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中央学院大学~全日本大学駅伝まとめ

シードは逃すも驚異は感じた・・・【中央学院大学】


区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シード権との差)
1区塚本千仁(2年)44分06秒区間5位(5)1分19秒(-9秒)
2区大野紘祟(4年)39分36秒区間7位(5→7)1分24秒(13秒)
3区渡邊嵩仁(2年)27分38秒区間賞(7→3)31秒(-1分07秒)
4区三浦隆稔(4年)43分23秒区間10位(3→5)1分13秒(-59秒)
5区田口優(4年)36分32秒区間14位(5→7)2分20秒(2秒)
6区野中洋輝(4年)38分12秒区間11位(7→8)3分16秒(58秒)
7区渡部恭平(4年)36分39秒区間5位(8→9)3分49秒(40秒)
8区小林光二(3年)60分47秒区間3位(9→8)5分49秒(27秒)
○8位5時間26分53秒

(予想5位・言い訳→)うー、中盤の4年生が思ったより来なかった。


エース不在で、またも見せ場を作る
 今や鰻上りに評価が上がっているだろう。最終的にはシード権を獲得できなかったものの。、切り札不在でまたも中盤先頭に踊り出る見せ場を作った。

 まず、1区の塚本が出雲に続いて好走。集団が分かれた際、前のグループで終盤まで着いていき、粘り強さも見せた。ここまで昨年のスペシャリスト鈴木よりもいい成績。1万のスピードもあるし、箱根も往路を任されるのは間違いない。また、大野もエース区間に対応。順位は落としたものの、流れに乗ってまずまずの走り。

 そしてすごかったのは3区渡邉。出雲でトップに立った選手だが、今度は区間2位を断トツに引き離して区間賞。タイム見ても完全に1万28分台の力があるのだが…。トップまでは浮上できなかったが、この最短区間で先頭と1分近くも詰めて先頭が見える位置に。箱根も彼がターニングポイントとなりそうだ。また、話が飛ぶが8区小林の追い上げもすごい。確かエース区間は初めてだったはずだが、これだけ走れるとは…。深津を追い上げてた時は、思わず「おおっ」と声が出てしまった。最終的に中大大石の走りもあり届かなかったが、もう充分エース級の走りができる事が確認できた。


82回大会の状況になれば…
 ただ、中盤がちょっと残念だった。特に4区三浦は作戦を失敗してしまった感じだ。渡邉の勢いに乗って一気にトップに立ったのはいいが、中盤からスタミナ切れでずるずると後退。渡邉の走りで熱くなり冷静さを失ったのか惜しまれる区間。5区から7区の4年生は先週の記録会で自己ベストを更新してメンバーに入ったのだが、まあ先週の疲れも少しあったか。また20kmが本職なので力が出し切れなかったか。ここでずるずるシード権外へ。それでも渡部(そういや同じ苗字が昨年も居ましたね)が区間5位で走ったのは収穫。今の所彼は合格と見ればいいのか。

 最終的にはシード権を逃してしまったものの、驚異を感じたのは確か。今回は鈴木、大谷、真田という主力メンバーがいない中での結果なので、彼らが復帰すれば、更なる高みは望めるだろう。

塚本-小林-渡邉-大谷-大野 真田-鈴木-渡部-三浦-木之下

 全員が戻って来たという前提でオーダーを組んでみた。5区大野に配置したが、中学は伊藤以外は8区と5区を両方走るランナー多いので、こうしてみた。ただ、2区の最有力が大野と監督は言っているので、5区は別に用意している可能性もある。そうしたら2区大野で9区小林となるのだが。後、鈴木は現状塚本の方が上なので、復路の繋ぎに。また渡邉を3区で2区での遅れを一気に取り戻すという考えである。

 しかし、区間の順番はさておき、このメンバーが10人揃えば、本当に穴が無い。てか、82回大会のような展開になれば、よもやということもあるのではないか。大穴予想ならここかと思うんだが…。とにかく育成力もすごいものがあるし、シード権とかじゃない、どこまで上位食いできるか注目したい。

全日本駅伝予想@中央学院大学

続いて

総合力では負けない・・・【中央学院大学】


出雲駅伝成績
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区塚本千仁(2年)23分17秒区間6位(6)47秒差
2区三浦隆稔(4年)16分23秒区間2位(6→4)10秒差
3区渡邉嵩仁(2年)23分09秒区間3位(4→1)-4秒差
4区沖坂佐鶴(3年)19分08秒区間10位(1→3)30秒差
5区板屋祐樹(1年)20分08秒区間10位(3→9)56秒差
6区室田祐司(1年)31分49秒区間15位(9→11)3分47秒差
総合11位2時間13分54秒

