2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

全日本大学駅伝を振り返る~日本大学

総合6位日本大学5時間18分49秒

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区田村優宝(3年)44分08秒区間9位(9)51秒差
2区佐藤佑輔(4年)38分46秒区間9位(9→8)2分15秒差[23秒差]
3区荻野眞乃介(1年)27分58秒区間9位(8→8)2分36秒差[43秒差]
4区林慎吾(2年)42分20秒区間10位(8→9)4分06秒差[1分39秒差]
5区高松峻平(2年)35分21秒区間9位(9→9)4分59秒差[1分47秒差]
6区寺田裕成(4年)37分30秒区間10位(9→10)6分56秒差[2分55秒差]
7区竹ノ内佳樹(2年)35分54秒区間7位(10→9)7分53秒差[3分02秒差]
8区ガンドゥ ベンジャミン(4年)56分52秒区間賞☆(9→6)6分06秒差[-1分28秒差]
主力が不調から抜け出せず、前半は見せ場作れず
 箱根予選で昨年ほどの成績が残せていなかった田村・佐藤選手がちょっと心配でしたが、やはり今年はうまくいかず。田村選手は最初ダッシュしたもののすぐに後退し区間9位、佐藤選手は何とか38分台で悪いなりに粘ったか。ただ、前回のようなスタートダッシュは決めることはできなかった。
 
 3区4区の楽しみな若手の荻野・林選手も今回はいい結果を残せず。荻野選手は判を押したかのように区間9位、監督が事前に厳しいと話されていた4区林選手で一気に1分半以上シードラインから引き離されてしまった。アンカーにベンジャミン選手がいるとはいえ流れを考えるとちょっと嫌な感じになっていた。

3分差は壁じゃなかった ベンジャミン選手強し!
 それでも繋ぎ区間は昨年同様、箱根予選の成績の割に粘りました。前回3区13位とブレーキになった高松選手が区間一桁で成長した姿をみせる。寺田選手の区間10位の走りはちょっと痛かったですが、竹ノ内選手は2年連続安定。シードラインとは3分差つけられましたが、ベンジャミン選手が箱根予選の調子を保っていれば、充分逆転可能であった。
 
 ただ、あまりにもあっさりすぎた。5㎞過ぎで1分20秒前の選手を交すなど、中間点までに3分差をひっくりかえしてしまった。6位で走り出した選手が絶不調だったのもあるが、これには唖然としてしまった。タイムも2年ぶりの56分台ということで力が漲っているのは確か。箱根でも66分台を期待したいところだ。

主力を分散させて流れを切らさないように 山は誰?
 最も、全体的にいい区間順位は出なかったものの箱根予選組でシード確保したのは良かった。調整自体は難しいでしょうし、さすがに箱根本戦ではもう少しいい状態になるんじゃないかと踏んでいる。箱根のシード権は可能性はあるでしょう。
現時点での箱根駅伝オーダー予想
田村-ベンジャミン-佐藤-竹ノ内-高松 村越直-荻野-吉田-林-日向野
 やはり最初の3区間で流れ作りたいですね。1区がハイペースにならなければ、2区・3区でトップ付近に付けるのは間違いないだろう。4区畳み掛けてもいいけど、2年連続全日本で安定している竹ノ内選手で凌ぐということも考えてみた。荻野・林選手を復路に残すのはいいんじゃないかということです。こうできれば2年前のようにならず最後まで戦えるのではないかと。
 
 しかし、山どうするのかなぁ。主力が来ることもあるのかもしれないけど、5区は十和田駅伝で2年連続登り区間走っている高松選手でしょうかね(6区は適当です)。走力的には吉田選手ですが、怪我で苦しんでいる。何とか8区あたりで間に合えばと思っていますが…。面子的には力を出せば戦える。配置の仕方と調整を慎重にやりたい。

