医福大)15分13秒48
31位藤井太雅(札学院大)15分13秒57
32位佐藤隆史(信大)15分30秒90
33位長谷川裕介(上武大)15分32秒76
DNS出口和也(日体大)
DNS藤井翼(山梨学大)
DNS中島賢士(早大)

 5000mはエースの欠場は少なく、レベルの高い争いになりました。石川、宇賀地、村澤と各大学のエースがしのぎを削っていい争いだった。ただ、やはりダニエルは崩せないのだなと思った。

○10000m
1位ギタウ=ダニエル(日大)28分34秒71
2位村澤明伸(東海大)28分44秒23
3位オンディバ=コスマス (山梨学大)28分44秒62
4位ガンドゥ=ベンジャミン(日大)28分45秒86
5位三岡大樹(京産大)29分06秒16
6位伊藤正樹(国士大)29分14秒88
7位吉田亮太(日本文理大)29分16秒56
8位後藤敬(山梨学大)29分34秒79
---------------------------------
9位矢澤曜(早大)29分40秒50
10位齋藤勇人(中大)29分41秒45

11位平賀翔太(早大)29分48秒58
12位中田剛司(三重中京大)30分00秒41
13位厚地翔太(第一工大)30分08秒00
14位清野篤(大東大)30分15秒63
15位佐藤寛才(東洋大)30分20秒91
16位関戸雅輝(順大)30分27秒21
17位米澤類(青学大)30分31秒81
18位三賀森智哉(島根大)30分55秒99
19位永岩義人(城西大)30分56秒49
20位金子太郎(東海大)31分22秒01

21位高月雄人(日大)32分06秒03
22位西沼佑司(札学院大)32分14秒73
23位栗原巧(麗澤大)32分27秒17
24位鈴木弘成(東北福大)32分31秒22
25位早野吉信(松本大)32分41秒63

DNS宇賀地強(駒大)
DNS森賢大(日体大)
DNS上田剛史(法大)
DNS松本昂大(明大)
DNS森本卓司(神大)
DNSジャクソン=クアライ(奈良産大)

 こちらもダニエルが制覇。ということで2冠。その中、村澤が2位に入ったのは素晴らしい。多分20kmも対応しているのでは。予選会から楽しみである。また、有力選手が多く欠場したのもあるが、地方の選手の健闘も光った。ちなみに早大の矢澤が2種目9位という珍事もあった。

○3000mSC
1位菊池敦郎(順大)8分51秒87
2位松本葵(山学大)8分54秒98
3位山下洸(中京大)8分55秒69
4位中津匡嗣(大体大)8分57秒64
5位中嶋聖善(立命大)8分57秒86
6位濱克徳(大東大)8分58秒81
7位加藤康睦(城西大)9分02秒00
8位山田雄司(中大)9分05秒21
----------------------------
9位冠木雅守(東北福大)9分08秒91
10位石井翼(鹿屋体大)9分09秒24

11位鈴木慎(静岡大)9分10秒62
12位田野寛之(北教大)9分11秒04
13位天野正治(奈良産大)9分13秒03
14位須田京介(順大)9分14秒05
15位岡崎浩樹(金城大)9分16秒35
16位岡田泰平(福山大)9分36秒06
17位星新一(明大)9分36秒80
18位竹本雅史(北学大)9分55秒00

 こちらも順大の菊池が制覇。嬉しいが、長距離種目は2人しか優勝していないのはちょい複雑な気持ちになる。また関カレチャンピョンの松本が2位に入った。松本は1500mにも出ているので、やはり長い距離は彼も走るつもりないのかと思った。

北海道マラソン結果

 先日、北海道マラソンが行われましたが、その結果とかを書いてみた。


○男子結果
1位ダニエル=ジェンガ2時間12分03秒
2位山本亮2時間12分10秒
3位ラバン=カギカ2時間12分24秒
4位高見澤勝2時間13分05秒
5位小林誠治2時間13分27秒
6位高田千春2時間14分34秒
7位佐藤慎悟2時間14分35秒
8位末吉勇2時間14分37秒
9位末次巧幸2時間14分51秒
10位鷲尾優一2時間15分32秒
11位大西雄三2時間15分34秒
14位清水智也2時間16分34秒
16位諏訪利成2時間17分04秒
18位田上貴之2時間18分21秒