 出雲では三浦以外初駅伝というメンバーで挑んだにも関わらず、一時トップに立つ活躍をみせた中央学院大学。最終的には予想順位あたりに収まったものの、これにより評価は上がってきているように思う。

 1区塚本が第2グループで最後まで粘り6位。1万29分半ばというのは今回の1区のメンバーで高い方ではなかったが、中学大独特の粘りが発揮された。2区の三浦は昨年エース区間3区でもうまく走ったので好走は予想ついたが、それでも関東トップの区間2位はすごい成績だ。

 そしてハイライトは3区の渡邉。先頭グループの6人の中で一番持ちタイムは低かったのだが、集団中で余裕を持って走り、ラスト1kmで仕掛け最後は全員振り切ってしまった。中学がトップで襷を渡すのは木原の箱根1区くらいではなかったか。監督期待とはいえ、ここまで活躍するとは…。塚本、渡邉といいランナーが出てきてくれたものである。これから彼らを主要区間に置けるなら、主力を他に回して、より総合力で勝負しやすくなる。

 4区以降はさすがに持ちタイム通りの厳しい結果となったものの、非常にいい経験になったのではないかと思う。沖坂なんかは後半持ち直したりしたし、室田もゴール前の接戦となったのも今後活きるだろう。全日本からは今回欠場した主力も混ぜながらテストとなるだろうが、展開やメンバー次第ではまた面白くなりそうな気がする。



全日本エントリーメンバー
名前/最近の動向≪今までの成績≫
4年
三浦隆稔/出雲2区2位、1万29分49秒17★≪7区14位。5千14分09秒75≫
野中洋輝/出雲補欠、1万29分54秒29★、≪5千14分29秒61≫
磯将弥/出雲補欠、1万30分31秒81、≪ハーフ1時間4分19秒≫
大野紘祟/≪8区17位。5千14分15秒20≫
木之下翔太/≪10区14位。ハーフ1時間4分15秒≫
田口優/1万30分14秒34≪ハーフ1時間5分29秒≫
渡部恭平/1万29分54秒29★≪1万30分10秒38≫

3年
小林光二/出雲補欠、1万29分14秒98★、≪3区15位。ハーフ1時間3分02秒≫
大谷克/出雲補欠≪4区8位。1万1万30分00秒70≫
沖坂佐鶴/出雲4区10位、1万30分29秒80≪1万30分28秒92≫

2年
塚本千仁/出雲1区6位、29分04秒65★≪1万29分34秒58≫
渡邊嵩仁/出雲3区3位≪5千14分30秒40≫

1年
室田裕司/出雲6区15位、1万30分37秒20≪1万30分20秒68≫

○主なエントリー漏れ
鈴木忠/≪1区11位。ハーフ1時間3分55秒≫
真田雅之/≪ハーフ1時間4分34秒≫
仁部幸太/≪5千14分10秒85≫
板屋祐樹/出雲5区10位、1万31分18秒03≪5千14分43秒75≫

 うー、鈴木、仁部あたりはまだ調子が戻りきっていないのだろう。まあ、そうであれば、逆

に新戦力にチャンスを与えられると前向きに捉えたい。幸い、先日の記録会で4年ながら1万29

分台突入した野中、渡部と使ってみたい選手を使える。

 後は小林、大谷、三浦といった主力に、勢いの塚本と渡邉、そして前回外れていた大野や木之下もエントリー。大野は夏合宿の時点で箱根2区候補だったし、走るのであれば大変楽しみな存在だ。

 レースは出雲1区から3区のメンバー+小林を前半に使いある程度の位置につけ、5区からは野中など初レースの選手に任せてみたい。ただ、アンカーはさすがに主力か。1週間前に1万を走っている選手にさすがに20kmはないと思うので、大野とか大谷、木之下あたりになるのか。では予想してみる。

予想:塚本-小林-三浦-渡邉-野中-渡部-室田-大野

 数日前の記録会で一気にチームトップの持ちタイムとなった塚本を勿論1区。昨年の鈴木よりもいい順位を出雲で残したので全日本も好位置で繋げることができると思う。で、2区小林。実はエース区間での起用がないので、ここで体験することになる。彼も一気に記録を伸ばしたので対応は充分可能なはず。区間一桁で乗り切りたい。

 3区三浦は今回も最短区間で。出雲はここで上昇気流に乗ったことが渡邉の力を引き出したで今回も渡邉の前。で渡邉は前半戦のアンカー。出雲で物怖じせずに走れたので大丈夫だろう。