全日本駅伝オーダー予想~日本大学

2年ぶり箱根出場は弾みになるか
日本大学
エントリー選手詳細
4年
ガンドゥ ベンジャミン28分03秒43≪4年:予選1位、3年:全日本8区2位、予選4位、11箱根2区2位≫…
日大のエース。時々波があるが、基本的に長い距離やロードで粘り強い インカレでも1万やハーフで何度も表彰台へ 箱根予選で57分台と大爆発した
佐藤佑輔28分58秒75≪4年:予選25位、3年:箱根2区14位、全日本4区4位、予選2位≫…後半ビルドアップするとかなり強い 今季前半は疲労骨折により苦しんだが、夏に復調 箱根予選は昨年ほどではなかったが何とか粘った 律っちゃん隊員
寺田裕成29分39秒45★≪4年:予選88位、2年:箱根10区20位、全日本6区10位、予選59位≫2年前の予選で好走 その後は苦戦していたが、先日の記録会で1万ベスト更新 2年ぶりの箱根予選でもまとめた
 
3年
田村優宝28分48秒54≪3年:予選89位、2年:箱根1区9位、全日本1区1位、予選7位≫…
1年時から主力として活躍。ラストスパートの切れ味があり、前回の全日本1区区間賞 夏故障気味で本調子ではない
日向野聖隆29分42秒99★≪3年:予選138位≫…先日の記録会で1万のベスト更新 少しずつ伸びてきた
津田光介29分58秒21≪3年:予選279位、2年:予選185位≫…前回箱根予選8番手。今年は全般的に不調
2年
林慎吾29分29秒92≪2年:予選77位≫…
昨年かなり期待されていたが、箱根予選直前に故障して出走ならず 最近は日カレ1万に出走、箱根予選チーム3番手
小島秀斗29分35秒40≪2年:予選208位、1年:全日本5区9位、予選200位≫…スピード型のランナー 長い距離は苦戦することが多い
竹ノ内佳樹29分51秒41≪2年:予選115位、1年:全日本7区6位、予選165位≫…前回の全日本で好走している 箱根予選も前年より上昇した
村越直希29分58秒38≪2年:132位、1年:予選201位≫…双子の弟がいる 箱根予選の成績が向上した
高松峻平30分03秒00≪2年:予選107位、1年:予選140位、全日本3区13位≫…十和田駅伝で厳しい区間を任される等期待されている模様
1年
ダニエル ムイバ キトニー28分28秒42★…
期待の留学生 時々先輩のベンジャミン選手を上回ることもある
荻野眞乃介29分22秒18★≪1年:予選91位、高3:都道府県4区8位、高校1区13位≫…期待のルーキー 長い距離に強いらしい ぐんぐん記録を伸ばしてきている
主な欠場者
吉田貴大(4年)29分32秒98≪全日本6区5位、予選132位、10予選184位≫…前回の全日本で好走後、日本学生ハーフで63分強と急成長 今季は脚の痛みで苦しんでいた 
 2年ぶり箱根出場を決めた日大だが、今はベンジャミン選手が絶好調。箱根予選で57分台の好タイムを叩きだして、ノリにノッている。日本人の主力は佐藤・田村選手に、今後の主力候補林・荻野選手、復調してきた寺田選手までが力があると言えるか。その他、予選会の順位は良くないが昨年区間一桁の竹ノ内・小島選手に、出走した高松選手がいる。しっかり力を使えばシード権の力は充分。さらに上位を目指したくなる。
 

区間オーダー予想
林-荻野-田村-佐藤-竹ノ内-寺田-高松-ベンジャミン

ただ、実は箱根予選を見る限り、日本人の主力に不安要素が。核となる佐藤・田村選手が今一つだった。佐藤選手は何とか粘ったものの、田村選手は10㎞手前からずるずる下がってしまい、あまり状態はよろしくない様子。昨年、箱根予選から全日本にかけて調子をあげた選手が多かったので過度な心配はしなくてもいいかもしれないが、佐藤選手はともかく田村選手を主要区間に入れていいのかちょっと躊躇する。
 
