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第91回箱根駅伝区間オーダー予想~帝京大学

 


帝 京 大 学
 

エントリー選手独断ランク付け

8点:ジョーカー的存在

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
柳原貴大④28分50秒33≪4年:出雲1区、3年:箱根1区15位、全日3区9位、出雲4区10位≫

4点:主要区間で区間上位でいける選手
杉山連哉④29分06秒61≪4年:出雲3区、3年:箱根10区3位、全日6区12位≫
早川昇平④29分12秒82≪4年:出雲2区、3年:箱根4区4位、出雲6区10位、2年:箱根4区2位、全日4区11位≫

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
高橋裕太③29分15秒24≪3年:出雲4区、2年:全日1区18位、出雲5区9位、1年:箱根3区8位≫
竹本紘希③29分19秒89≪2年:箱根5区14位、全日8区12位≫
堤悠生③29分24秒15

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
高橋勝哉④29分18秒27≪3年:全日7区16位≫
阿南堅也③29分31秒23
内田直斗②29分49秒86≪2年:出雲5区≫

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
山中建人③29分33秒54
君島亮太③29分21秒45
野村雄一③29分33秒68≪3年:出雲6区≫
岩間俊友③29分57秒19
吉岡賢蔵③30分37秒42
加藤勇也②29分49秒75
渡辺貴裕①29分39秒42
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
 
 
上位10人合計:29点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
14位14分16秒3-*9位29分17秒4-12位63分47秒5
 育成力の帝京大。いつからかそう言われ、ここ2年は連続してシード権を獲得。高校時代実績の少ない選手のみで強豪校に食らいついている。ただ、シード権獲得に貢献した主力が卒業または故障で外れた今年は正念場を迎えている。主力の多くは4年生で1万28分台を持つ柳原選手が中心。繋ぎ区間ながら区間3位以内で走った事のある杉山・早川選手も主力だ。続くのは3年生。特に前回5区を走った竹本、1年時に粘走している高橋選手は重要な役割となるのではと思う。彼らを中心に粘っていくと思われる。
 
区間オーダー予想
高橋裕-柳原-早川-野村-竹本
君島-内田-堤-杉山-高橋勝

  一番強い柳原選手を箱根2区に添えるのはいいとして、1区を誰にするか悩んだ。帝京大が苦手とする区間だ。最終的には、ロードで比較的安定している高橋裕選手で。2年時の全日本で厳しい走りだったが、成長を見込んだ。柳原選手はトラックは13分台28分台で充実。エースとしてしっかり勝負していってほしい。
 
 3区には2年連続で4区好走している早川選手を3区へコンバート。できれば4区と思いましたが、主力の故障と本人が高島平20㎞で優勝していることを考えると、長い距離の方が良いだろう。空いた4区には2年の野村選手を起用したい。9月の日体大1万で大幅ベスト。出雲でアンカーに起用予定だった選手だ。力は如何ほどだろうか。続く5区は勿論昨年出走の竹本選手。前回区間12位という事を考えると、1年経った今年は区間一桁、すなわち攻めの区間にしたい。順位を上げていけるか。
 
 6区は経験者が卒業したため、下級生から新たな人材を発掘したい。迷ったが、飛び跳ねる走りが魅力という2年の君島選手。トラック1万も29分20秒台まで伸ばした成長株。いいタイムを期待したい。続く7区にも成長した2年生の内田選手。出雲5区に起用予定だったが、その後の上尾ハーフでも好調を維持していた。この2年の2人は密かに注目だ。
 
 終盤の3区間はロードに強い選手を並べる。堤選手は2年時から台頭、インカレハーフでも入賞があった。そこからやや伸び悩んでいたが再び調子を上げてきた。満を持して起用したい。9区は前回10区3位の杉山選手をスライド。エントリーチーム2番手の選手をここに残していたのはシード権を決定づけるためだ。アンカーには4年生の高橋勝選手。蓄えた力を出し尽くしてほしい。
 
