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順天堂大学~箱根予選検証

次に順天堂大学

37位山田翔太(4年)60分39秒
100位岡部寛之(3年)61分31秒
112位的場亮太(2年)61分40秒
114位関戸雅輝(4年)61分43秒
122位村上真(4年)61分49秒
144位唐川和宏(2年)62分10秒
162位堀正樹(1年)62分29秒
178位志賀洸介(4年)62分46秒
180位田中秀幸(1年)62分50秒
196位小高悠馬(2年)62分58秒


(1分47秒)
212位琴岡義規(3年)63分20秒
284位佐藤優太(1年)65分24秒

 結局山田以外、誰も稼げなかったんですよね。山田と同じ位置に居なければならない関戸、昨年より順位を落とした村上、的場。そして誰も使い物になっていない1年生と色々とひどいのだが、途中までは圏内にいた。レースを振り返る。

【スタート~5km】
山田翔太(4年)14分51秒
関戸雅輝(4年)15分01秒
堀正樹(1年)15分02秒
田中秀幸(1年)15分03秒
佐藤優太(1年)15分03秒
岡部寛之(3年)15分05秒
的場亮太(2年)15分05秒
村上真(4年)15分05秒
唐川和宏(2年)15分11秒
志賀洸介(4年)15分11秒
小高悠馬(2年)15分11秒
琴岡義規(3年)15分15秒

 山田だけ飛び出して、後は団子。集団走りということでいいのだろうか。さっきの国士舘とかに比べるとかなり早い。スピードの順大らしいが、このペース配分がちょっと間違っていたのかもしれない。

【5km~10km】
山田翔太15分09秒(1位30分00秒)
堀正樹15分16秒(2位30分18秒)
関戸雅輝15分17秒(2位30分18秒)
岡部寛之15分21秒(4位30分26秒)
的場亮太15分21秒(4位30分26秒)
田中秀幸15分23秒(4位30分26秒)
唐川和宏15分27秒(8位30分38秒)
志賀洸介15分27秒(8位30分38秒)
村上真15分30秒(7位30分35秒)
琴岡義規15分43秒(11位30分58秒)
小高悠馬15分44秒(10位30分55秒)
佐藤優太16分39秒(12位31分42秒)

 ここで佐藤が急落。1ヶ月前1500mで走っていたので絶対的なスタミナもなかったかもしれないし、多少アクシデントがあったのだろう。また小高、琴岡も遅れだし、10番手がやや後退してしまった。後は山田が見える位置で堅実に走っているようだ。実際、この地点では総合9位だった。ちなみに、この直前くらいに村上の苦しそうな表情が映っていた。スタミナ型の村上にはこの展開は苦しかったのだろう。

【10km~15km】
山田翔太15分18秒(1位45分18秒)
岡部寛之15分19秒(3位45分45秒)
的場亮太15分21秒(4位45分47秒)
関戸雅輝15分26秒(2位45分44秒)
唐川和宏15分31秒(6位46分09秒)
村上真15分39秒(7位46分16秒)
堀正樹15分45秒(5位46分03秒)
田中秀幸15分52秒(8位46分18秒)
志賀洸介15分57秒(9位46分35秒)
小高悠馬16分00秒(10位46分55秒)
琴岡義規16分11秒(11位47分09秒)
佐藤優太16分51秒(12位48分33秒)

 このあたりで集団がばらけてきて、1年生を中心に失速。 田中、堀は集団走の前にいたのでスタミナ切れなのだろうが、他の1年も粘っているのは多かったし、これだけ失速するのもなあ…。その影響かここで、総合10位へ。それでもラスト5km踏ん張れば予選は通過できたはず。

【15km~20km】
山田翔太15分21秒(1位60分39秒)
村上真15分35秒(5位61分49秒)
岡部寛之15分46秒(2位61分39秒)
的場亮太15分53秒(3位61分40秒)
関戸雅輝15分59秒(4位61分43秒)
唐川和宏16分01秒(6位62分10秒)
小高悠馬16分03秒(10位62分58秒)
志賀洸介16分11秒(8位62分46秒)
琴岡義規16分11秒(11位63分20秒)
堀正樹16分26秒(7位62分29秒)
田中秀幸16分32秒(9位62分50秒)
佐藤優太16分51秒(12位65分24秒)

 山田と村上はかなり粘っていたんですね。しかし一般入試の4年生を尻目に他の選手は大きく失速。チーム10番手だった小高が粘ったことで、10番手のゴールの位置は変らなかったが、全体的に大きく下がり、総合13位にまで後退する要因となってしまったのだろう。沢木さんが7月8月は全然ダメだったと評していたので、夏合宿などはそんなに順調ではなく、走り込みがもうちょっと足りなかったのだろう。立川の最後のアップダウンまで持たなかったようだ。