 そこで林・荻野選手を1区2区に抜擢してみた。予選で決していい成績だったわけではないが、潜在能力自体は高く、また上記のように調子をあげているかもしれないですし。順番はどちらでもと思ったが日カレで主力と勝負したことが林選手を1区。トラックの記録が伸びた荻野選手を2区とした。ちょっとどのくらいいけるか楽しみでもある。
 
 3区に田村選手無難に繋いでもらって、4区佐藤選手。得意の後半にあげていく走りでまとめていきたい。失敗しているとちょっと苦しいかもしれないが、アンカーにベンジャミン選手がいるので粘っていきたい。
 
 さて繋ぎの区間。意外と昨年良かったんですよね。前回7区6位の竹ノ内選手を5区にコンバート。ここでもう一度流れを作り直し、2年前に6区担当した寺田選手。あの時は箱根予選のような走りにはならなかったので、リベンジを。7区は調子のいい選手でしょうか。予選の成績が一番良かったのは高松選手なので、置いてみる。どういう位置にアンカーに渡るのだろうか。
 
 アンカーは勿論ベンジャミン選手。箱根予選の調子を保っていれば56分台で3分~4分くらいなら逆転できそうだが、中2週間で全く同じにはいかないだろうから少しは負担減らしたいところ。序盤に田村選手が1区にどんと置けるようであれば大丈夫かなと思っている(ところで、留学生2人使えるようならダニエル選手が1区や4区とかに置けるのであまりオーダーに悩む必要ないですが、ルールどうなっているのでしょうか)。周りも強くなっているが、しっかり自分たちの戦いをして強くなっている事をみせていきたい。

箱根駅伝予選展望~日本大学

 
日本大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
SS:荒稼ぎ候補(8点)
ガンドウ=ベンジャミン(4年)28分03秒43≪全日本8区2位、予選4位、11箱根2区2位≫…
2年前の予選会で58分台 時々波があるが、基本粘り強い
 
S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
佐藤佑輔(4年)28分58秒75≪箱根2区14位、全日本4区4位、予選2位≫…前回の予選日本人トップ 後半ビルドアップするとかなり強い 今季前半は疲労骨折により苦しんだが、夏に復調したらしい 律っちゃん隊員
 
B:25位以内候補(5点)
田村優宝(3年)28分48秒54≪箱根1区9位、全日本1区1位、予選7位≫…1年時から主力として活躍。ラストスパートの切れ味があり、前回の全日本1区区間賞 最近あまり姿を見せてない

C:50位以内候補(4点)
荻野眞之介(1年)29分22秒18★≪都道府県4区8位、高校1区13位≫…
期待のルーキー 長い距離に強いらしい ぐんぐん記録を伸ばしてきている
 
D:75位以内候補(3点)
林慎吾(2年)29分29秒92…昨年かなり期待されていたが、箱根予選直前に故障して出走ならず 最近は日カレ1万に出走している
 
E:100位以内候補(2点)
寺田裕成(4年)29分39秒45★≪11箱根10区20位、10全日本6区10位、10予選59位≫…2年前の予選で好走 その後は苦戦していたが、先日の記録会で1万ベスト更新

F:150位以内候補(1点)
小島秀斗(2年)29分35秒40≪全日本5区9位、予選200位≫…
スピード型のランナー
日向野聖隆(3年)29分42秒99★…先日の記録会で1万のベスト更新
竹ノ内佳樹(2年)29分51秒41≪全日本7区6位、予選165位≫…前回の全日本で好走している

G:151位以下or未知数(0点)
津田光介(3年)29分58秒21≪予選185位≫…
前回予選8番手
村越直希(2年)29分58秒38≪予選201位≫…双子ランナー
高松峻平(2年)30分03秒00≪予選140位、全日本3区13位≫…前回の全日本、関カレに出走している
大門友也(2年)30分23秒89★…今季伸びてきている選手
河根翔平(2年)30分40秒53★…最近の記録会で自己ベスト
 
 
上位10人合計:31点(参考:前回1位36点、前回6位30点)
IP3分55秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:2位29分21秒03
ハーフ(20㎞換算含む):5位64分29秒5
 