 で、5区からは新戦力を試すことになる。といってもうち2人は4年生。走るとなればある程度安定した走りは求められる。その危機感で好走を願いたい。後7区に大谷とか考えたが、出雲で最後抜かれた室田にリベンジの機会をと思い入れた。アンカーは箱根2区候補の一人・大野でシード権は確保しにいくという感じにしてみたがどうだろう。沖坂とかキャプテンの野中もありえるかもしれないが、経験させながらベスト布陣とすればこんな感じかなと思う。

 出雲でサプライズを起こしたが、全日本でも新戦力が台頭するのか楽しみだ。


出雲駅伝予想~中央学院大学

今度は

全員駅伝で今年はどこまで・・・【中央学院大学】


 ここ数年、木原や篠藤といった大エースが存在し、
彼らが作った流れで強豪校をなぎ倒してきた中央学院大学。
ただ、彼らが抜けた今年からは今までの全員で繋ぐスタイルに戻ると予想される。
さすがに派手な活躍は難しいだろうが、
付いた自信はどこまで順位に影響するだろうか、予想したい。

まずは先日の日体大記録会から
★マークは自己新
1万
11組
11位小林光二(3年)29分43秒09★
16位三浦隆稔(4年)29分49秒17★

10組
4位塚本千仁(2年)29分34秒58★
21位大谷克(3年)30分00秒70★
28位大野紘祟(4年)30分19秒49

9組
9位田口優(4年)30分15秒42
10位室田祐司(1年)30分20秒68★
23位磯将弥(4年)30分38秒53
28位野中洋輝(4年)30分54秒65
32位小畠彰(4年)31分07秒84
36位板屋祐樹(1年)31分18秒03

8組
5位沖坂佐鶴(3年)30分28秒92★
24位渡部恭平(4年)31分17秒33
30位福田直人(2年)31分31秒51

7組
5位大滝健司(3年)30分53秒35
20位冨山莉己(2年)31分40秒20
39位遠藤慎也(4年)32分41秒67

 中央学院は、極端なロード型(鈴木や小林みたいな)が多いので、トラックのタイムはあまり当てにしない方がいい。ただ、自己ベストが何人が出ている。それらの選手は活躍するかもしれない。特に主要区間を担当するかもしれない小林、三浦、大谷あたりが自己ベストが出ているのはいいこと。それから2年生の塚本が躍進してチームトップの成績。主要区間担当するかどうかはまだ分からないが、起用は間違いないだろう。

 逆に監督が箱根2区最有力候補と呼んでいた大野がもう少しというのがちょっと残念か。また鈴木や仁部あたりが出場していないが、これは故障のため。その他にも故障者が出ているので、順調な選手とそうでない選手と極端な感じ。特に2人は出雲では1区2区担当と予想していたので、ちょっと区間予想に苦心してしまったのだが…。

区間エントリー

名前/秋以降の実績、≪今までの実績≫
4年
三浦隆稔/1万29分49秒17★、≪7区14位。5千14分09秒75≫
野中洋輝/1万30分54秒65、≪5千14分29秒61≫
磯将弥/1万30分38秒53、≪ハーフ1時間4分19秒≫

3年
小林光二/1万29分43秒09★、≪3区15位。ハーフ1時間3分02秒≫
大谷克/1万30分00秒70★、≪4区8位。5千14分27秒82≫
沖坂佐鶴/1万30分28秒92★、≪5千14分49秒10≫

2年
塚本千仁/1万29分34秒58★、≪1万30分15秒01≫
渡邊嵩仁/監督期待、≪5千14分30秒40≫

1年
室田裕司/1万30分20秒68★、≪1万30分32秒69≫
板屋祐樹/1万31分18秒03、≪5千14分43秒75≫

○主なエントリー漏れ
大野紘祟/1万30分19秒49≪8区17位。5千14分15秒20≫
鈴木忠/後半合宿に参加できず、≪1区11位。ハーフ1時間3分55秒≫
仁部幸太/後半合宿に参加できず、≪5千14分10秒85≫

 あれ?大野がいない!?練習では相当悪かったのかもしれない。3区か6区でもまれてほしかったのだが、変更を余儀なくされた。後、鈴木、仁部、真田、木之下、本野といったところは外れてしまった。特に鈴木は1区のスペシャリスト、川崎監督が目標に掲げている全日本のシード権に向けて早めに回復してほしいのだが…。今回は他の選手に担当してもらうしかない。てか、故障者や不調者が実はかなり多かった。箱根大丈夫か?まあ、そのおかげか、各学年バランスよくエントリーしてきたので、各学年1人は最低使ってみますか。