東京マラソン優勝経験のあるジェンガがトップ

 トップを取ったのは2時間6分台の持ちタイムをもっているジェンガ。まあ、妥当といえば妥当か。スローペースで始まったが、10km付近で自ら1km3分を切るペースにあげて、独走。最後はかなり苦しい走りとなったがトップを譲らずにゴールした。

 ジェンガは日本の長距離ファンには非常になじみがあるだろう。あの男子高校駅伝の強豪校・仙台育英高校で史上初となる1区3年連続区間賞を獲得。進学した流通経済大学で箱根駅伝を目指したこともある(結局予選突破できなかったので走ることはなかった)。その後は日本の実業団・ヤクルトに入社し、ずっと日本で走り続けている(そのためか日本語もぺらぺら)。確かニューイヤー駅伝で区間記録を作ったこともあったはずである。非常に分厚い層を誇るケニアなので、世界大会には(ジュニアではあるものの)出場こそしていないがスピードでは日本人にはとても太刀打ちできない選手である。

 マラソンに関しては30km以降の失速が非常に多く、今回もそれが出てしまったが、今回は頑張った。特に'粘り'は大きかった。素質で勝る外国勢が日本で学ぶことといえば、やはり苦しくなってからの粘り方なのだろう。本人も好きな言葉が『我慢』と言っているが、25km~40kmはそれが出来ていたように思える。ラスト2kmで凄まじい追い上げにあったのは涼しかったとはいえ8月の気候もあったか(出場している選手のレベルもあるのか)。ただ、ようやくマラソンも走れるようになってきたので、今後にも期待したいところだ。


山本、大金星逃すも初マラソンで2位&昨年優勝の高見澤も4位に

 日本人も見せ場を作ってくれた。特に湧かせたのは何といってもダニエルに7秒差の2位に入った山本亮だろう。山本は中央大学出身で箱根駅伝を走ったこともある。
1年80回8区11位
2年不出場
3年82回8区15位
4年83回5区3位

 3年生までは好不調の並が激しく、非常に扱いづらい選手だったが、主将となった4年生は山登りで見事区間3位と責任を果たす走りをみせ、中大シード権落ちの危機を救った。その後、佐川急便に進み、今回初マラソンだったわけだが、1回で結果を残したのはすごいだろう。

 調べると、箱根4年次の走りと今回のマラソンの走りが非常に似ているのが面白い。どちらも終盤にすごい追い込みをみせているのだ。箱根の時は最初の5kmは区間12位とゆったりと入る。18kmあたりでもまだ区間7位だった。しかし、そこからすごい追い込みをみせている。今回もジェンガがペースアップしてもそれにはついていかず集団待機いていた。中盤、いや30km過ぎても全然目立たなかった。しかし、そこからするする抜け出すと40kmあたりで日本人トップに躍り出る。躍進はそこで止まらず、カギカと一緒に先頭を追い上げ始める。残り1kmを切ってからカギカを振り切ると、ものすごい勢いでトップに接近した。距離が足らずに後一歩追いつききれなかったが、非常に素晴らしい走りだった。今後も注目されるだろう。


 また、昨年優勝した高見澤が日本人2位の4位。高見澤は高校では佐久長聖、箱根は山梨学院とエリートとして来た選手。しかし、大学2年の箱根前に故障してから、うまく結果が残すことができなくなり、貢献できなかった。現在は、母校の佐久長聖の教員をやりながら走っているという、今や苦労人といっていい存在。しかし、その中で昨年の優勝、そして今年も4位に入るのは時間の無い中でもきっちりと練習したのだろう。もうちょいいい環境を提供したいと思ってしまう。


諏訪力出せず17位、清水弟らも出場

 その他の有力ランナーもちょっと紹介。一番実力があったのはアテネ五輪マラソン代表の諏訪だろう。調子がよければダニエルの飛び出しにも反応していただろうが、元々悪かったのだろう。全く見せ場を作れないまま17位でゴール。大分別府マラソンで日本人1位を取った小林はダニエルの様子を伺う位置に居続けたが、40km以降の後退が惜しまれる結果だ。田上や大西も15km~25kmまではジェンガより速いくらいのペースでよかったが、スタミナが足りなかった。後は、先日のベルリン世界陸上のマラソンを走った清水将也の双子の弟、智也も出場していた。もう少し走ってほしかったところだ。


女子の結果
1位嶋原清子2時間25分10秒
2位尾崎朱美2時間27分23秒
3位上谷聡子2時間33分55秒
4位谷奈美2時間33分59秒
5位岡本美鈴2時間34秒12秒
6位深港千浪2時間34秒16秒
7位那須川瑞穂2時間34秒17秒
8位田中千洋2時間35秒15秒
9位飯島希望2時間36秒46秒
10位藤川亜希2時間37分25秒
13位坂本直子2時間40秒43秒


夏のマラソンで自己ベスト!!