主な欠場者
ダニエル ムイバ キトニ-(1年)28分28秒42★…新留学生。時々4年生のベンジャミン選手を上回る事も
吉田貴大(4年)29分32秒98≪全日本6区5位、予選132位、10予選184位≫…前回の全日本で好走後、日本学生ハーフで63分強と急成長 今季は脚の痛みで苦しんでいた
渡部良太(2年)30分30秒43≪予選220位≫…日本学生ハーフで64分台

【最近の動きまとめ】
・主力以外が全く走れず、まさかの予選落ち
・一転、ほぼ危なげなかった全日本駅伝
・新留学生加入 基本試合出場は少な目
・主力選手が29分前半~30分後半

 凋落に歯止めをかけるため、昨年、鈴木従道氏がHCに就任。走り込み中心の練習でチーム改革に乗り出した。直前の記録会で選手層の薄さが指摘されたが、基本的に通過は大丈夫だろうという評価だった。それがまさかの悲惨な結果に。佐藤選手の激走があったものの、5番手以下が全くついてきていなかった。

 ところが、数週間後の全日本駅伝ではほとんど危なげなくシード権獲得。区間13位の区間もあったが、予選で150位前後だった選手が区間一桁でしっかり走り切った。流れのある駅伝なので、一概には言えないが、どうにも調整の問題な感じもした。長い距離を走りこんだのはいいが、どうも疲労を取る期間を見誤ったようで。箱根の時といい、そういう面がうまくいかない印象だった。

 その後、日本学生ハーフで吉田選手が63分少し、他の選手が65分前後という成績。条件が良かったが、何とか少し結果を出した。その後は、基本また走り込みだった模様。合間の関カレではベンジャミン選手と新留学生のダニエル選手の話題が多かった。

 9月になって底上げが気になる記録会に主力が1万に出場。佐藤選手による29分20秒のペース走となったが、明るい話題として荻野・日向野選手の成長、寺田選手の復活。良くなかったのは他が30分30秒前後と、かなり差ができた。吉田選手が抜けるなど、ちょっと整っていない雰囲気はあるが、戦力はいるので。
 
 
【予選通過に向けて】
昨年の調整失敗の経験を活かせるか、そして主力、中堅、10番手の位置は

 昨年は全日本駅伝に全体的なピークが合っていた恰好だった。この日程がどうなっているかがまずポイントだが、詳細が良く分からないので、少しは良くなっているとして…

 戦力的には大きく3つに分かれていると思う。ベンジャミン・佐藤・田村選手の主力、荻野・林・寺田選手の中堅、それ以降。最近の様子からベンジャミン、佐藤選手は大丈夫そうな気がする。最近姿を見ない田村選手が昨年並みにまとめられれば心強い。

 昨年、全く出てこなかった中堅だが、荻野選手はちょっと面白そう。これに林、寺田選手が続けば(引っ張れそうな吉田選手がいないのがちょっと痛い)、昨年よりは上回れるはず。以下が心もとないが何とか120~150位前後でまとまってくれれば、通過ラインは上回れるだろう。記録会のタイムが昨年より悪いが、29分20秒のペースについていった上での失速とみたい。普通に走れれば落ちる戦力ではないので、最後の調整を怠らないようにしてきたい。
 
