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第91回箱根駅伝区間オーダー予想~明治大学

優勝候補より~駒数が豊富なチーム

明 治 大 学

エントリー選手独断ランク付け

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
大六野秀畝④28分40秒88≪4年:全日8区1位、出雲1区、3年:箱根2区5位、全日8区4位、出雲3区12位、2年:箱根2区12位、1年:箱根1区6位≫
横手健③28分38秒73≪3年:全日5区1位、出雲3区、2年:箱根5区19位、全日3区6位、出雲5区3位、1年:箱根8区9位≫ 

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
有村優樹④28分41秒09≪4年:全日3区1位、出雲2区、3年:箱根8区2位、全日4区6位、2年:箱根7区3位、全日本5区1位、出雲1区21位、1年:箱根8区3位≫
木村慎③28分50秒47≪3年:全日2区4位、出雲6区、2年:箱根5位、全日7区1位、1年:全日本4区7位、出雲5区5位≫

4点:主要区間で区間上位でいける選手
文元慧④28分39秒40≪4年:全日1区17位、3年:箱根1区4位、全日1区4位、出雲6区6位、2年:箱根1区2位、全日1区5位、出雲3区5位≫
松井智靖④29分18秒75≪4年:全日4区6位、出雲4区、3年:箱根7区8位、全日5区2位、2年:箱根9区18位、全日6区4位≫

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
山田稜③28分56秒93≪3年:全日7区3位≫
牟田祐樹③28分43秒20≪2年:出雲4区11位≫

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
山田速人④28分35秒76≪4年:全日6区6位、2年:全日7区5位、出雲4区9位≫
江頭賢太郎②29分25秒78
藪下響大②29分46秒78≪2年:出雲5区≫

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
江頭祐輔③29分16秒14
小川誉高③29分41秒46
皆浦巧①29分39秒31
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
喜多悠貴①≪全国5区24位、高校1区13位≫
末次慶太①
 
上位10人合計:40点
(参考:30点前後でシード争い、40点前後で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*2位13分54秒9-*3位28分50秒1-*7位63分30秒0
 4年生に大量に主力が揃っており、総合優勝の最大のチャンスを迎えている。全日本本戦でアンカー区間賞の大六野選手を初め有村・松井・文元選手と4年生に大学駅伝経験豊富な選手がおり、また全日本で良い走りを見せた3年生横手・木村・山田稜選手と主要区間に入ってもおかしくない選手が何人もいる。1区が予想外の不調で大きく出遅れた全日本も自力で2位まで浮上。一部の4年生の選手が故障の回復が間に合わずエントリー漏れしてしまったが、総合力は確か。総合優勝を目指すオーダーを考えたい。
区間オーダー予想
木村-大六野-有村-牟田-横手
山田速-文元-山田稜-松井-江頭賢
 もう注げるだけ注ぎ込む。1区は職人と言われる文元選手、ではなく3年木村選手。全日本では予想外の2区に回り、しかも出遅れた流れを引き寄せた。文元選手も2か月で修正するだろうが、今一つ他校の1区のメンバーが読めないので調子が上がっている木村選手で1区駒大の前をいきたいのだ。
 
 2区は勿論大六野選手で決まり。3年連続となる2区ですが、3度目の正直での快走といきたい。全日本アンカーでも終盤アップダウンある部分でかなりの高速で駆け抜けた。自信を持って挑みたい。68分半以内はいけるはずだ。その後もスピードランナーを注ぎ込む。これまで復路だった有村選手を満を持して3区へ。前半から行くのが最近のスタイルですがそれを3区で貫いてほしい。62分台はいけるはず。ここまでで駒大から1分程で繋ぎたい。
 
 さて、個人的にポイントとするのは4区から7区。トラックのスピードはチームの中でもトップクラスの牟田選手を4区。大舞台でもう少しな印象が続きますが上尾で63分少し。短めの4区なら何とか繋げるのではと配置。そして大勝負の5区。昨年大失速の横手選手を再度5区。ただ、前回は故障続きの中だった。でも今年の横手選手なら。登りが不得手な印象もないのでいけるかなと思ってます。あわよくば追いつけないか…。
 