 女子は涼しい気候もあったことはあったが、嶋原が大会新を出して優勝。しかも自己ベストである。これまで後半あげてくるタイプの嶋原だったが、今回はイメチェンした感じ。ハーフまでは2時間22分前後が出せるタイムで押していった。途中、何かアクシデントがあったようだが、沿道の川越監督とコンタクトを取って乗り切る冷静さもみせた。嶋原が所属しているのはセカンドウィンドウというクラブ。資金は会員からまかなっている。結果を出さなければ、資金や会員数が減ってしまうという厳しい状態なのだが、それで結果を出したのですごい。今回2位に入った尾崎(ちなみに、ベルリン銀メダリストのお姉ちゃん!!)も、ベルリン入賞の加納もセカンドウィンドウなのだ。調整力に恐れ入る。


坂本直子レースに復帰

 その他、ベルリン1万代表の佐伯が出場予定だったが、欠場したらしい。そして一番の注目はアテネ五輪代表だった坂本。アテネ以来ほんとにレースというレースに出場できなかった坂本だったが、ようやく復帰。タイムは彼女の自己ベストより20分近く遅いものだったが、これで何かきっかけになってほしい。また、東京マラソンで優勝した那須川も出場したが、後半振るわず7位。元は1500m選手だったが、マラソンで行くと決めたらしい。何とかこれから頑張ってほしいところだ。

世界陸上~勝手に総括

 どうも、世界陸上も高校野球も終わって、セミの抜け殻化しているhakonankitです。

 まだ、少し余韻が残っている今のうちに書きたいこと書こうと思います。


短距離

 短距離は男女とも、未来に希望がもてる結果だったのでないか。まず男子だが、100mは出場した3人が全員一次予選を突破。うち2人が学生ということを考えると将来が楽しみである。学生(江里口、木村)は二次予選で力みが、塚原は準決勝で力みが出てしまったのが残念。ただ、塚原は北京に続き連続で準決勝に駒を進めたのは評価していいだろう。男子200mは短距離で一番決勝進出の可能性があった高平が残念ながらギリギリのところで二次予選敗退。もう毎回自己ベスト以上か、もっと高いレベルで安定して走れないと勝負は厳しいというところだろう。ただ、若手が多いのでいいのではないか。リレーもメンバーを新生した中では良く頑張ったところだろう。塚原レベルが4人揃えばメダルも手が届かないこともないという感じか。といってもリレーが全てじゃないので、個人でもメダルとは言わないが、ファイナルにいける選手が出てきてほしいところである。

 女子は、ご存知の通り、100mや200mを中心に世界大会に出場する選手が増えてきており、発展途上という状況。今回は出場しただけで歴史的なことなので結果についてはまあいいだろう。全体的に硬くなっていた。福島ですらリレーでは本来の走りが見られなかった。メンタル面の準備はほとんど初めてだし、次あたりから硬さが取れてくれればいいだろう。逆に言えば、2年後からは本当に結果を求められるわけだ。しっかり練習してほしいところである。




長距離(トラック)

 女子はまあほぼ力出し切ったのではないか。5000mは2人とも決勝に進出し、10000mも久々の入賞者を出した。といっても、2レースとも日本人向きのレース展開になったからというのが否めない。参加標準を切る選手は福士を中心に毎回いるが、世界にはやっぱりあまり相手させてもらっていない感じ。日本記録も停滞しているので、何とか壁を壊す選手が出てきてしいのだが…。

 男子にいたってはお話にならない結果。3000m障害の岩水は毎回徐々に悪くなっていっているし、5000や1万は今回は特にひどかった。何かもう調整が出来ていない感じ。どんぐりの背比べで日本選手権に勝っても、そこが調子のピークで8月までに下降してしまうようである。まあ、全力尽くしても決勝に進んだり入賞したりするのは難しい種目であるのだが、せめていい調子で臨んでもらいたい。何か選考方法とか先行日程を考えないといけないのではないか。自分的にはヨーロッパの大会でベストを出した佐藤は出場させるべきだったと思うのだが。後、男女通じていえるが、中距離はやっぱり無理なのか。まあ男子は箱根駅伝とかの弊害もありそうだが、何とか育ててほしい。