おまけ、箱根予選での計測を担当して下さる会社のコラム
http://www.keisoku-kobo.co.jp/article/14165820.html

H23日大記録

1ガンドゥ=ベンジャミン(3年)13分41秒99★,14分03秒57
【2田村優宝(2年)13分58秒40★】
【3佐藤佑輔(3年)14分04秒00,14分04秒64,14分04秒86,14分12秒49】
4小島秀斗(1年)14分05秒28★,14分22秒67,14分26秒27,14分38秒14,14分47秒15
5堂本尚寛(4年)14分18秒89
6加賀田剛輝(2年)14分20秒39★,14分38秒78
7林慎吾(1年)14分25秒09,14分26秒49,14分43秒44
8吉田貴大(3年)14分26秒83★,14分26秒98
9日向野聖隆(2年)14分29秒37,14分47秒79
10横松徹(3年)14分33秒59
大門友也(1年)14分34秒31
村越直希(1年)14分35秒39,14分42秒10,14分52秒38,14分57秒10
渡部良太(1年)14分36秒94,14分46秒90,14分48秒54
垂澤直也(2年)14分37秒63
柴田真樹(1年)14分39秒11★
寺田裕成(3年)14分39秒39,14分42秒23,14分49秒47
山下尭哉(4年)14分39秒93,14分42秒52
高松峻平(1年)14分40秒27★,14分44秒82,14分56秒57
安田翔吾(2年)14分40秒38★,14分44秒34★,14分54秒85★
内田拓(2年)14分42秒65,14分49秒47
入澤啓介(1年)14分49秒02
寺西琢郎(3年)14分49秒36
内田和折(1年)14分51秒07
鎌倉大祐(1年)14分57秒65★
竹ノ内佳樹(1年)14分58秒24,14分59秒74

1ガンドゥ=ベンジャミン(3年)28分03秒43★,28分45秒74,28分49秒40,28分50秒34
【2田村優宝(2年)28分48秒54★,28分51秒33,28分58秒50,29分01秒51,29分25秒07】
【3佐藤佑輔(3年)28分58秒75★,29分00秒71,29分12秒61】
4堂本尚寛(4年)29分00秒26,29分04秒41,29分37秒77
5林慎吾(1年)29分29秒92★
6吉田貴大(3年)29分32秒98★,30分32秒78
7小島秀斗(1年)29分35秒40★,29分57秒47,30分07秒76
8日向野聖隆(2年)29分49秒89★
9竹ノ内佳樹(1年)29分51秒41★,30分03秒59★
10横松徹(3年)29分53秒86
津田光介(2年)29分58秒21★,30分15秒18★,30分15秒63
村越直希(1年)29分58秒38★,30分03秒76★
坂下大直(4年)30分02秒70★
高松峻平(1年)30分03秒00★,30分36秒46★
内田拓(2年)30分07秒61★,31分00秒09
渡部良太(1年)30分30秒43★,31分07秒05
山下尭哉(4年)30分45秒80,31分25秒79
安田翔吾(2年)30分47秒64★
村越裕希(1年)30分51秒77★
河根翔平(1年)31分06秒84★
寺田裕成(3年)31分27秒94

全日本駅伝回顧~日本大学


 

総合4位日本大学5時間21分54秒

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区田村優宝(2年)43分38秒区間賞☆(1)-2秒差
2区堂本尚寛(4年)38分50秒区間5位(1→2)23秒差
3区高松峻平(1年)29分08秒区間13位(2→8)2分18秒差
4区佐藤佑輔(3年)41分55秒区間4位(8→5)3分17秒差(-26秒差)
5区小島秀斗(1年)35分37秒区間9位(5→6)4分39秒差(-14秒差)
6区吉田貴大(3年)37分11秒区間5位(6→6)4分51秒差(-47秒差)
7区竹ノ内佳樹(1年)37分01秒区間6位(6→6)6分29秒差(-27秒差)
8区ガンドゥ=ベンジャミン(3年)58分34秒区間2位(6→4)6分08秒差(-2分32秒差)
田村意地の区間賞! 柱がそれぞれ役割果たす
 悪夢の箱根予選から3週間、チームとして臨む最後の駅伝となった全日本駅伝。どういう成績になるか色んな意味で注目されたが、結果として昨年と同じく4位という成績で伝統校の意地を見せる結果となった。とにかく1区
の田村選手が爆発的なスパートを見せトップで襷リレーしたことで一気に盛り上がったと感じる。箱根予選で失
速した2区堂本選手も集団で冷静に走り、2位で襷を運んだ。最初のスタートダッシュはひとまず大成功だった。
 