 続く6区。昨年まで4年連続で走った選手が抜け、非常に悩む区間だが、1万28分35秒で実はチームトップの山田速選手が走れないだろうか。ロードでもう少し活かしきれていない印象ですが、素質はあるはず。59分切できないだろうか。さて、次の7区がこのオーダー攻め区間、文元選手をここに回してます。1区の印象が強いですが、単独走もしっかりできる選手です。7区なら充分62分台を出す力は持っていると思います。何が何でもここで駒大の前へ、立ちたい所です。
 
 後は残っている中でロード及びハーフのタイムが強い選手を起きます。全日本初駅伝まずまずで、前回は5区候補に挙がっていた山田稜選手をこの区間へ。一発かませるはず。後は2年前の悪夢があるが、ロードで安定している松井選手。10区は上尾で63分台を出した江頭賢選手か後は学生ハーフで63分少し出した小川選手が調子を戻していれば…という感じか。
 
 1枚足りない…のか…。もっと攻めるために4区文元選手の方が良いだろうか?色々なオーダーが考えられます。ただ、全日本で万全ではないオーダーで更にブレーキもありながら2位。充分にこの2か月での+αは考えられずはずだ。敵の壁は高いが、66年ぶりの総合優勝へ、攻めていきたい。

[明治大]2014年4月-9月の結果

 
 
7/6 網走
1万
山田速人④28分35秒76★
牟田祐樹③28分43秒20★
木村慎③28分50秒47★
5千
渡邊智裕①14分32秒94
 
 
 
26.6.14-15 日本体育大長距離記録会
1500
牟田祐樹③3分49秒71
渡邊智裕①3分51秒43
保坂拓海①3分51秒90

5千
 齋田直輝③14分24秒01★
福濱駿③14分29秒71★、吉岡翔④14分30秒15、江頭賢太郎②14分34秒10
山田稜③14分35秒01、櫃本隼和②14分39秒94、射場雄太朗②14分45秒33
皆浦巧①15分11秒52
 
 
6/6-8 日本選手権
5千
10位八木沢元樹(明大4)13分51秒43
17位大六野秀畝(明大4)13分54秒92
23位横手健(明大3)14分00秒46
25位有村優樹(明大4)14分03秒56
26位牟田祐樹(明大3)14分03秒60

5/31 世田谷記録会
1500
保坂拓海①3分51秒46
5千
 渡邊智裕①14分09秒83★
山田速人④14分20秒24、後藤雅晴④14分20秒96★、吉岡翔④14分22秒10
平山雄大④14分34秒47、齋田直輝③14分34秒78、江頭賢太郎②14分34秒92
川野敬介①14分35秒89、皆浦巧①14分41秒42
 
 
 

5/16-17.24-25 関東インカレ 1部

1500
2位八木沢元樹(明大4)3分52秒23 +7
4位前野貴行(明大4)3分53秒13 +5

1組1位前野貴行④3分49秒39
2組2位八木沢元樹④3分49秒29
3組11位末永大地②4分06秒44

1万
4位文元慧(明大4)29分00秒93 +5
5位横手健(明大3)29分07秒20 +4
25位大六野秀畝④30分10秒90

3障
9位東條嵩之(明大4)9分05秒62

1組3位東條嵩之④9分11秒19

ハーフ
14位木村慎(明大3)66分29秒
24位有村優樹④67分56秒
25位小川誉高③68分03秒

5千
2位大六野秀畝(明大4)13分44秒13★  +7
4位八木沢元樹(明大4)13分47秒19  +5
6位横手健(明大3)13分52秒63  +3
 
 
 
5/5 法政大記録会
3障
東條嵩之④9分07秒21
 
 
4/29 織田記念
ジェームス ムワンギ(NTN)13分18秒15
上野裕一郎(DeNA)13分34秒97
中村匠吾(駒大4)13分51秒93
八木沢元樹④14分11秒23
牟田祐樹③14分17秒80
 