 他、阿南選手など力がほとんど変わらない選手が多くいるのが特徴なのが帝京大。予想外の選手がメンバーに入ってその選手が区間上位に来る事もある。序盤踏ん張って、10区間すべてで勝負できれば、3年連続のシード権を手中を収める事ができると思う。

[帝京大]2014年4月-9月の結果

 
 
7/21 士別ハーフ
粟田嶺④66分11秒
 加藤勇也②68分20秒
 内田直斗②68分44秒
 
26.7.5 国士舘大学記録会
5千
 渡辺貴裕①14分37秒29
細渕大雅②14分38秒50★
岩間俊友③14分44秒45 
 
 
 

全日本予選:8位帝京大学4時間01分07秒52(ボーダーまで14秒75差)

4組:13位柳原貴大④29分37秒29、25位高橋裕太③29分56秒51
3組:22位堤悠生③30分26秒43、23位高橋勝哉④30分28秒61
2組:1位熊崎健人④30分07秒39、12位竹本紘希③30分27秒87
1組:5位君島亮太③29分57秒65、10位佐藤真路④30分05秒77
(推移:4→1→6→8)
 
 
 
 
26.6.14-15 日本体育大長距離記録会
1万
 高橋雅人③30分38秒21
伊東拓④30分45秒68
5千
 佐藤諒太①14分33秒86★
田中祐次①14分40秒23★、高松伸伍④14分47秒46
 
6/7 平成国際大記録会
1万
 君島亮太③30分01秒49
粟田嶺④30分27秒94、長瀬凌太①30分52秒52★
5千
 柳原貴大④14分14秒95
高橋裕太③14分27秒95、内田直斗②14分30秒50★、高橋勝哉④14分33秒16
竹本紘希③14分35秒86、堤悠生③14分37秒98、早川昇平④14分38秒48
加藤勇也②14分38秒68★、阿南堅也③14分41秒96、吉岡賢蔵③14分44秒91★
渡辺貴裕①14分45秒25
 
 
 

5/16-17.24-25 関東インカレ 2部

1500
3位熊崎健人(帝京4)3分52秒35 +6

1組5位細渕大雅②4分07秒09
2組1位熊崎健人④3分51秒30
3組9位君島亮太③4分05秒04

1万
26位杉山連哉④30分44秒57
27位柳原貴大④30分50秒98
39位渡辺貴裕①32分05秒73

3障
7位瀬戸口文弥(帝京2)9分07秒43  +2
10位高屋敷光生(帝京2)9分19秒13

1組3位瀬戸口文弥②9分14秒44
1組4位高屋敷光生②9分16秒06
2組7位野下滉貴④9分20秒28

ハーフ
10位堤悠生(帝京3)66分45秒
12位高橋勝哉(帝京4)67分01秒
48位阿南堅也③70分57秒

5千
15位柳原貴大(帝京4)14分25秒40
24位高橋裕太③14分33秒26
39位熊崎健人④16分04秒07
 
 
 
5/6 東海大記録会
5千
内田直斗②14分33秒96★
竹本紘希③14分34秒35
1万
高橋雅人③30分55秒15
 
 
5/5 法政大記録会
3障
瀬戸口文弥②9分07秒84
高屋敷光生②9分11秒05
野下滉貴④9分11秒79
小柳誉④9分27秒43
 
 
4/29 平成国際大記録会
3障
山崎渉③9分24秒57
小柳誉④9分27秒72
 
 
4/26-27 日体大記録会
1500
君島亮太③3分53秒75
1万
高橋勝哉④29分18秒27★、渡辺貴裕①29分39秒42★、佐藤真路④29分45秒78★
加藤勇也②29分54秒17★、原由樹人③29分55秒90★、野村雄一③29分56秒41★

 
粟田嶺④30分05秒94、内田直斗②30分25秒09、岩間俊友③30分33秒30
嶺井雄宇④30分52秒92、早川昇平④31分25秒82
5千
柳原貴大④13分53秒20★、堤悠生③14分28秒22、瀬戸口文弥②14分35秒23
佐藤諒太①14分38秒17★、君島亮太③14分40秒12、吉富一騎③14分42秒17
 