三浦-塚本-小林-大谷-室田-野中

 んー、どうするか悩んで1区は三浦。関カレ2部5000mで入賞しているのでスピードはあるし、昨年は出雲3区で健闘したので対応できると思うのだがどうだろう。2区は絶好調の塚本を起用してみる。最短区間だが前半で大変な区間。できるだけ上位で頑張ってほしい。

 3区は箱根2区5位以内が目標の小林。本気で狙うなら、ここで区間5位以内とか順位アップくらいはしてほしいところ。今まで繋ぎできっちり走るということが多かったが、ここでもきっちり走れるだろうか。4区は大谷。3年生が元気ないそうだが、まずは(コースが少し変更されているが)昨年自分が好走した区間で自分を取り戻してほしいと思う。で、5区は1年生の室田。主力がたくさん抜けているのを逆手にとって経験させてもいいのではと。記録会のタイムもエントリーの中で5番目だし、入れもいいだろう。また記録会に出場してこなかったが、監督期待の渡邊の出番もあるのかもしれない。

 最後は、記録会の結果からすると、もう選手がいないのだが、長い距離が得意な野中キャプテンあたりか。昨年の渡部にあやかるという部分も多少ある。ここはちょっと苦しいだろうが、粘ってほしい。その他、沖坂も大幅自己ベスト出しているので起用の可能性はあるか。6区はさすがにないだろうが、4区5区あたりではるかもしれない。

 長い距離のロード型で欠場者が沢山出ているので、ちょっと厳しい戦いになるやもしれないが、全日本や箱根に向けて布石は打ちたいところだ。

【前半戦を振り返る】中央学院大学

続いては、大エースが抜け、底上げ必至の中央学院大学

※以前の記事に箱根の成績を追加しました。

○箱根出場メンバー
鈴木忠(3年)\…1区11位。トラックは結局うまく走れず。
小林光二(3年)/…3区15位。札幌ハーフチーム最上位。
大谷克(3年)\4区8位。5000mは更新したが、もう少しという試合が多い。
三浦隆稔(4年)↑…7区14位。関東IC2部5000m5位
大野紘祟(4年)/…8区17位。関東IC3000mSC
木之下翔太(4年)↓…10区14位。故障

 木原という大エースが抜けて以前と同じ総合力チームとなった中央学院。とはいっても各駅伝エース区間というものが設けられており、その区間で前へ出る、もしくは凌げなければならない。その役割を担う事を期待されているのが箱根で木原の両脇を走った鈴木と小林である。今期はレースに積極的に参加している。特に小林は日本学生ハーフで一気に躍進した。といってもエース区間を走るにはまだ力不足。さらにそこから伸びられるか。もう一人の鈴木はハーフはまあまあもトラックはほとんど撃沈。これほどまでロードタイプも珍しいが、もうちょいトラックのスピードもほしいところだ。その他、出雲で主要区間を担当した三浦がほぼ復活。彼がくるかもしれない。大谷、木之下はここから調子をあげていきたい。


○箱根補欠メンバー
本野裕之(2年)\…1万30分代
塚本千仁(2年)/…5000m14分28秒。1万30分15と自己新
野中洋輝(4年)/…関東ICハーフ出場。5000m自己新
磯将弥(4年)\…1万自己ベストも札幌ハーフ撃沈
真田雅之(3年)↓…最近5000m15分台、1万32分前後多し。

 補欠組の中では4年生の野中、磯あたりが頑張っている。磯は学生ハーフで64分前半で走っている。ちょっと今反動が来ているが繋ぎには充分すぎる力を発揮している。また野中も爆発はしないものの、各レース安定しており、信頼が置けそうか。ちょっと心配なのが真田。箱根6区を期待されている選手なのだが、ここのところ全く走れていない。ハーフは64分台のタイムを持っており実力は充分。何とか戻ってきてほしい。後2年生2人は秋に延びてくれることを期待したいところだ。


○新戦力
仁部幸太(3年)↑…関東IC5000m3位。
田口優(4年)…→ハーフ1時間5分29秒
藤原秀明(3年)/…1500m3分49秒16

 今春、中央学院で一番躍進した選手が仁部。中央学院が苦手としている5000mで3位入賞。これまでにないタイプの選手である。出雲、全日本あたりまではレギュラー当確なのではないか。ハーフの最高が65分台なのでスタミナはまだまだ。これから楽しみな選手である。また、1500mで活躍した藤原も一応紹介しておきたい。20kmを本格的にやるのかどうかわからないが、真田の調子が上がらないようであれば、彼という選択肢もありそうである。