4/26-27 日体大記録会
1500
末永大地②3分51秒45
1万
山田速人④29分58秒24、小川誉高③29分59秒01、松井智靖④30分26秒38
5千
横手健③13分45秒63★、大六野秀畝④13分46秒72★、文元慧④13分50秒46★
木村慎③14分04秒31、平山雄大④14分17秒73★、江頭賢太郎②14分21秒33
 
川野敬介①14分23秒39★、江頭祐輔③14分25秒73、渡邊智裕①14分27秒60
尼崎達也①14分42秒25、山田稜③14分44秒85、櫃本隼和②14分45秒36
 
 
 
 
4/19-20 兵庫リレーカーニバル
男子1万GP
1位ウィリアム マレル(Honda)27分25秒56
アシックス1万
チャールズ ディランゴ(JFEスチール)28分18秒54
菊池賢人(コニカ)28分32秒05
大六野秀畝④28分50秒98
有村優樹④29分05秒71
 
 
 
4/13 焼津ハーフ
2位松井智靖④63分34秒
12位江頭賢太郎②65分35秒
山田稜③67分48秒
37位吉田楓②68分44秒
 
 
 
4/12-13 第236回日体大長距離記録会
1500
末永大地②3分52秒36
1万
横手健③28分38秒73★、文元慧④28分39秒40★、江頭祐輔③29分42秒19
5千
八木沢元樹④13分45秒59、前野貴行④14分08秒86、渡邊智裕①14分16秒52★
川野敬介①14分26秒25、皆浦巧①14分36秒73
 
4/6 日本平桜マラソン(23.5㎞)
白地慶信②77分21秒
 
4/5 東京六大学対抗
1500
1位前野貴行(明大4)3分53秒43
4位末永大地(明大2)3分58秒97

5千
1位高田康暉(早大3)14分17秒55
5位小川誉高(明大3)14分25秒71
6位吉田楓(明大2)14分33秒65

3障
1位大久保誠吾(法大4)9分06秒35
4位東條嵩之(明大4)9分13秒73

OP
横手健③14分06秒43、木村慎③14分15秒84、江頭祐輔③14分26秒06
 
4/5 金栗記念
5千
1位James Mwangi(NTN)13分25秒56
2位Edward Waweru(NTN)13分35秒63
3位Macharia Ndirangu(愛知製鋼)13分36秒79
八木勇樹(旭化成)13分48秒12
--------------------------
中谷圭佑(駒大2)13分48秒99
文元慧(明大4)14分35秒10

[ラスト!]第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【明治大学】

 
おお、学生ハーフに間に合った!
ラストです!
 
 
往路7位復路7位
総合6位:明治大学
 勢いで行けると思ったのですが、終盤区間苦しかった
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区文元慧③62分02秒区間4位(4)37秒差
2区大六野秀畝③69分15秒区間5位(4→4)1分14秒差
3区八木沢元樹③63分27秒区間2位(4→4)2分02秒差
4区木村慎②55分36秒区間5位(4→4)2分23秒差
5区横手健②85分41秒区間19位(4→7)8分48秒差

6区廣瀬大貴④58分16秒区間賞☆(7→5)8分00秒差
7区松井智靖③64分43秒区間8位(5→5)9分16秒差
8区有村優樹③65分21秒区間2位(5→5)10分02秒差
9区前野貴行③71分34秒区間14位(5→5)12分12秒差
10区石間涼④74分14秒区間22位(5→6)17分18秒差
廣瀬選手が区間記録に迫る快走!他八木沢選手ら主力陣もまずまず
 主力選手を揃えてきて、うまくいけば優勝のダークホースになりうるのではと思われた。まず有力区間から。試合前から注目されていた6区廣瀬選手は4回目でついに区間賞を獲得。区間記録にはあとわずか届かなかったのが心残りですが、復路の7区以降に向けていい走りを見せました。
 