 少し順位を落とした4区には箱根予選日本人トップと復調を超えて大きく成長を果たした佐藤選手が待ち構えて
いた。その時よりは少し調子は下降気味ではあったが、前半のうちに4位争いにまで浮上して積極的なレースを見せた。2年連続アンカーのベンジャミン選手はまだ本調子とはなっていなかったが、持ち前の粘りを発揮して4位に浮上。ひとまず4本柱はそれぞれ仕事をしたと言えよう
 
不安の繋ぎ区間は区間一桁3つ 距離が短いとはいえ収穫
 そして収穫があったのが繋ぎ区間。箱根予選成績からすると全区間区間二桁となってもおかしくなかった。3区
に起用された高松選手がズルズル後退してああやっぱりかと思わせたが、5区6区7区は踏ん張った。5区小島選手は本来のスピードからすると不満だが何とか区間9位、6区7区吉田・竹ノ内選手が区間5位と6位。シードラインを前後に選手がいて喰らいつけたのも大きかったか。なんとベンジャミン選手に渡るまでに総合6位以内をキープしたのだ。
 
 10㎞ちょっとの距離とはいえ、5番手以下の選手が結果を出すことができたのは非常に大きかった。夏に行われた合宿の走り込みの効果がここになって出てきたという感じなのか。ピークがずれ込んだ事は指揮官は大きく反省しなければならないのだが、立て直すきっかけは掴めた。長い距離でもしっかり走れる選手を何人か作っていきたいところだ。

来年もシードは行けるはず そして箱根復帰は?
 ひとまず今年の駅伝シーズンは終了と言う事で、新学年で現有戦力と実績を示してみようと思う。
主な戦力
ガンドゥ=ベンジャミン(4年)28分03秒43★≪11全日本8区2位、11予選4位、11箱根2区2位、10全日本8区1位、10予選2位≫
田村優宝(3年)28分48秒54★≪11全日本1区1位、11予選7位、11箱根5区19位、10全日本1区4位、10予選13≫
佐藤佑輔(4年)28分58秒75★≪11全日本4区4位、11予選2位、10箱根4区7位、09全日本2区11位、09出雲3区4位≫
小島秀斗(2年)29分35秒40★≪11全日本5区9位、11予選200位、11都道府県1区10位、10高校1区14位≫
林慎吾(2年)29分41秒31≪11都道府県4区7位、10高校3区16位≫
吉田貴大(4年)29分46秒71≪11全日本6区5位、11予選132位、11箱根8区17位、10予選184位≫
日向野聖隆(3年)29分49秒89★
竹ノ内佳樹(2年)30分03秒59★≪11全日本7区6位、11予選165位≫
村越直希(2年)30分03秒76★≪11予選201位、11都道府県1区17位、10高校3区6位≫
内田拓(3年)30分07秒61★
寺田裕成(4年)30分11秒06≪11箱根10区20位、10全日本6区10位、10予選59位≫
津田光介(3年)30分15秒18★≪11予選185位、10出雲4区18位≫
高松峻平(2年)30分36秒46★≪11全日本3区13位、11予選140位、08高校7区36位≫
加賀田剛輝(3年)30分49秒00≪10出雲2区16位≫
 4年生で抜ける主な戦力は堂本選手だけ、柱はまだ3人も残っている。この3人が残っているうちに絶対に箱根には復帰したい。そのためには底上げということになってくる。全日本で結果を残した吉田・竹ノ内選手や今回は
出番無かったが林、日向野選手もそこそこ力がついてきている印象。是非とも近いうちに結果を残させたい。僕
なら12月上旬くらいに1万に出させ、そこからもう一度走り込みさせ、3月の学生ハーフに出してみたいと思うの
だがどうだろうか。実戦での長い距離で自信を掴ませたいところだ。
 
 また、個人で佐藤・田村両選手はかなりの高確率で学連選抜のメンバーに選ばれ、しかも主要区間を担当するかもしれない。エースとしてどのような走りを見せるか注目だ。
 
https://sports.blogmura.com/rikujo/ 気に入ったらクリック!(日本ブログ村)

プロフィール

hakonankit

Author:hakonankit
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR