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【箱根予選展望】大東文化大学(訂正)

続いて
44年連続44回目の出場を目指す…
大東文化大学
 
 

エントリー選手私的戦力分析

S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
 
B:25位以内候補(5点)
 
C:50位以内候補(4点)
高関伸(4年)29分33秒44≪10箱根6区5位、09出雲5区6位≫…関カレハーフで入賞。孤軍奮闘していた印象
 
D:75位以内候補(3点)
土田純(4年)29分57秒89≪10箱根8区4位≫…09箱根では8区で失速したが、今年はリベンジを果たした
 
E:100位以内候補(2点)
吉田明広(3年)29分52秒88≪10箱根3区20位≫…長い距離に期待されている。今年の全日予選はまずまずの走りを見せた
川崎慧(4年)30分14秒55★≪10箱根10区14位≫…ハーフ64分台の記録を持つ選手
 
F:150位以内候補(1点)
片川準二(1年)30分03秒38★≪10対抗5区17位≫…春先、5千で大幅に自己ベストを更新した
篠田勝成(4年)30分04秒23★…5千は14分10秒台の記録を持つ
土田修司(4年)30分08秒08★…1万でチーム10番以内に入る記録を持っている
平井章宏(3年)30分14秒91★…今期好調
飯島大輔(3年)30分21秒31★…ロードの方が得意
田口哲(2年)30分27秒53…ホクレンで5千の自己ベストを大幅に更新した
 
G:151位以下or未知数(0点)
一尾恭兵(4年)30分11秒71★…1500や3障中心の選手
山下展弘(2年)30分35秒43★…5千14分30秒台
稲田康希(2年)30分41秒02★…今年箱根5区にエントリーされていた(当日変更)
大山大輔(2年)30分44秒18★…5千より1万の方が得意
 
合計17点(昨年の10位~11位相当)
インカレポイント:2分15秒
 
主なエントリー漏れ:
秋山拓平(4年)29分43秒57≪09出雲4区9位≫…主力レベルの選手の一人。箱根前に故障?以後、レースの出場なし
梅野大地(2年)29分47秒68…関カレ1500に出場。5千チームトップの成績
成田匠平(2年)29分53秒66≪09出雲2区11位≫…1万チーム5番手
城地一志(3年)30分06秒78…ハーフ65分台
若狭聖也(4年)30分19秒85≪09箱根7区8位≫…前々回の4位に貢献
鎌田大輝(2年)30分28秒46≪10箱根4区20位≫…昨年の箱根メンバー
 

 

主力が大勢抜けたが…

 戦力的に元々微妙と言われていたが、エントリーを見て更に厳しくなったと言わざる終えないか…。ハーフでチーム上位の記録を持っている若狭、秋山の4年生が外れた。まあ、この2人は長らく戦力になっていなかったからいいとして、梅野・成田・鎌田と昨年注目されていた2年生が外れてしまった。梅野・成田は何となく長い距離は苦手かなと感じていたが、一次エントリーの段階で外れたか(まあ、故障かもしれませんけどね)…。その他、ハーフ65分台の記録を持つ城地が外れる。これだけボーダーライン上ではないかと言われるチームが、抜けるとちょいと厳しいと思ってしまう

 ただ、エントリーされた選手自体はそれなりに好調に見える。大東大記録会では、10番から16番あたりを争っていると見られるメンバーが自己新を連発。片川や川崎あたりは30分03、30分14とまずまずか。また平井もいい記録。主力に自己新が少なかったのが残念だが、チーム自体は整いつつありそうだ。
 

 

現在のところ:10位前後…か?

 独断のポイント的には、同様に厳しいと言われている亜大や法大にも数ポイント差がついている(IPで追いつけるかどうかか)ので、非常にシビアということになるが、通過の可能性を探っていく

 ・高関に続く2番~4番の位置はどこまで?…前半戦でトラックで目立った活躍をしたのは高関あたり。関カレハーフで入賞、1万も後一歩といったところだった。まあ、その彼がそこそこの位置にいけると前提して…2番手~4番手がどれほど負担をかけないようにするか。中堅と言える選手が今の大東大は乏しいように思う。候補としては昨年箱根を出走した、吉田・川崎・土田純。長い距離には3人とも強いので最低でも100位、75位以内には入ってしっかり後に続きたいところだ。