 とにかくさあ、来年予選会に向けてじっくり走り込むしかないでしょう。山田が抜けたら、二桁順位の選手はいなくなるわけだし、全体的に頑張ってレベルアップするしかない。素質が高い選手ばかりなのだから、まだチャンスあるでしょう。岡部ももうダメと思っていたけど、少しずつは成長していっているよう。また故障明けらしい唐川も20km走れるところまで回復してきた。9月10月の努力で後5kmのところまで連続出場の夢を繋げたわけだから、このまま頑張っていってほしい。 

箱根予選展望~順天堂大学

続いては

ついに今年途切れてしまうのか・・・【順天堂大学】

 途切れるかもというのはこれまで初出場から52年連続出場している箱根駅伝。今年かなりのピンチを迎えている。伝統の力でその記録を伸ばすことができるのか。

1万
6組
13位仲間孝大(3年)32分35秒55

5組
4位大池達也(1年)31分26秒42


5千
33組
6位田中秀明(1年)14分23秒26

29組
25位山崎諭弘(1年)15分05秒27

 あまり記録会に出場しない順大なので日体大記録会にも出場はわずかしかいない。その中で一番良かったのは田中。高校時代から速かったランナーであるが、春はあまりいい成績ではなかった。ただ、ここに来て調子は戻りつつあるのか。距離対応などは全然分からないが、戦力になってくれればいい。後、予選会エントリーしているのは大池くらいか。大勢は分からないが、底上げできていることを願う。


ランク分け

※現在の状態よりも、自己ベストを優先
S(7点):個人トップ争いするべき選手
A(6点):個人10位以内に入るべき選手
B(5点):個人25位以内に入ってほしい選手
関戸雅輝(4年)/日カレ10000m16位30分27秒21、≪箱根1区23位、予選127位、1万29分17秒55≫

C(4点):個人50位以内に入ってほしい選手
山田翔太(4年)/日カレ5000m26位14分56秒00、≪箱根3区22位(昨年9区6位相当)、予選172位、1万29分21秒08≫

D(3点):個人75位以内で堅実に走ってほしい選手
木水良(4年)/≪箱根8区12位、予選82位、1万30分05秒60≫
村上真(4年)/≪箱根7区17位、予選83位、1万30分36秒16≫

E(2点):個人100位以内で堅実に走ってほしい選手
田中秀幸(1年)/日カレ1500m11位3分59秒95、5千14分23秒26≪5千14分02秒40(高校)≫

F(1点):個人150位以内は確保してほしい選手
岡部寛之(3年)/≪箱根6区19位、予選176位、1万29分22秒07≫
小高悠馬(2年)/≪箱根10区20位、1万30分33秒61≫
的場亮太(2年)/≪箱根補欠、予選119位、1万30分08秒32≫
唐川和宏(2年)/≪箱根補欠、予選197位、1万29分56秒19(高校)≫
越智健一朗(2年)/≪箱根補欠、予選168位、1万30分35秒73≫
佐藤優太(1年)/日カレ1500m4位3分52秒51≪5千14分17秒36(高校)≫
堀正樹(1年)/≪1万29分44秒(高校)≫
山崎翔太(1年)/≪1万29分06秒60(高校)≫

G(0点):個人150位以下になってしまうかもしれない選手
菊池敦郎(4年)/日カレ1500m1位3分51秒41・3千SC1位8分51秒87、国体3千SC18位9分3秒73≪1万30分35秒56≫
志賀洸介(4年)/≪予選165位、1万30分29秒11≫
琴岡義規(3年)/≪箱根補欠、予選186位、1万30分38秒20≫
塩田充(2年)/≪箱根補欠、1万30分33秒51≫
田鎖慶太(2年)/≪1万30分41秒09≫
石井格人(1年)/≪5千14分26秒33(高校)≫
大池達也(1年)/1万31分26秒42≪1万30分49秒48≫

平均:2.2点(10人)、1.3点(20人) 前回の順大:1.6点 前回の11位:2.1点
※前回の…は、175位以下は-1点、200位以下は-2点という計算に変更しました。

戦力分析

 80%~90%の力を出せば、IPもあるので出場は何とかなるかもといったレベルか。ただ、あまりにも不安要素が多すぎる。まず、山田と関戸の上位2人の調子。山田は全日本予選で撃沈、関戸は20kmにあまり信頼がない。一応丸亀ハーフでタイムを出したが、肝心な試合ではまだ力を発揮できていない。また、木水も確か故障していた。元々少ない稼げる人の状態が春悪かったのだ。回復していれば、だいぶ通過の可能性は高まるのだが。
 それと後は1年2年が伸びているかどうか。特に2年。ポテンシャルはあるので100位から150位の付近に大量に選手がいるのだが、これらが伸びているか。1年生にいい選手は沢山いるが、あまり期待はしない方がいい。昨年も1年生に頼ってロクな結果にならなかった。箱根予選は20kmという長丁場、ここで初の20kmという選手が多いので1年生に期待をかけるのがそもそもの間違いなので、できれば昨年失敗した2年生たちが成長した姿をみせてほしい。といっても中距離の菊池までエントリーしているので不安だなあ…。でもとにかく彼らが頑張ってくれないと、今年ついに連続出場が途切れてしまうことになるだろう。

箱根駅伝総評~順天堂大学

小野リベンジ以外は見せ場無し

往路18位復路20位
総合19位順天堂大学
(予想:往路10位復路21位総合17位・区間予想5区間的中→1区2区3区5区8区)

区間、名前(学年)、区間タイム、区間順位、(総合順位)、トップとの差
1区関戸雅輝(3年)1時間7分04秒区間23位(23)2分16秒差
2区山崎敦史(4年)1時間10分09秒区間11位(23→21)6分15秒差
3区山田翔太(3年)1時間7分01秒区間22位(21→23)8分56秒差
4区武田毅(4年)57分25秒区間16位(23→23)11分01秒差
5区小野裕幸(4年)1時間19分56秒区間2位(23→18)8分41秒差

6区岡部寛之(2年)1時間2分10秒区間19位(18→18)10分21秒差
7区村上真(3年)1時間7分12秒区間17位(18→18)12分26秒差
8区木水良(3年)1時間8分04秒区間12位(18→18)13分36秒差
9区仲田篤孝(4年)1時間13分07秒区間17位(18→18)15分27秒差
10区小高悠馬(1年)1時間15分31秒区間20位(18→19)18分55秒差

○総合19位 11時間28分09秒

【優秀選手&感動賞】小野裕幸…昨年の無念を晴らす区間2位
【喝!!】関戸雅輝、岡部寛之…主力が2年連続で失速

5区小野・悔しさ胸に激走!!
 走行距離23.4km、標高834mの箱根の山を一気に駆け上るという過酷な5区。過去様々なランナーが苦しみ、フラフラになった選手は数知れず、さすが天下の瞼と言われようもあるコースだ。そんな山中、ゴールまで残り500mでもいまだにしっかりした足取りで進む選手がいた。小野裕幸(順大4年)選手だ。しかし、それは辛い過去があるからこそである。

 昨年も小野は5区を任されていた。その時の順大はその前年に優勝しており、ディフェンディングチャンピョンとして臨んだ大会だった。しかし、エースが故障で走れず、箱根経験者が2名しかいない苦しい状態で大苦戦を強いられ、小野に襷が渡る時にはなんと18位。自分が何とかしなければ不味い、そう感じた小野は飛ばした。小野選手自身も大会の1ヶ月以上前から体調不良で食事制限をするなど万全の状態ではなかった。しかし、そうはいってられないチーム状況だった。小野は猛追し、小湧園前では6人抜きで12位まで浮上した。これで順大が息を吹き返したかと思われた。

 しかし、天下の瞼は甘くなかった。15km辺りから急激に失速。極度の脱水症状による低血糖だった。それでも懸命に歩みを進める。しかし、前への推進力はほとんどない。最後の1kmを過ぎたあたりから転倒を繰り返す。それでも何度も立ち上がって前へ進もうとするが、両脚が痙攣し言うことを聞かない。そして…残り500m……襷は途絶えてしまった…

 あれから1年、昨年の雪辱を果たす時がきた。小野が任されたのは昨年と同じ5区。途中棄権した選手が翌年も同じ年を走るのは史上初のことだった。小野が襷を受けたのは昨年よりも更に悪い23位。小野は徐々に順位をあげて、軽快に登っていく。しかし、昨年のことが頭によぎり、精神的にきつくなる。また、昨年と同様になるのでは……でも、今年は強い味方がいた。それは暖かい声援だった。声援が小野の走りを後押しした。

 そして、前回辿り着けなかったゴールに入った。今まで4人しか居なかった80分切り(1時間19分56秒)を果たした。区間賞こそ柏原(東洋)に譲ったが、堂々の区間2位。総合順位も5人抜きで18位まで浮上。低迷する順大に一矢報いる形となった。苦難を乗り越えて最後快走した小野。実業団でもきっと今回以上の活躍を見せてくれるだろう。
 

相変わらず結果が出ない主力陣
 しかし、小野以外は不甲斐ない成績だった。往路に投入した関戸、山崎、山田、また6区を走った岡部は堅並み額面割れだろう。山崎はまあ最下位と苦しい状態で襷を受け取ったし、山田は脚を引きずっていたようなので仕方ないか。問題は関戸や岡部の主力だ。持ちタイムはいい二人なのだが、どうもロードの20kmで結果が出ない。適性もあるのかもしれないが、それにしても箱根予選でも箱根本番でも全くいい所なしとは…。特に関戸は2年連続1区で痙攣し区間最下位。昨年は固唾を呑んで見守ったが、今年は同情の心は生まれてこなかった。チームの中堅を担う選手がこれでは後に続くメンバーもいい走りができるはずがない。結局、小野以外に区間一桁はおらず、区間20位以下も出てしまうという惨憺たる成績。