細渕大雅②14分42秒25、杉山連哉④14分42秒31、林田真幸②14分43秒29
阿南堅也③14分53秒74
 
 
 
 
 
4/19-20 兵庫リレーカーニバル
アシックス1万
チャールズ ディランゴ(JFEスチール)28分18秒54
菊池賢人(コニカ)28分32秒05
大六野秀畝(明大4)28分50秒98
杉山連哉④29分06秒61★
熊崎健人④29分22秒41
柳原貴大④29分23秒96
 
 
 
4/13 早大記録会
3障
瀬戸口文弥②9分12秒84
高屋敷光生②9分12秒87
高橋勝哉④9分30秒05

 
 
 
4/12-13 第236回日体大長距離記録会
1500
熊崎健人④3分47秒98、細渕大雅②3分53秒74、高橋裕太③3分54秒49
1万
堤悠生③29分24秒15★、阿南堅也③29分31秒23★、竹本紘希③30分28秒36
原由樹人③30分53秒76
5千
熊崎健人④13分52秒44★、高橋裕太③14分11秒51★、佐藤真路④14分18秒78★
渡辺貴裕①14分30秒96、君島亮太③14分34秒98、高橋雅人③14分36秒51★
加藤勇也②14分43秒30
 
 
4/6 日本平桜マラソン(23.5㎞)
野村雄一③77分59秒
 
4/5-6 国士大記録会
高橋裕太③14分35秒83
加藤勇也②14分39秒74
高橋雅人③14分43秒35
内田直斗②14分46秒79
 
 
4/5 世田谷記録会
5千
柳原貴大④14分07秒22★、杉山連哉④14分11秒55★、堤悠生③14分24秒60★
高橋勝哉④14分28秒95、山中建人③14分39秒95、竹本紘希③14分50秒08
瀬戸口文弥②14分52秒59、早川昇平④15分08秒62

第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【帝京大学】


往路12位復路5位
総合8位:帝 京 大 学
 やってしまった予想大学の一つ 長い距離は粘りがあった
 
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差[シードとの差]
1区柳原貴大③64分02秒区間15位(15)2分37秒差
2区小山司④71分10秒区間12位(15→16)5分09秒差
3区難波幸貴④65分24秒区間12位(16→14)7分54秒差
4区早川昇平③55分23秒区間4位(14→11)8分02秒差
5区竹本紘希②83分24秒区間14位(11→12)12分10秒差[10位まで2分11秒差]
6区千葉一慶④61分03秒区間13位(12→12)14分09秒差[10位まで2分22秒差]
7区蛯名聡勝④64分18秒区間4位(12→12)15分00秒差[10位まで24秒差]
8区猪狩大樹④66分51秒区間12位(12→12)17分16秒差[10位まで51秒差]
9区熊崎健人③70分36秒区間8位(12→10)18分28秒差[11位に50秒貯金]
10区杉山連哉③70分52秒区間3位(10→8)20分12秒差[11位に2分30秒貯金]
蛯名選手の意地の走り 自慢の選手層で最後まで突き抜けた
 2年連続のシード権獲得を目指していた帝京大は10位と2分強の差で往路を折り返していた。逆転でシードを狙う帝京は前回6区8区で共に区間3位だった千葉・猪狩選手以外にもう一人切り札を用意していた。エース区間2区出走を命じられながらも、故障からの回復が遅れた蛯名選手。間の7区に投入して一気に逆転を図った。
 
 ところが6区千葉選手が終盤に大きく失速。差は詰められなかった。当初イーブンペースで推すレースを想定していた蛯名選手だが、前半からぶっとばし行けるところまで行くと心に決めた。二宮地点では区間賞ペース。そこからは練習不足からか脚が止まってしまったが、意地で押し切って区間4位。一斉スタートのため、分かりづらかったが、一気に2分チャラにする激走だった。
 
 猪狩選手がモタついてしまったが、この勢いは継続された。前回ゴール直前での4位争いを制した熊崎選手が入った9区でついに逆転。アンカーが最も調子が良かったという杉山選手が、蒲田を過ぎてから一気にペースアップ。区間3位の激走(前々回は山川選手が、前回は千葉選手と猪狩選手が予想以上の走りを見せたが、叩き上げの3年生が好走する法則があるのか?)で総合8位。苦しいレースだったが、最後にこういう選手を置けるのが帝京大のポイントだ。
 
前哨戦とは違う姿を見せた 万全じゃなくても食らいついた雑草軍団
 ただ、勿論往路も踏ん張った。出雲と全日本は関西地区の大学にも苦汁をなめる結果。箱根も前回の1区3区の選手が走れず、蛯名選手も往路は回避という状況だったのだ。更に鬼門の1区…、どういうレースになるか駅伝ファンの中でも意見が相当分かれていた印象だった。
 
 そんな中起用された1区柳原選手が区間15位ながら、選手が前後する位置でリレー。出雲・全日本でちょっと心配する個人順位となっていた小山選手が区間12位。総合順位は下がったものの、流れはできていたか。3区難波主将が2つ順位を上げると、前回驚きの区間2位だった早川選手が今回も区間4位の好走でシード争いへ。5区竹下選手が下りで失速したものの何とか往路12位でフィニッシュ。前哨戦とは違う姿を見せていたのだ。
 
 考えてみれば、高校時代に力のあった選手はほとんどいない。距離が短い出雲や全日本まで戦う余裕がなかったかもしれない。トラックの5千によく出場するので勘違いしがちだが、やはり長い距離に主眼を置いていると見るべきだった(5千は高校時代からしていた種目なので成長が分かりやすい、且疲れが残りにくいので何度も挑戦できるので出場が多い)。前回の4位の選手が多く残っていたので悔しさも残るが、雑草軍団が万全ではない中でもシード権を獲得できるんだ、ということを魅せてくれたとも言える。
 
引っ張ってきた世代が抜けて正念場 これまで通り上級生の頑張りが不可欠
 ただ、ここ3年くらいの盛り上がりは現4年生の世代の働き抜きでは語れない。万全に組めなかったとはいえ、ポイントポイントで4年生が入っているのは確か。1万の平均タイムは8番だが、これまで引っ張ってきた世代がいなくなるので正念場を迎える

 
●主な在校生
熊崎健人④28分40秒20≪3年:箱根9区8位、出雲1区16位、2年:箱根10区3位、全日3区6位≫
柳原貴大④28分50秒33≪3年:箱根1区15位、全日3区9位、出雲4区10位≫
杉山連哉④29分11秒27≪3年:箱根10区3位、全日6区12位≫
早川昇平④29分12秒82≪3年:箱根4区4位、出雲6区10位、2年:箱根4区2位、全日4区11位≫
高橋勝哉④29分20秒13≪3年:全日7区16位≫
高橋裕太③29分20秒17≪2年:全日1区18位、出雲5区9位≫
竹本紘希③29分25秒64≪2年:箱根5区14位、全日8区12位≫
山中建人③29分33秒54
君島亮太③29分37秒93
阿南堅也③29分37秒99
上位10人平均:8位29分17秒0


瀬戸口文弥②29分39秒79
樋口史朗②29分40秒12
堤悠生③29分40秒45
高松伸伍④29分44秒69
近藤星一郎④29分46秒99
嶺井雄宇④29分56秒66

●主な新入生
渡辺貴14分22秒55≪全国1区20位、高校1区20位≫
安藤聡14分34秒83≪全国5区37位、高校3区26位≫
田中祐次14分41秒54≪全国5区39位、高校3区36位≫
佐藤諒太14分43秒28
吉田将人14分47秒04≪高校2区37位≫
沖成仁14分52秒11
幸村亮太14分52秒29

●オーダー組んでみる
柳原-熊崎-高橋裕-早川-竹本 瀬戸口-渡辺-堤-杉山-阿南
 学年できっちり分かれているのが育成の帝京大らしいですね。4年生で中心になるのは新主将の柳原・熊崎・杉山・早川選手だが、4選手とも大学駅伝で区間一桁の経験があるのが救い。現時点では熊崎・柳原選手が主力だろうか。どれだけ戦えるようになるのか見ものだ。
 
 勿論彼らだけでは厳しい。しっかりと脇を固めたいが、鍵は新3年だ。1年時に区間一桁で箱根を走った高橋裕選手、新5区候補の竹本選手に、故障が多いが素質が高い阿南選手。この3選手が主力の一角として確立できるかどうかは次年度の帝京大を大きく左右するのではと思っていますが如何でしょうか。
 
 その他、成長著しい瀬戸口・堤選手や新入生では帝京大にしては力のあるランナーとなる渡辺選手あたりが今の所注目か。帝京大なので予想外の選手がぐぐっと上がってくる場合はありますが、まずは上記に挙がっている選手がしっかりと力をつけてほしい。充分に76回-78回大会に並ぶ3年連続シード権は狙えるはずだ。

第90回箱根駅伝展望~帝京大学

 
駒はあるが前哨戦ではボロボロ 箱根に合わせられるか
帝 京 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
熊崎健人③28分40秒20≪3年:出雲1区16位、関カレ1500m3位、2年:箱根10区3位、全日本3区6位、予選15位≫…箱根10区で4位争いを制したランナー 関カレでそのスピードは活きた 駅伝は1区出雲撃沈したが、先日の記録会1万28分40秒のチームトップに
小山司④28分45秒24≪4年:全日2区19位、出雲3区13位、関カレ1万15位、3年:箱根5区5位、全日本8区10位≫…前回箱根5区で好走 故障の蛯名に代わってエース区間に入ったが撃沈 記録会は好走している
猪狩大樹④29分17秒58④≪4年:日カレ3障3位、関カレ3障2位、3年:箱根8区3位≫…前回の箱根で一気に台頭 出雲全日本の出走はないが3障などで活躍し調子は良い
千葉一慶④29分33秒57≪3年:箱根6区3位、予選37位≫…前回の6区で周囲を驚かせる好走 今年はまだいいレースがない

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
蛯名聡勝④28分42秒90≪3年:箱根2区8位、全日本2区6位、予選4位≫…帝京大のエース 今季は故障がち 前半戦はポイントレースで走ったが、秋はまだレース出場がない
柳原貴大③28分50秒33≪3年:全日3区9位、出雲4区10位、関カレ1万16位、2年:予選117位≫…今期の成長株 全日本ではチーム唯一の区間一桁 その後1万で28分台をマーク
難波幸貴④29分12秒10≪4年:全日4区10位、出雲2区14位、関カレ5千、3年:箱根7区6位、予選131位≫…主将 スピードランナー やや波があるが前回の箱根は好走している

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
杉山連哉③29分11秒27≪3年:全日6区12位、関カレハーフ≫…昨年末から記録を伸ばしてきて全日本で駅伝デビューした
早川昇平③29分12秒82≪3年:出雲6区10位、関カレ5千、2年:箱根4区2位、全日本4区11位、予選16位≫…前回帝京大お得意様の4区で区間2位 出雲以降調子を落としている
竹本紘希②29分25秒64≪2年:全日8区12位≫…昨年の上尾ハーフ63分台 秋の記録会で1万ベストを更新し全日本アンカーに抜擢された
阿南堅也②29分37秒99…帝京大の中では高校の記録が良い選手 故障が非常に多いが上尾で63分台をマークした
堤悠生②29分40秒45≪2年:関カレハーフ5位≫…学生ハーフから台頭 長い距離が得意でインカレでハーフ入賞している

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
瀬戸口文弥①29分39秒79≪1年:関カレ3障≫…
1年生唯一のエントリー 秋以降急激に記録が伸びてきている
樋口史朗②29分40秒12…大きな実績はないが上尾ハーフで64分前半をマーク
嶺井雄宇③29分56秒66…1年時から箱根予選などにエントリーしている 上尾で64分前半

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
田中健人④28分45秒03≪3年:箱根1区14位、2年:箱根2区19位≫…帝京大の主力の一人 故障で秋になってようやくレース復帰 1万は29分台出したが上尾はスタミナ切れで撃沈している

上位10人合計:31点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
14位14分13秒4-*6位29分00秒3-10位63分41秒4
 前回の箱根4位のメンバーが9人(エントリーは8人)残りながらシード候補に挙げる声が少ない。出雲と全日本共に関東地区最下位。区間順位でも関東以外のチームに負けている区間が珍しくなかった。4年生が故障欠場及び1区の出遅れ癖が改善されない中だったが、非常に苦しい戦いとなった。ただ、前回もここまでは良くなかった。その後、熊崎、柳原選手ら3年生が28分台へ突入。失速続きの小山選手も自己ベスト。その他多くの選手がベストを更新してひとまず強化自体は順調さをアピールした。故障の4年生の蛯名・田中選手もエントリーにこぎつけて、臨戦態勢となってきた。

区間オーダー予想
熊崎-蛯名-難波-柳原-小山
千葉-杉山-堤-猪狩-阿南

 ひとまず主力の選手の内、2人外している。試合には復帰していたものの、上尾ハーフで大撃沈した田中選手、前回4区2位で出雲アンカーその後記録会で今一つだった早川選手は外しています。他に記録会を見た限り走れそうな気がする選手が10人以上いるのではないかと思っています。
 
 まずいきなり鬼門となっている1区ですが出雲で失敗した熊崎選手をもう一度起用と見る。ラストが強いのは前回周知のとおりだ。出雲1区はあまりにも主力が集まりすぎていたとみる。1万もチームトップになったことだし、元気一番いってほしいと思う。
 
 次のエース区間2区。いろんな選手を2区に置いてオーダーこねくり回したのですが、結局蛯名選手で。出雲全日本では前半に入った小山選手は大撃沈、これが箱根だと怖すぎる。他唯一安定している柳原選手と全日本4区の難波主将だが力不足は否めない。蛯名選手は怪我続きながら出場する試合は必ず結果を出してきていますし、むしろ彼で厳しい成績になるようだとなんだか諦めがつくというか…。何とか出走にこぎつけてほしい。
 
 続く3区に主将を務めた難波選手。エースから受け取った襷とこのオーダーではなるが流れを継続させたい。実は1年生の時に走っている区間なのだがこの時は区間18位と力不足だった。成長を見せるチャンスでもある。そしてその次に3年生の柳原選手。出雲と全日本では繋ぎながら唯一安定していたと思う。ここに調子の良い選手を置いてリスタートするのはよくある事ですし、ありえるのではないかと。
 
 5区は、2年生に隠し玉がいるとは言われていますが、3年連続小山選手で。出雲と全日本は代役エースを務めたものの、区間13位・19位と大失速。記録会では順調に結果を残すだけに気負っているのか。というわけで過去2年しっかり走っている5区が適任なのだろうと考える。前回区間5位なので自然体で言ってほしいと思う。1区2区さえ決まれば尻上がりに区間順位が良くなっていき、充分往路一桁でいけることができるはずだが??
 
 下りの6区は前回区間3位の千葉選手を今回も抜擢。記録会でいい成績が少ないのが気がかりだが、他に誰か走りそうかと言われても出てこないので。6区にばっちり合わせていると願いたい。続く7区には全日本で駅伝デビューした杉山選手。長い距離では昨年から結果を出しつつあったので、粘りの走りを期待したい所だ。
 
 8区には、今回5区に小山選手を置いたので、2年生の隠し玉と言われている選手かなと思ってます。駅伝経験はないが、学生ハーフや関カレハーフで頑張っていた堤選手かなぁと勝手に思っているので、彼に。ロードで結果を残しているだけにちょっと楽しみな存在だ。
 
 終盤の9区には前回8区3位で周囲を驚かせた猪狩選手をここにスライド。今年はトラックシーズンは3障で活躍。秋になって1万でもぐんと記録をぐんと伸ばしてきていたので今年も合わせてくるかなと。アンカーはそろそろ主力となってほしい2年生の阿南選手で。怪我が多いが、上尾で63分台をマーク。素質はやはりあると見ている。力を出せれば復路順位は結構上位になるはずだ。
 
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 他、小山選手9区というのも考えてみた。そうすると猪狩選手を前回好走の8区に回すこともできるかなぁと思ったりした。調子が分からなかったり、走らないと分からない選手が一部いるが、オーダー予想の楽しみはあるのかなと思います
 