 また、3区に登場した八木沢選手が初めての20㎞を超える距離でうまく纏めた事も大きな収穫だった。9月に5千で13分20秒代をだし、出雲2区こそ区間賞を取ったものの全日本は息切れしてしまっていた中でのレースだった。このまま故障なければ来季も面白そうだった。
 
 全体的にはその八木沢選手を含めた4区までは面白いレースだった。文元選手は本人、現状での力を出し切ったと言う62分02秒の区間4位。2区大六野選手は一時2位争いに引き上げる走り。権太坂以降やや下がったのが不満だがトップとは1分少し。八木沢選手が3位早大の背中に迫ると、4区木村選手がスタートしてすぐ猛然と追い上げ3位タイへ。いいムードでいけていた。

いいところまでいくも長丁場での失速の繰り返しに
 ただ、木村選手が終盤に急失速。飛ばし過ぎだろうがちょっと意外な結果に。雲行きが怪しくなった中、不安要素だったという5区横手選手がブレーキ。5区候補の選手がうまく育たず、前回8区でいい走りをした主力の横手選手に任せたのだが、今年はちょくちょく故障があり練習が継続できなかったという。頂点に行く前から既に意識がない状態に陥ってしまいまともな走りにならなかった。ここで残念ながら優勝争いからは脱落してしまった。
 
 復路は先の廣瀬選手の後、7区前半快走していた松井選手が終盤に怪しくなったが何とかつなぐと、8区主力の有村選手が区間2位。実力的にはやって当然だが、優勝校の一角の日体大を目の前にする走りで追い上げた。ただ、またも長丁場がうまくいかなかった。
 
 上尾ハーフ62分台の前野選手9区で今一つ乗り切れない区間14位となると、最上級生アンカー石間選手が全く体が動かず区間最下位。スピードランナーが多い故なのか、長丁場の5区9区10区が区間下位に沈んだ影響で総合6位に終わった。
 
 
大六野・文元・有村選手など新4年の戦力充実 タイトルを掴みに行け!
 強豪校の一角に挙げられ続けてはいるものの、優勝争いをしたという面では86回大会まで遡らなければならない。自然体を目指しているものの、やはり勝つとなると、1年間優勝というものをしっかり意識した上で戦う必要が出てくるのかもしれない。
 
●主な在校生
大六野秀畝④28分40秒88≪3年:箱根2区5位、全日8区4位、出雲3区12位、2年:箱根2区12位、1年:箱根1区6位≫
有村優樹④28分41秒09≪3年:箱根8区2位、全日4区6位、2年:箱根7区3位、全日本5区1位、出雲1区21位、1年:箱根8区3位≫
文元慧④28分47秒54≪3年:箱根1区4位、全日1区4位、出雲6区6位、2年:箱根1区2位、全日1区5位、出雲3区5位≫
前野貴行④28分56秒31≪3年:箱根9区14位、2年:出雲2区11位≫
横手健③28分57秒31≪2年:箱根5区19位、全日3区6位、出雲5区3位、1年:箱根8区9位≫
山田速人④29分10秒29≪2年:全日7区5位、出雲4区9位≫
松井智靖④29分18秒75≪3年:箱根7区8位、全日5区2位、2年:箱根9区18位、全日6区4位≫
山田稜③29分26秒14
牟田祐樹③29分28秒68≪2年:出雲4区11位≫
江頭祐輔③29分33秒37
上位10人平均:2位29分06秒0


江頭賢太郎②29分36秒84
吉田楓②29分37秒65
後藤雅晴④29分37秒97
木村慎③29分38秒02≪2年:箱根5位、全日7区1位、1年:全日本4区7位、出雲5区5位≫
小川誉高③29分41秒46
櫃本隼和②30分25秒30
八木沢元樹④30分57秒67≪3年:箱根3区2位、全日2区11位、出雲2区1位、2年:箱根4区7位、1年:箱根4区2位≫