 ・5番手以下の底上げはいかに?…1万の個人ランクでは100位から150位の中に6人、それに近い選手も2人いる。実力的に似ているので集団走になるのではと予想しているが、ここがどこまで上がるかというのも大きな要素だが、個人的にこちらには結構期待していたり。大東大のこの3年の箱根の復路の成績だが、08年:9区棄権だが、8区までシード争いに喰らいついた。09年:往路9位→4位に浮上。10年:往路ボロボロながら復路9位…まあ、6区が作る流れもあるだろうけど、それでもスタミナが非常に必要となる復路では健闘し続けている。今回も、ロードスタミナ型の選手の育成はしているだろう、ここのあたりは崩れないかも。ハーフの自己ベストは65分台が多く、ここが全体的に浮上すれば…という思いがある

 というわけで、9位以内の可能性も示唆した10位前後という微妙な(苦笑)言い方をしてある。前回大会は順大の連続出場記録が途切れたが、大東大は継続することができるか、踏ん張りどころである。
 
 

【応援しているチーム発表♪】9番目は大東文化大学

9番目は…大東文化大学です

まだ2年前の4位のインパクトが残っていること、ユニフォームが目立つのでかなり最初の段階で覚えたこと、奈良さんが好き、ということでトップ10に入ってます
まずは、主な結果をまとめてみました。

 
○関東インカレ
1500
決勝
8位一尾恭兵(4年)3分55秒96+1
予選
1組5位梅野大地(2年)3分56秒78
2組9位新妻佑允(1年)4分04秒40
3組2位一尾恭兵(4年)3分53秒90★
1万
9位高関伸(4年)29分44秒98
3障
決勝
5位横山拓也(4年)9分00秒34+4
10位一尾恭兵(4年)9分11秒69
予選
1組1位一尾恭兵(4年)9分08秒54★
1組12位釜付亮介(3年)9分31秒76
2組4位横山拓也(4年)9分09秒13★
ハーフ
4位高関伸(4年)65分10秒+5
24位吉田明広(3年)67分16秒
49位田口哲(2年)69分20秒
5千
28位片川準二(1年)14分47秒29

○全日本駅伝予選会
総合14位4時間10分07秒76(ボーダーまで6分13秒28)
4組:34位梅野大地(2年)30分56秒58、36位高関伸(4年)31分14秒41
3組:13位吉田明広(3年)30分12秒21、30位田口哲(2年)31分06秒18
2組:28位大西亮(1年)31分49秒71、31位成田匠平(2年)32分04秒67 
1組:23位篠田勝成(4年)31分16秒10、25位一尾恭兵(4年)31分27秒90
OP:18位飯島大輔(3年)31分32秒29、21位片川準二(1年)31分47秒99

ここまでは苦しいですね。日本学生ハーフから頑張り続けていた高関も全日予選では調子を落としてしまいました。

 
7/11現在
○5千
*1位梅野大地(2年)14分15秒95★
*2位片川準二(1年)14分17秒64★
**位片川準二(1年)14分31秒61★
*3位平井章宏(3年)14分35秒13★
*4位高関伸(4年)14分35秒34
**位梅野大地(2年)14分39秒17
*5位松井友我(3年)14分40秒57★
*6位鎌田大輝(2年)14分41秒15
*7位大西亮(1年)14分43秒36★
*8位城地一志(3年)14分45秒13★
*9位土田修司(4年)14分47秒08★
10位篠田勝成(4年)14分47秒19
**位片川準二(1年)14分47秒29
**位城地一志(3年)14分47秒98
11位吉川修平(1年)14分49秒96
12位稲田康希(2年)14分52秒15
**位篠田勝成(4年)14分53秒64
13位横山拓也(4年)14分53秒83
14位片桐剛司(3年)14分54秒94
**位大西亮(1年)14分55秒68
15位釜付亮介(3年)14分56秒29
16位山下展弘(2年)14分59秒59

○1万
*1位高関伸(4年)29分34秒76
**位高関伸(4年)29分44秒98
*2位成田匠平(2年)29分54秒51
**位高関伸(4年)29分58秒97
*3位篠田勝成(4年)30分04秒23★
**位成田匠平(2年)30分04秒38
*4位土田修司(4年)30分08秒08★
*5位一尾恭兵(4年)30分11秒71★
*6位吉田明広(3年)30分12秒21
**位吉田明広(3年)30分12秒92
*7位飯島大輔(3年)30分21秒31★
**位吉田明広(3年)30分26秒25
*8位大西亮(1年)30分26秒58★
*9位片川準二(1年)30分30秒07★
10位鎌田大輝(2年)30分38秒43
11位田口哲(2年)30分39秒91
12位城地一志(3年)30分40秒22
13位山下展弘(2年)30分42秒90★
14位大山大輔(2年)30分44秒18★
15位平井章宏(3年)30分48秒87
16位川崎慧(4年)30分49秒35
17位梅野大地(2年)30分56秒58
18位黒木章博(2年)31分04秒69★
**位田口哲(2年)31分06秒18
**位飯島大輔(3年)31分12秒95
19位折尾和俊()31分13秒93★
割と出場機会は多い方かな
全日予選や箱根予選を意識してか1万も結構出場していますね

 
○3千
1位一尾恭兵(4年)8分33秒33
2位篠田勝成(4年)8分37秒17

○ハーフ
1位高関伸(4年)65分10秒
2位吉田明広(3年)67分16秒
3位川崎慧(4年)68分40秒
4位田口哲(2年)69分14秒
*位田口哲(2年)69分20秒
5位飯島大輔(3年)73分03秒

○1500
1位一尾恭兵(4年)3分51秒39
*位一尾恭兵(4年)3分53秒90★
2位新妻佑允(1年)3分55秒65
*位一尾恭兵(4年)3分55秒96
3位梅野大地(2年)3分56秒78
*位一尾恭兵(4年)3分57秒39
4位鎌田大輝(2年)3分57秒92
 
○3障
1位横山拓也(4年)9分00秒34
2位一尾恭兵(4年)9分08秒54
*位横山拓也(4年)9分09秒13
*位一尾恭兵(4年)9分11秒69
*位横山拓也(4年)9分11秒81
3位釜付亮介(3年)9分13秒63
*位横山拓也(4年)9分15秒65
 
4年
関東インカレでは一尾・横山・高関と4年生が頑張りました。ただ、箱根に関係の高い種目で、という意味だと高関が孤軍奮闘だったといえるかもしれない。箱根6区で好走以来、ずっといい調子をキープ。1万の自己ベストは更新できなかったもののコンスタントに29分台をマーク。そして長い距離で結果を残しているのは大きい。全日予選はやや息切れした感だが、現在の大東大のエースというと彼だろう。他、箱根走った土田純と川崎が若干調子を落としているか、その代わり篠田が上がってきたようだ。秋に秋山が復活してくれれば嬉しい
 
3年
松井、平井、城地、飯島など入れ替わり選手が出てきているが殻を破りきれていない感じ。その中でまずまずまとめているのが吉田。1万30分前半と安定しているが全日予選でも記録会と変わらないタイムだったのは良かった。ロードで期待できる選手なので秋を楽しみにしたい。他、先にあげた4人などが伸びてきてくれればと思うのだが

2年
この学年が伸びてくれないと、という学年。やはり成田と梅野には主力として働いてほしいという思いが強い。梅野は5千で成田は1万で記録会で結果を残した。ただ、いい時と悪い時の降り幅がかなり大きい印象。安定して力を出せるようになってくれれば箱根予選も心強い…というか戦えない。そういえばロードに強いと言われる稲田とかはどうしたのだろうか

1年
片川が入学早々に5千で大きく自己ベストを更新したのがインパクトに残っていますね。1万以上にはうまく繋げられていないが、このまま伸びるだろうか、その片川の1万を上回ったのが大西。全日予選は彼が抜擢された。1年はここまでこの2人か。元々即戦力というレベルの選手は取れていないので、夏合宿後の成長に期待というところか。

 

高関、大西

一尾、横田、篠田、梅野、成田、片川、吉田、飯島

W土田、川崎、鎌田、田口
×
秋山
などなどという感じかな。

こうなってほしい!
現在大東大は3大駅伝の出場権を得ていない。得る可能性があるのは箱根駅伝なので、その予選で誰がどのくらいで走ってくれれば通過する可能性が上がるかというのを示してみたい(×その選手の実力)
26位~50位高関
51位~75位吉田、川崎
76位~100位土田純、成田、梅野、篠田、城地
100位~125位田口、飯島
だいたいボーダーラインは個人順位平均が100位くらいなので、それよりは上になるようにしてみた。基本的には高関が稼ぎ役で残りは集団走。5千のタイム的に前半は厳しいのでじわじわ浮上していく感じになるか。吉田と川崎が中盤からぐっと抜け出して、他は個人の粘り次第ということになるのだろうか。稼ぐ選手が少ないのでできるだけ100位以内に入っておく、集団がいかに上位になれるか、調整と底上げが重要になりそうだ。
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大東文化大学~全日予選展望