○新人
室田裕司/…1万30分32秒
渡辺清高/…1万30分33秒
板屋祐樹→…1万31分10秒

 中央学院もなかなか即戦力が取れないのでどうしても話題が出てこない1年生だが、今年はまずまずというところだろう。室田、渡辺あたりは現2年生とそんなに大きな差があるわけではないので、2年生を押しのけてエントリーメンバーに入ってくる可能性は充分にありえるだろう。特に渡辺はすでにハーフも経験。暑い中、68分台で走りきっているので長い距離の適性はあるのだろう。楽しみな選手である。


まとめに限りなく近い何か

 戦力低下しているのはどうしようもないこと。ただ、じわじわと選手が成長してきてくれている印象。やはりここ2年で選手の意識が高まっていることが大きいのだろう。鈴木、小林、大谷、大野、三浦の5人はレギュラー確定。この中から各校のエースに対抗できる選手が出てきてくれれば最高である。後は横一線という感じか。ちょっとした調子の上げ下げで誰でも入る。ただ、悪く言えば、これは使える!という選手が出てきていないといってもいいだろう。
出雲:鈴木-仁部-小林-大谷-大野-三浦
全日本:鈴木-小林-仁部-三浦-大野-磯-塚本-野中
箱根:鈴木-小林-大谷-大野-三浦 真田-磯-渡辺-野中-木之下
1年、2年にももうちょっと経験させたいところだが、これが現実的な感じがする。今のところ箱根のシード権に届くか届かないかという位置につけていると思う。昨年、堀、大谷が出てきたように、夏合宿を通じてぐ~っと伸びる選手が中央学院は多いので、秋の新戦力にも期待したいと思う。そうなれば、箱根もボーダーより上のラインにいけるだろう。


【中央学院大学】関東インカレ長距離展望

中央学院大学関東インカレエントリ→

○中央学院大学《2部》
※タイムはシーズンベスト、ハーフは一番最近のもの
※()内は自己ベスト
※違ってたらごめんなさい
1500m
藤原秀明(3年)3分49秒16
真田雅之(3年)3分54秒04

5000m
三浦隆稔(4年)14分11秒68
仁部幸太(3年)14分17秒04

10000m
小林光二(3年)(30分05秒98)

ハーフ
鈴木忠(3年)1時間3分54秒
大谷克(3年)1時間5分16秒
野中洋輝(4年)1時間6分08秒

3000mSC
大野紘祟(4年)(8分50秒32)
板屋祐樹(1年)9分08秒56(9分07秒11)
藤井啓介(1年)9分30秒42(9分04秒13)

主な欠場者
木之下翔太(4年)1時間4分15秒


1500m
 ここは藤原に注目だろう。至近の記録会で自己記録を一気に5秒以上更新して急に伸びてきた選手。その調子を維持していたら本番でもかなり期待できるはずだ。個人的にびっくりなのが20kmのイメージが強かった真田が1500mにエントリーしたこと。まあ、6区を走る予定だった選手だし、それなりにスピードはあるのだろう。3年生トリオ(鈴木、小林、大谷)からカルテットになれるよう期待したい。

5000m
 こちらも自己ベストを出した2人がエントリー。三浦はチームの柱の一人として自覚ある走りをしてほしい。そして新戦力となる仁部がどれだけ走れるのかも楽しみである。


10000m
 残念ながら小林一人のエントリー。中央学院は今の所トラックの記録は寂しい状態。30分を切っている選手すらほとんどいないのだ。まあ、小林は走っていないだけで、29分半ばは切れる実力はある選手。入賞となるとどうなるか分からないが、そのくらいの記録は出してほしいところだ。

ハーフ
 中央学院が得意とするロードには、駅伝で活躍する鈴木と大谷らがエントリー。2人とも自己ベストからもうちょっと上乗せしてもいい実力はもっている。今年の中央学院の中心となる選手なだけにもうちょっと上のレベルにいってもらいたいところだ。

3000mSC
 ここは中央学院最も見せ場な種目だ。昨年関東インカレで2位の成績を残した大野が満を持して登場してくるからだ。今季レースでは走っていないが、胸に自信を秘めているはずだ。先輩の篠藤にどこまで迫れるか注目だ。また、こちらには1年生もエントリー。まずは大舞台を経験することが大事だろう。

総括
 予想していたが、トラックはどうしても寂しくなってしまった。まあ、強力な4年生がいなくなったし、元々そういうチームカラーなので、さほど気にすることではないのかもしれない。ただ、やはりスピードのある選手は何人かほしいわけだから、今回出場した選手はしっかり出場してスピードに磨きをかけてほしいところである。

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