 とにかく調整がまずできているか。流れとしては実は前回と同じ。前回の全日本は蛯名選手が2区で頑張った分すぐに上がったが、後の区間はぶっちゃけ似たようなもんだった。記録は出したのでこれまでの事は忘れて、集中して臨みたい所。仮に1区が良くなくても、距離が長い分取り戻していくチャンスは多い。充分、最終的に上位をにぎわすことができるはずだ。

2013全日本大学駅伝~帝京大の今後を考察

全日本駅伝関連記事ラストとなります
 

総合13位帝京大学5時間30分02秒

区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区高橋裕太②45分49秒区間18位3分11秒差
2区小山司④41分23秒区間19位(18→18)5分30秒差
3区柳原貴大③28分18秒区間9位(18→16)6分26秒差
4区難波幸貴④42分12秒区間10位(16→15)9分04秒差
5区君島亮太②36分16秒区間15位(15→15)11分02秒差
6区杉山連哉③37分31秒区間12位(15→14)12分25秒差
7区高橋勝哉③37分30秒区間16位(14→14)14分07秒差
8区竹本紘希②61分03秒区間12位(14→13)16分53秒差
また1区が苦しい成績に チームを引っ張る小山選手苦心
 蛯名選手は今回も走ることが出来ず、また不調の熊崎・早川選手をメンバーから外し、新戦力中心で挑んだが、出雲駅伝以上に厳しい結果が待っていた。
 
 惨敗を繰り返す1区に安定している高橋裕選手を投入する試みは無残にも散った。区間18位、トップと3分以上開いてのタスキリレーとなってしまった。最も、スピード型じゃない選手なので、今回の1区のメンツでは個人的にはギリギリ想定内だったりしますが…。
 
 追い上げたい小山選手ですが、彼もスピード型ではない。ただ、それでも区間19位はうーん…と唸ってしまった。順位は一つもあげることはできず、最後はフラついてしまうほどの疲労困憊具合。責任感強い選手と監督が離されていましたが、それもマイナス方向に出てしまっているのだろうか。いずれにせよ、非常に厳しい駅伝となった。
 
区間一桁は柳原選手のみ 新戦力にも快音は聞かれず
 こういう展開になったので5区以降の初駅伝の選手で誰か区間一桁を出せる選手はいないか、という事に注目したのだが残念ながら目立った成績はなかった。
 
 一番良かった区間12位が6区と8区で長い区間だったのが救いか。杉山選手は秋に5千も1万も大幅更新、竹本選手は昨年の上尾ハーフで63分台出していた選手なので、少しは地力あったのかもしれない。君島・高橋勝選手は今後の結果次第だろうか。
 
 何とか形になったのは3区柳原4区難波選手。柳原選手は今年になってかなり安定していて、唯一の区間一桁。難波選手も区間10位で最低限の走りはできたという感じか。というかこの2人が頑張っていなければ、本気で繰り上げスタートということになりかねなかった。
 

4年生かむば~~~~~ッく 流れさえできれば走れるチーム
 100%の調整ではないと思ってます。だけど、収穫が…。まあ現状のメンツでは1区で強豪校の選手で戦える人材がいないということ、また流れを変える事のできる選手がいないということが分かった、ということか。
今考える箱根オーダー
田中-蛯名-難波-早川-小山 柳原-杉山-堤-高橋裕-竹本
 とりあえず前回の1区2区。田中・蛯名選手が戦列復帰しなければちょっと箱根のオーダーが思い浮かばないのが本音。幸い田中選手はレースに出場して1万29分台出せるところまで回復。蛯名選手は出場してないが全日本のエントリーに入っていたので、何とか他校と絡めるところまで戻ると踏んでます。
 
 それから難波選手を3区にして、昨年好走の早川・小山選手が元に戻ってくれていれば戦えるはず。流れにさえ乗れればいけるはずなんですよね。基礎走力は決して低くはないですので。残り2か月で万全な状況に近づけたい所だ。
 
 

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