続いて大東文化大学
 
4組:24位高関伸(4年)29分33秒44、32位梅野大地(2年)29分47秒68
3組:20位吉田明広(3年)29分52秒88、29位飯島大輔(3年)30分21秒31
2組:15位成田匠平(2年)29分53秒66、34位大西亮(1年)30分26秒58
1組:10位篠田勝成(3年)30分04秒23、17位一尾恭平(4年)30分11秒71
補欠:田口哲(2年)30分27秒52(2組35位相当)、片川準二(1年)30分30秒07(1組25位相当)

1万上位8人平均:15位30分01秒44(ボーダーまで26秒48)
 
エントリー選手紹介&分析
 4組:高関は箱根で好走していらい、メキメキと力を付けている。関カレでも1万ハーフで好成績を残している。大東大のエースといってもいいだろう。梅野は実業団経由のスピードランナー、それを活かしたい
 
 3組:吉田は出雲アンカーの経験があり、長い距離で期待されているランナーである。飯島は今季になって力を付けてきている選手だ。
 
 2組:成田は梅野と同じく実業団経由の選手。秋の後半から絶不調だったが、ようやく調子を戻してきた。大西は1年生で一番1万がいいタイムを持っている
 
 1組:篠田は5千チームトップのスピードランナー。スローペースになれば面白いかも。一尾は1500中心でもっとスピード型。前回は撃沈したが、今回は大きく1万のタイムを伸ばしてきている。
 
 補欠:田口はロードで期待されているように感じる選手。片川はいきなり5千で大きく自己ベストを出した選手。出場したらそれを活かしたい。
 
序盤で存在感を示せるか
 ランクを見ていると割合前半はいい感じで一桁順位が出せる可能性はある。成田あたりはこのあたりで留まっていては困る選手なので、上位にはつけてほしいと感じる選手。同じく梅野ももう少しタイムをあげてほしいと思っている。
 
 4組は1万合計タイムは17番手で非常に厳しいのだが、高関は健闘できる可能性は残している。何とか20位以内には入りたいところか。何とか序盤で頑張ってそれなりの順位で箱根予選に繋げたい。
 
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箱根駅伝論評~大東文化大学

往路20位復路9位
総合18位大東文化大学
(予想:順位→往路16位復路15位総合17位、区間→8区のみ)

 何か何となく当たらなかったw

区間、名前(学年)、区間タイム、区間順位、(総合順位)、トップとの差(シード権との差)
1区清野篤(4年)1時間4分47秒区間16位(16)2分20秒
2区佐藤歩(4年)1時間11分34秒区間17位(16→18)4分58秒
3区吉田明広(2年)1時間7分47秒区間20位(18→20)9分37秒
4区鎌田大輝(1年)1時間00分37秒区間20位(20→20)14分17秒
5区高橋賢人(4年)1時間26分16秒区間16位(20→20)18分59秒(11分36秒)

6区高関伸(3年)1時間00分39秒区間5位(20→19)18分43秒(11分02秒)
7区樋口勝利(4年)1時間7分07秒区間15位(19→19)20分54秒(10分58秒)
8区土田純(3年)1時間7分26秒区間4位(19→19)21分24秒(10分37秒)
9区井上裕彬(4年)1時間12分29秒区間11位(19→18)21分35秒(10分25秒)
10区川崎慧(3年)1時間14分11秒区間14位(18→18)22分40秒(10分56秒)

【敢闘賞】土田純…昨年(16位)のリベンジ
【技能賞】高関伸…山の大東を受け継ぐ
【頑張れ!】吉田明広&鎌田大輝…糧にしましょう
【喝!】清野篤…エースがいきなり失速


1区清野、流れを作れず
 今までの実績から1区佐藤、2区清野という大方の予想を裏切り、1区にエースの清野を持ってきた大東文化大学。戦力的に往路は厳しいということ、1区がハイペースになる可能性があり、出来るだけ前につけておきたい、という思惑があったのだろう。