●主な新入生
喜多悠貴14分15秒28≪全国5区24位、高校1区13位≫
渡邊智裕14分22秒56≪全国4区3位、高校1区15位、IH1500m16位≫
川野敬介14分23秒69≪全国5区17位、高校1区17位≫
磯口晋平14分24秒34≪高校3区10位、IH5千13位≫
末次慶太14分24秒45≪全国1区18位、高校1区2位、国体5千12位、≫
尼崎達也14分26秒61≪高校1区33位≫
森晃希14分37秒76≪全国5区11位、高校4区12位≫

●オーダー組んでみる
文元-大六野-八木沢-横手-山田 牟田-松井-小川-有村-木村

 4年生に主力が多いですね。主要区間で活躍が目立つようになった大六野・文元・八木沢・有村選手が最終学年で逞しくなれるかどうか。更に箱根はともかくロードは強い松井選手に、じりじり伸びてきた前野選手と山田速選手と4年生が充実。3年生にも横手・木村選手にスピードのある牟田選手と主力核となってもおかしくない選手が充実しているのだ。これはチャンスだ。
 大事になってくるのはスタミナ型の選手の育成だろう。どうにも長丁場が心もとない状況なのは変わりない。当初山登り候補に挙がっていた新3年の山田稜・小川選手や、コツコツきている新4年の後藤選手、新2年では櫃本選手が高校時代結果を残している。こういう選手をどれだけ実力を付けられるかどうか。主力選手も刺激になるだろう。
 他の上級生にも有力選手がいるが、ひとまずこのあたりか。いい意味で厳しさが出てくればと思う。というかそろそろ届きたい。新入生は喜多・渡邊選手らがいるものの、一番選手勧誘が出来ていた頃より少し即戦力が獲得しづらくなってきているのは確か。次年度は有言実行でタイトルを掴みに行く、そういう戦う集団にしていってほしいところだ。
 

第90回箱根駅伝展望~明治大学


層の厚さは3強以上!?主要区間次第でトップ3以上も
明 治 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
大六野秀畝③28分40秒88≪3年:全日本8区4位、出雲3区12位、関カレ5千5位・1万6位、2年:箱根2区12位、全日本2区5位、出雲6区11位≫…出雲では苦戦したものの、全日本アンカーで好走 エースとして一皮向けてきた 関カレでも入賞している
廣瀬大貴④29分54秒45≪4年:全日本6区4位、出雲1区12位、関カレ1500m4位、3年:箱根6区2位≫…6区に起用されれば4年連続 昨年は区間記録に大きく迫った 今季は1500や5千での活躍も目立っている

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
文元慧③28分47秒54≪3年:全日本1区4位、出雲6区6位、関カレ1500m、2年:箱根1区2位、全日1区5位、出雲3区5位≫…駅伝で外したレースがなく、特に1区が非常に得意 全日本はハイペースの中でもうまくまとめきった

4点:主要区間で区間上位でいける選手
有村優樹③28分41秒09≪3年:全日本4区6位、関カレ1万、2年:箱根7区3位、全日本5区1位、出雲1区21位≫…
昨年は出雲最下位から全日本区間賞の離れ技 主力として期待されているが試合での当たりはずれが結構ある
松井智靖③29分18秒75≪3年:全日本5区2位、2年:箱根9区18位、全日本6区4位≫…長いロードが非常に得意な選手 全日本でも区間2位で走った 前回の箱根は脱水で大失速している
木村慎②29分38秒02≪2年:関カレハーフ、1年:全日本4区7位、出雲5区5位≫…ロードでの走りを期待されているが、全日本は7区区間賞でその期待に応えた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
前野貴行③28分56秒31≪2年:出雲2区11位≫…今期はまだ駅伝出走メンバーに選ばれていないが、秋に1万28分台、ハーフ62分台をマークしている
横手健②28分57秒31≪2年:全日3区6位、出雲5区3位、日カレ5千15位、1年:箱根8区9位≫…
大学に入ってからちょくちょく故障があるが実力があるランナー 前哨戦は繋ぎ区間でそこそこの成績
山田速人③29分10秒29≪3年:日カレ5千12位、2年:全日本7区5位、出雲4区9位≫…2年まで怪我が多かったが、今季は順調に推移 ただ、駅伝出走にはいたらず
八木沢元樹③30分57秒67≪3年:全日本2区11位、出雲2区1位、関カレ1500m11位、2年:箱根4区7位、1年:箱根4区2位≫…5千で13分28秒の記録を残し出雲では区間賞 ただ、その後調子を落とし国際千葉駅伝は回避している

