2012/12/22
上武大学区間オーダー予想~第89回箱根駅伝
全日本以降ほぼ出場せず 力を蓄えられたか
上 武 大 学エントリー選手独断ランク付
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手6点:エース区間、山でしっかり走れる選手5点:エース区間や山も走れる選手 4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手倉田翔平(2年)29分22秒46★≪2年:全日本1区3位、予選34位、1年:箱根4区17位、全日本2区10位、予選51位≫…主力4人では唯一スピード型 全日本では1区3位と大きく目立つ走りをした
渡辺力将(4年)29分35秒06≪4年:全日本4区6位、予選13位、3年:箱根9区7位、全日本6区2位、予選27位≫…昨年秋から急成長 全日本、箱根、関カレハーフ、箱根予選、再度全日本とロードは全て好走している 現在の柱といっていい存在
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手佐藤舜(2年)29分09秒79≪2年:全日本2区12位、予選22位、1年:箱根1区7位、全日本1区10位、予選10位≫…上武大のエースなのだが、関カレ3障の激走以降、今一つの成績が続いてる 全日本は流れを切ってしまった
氏原健介(4年)29分38秒20≪4年:全日本8区9位、予選26位、3年:箱根2区16位、全日本4区5位、予選9位≫…前回予選チームトップ スタミナで粘るタイプ 関カレハーフ渡辺に続いて入賞している
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手山岸宏貴(3年)29分31秒96≪3年:全日本3区7位、予選44位、2年:箱根3区18位、全日本5区5位、予選76位≫…関カレ5千出場している 上武大の中ではスピード型 全日本では2年連続繋ぎ区間でまずまず
松元航(2年)29分51秒71★≪2年:全日本6区6位、予選90位≫…昨年の全日本予選に出走 今年の全日本でデビューしている
佐々木天太(2年)29分56秒96★≪2年:全日本5区5位、予選47位、1年:全日本7区10位、予選90位≫…昨年のロードシーズンに粘走 今年一回り成長した姿をみせ全日本5区5位
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手石川拓馬(4年)29分39秒87≪4年:予選106位、3年:箱根7区18位、予選92位、10予選33位≫…2年時の箱根予選の時にいい走りをした 今年はチーム9番手だった
菅家俊貴(4年)30分03秒49…ハーフ65分強 スタミナ型
大西淳貴(2年)30分20秒03★≪2年:全日本7区9位、予選101位、1年:予選154位≫…日本学生ハーフで64分後半 全日本で駅伝デビューした
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数平迫幸紀(4年)30分03秒79≪4年:予選119位、1年:予選92位≫…1年時から距離対応していた 長い故障から少しずつ復帰し、箱根予選に3年ぶり出場した
高津戸翔太(3年)30分10秒69★≪3年:予選186位≫…箱根予選に出走しており、学連記録会で1万ベスト
吉見進平(3年)30分18秒33★…学連記録会で記録を伸ばした
横内佑太朗(2年)30分26秒36…ハーフ66分ジャスト
中根広幸(2年)30分29秒90★…9月に1万ベスト 以降はあまり試合出場はない
石黒大介(1年)30分51秒29★≪1年:予選170位≫…箱根予選のメンバーに選ばれた
上位10人合計:23点
(参考:シード争い→30点、優勝争い→40点)
5千順位-1万順位(今季1万)-ハーフ順位
17位-19位(20位)-13位主要大会以外で、秋以降の試合出場回数が非常に少ないのはこの上武大だろう。そのために点数自体は低くせざるを得ない(層が薄いのもある)のだが、全日本では序盤の区間で躓いたにも関わらず、シード権に手が届こうかというところまでいったのでチーム力自体はあるのだろう。主要区間を担える選手は複数いるので、オーダーは組みやすい感じはする。
区間オーダー予想
倉田-佐藤-山岸-佐々木-渡辺
中根-松元-大西-氏原-菅家
ただ、どうしても2区が辛い印象だ。主力となるのは渡辺・氏原・倉田・佐藤選手だ。倉田選手は全日本で成功した1区を外せないし、4年生の渡辺・氏原選手はもっと中後半でどっしり構えさせたい選手。力のある佐藤選手は不調に喘いでいる。
色々思ったけど、将来的にはやはり佐藤選手が引っ張る選手なので期待を込めて。全日本は本人コメントによると自重し過ぎたということもあったようなので、もう少しいい走りができると信じて、ということもある。倉田・佐藤選手の2年生で上位校に喰らいつきたい。
続く3区は2年連続で山岸選手。区間18位だったが、学生ハーフでは63分台で走った事がある。リベンジをしたい。そして4区は秋に急成長を遂げていた佐々木選手。全日本のいいイメージで臨みたい。そして5区に目下エースといっていい渡辺選手を投入。個人的には上武大で一番注目している選手だ。充実している今年であれば順位を上げる走りが臨めるとみる。ここでシードラインに入れればいいですかね。
大事になる6区は誰かよく分からない。力的には石川選手とか、試合に出ていない中根選手とかか?2区で苦戦のイメージがあるがこの6区もあまり良くない。隠し玉がいればいいが。粘りたい復路だが、7区8区には全日本で駅伝デビューしてまずまず走った松元・大西選手。主力となっている倉田・佐藤選手に続きたいところだ。
終盤の9区10区にはスタミナ型の4年生投入。氏原選手は前回2区で苦戦したが、本来は裏の9区の方が得意だろう。満を持して登場したい。ラスト、全日本メンバー+6区の選手を使ってメンバー選考に苦慮したが、菅家選手で。至近の記録会はそこそこで本人曰くスタミナは自信があるということで入れてみました。
パッと見た印象は力不足な感じは否めないだろうか?基本的には区間10位で繋いでいくのを目指すことになるだろうが、区間10位以内入りそうという区間は少ないように思える。ただ、試合に出ていないのは不気味。走りこんだ成果はいかほどか。ダークホースになれるかどうか注目だ。
コメント