 が、しかし、早大矢澤らの仕掛けについていけない。まあ、今回は1区が1万28分台もしくはそれに準ずる選手が多いのでこれは予想通り。ただ、第2集団からも終盤脱落してしまったのが痛かった。前回の区間賞のタイムを上回っているとはいえ、区間16位では役目を果たせたとは言えない。

 前には東海村澤、後ろから駒大宇賀地が追いかけるという展開という、難しい位置で襷をもらった2区佐藤は一人で懸命に追い上げようとしたが、中盤ペースを上げすぎてしまい、最後まで持たなかった。10位前後でクロスできればまた違った走りができる選手だっただけに1区の位置がまずかった。


欠場者が大きく響いた往路
 といっても、2区までいい流れではなかったのは昨年も同様。前回は3区井上が区間5位で建て直し、山での逆転に繋がった。

 だが、その3区4区がまさかの区間最下位で、総合順位も19位を大きく離された20位となってしまった。3区4区には2年の吉田と1年の鎌田が担当したが、スピードタイプというわけではないし、チーム内の実力的にも高いほうではない。本来なら3区は前回の井上、もしくは秋山のようにスピードのある選手、4区は1年で選ぶなら梅野と成田の方が実力は上である。

 ただ、その秋山が一次エントリーの段階でメンバーから漏れてしまった。梅野と成田はよく分からないが、出場することが出来ず。監督曰く最後まで決まらなかったという区間で完全に上位争いはおろか、シード争いからも脱落。5区期待の高橋も病み上がりということで前を追えず、往路は最下位で終了することとなってしまった。


復路はロードの強さを発揮
 1日あけて、立て直したのか、復路は前回4位の意地を少し見せた6区の高関がお家芸の山でまずまずの走り。やっぱり山に関しては、うまいようだ。これで最下位脱出。

 7区樋口が少々もたついてしまったが、8区前回経験者の土田が、今大会最高の区間3位という成績を残した。前回は区間16位ともたついてしまった土田。今シーズンは年間通して成績を残せていなかったので、この順位はびっくりした。

 9区には、本当は3区を走ってほしかった井上。ただ、その借りを返すように前半から積極的に攻めた。惜しくも区間一桁とはならなかったが、シード権も絶望的な状況の中、一応主将の役割は果たしたといえよう。最後はハーフ64分台の成績を持つ川崎が13番目の順位でゴール。往路の惨状からするとよくやったといえよう。

 まあ、昨年がうまくいきすぎたというのもあったか、今年は最初から上位争いに加わることができなかった。昨年の箱根が終わった段階で言われていた4年生の穴をほとんど埋めることができなかったという感じであった。


来期への展望

○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
清野篤1区16位、佐藤歩2区17位、高橋賢人5区16位、樋口勝利7区15位、9区井上裕彬9区11位

○在校生出走メンバー
吉田明広3区20位、鎌田大輝4区20位、高関伸6区5位、土田純8区4位、川崎慧10区14位

○補欠メンバー(+α)
梅野大地、成田匠平、土田修司、一尾恭兵、稲田康希、釜付亮介(秋山など)

 で、その来年であるが、やはり非常に厳しい。主力格の清野と佐藤が抜けてしまい、チームを引っ張られる選手がいない状況。秋山、土田、そして梅野と成田あたりが何とか柱に成長してもらいたい。後は吉田や稲田らロードに強いランナーなど、何とか10人は揃っているので、箱根予選は確実に通過できるようにしたいところである。

箱根区間予想~大東文化大学

前回と同作戦、通用するか
大東文化大学

09出雲9位、09箱根4位、08予選10位

エントリー選手

詳細

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手


A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手
佐藤歩(4年)/≪09出雲3区7位、09箱根4区、08予選≫スピードタイプ。今季急成長した
井上裕彬(4年)/≪09箱根3区5位≫今季絶不調だったが、ようやく脱してきた

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手
清野篤(4年)/≪09出雲1区14位、09箱根2区≫高校サッカー、大学陸上部という選手。卒業後は消防士→格闘家になるらしい。
高橋賢人(4年)/≪09出雲6区10位、08箱根8区≫長い距離は安定している