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
北魁道④28分42秒92≪4年:関カレ1万、3年:箱根10区17位≫…持ちタイムは良いがやや不安定な印象 夏に一時故障している
石間涼④29分11秒51≪4年:関カレハーフ、2年:箱根3区13位、1年:全日本6区10位≫…下級生の頃駅伝に出ていた 秋に1万とハーフでまずまずの成績を残し調子があがってきた
山田稜②29分26秒14…2年連続エントリーされている 直前の1万で自己ベスト 5区候補と言われている
牟田祐樹②29分28秒68≪2年:出雲4区11位、関カレ5千≫…5千13分47秒と大幅ベストをだし出雲に選ばれた 上尾ハーフで64分を切った

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
吉田楓①29分37秒97≪都道府県1区23位、高校1区34位≫…1年生唯一のエントリー 上尾ハーフで64分半ばを出した

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
小川誉高②29分41秒46…直前の1万で自己ベスト 5区の補欠と言われている

上位10人合計:41点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*1位13分49秒7-*4位28分59秒3-*4位63分30秒4
 全日本では途中躓く区間があった中3位に食い込んだ。長距離区間の大六野・文元選手がそれぞれ区間4位で走破し主力として頼もしくなってきた。また繋ぎ区間で松井・文元選手が東洋や駒大の選手と区間順位上で交差する快走を見せた。その上尾でも前野選手の62分台を初め何人かが好走。他山候補も含め、かなりの巨大戦力になってきて、僅かながら総合優勝もちらつく程になってきた。逆に課題は主力候補である有村・横手・八木沢選手あたりがピリッとした状態で臨めるかどうかだろうか。

区間オーダー予想
文元-大六野-横手-八木沢-木村
廣瀬-前野-松井-有村-石間

 色んな事で悩んだが、ひとまず1区2区6区は決まりかなと思います。1区で特に力を発揮する文元選手は勿論1区。駒大と東洋の1区選手次第ではハイペースにも終盤の叩き合いにもなりえそうなのですが、どういう展開でも対応できそうなのは前回の箱根や全日本で証明済み。これは動かさない方がいいと思います。
 
 2区大六野選手は出雲は失敗してますが、関カレ全日本などレベルが高いレースも増えてきています。全日本のようなレースが出来るなら、箱根2区でも68分半ばくらいでいけるか。さすがに2強には前に出られるでしょうが、大きなロスにならないで済むかもしれません。なお、この地点で日体大は絶対に前に出したくないところだ。
 
 また、6区は当然4年連続となる廣瀬選手だろう。毎年1分ずつ早くなってきていて昨年は区間記録に肉薄する区間2位。今年は平地での評価も上がり、出雲1区に抜擢されたほど。さすがに厳しかったが、全日本6区はしっかり走りました。箱根6区は区間記録がターゲットになると思われます。また、大事なのは2強に対して勝算がある唯一の区間でもあります。その間の3区4区5区をどうやって繋ぐか。
 
 ここは先述、主力候補でやや不安定な有村・横手・八木沢選手やロードで安定している松井・木村選手らでいかにやりくりしていくかだろう。まず5区を決めたい。候補として山田選手らがエントリーされたが、日体大服部選手(東洋も主力の可能性あるか?)らに比べると厳しいので走力がある選手がほしい。
 
 最大値が高そうなのは有村選手だが、9区に温存。横手選手は全日本が最短区間だったのが気になったのでほかの区間に。というわけで木村・松井選手のロードに定評がある選手の内、全日本区間賞の木村選手を選んでみました。どうでしょうか??結構スイスイ登っていきそうな気がしてますが…
 
