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【箱根予選展望】大東文化大学(訂正)

続いて
44年連続44回目の出場を目指す…
大東文化大学
 
 

エントリー選手私的戦力分析

S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
 
B:25位以内候補(5点)
 
C:50位以内候補(4点)
高関伸(4年)29分33秒44≪10箱根6区5位、09出雲5区6位≫…関カレハーフで入賞。孤軍奮闘していた印象
 
D:75位以内候補(3点)
土田純(4年)29分57秒89≪10箱根8区4位≫…09箱根では8区で失速したが、今年はリベンジを果たした
 
E:100位以内候補(2点)
吉田明広(3年)29分52秒88≪10箱根3区20位≫…長い距離に期待されている。今年の全日予選はまずまずの走りを見せた
川崎慧(4年)30分14秒55★≪10箱根10区14位≫…ハーフ64分台の記録を持つ選手
 
F:150位以内候補(1点)
片川準二(1年)30分03秒38★≪10対抗5区17位≫…春先、5千で大幅に自己ベストを更新した
篠田勝成(4年)30分04秒23★…5千は14分10秒台の記録を持つ
土田修司(4年)30分08秒08★…1万でチーム10番以内に入る記録を持っている
平井章宏(3年)30分14秒91★…今期好調
飯島大輔(3年)30分21秒31★…ロードの方が得意
田口哲(2年)30分27秒53…ホクレンで5千の自己ベストを大幅に更新した
 
G:151位以下or未知数(0点)
一尾恭兵(4年)30分11秒71★…1500や3障中心の選手
山下展弘(2年)30分35秒43★…5千14分30秒台
稲田康希(2年)30分41秒02★…今年箱根5区にエントリーされていた(当日変更)
大山大輔(2年)30分44秒18★…5千より1万の方が得意
 
合計17点(昨年の10位~11位相当)
インカレポイント:2分15秒
 
主なエントリー漏れ:
秋山拓平(4年)29分43秒57≪09出雲4区9位≫…主力レベルの選手の一人。箱根前に故障?以後、レースの出場なし
梅野大地(2年)29分47秒68…関カレ1500に出場。5千チームトップの成績
成田匠平(2年)29分53秒66≪09出雲2区11位≫…1万チーム5番手
城地一志(3年)30分06秒78…ハーフ65分台
若狭聖也(4年)30分19秒85≪09箱根7区8位≫…前々回の4位に貢献
鎌田大輝(2年)30分28秒46≪10箱根4区20位≫…昨年の箱根メンバー
 

 

主力が大勢抜けたが…

 戦力的に元々微妙と言われていたが、エントリーを見て更に厳しくなったと言わざる終えないか…。ハーフでチーム上位の記録を持っている若狭、秋山の4年生が外れた。まあ、この2人は長らく戦力になっていなかったからいいとして、梅野・成田・鎌田と昨年注目されていた2年生が外れてしまった。梅野・成田は何となく長い距離は苦手かなと感じていたが、一次エントリーの段階で外れたか(まあ、故障かもしれませんけどね)…。その他、ハーフ65分台の記録を持つ城地が外れる。これだけボーダーライン上ではないかと言われるチームが、抜けるとちょいと厳しいと思ってしまう

 ただ、エントリーされた選手自体はそれなりに好調に見える。大東大記録会では、10番から16番あたりを争っていると見られるメンバーが自己新を連発。片川や川崎あたりは30分03、30分14とまずまずか。また平井もいい記録。主力に自己新が少なかったのが残念だが、チーム自体は整いつつありそうだ。
 

 

現在のところ:10位前後…か?

 独断のポイント的には、同様に厳しいと言われている亜大や法大にも数ポイント差がついている(IPで追いつけるかどうかか)ので、非常にシビアということになるが、通過の可能性を探っていく

 ・高関に続く2番~4番の位置はどこまで?…前半戦でトラックで目立った活躍をしたのは高関あたり。関カレハーフで入賞、1万も後一歩といったところだった。まあ、その彼がそこそこの位置にいけると前提して…2番手~4番手がどれほど負担をかけないようにするか。中堅と言える選手が今の大東大は乏しいように思う。候補としては昨年箱根を出走した、吉田・川崎・土田純。長い距離には3人とも強いので最低でも100位、75位以内には入ってしっかり後に続きたいところだ。

 ・5番手以下の底上げはいかに?…1万の個人ランクでは100位から150位の中に6人、それに近い選手も2人いる。実力的に似ているので集団走になるのではと予想しているが、ここがどこまで上がるかというのも大きな要素だが、個人的にこちらには結構期待していたり。大東大のこの3年の箱根の復路の成績だが、08年:9区棄権だが、8区までシード争いに喰らいついた。09年:往路9位→4位に浮上。10年:往路ボロボロながら復路9位…まあ、6区が作る流れもあるだろうけど、それでもスタミナが非常に必要となる復路では健闘し続けている。今回も、ロードスタミナ型の選手の育成はしているだろう、ここのあたりは崩れないかも。ハーフの自己ベストは65分台が多く、ここが全体的に浮上すれば…という思いがある

 というわけで、9位以内の可能性も示唆した10位前後という微妙な(苦笑)言い方をしてある。前回大会は順大の連続出場記録が途切れたが、大東大は継続することができるか、踏ん張りどころである。
 
 

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