D(1点):繋ぎ区間で何とか区間中位で繋ぐくらいの選手
高関伸(3年)/≪09出雲5区6位≫
川崎慧(3年)/≪≫ロード型

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手
樋口勝利(4年)/≪≫秋になって急成長してきた選手
土田純(3年)/≪09箱根8区16位≫
土田修司(3年)/≪≫
一尾恭兵(3年)/≪≫千五や3障が専門
吉田明広(2年)/≪08出雲6区≫
釜付亮介(2年)/≪≫
成田匠平(1年)/≪09出雲2区11位≫社会人経由の選手。現在絶不調
梅野大地(1年)/≪≫社会人経由の選手。調子をあげてきている
鎌田大輝(1年)/≪≫
稲田康希(1年)/≪≫スタミナ型

上位10人平均(16人平均):1.2点(0.8点) 昨年:1.9点(1.3点)
※昨年の自分の記事見てみると基準あまりしっかりしていないようですが一応

5千10人平均(16人平均):19位14分26秒09(⑰14分32秒68)
1万10人平均(16人平均):15位29分42秒48(⑰30分02秒04)
ハーフ10人平均(16人平均):20位65分12秒8(⑳66分36秒6・14人)



戦力分析

 んー、非常に厳しいと言わざるを得ない感じにみえる。ハーフのタイムが全く伸びていないが、これは上尾ハーフに主力が出ていないこと、それと8番手以降を試したが全く伸びてこなかった事があげられる。ただ、やはり今の所厳しい位置にいるといえそうだ。

 4年間かけて育てる大東大らしく、4年生はしっかりしている。前回2区だった清野と今季好調の佐藤が中心。それをロード型の高橋と井上主将、樋口当たりもメンバーに入るか。井上は今季不調に喘いでいたが何とか回復してきそうなのは大きい要素だ。おそらく4年生をポイント区間に配置し、高関や吉田ら下級生に負担をかけさせないようにするのだろう。また奈良監督は今年も山に自信を持っておりそこが強み。出来れば4年生でなければいいのだが、誰になるのだろうか。

 ただ、やはり正直厳しい。中堅の秋山と若狭がエントリーされず、一気に層が薄くなっている。仮に6区までは前回のようにいったとしても、復路のメンバーが心細い。前回は勢いのあった若狭に、久保や木村という信頼できる4年生がいたが、それが抜けたのは痛い。最も、奈良監督は前回宮原ら調子の上がらない主力を敢えて外して結果を出しているので、それがカンフル剤になる可能性もあるので、希望を捨てずにいきたい。

 

区間予想

理想:佐藤-清野-井上-高関-川崎  一尾-吉田-土田純-高橋-樋口

 こんな感じのオーダーを組んでみたがどうだろう。出雲では1区清野、3区佐藤というオーダーになったが、出雲は1区に主力が集まるので実質箱根2区のようなもの。やはりスピードのある佐藤を1区経験者の清野が2区というのが妥当と判断。2区終了時で前回以上の位置にいれば計算どおりというところか。

 続いて、3区は回復してきた井上。昨年あれだけのメンバーが集まった3区で5位といいイメージがついているだろうから、しっかり走って前回同様流れに乗せたい。4区は1万は29分半ばだが、ハーフの公式記録がない高関。ちょっと距離が不安なので彼はここかと。スピードに任せて思いっきり走りたい。

 さて、山なのだが、川崎と一尾をおいてみた。5区は本当は高橋だと思っているのだが、そうすると駒が足りなくなるので何とか他の選手でという希望。川崎にしたのはトラックよりはロードの方が得意そうだからである。また一尾は正直中距離選手で1万以上では大きな実績を出していない、にも関わらず入ってきたのは山下りではないかと思ったから。ここで前回のような成績を残せるのか、注目である。

 さて、復路をどうしようかと思ったが、昨年の若狭のようになってほしいと2年の吉田。この学年から1人くらいは出走しておきたい。8区は誰でもいいが経験者の土田純。今季はちょっと不調だが、何とか前回以上で走りたい。9区は残しておいた高橋。ロードが得意なのでうまくいけば前回の久保なみの成績も可能。で、樋口がきっちりと運び、名前どおり、シード権を勝ち取る。

 こんな感じのシナリオだろうか。考えてみると、自分の基準点よりは上の位置にいる可能性もあるか。山と底上げと課題はあるが、シード権の可能性はあると見るべきだろう。


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