 間の3区4区は横手選手と八木沢選手に。横手選手は出雲全日本繋ぎ区間でそこそこ。この区間で爆発してほしい。八木沢選手は3年連続同区間がいいのではないでしょうか。全日本等を見ると若干の不安はあるので、慣れているこの最短区間がいいかなと思います。これでどのくらいの位置につけられるだろうか。
 
 6区で一気にあげたとして、7区流れを更に加速させたい所。松井選手が一つ手だが、後半のぼりがある8区がいいんじゃないかと考える。というわけで、上尾62分台の前野選手でどうだろうか。若干未知数ではあるが、秋の充実感は凄いと思います。満を持して登場してもらいたい。
 
 8区に先の松井選手。ここももしかすると区間賞のチャンスかな?1年前悪夢を味わったが、成長があるし大丈夫と思います。優勝するなら6区と8区で逆転と行きたい。そして9区有村選手が本当に勝負。力を発揮できればかなり面白いレースとなりそうだがどうか。
 
 アンカーは山田速選手など色々いますが2年越しに石間選手で。なんだかんだ長距離ロードは安定して成績を残しています。出場すれば2年の箱根以降の大学駅伝となりますが、その想いを爆発させてゴールテープを切ってほしいです。
 
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 後は北選手はどうなのだろうなぁ…。上尾でかなり失速してましたが、入れるかどうか。力はあるはずなので頑張ってほしい。他W山田選手も勿論気になる。山田稜選手が本当に5区やれるなら木村選手を平地に回せます。もしくは8区にして、松井・木村選手をアンカーに温存というのも手になります。
 
 まあやはりチーム3番手から5番手あたりが3強に対してどうか、というのが一番大きいと思ってます。1番手2番手は及ばないまでも安定しだしている、また6番手から10番手あたりはもしかすると一番強いかもしれない。だとすするとやはり3番手から5番手あたりになってくる。
 
 昨年は総合優勝を意識しすぎたということで、今年は以前のスタンスに戻すらしい。その以前はしっかりと襷を繋いだ記憶がある。勝負はメンバー的に来年度という事になりそうだが、今回からしっかり優勝争いに加わっていきたい。潜在能力はあるはずだ。
 

2013全日本大学駅伝~明治大の今後の考察

基本順位順にしてますが、
ネット上などに選手のコメントが出るところが早いところを
優先する場合があります。
 

総合3位明治大学5時間18分32秒

区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差[シードとの差]
1区文元慧③43分29秒区間4位51秒差
2区八木沢元樹③39分47秒区間11位(4→8)1分43秒差
3区横手健②28分03秒区間6位(8→7)2分15秒差
4区有村優樹③41分50秒区間6位(7→8)4分31秒差[31秒差]
5区松井智靖③34分35秒区間2位(8→5)4分48秒差[-45秒差]
6区廣瀬大貴④36分54秒区間4位(5→5)5分34秒差[-1分12秒差]
7区木村慎②35分19秒区間賞☆(5→5)5分05秒差[-2分00秒差]
8区大六野秀畝③58分35秒区間4位(5→3)5分23秒差
文元選手好スタートも八木沢・有村選手らモタつく
 出雲から巻き返して、4年ぶりの総合3位入りとなった明治大。最初の要因は文元選手の好走だ。駅伝で、特に1区で活躍していますが、今回もやってくれた。カリウキ・中村・設楽が飛び出したとき、一時ついていった。いったん後ろの集団に下がったものの、最後に巻き返して3位の選手の背中に迫った。本人は同学年の選手に50秒負けた事を悔やんだものの、同じ1万28分台で後半大きく落ちた選手が複数いたということを考えるとしっかり力を出していると言えそうだ。
 