跳躍&投擲、その他

 跳躍と投擲は専門外なのであまり書けない。とりあえず女子は今のところ通用しない種目が多い。走り幅跳びはイケクミや今回は桝見など何とか出場しているが、決勝まではいけていないので。でも男子の槍投げのようなこともあるし、諦めないで強化を続けてほしいものである。

 その槍投げの村上はホント驚いた。確かに、自己ベストが90m前後の選手が不調だったこともあるが、本当にびっくりして騒いでしまった(夜中だったので親に怒られたw)。室伏以外の日本人選手が投擲でメダルを取るとは思ってもみなかったですからね。これからは注目を浴びて大変かもしれないが、先輩の室伏選手もまだ現役なわけだし、一緒にまたメダルを目指してもらいたいところである。後は、毎回ある程度の期待を浴びて出場している走り高跳びの醍醐、棒高跳びの澤野だが…いい加減そろそろ大舞台で結果出してほしい。メンタルが弱いというか…大舞台で一回も満足のいく結果(自己ベスト、或いはほぼ同じくらい)が出せないのはちょっと問題だろう。特に澤野は態度が…謙虚さが足りないと思うのがどうだろうか。やっぱり世界に胸を借りる態度ではないと思う。本当に実力があるならカッコイイ(ボルトとか)のだけど、挑戦者である以上、変にパフォーマンスはしない方がいいだろう。



マラソン

 最後は日本が一番得意とするマラソン。その期待には応えたか。前回の大会と同じく男子は入賞、女子はメダルを獲得した。特に男子の佐藤はその過程が感動するもので本当に素晴らしかった。女子の尾崎もまさか彼女とは申し訳ないが思っていなかったので、これも拍手モノである。北京での惨敗でどうなるかと思われたのでひとまずほっとできる結果である。

 ただ、男子も女子も本当に世界トップの選手が出てきたわけではないので、それをそのまま日本の実力とみるわけにいかないのが現状。特に男子は今季の世界30傑に誰も入っていないのだから、世界の差は歴然としている。男子であれば2時間6分から7分くらいが常時出ていないとこれから期待も持てないだろう。女子も2時間20分近い優勝タイムが出てほしいところだ。


 後、マラソンと言えばもう一つ…渋井選手の本番直前での欠場の件である。今回のメンバーの中で一番期待されている中で脚の状態が芳しくない。その期待に応えようとギリギリまで必死に直そうとしたのは仕方ない。ただインタビューではいけます!と答えてその直後にやっぱり無理、というのはちょっと問題だ。疲労骨折ということは突発的な脚の痛みではなく、だいぶ前からまずいということは分かっていることだから、ビッグな発言するのは控えるべきだった。前回の土佐(しかも同じく三井住友)の件もあるし、野口の直前回避に関しては批判めいたことも言っていたらしい(ソースどこっすか??)のでなおさら批判がいってしまう。今後も競技を続けるだろうから、今後は自分の言動に気をつけてもらいたい。

 後、日本陸連も問題だ。なぜ補欠を用意しておかない。元々補欠に入っていた森本も体調不良だということだったが、だったらその他という手もあるはずだ。那須川選手とか、或いは北海道マラソンに出場予定の選手とか。確かに日本の7番手以下になるから上位進出は厳しくなるだろうが、それでも経験は積める。せっかくある枠を一つ無駄にしてしまうわけなのだから、ここのとこは考えてもらいたい。


総括

 今後躍進する可能性があるのは短距離か。男子も女子も若い選手が出場しているので、リレーを中心にファイナルやメダルに手が届く可能性はあるとみる。マラソンも出場する選手しだいではまだまだいけるか。その他が先が不安。何とか強化してほしいところだ。

 後は全体的に言えることとして、メンタル面の強化だ。外国人選手はこの大会で自己ベストを出す事が多い(特に短距離、長距離に比べて駆け引きがない分)。日本は自己ベストから大きく遅れて勝負にならないことがよくあるのだ。まあ、日本ではない展開(自分の前に選手が走っている)になるので、どうしても硬くなってしまうのだろうが、毎年同じ失敗を繰り返してしまっているので、どうにか世界大会でも自分の走りができるような指導(難しいのだろうが)をお願いしたいところである。

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