 ただ、ここから3区間がうまくいかなかった。3位に入りながら西監督が「70点」としたのはこの3区間が大きなウェートを占めそうだ。とりわけ八木沢選手が39分後半で区間11位に終わったのは勿体なかった。ちょっとアップの段階から体が重かったそうだが、中盤からは1㎞3分をオーバーする走りで4つも順位を落としてしまい、出雲のようにスピードを生かすことはできなかった。
 
 3区横手選手は区間6位だが、区間賞とは1分以上、区間5位の選手とも20秒近く差があった。スタート直後に順大を抜いて以降は前が見えない展開が続いたのが響いただろうか。有村選手は主力の一人だが秋口不調だった。早大と山学との争いから遅れだした時はヒヤリとしたものの、ある程度のペースは堅持しており、少しずつ粘りは見についているように見えた。
 
 ただ、目標であった3位争いからは完全に引き離されてしまい、4区終了地点で8位。八木沢・横手・有村選手は箱根でも3区以降の主要区間を担うだろう存在ですので、流れに乗り切れなかったところは今後の課題となった。
 
5区松井選手でリスタート 木村選手区間賞に大六野選手の成長も
 ただ、ここからの追い上げは明治大の誇る選手層が発揮された。特にロードで非常に安定している松井・木村選手はいい走りをした。調子が上がっていたという松井選手は区間2位の走りで一気に3人抜き、シー
ドラインより前へいった。これでも最初の1㎞からスピードに乗れなかったということらしいが、地力がある。
 
 また木村選手は順位をこそあげられなかったものの、4位のチーム追いつき、競り合いながら、1分20秒と遠く離れていた3位日体大の差を視界に入る位置にあげてきたのだから、大したものだ。区間賞は最初から狙っていたらしい。元々安定感はあったが、9月末の記録会で5千13分台をマークし、スピードもついていた。2人とも繋ぎ区間とはいえ、持ち味を出せたと言えそうだ。
 
 4年生唯一の出走者となった廣瀬選手も出雲の悔しさはちょっと晴らせたでしょうか。後半、一旦追いついた選手に離されたのは悔しいでしょうが、2年前よりは成績をあげてきた。最後の箱根6区でどうなるか。
 
 最後に大きな収穫は大六野選手。関カレ入賞など力をつけたかと思われたが出雲が区間二ケタ。心配されたが、序盤から力強い走りをし、すぐに3位浮上。そのままのペースで押切って58分35秒の好タイムで区間4位の走りをした。これができるなら箱根2区でも充分に区間一桁で他校の主力とも真っ向勝負できそうだ。一応の形となって駅伝を終えた。

安定選手が少ないのは事実 凸凹をどこまでなくせるか
 最も、3強と言われたところの1つが万全のオーダーではないうえに、脱水症状に苦しんだ区間があったのは確か。次も3位を取れるとは限らない。オーダーを組み直す必要はありそうだ。
今考える箱根オーダー
文元-大六野-石間-八木沢-横手 廣瀬-北-松井-有村-木村
 今の所考えているのはこんな感じ。1区2区がひとまず決まったのは良かった。昨年よりは良い位置で繋げそうだ。ただ、3区をどうするかなと。有村・八木沢・北選手などが走ってほしいのが本音だが怖いのは確か。木村・松井選手等を使ってもいいが、もったいない気もするので、今回走っていない4年生の石間選手あたりが万全になったらいいなぁと思っている。
 
 それと明大の大きな穴と言えるのは3年連続同選手が走り内2回が区間2位だった山登りの5区だ。ロードが得意なタイプの選手を置けば安全には登ってくれるだろうが、3位以内を狙うとなると穴になるのは確か。何とかフォームが良い横手選手が登れないだろうか。全日本最短区間なのが気がかりだが、調子を戻したい所。
 
 最も不安ばかりではない。万全な状態なら、このオーダーだと4区八木沢、6区廣瀬選手は他校に対してアドバンテージを取れるはずだ。どちらも区間賞候補筆頭になる。他の区間の凸凹を出来る限りなくせば、3位のその更に上も見える、そういうポテンシャルはあるはずだ。

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