 まあ、IPがなければ箱根に出場できなかったくらいの実力のチーム。総合19位は4つほど順位をあげたので「本番でのノウハウ」というのは多少活きたという見方もできそうだ。ただ、主力の山崎と小野が抜ける来シーズンは非常に厳しそうだ。監督を交代した方がいいのでは?という声も上がっているが、自分もそうした方がいいんじゃないかと感じる。仲村監督も2年前に優勝に導いた監督なので、悪くないが、空気を返るにはそうした方がよいのではと感じる。富士通から高橋健一さんあたりを引っ張ってきたらどうかと思うのだが、どうだろうか。

 それにしてもどうしてここまで選手が育たなくなったのだろうか。どうもターニングポイントは83回の優勝にあるような気がする。この時の優勝メンバーの中で2区小野3区松岡4区佐藤5区今井6区清野9区長門10区松瀬と1年生から即戦力として起用されていた選手達。ここに地道にコツコツ伸ばした選手がここに入る余地がなかったし、何とかメンバー入りした選手もみんな卒業してしまったのが不味かったのではないかと思われる。優勝はしたものの、いいサイクルができなかった。しかもごっそりメンバーが抜けたので、ただのセミの抜け殻のようなチームになってしまい、そこからずっともがき苦しんでいると思う。ここを抜け出さないと来年の箱根路に順大の姿はないように思える。




来期への展望
 順大が果たして来期出場できるのか、メンバーを見てみたい
○卒業生出走メンバー
山崎敦史2区11位・武田毅4区16位・小野裕幸5区2位・仲田篤孝9区17位

○在校生出走メンバー
関戸雅輝1区23位・山田翔太3区22位・岡部寛之6区19位・村上真7区17位・木水良8区12位・小高悠馬10区20位

○在校生補欠メンバー
唐川和宏・志賀洸介・塩田充・越智健一朗・琴岡義規・的場亮太

 ……苦しい、これは苦しい。在校生で一番良い区間順位はこれまた昨年のリベンジとなった木水の8区12位。後はみんな区間20位前後。これは予選通過できないどころが、選抜でさえも順大の姿が見れないのではないかと懸念してしまう。やっぱり、関戸・山田・岡部・唐川あたりが相当奮起しないといけないような状態のようである。

 後はやっぱり、監督コーチ陣を総入れ替えして新しい風を送り込んで、新生・順大として再出発をした方がいいんではないか。そうでないと来年は増枠はない(でも、今回繰り上げがなかったので何かそのまま続行とかなりそうな気がしないでもないのだが)
ので、本当に通過が危ないと思う。今回、脚が万全でない山田を3区に使わざる終えなかったあたり、補欠メンバーもあまりよろしくなかったのではないか。

 果たして、順大が生まれ変わるかどうか、まずは春のシーズンをみてみたい。

◆◇箱根駅伝区間予想-順天堂大学その2-◇◆

区間予想オーダー

1区関戸-2区山崎-3区的場-4区武田-5区小野
6区仲田-7区志賀-8区木水-9区山田-10区村上

とにかく復路に出来るだけ希望を持たせるオーダーを組んだつもりである。
ちなみに昨年の経験者は全員同じ所に配置してある

1区関戸雅輝(3年) 目標タイム:区間8位
 1区と2区は前回と同じオーダーである。1区関戸は昨年は終盤に脚の痙攣を起こし失敗してしまった。ちょっとムラがあるものの記録会では29分15秒と好調をアピール。その調子をキープすれば昨年のようなことはないはず。ぜひとも区間一桁で乗り切って、昨年ほど好調というわけではない山崎に負担がかからないようにしたい。

 
2区山崎敦史(4年) 目標タイム:1時間10分00秒
 ここも連続。精神的に繊細だそうだが、昨年最下位から区間13位でそこそこ走っているので、それは大丈夫と思う。後は勢いという面だろうが、今回は自分に合った選手あたりと併走したい。拓大や東海大、専大、神大あたりとそんなに違わないだろうか。後半ペースアップして、シードラインより上にいきたい。


3区村上真(3年) 目標タイム:1時間5分30秒
 3区村上は箱根予選でチーム4番目。ただ3区を走る各大学の走力からするとやや力不足は否めない。ここは2区までの順位をどこまでキープできるかということにつきる。4区5区も昨年の経験者を並べてあるのだから、焦らず自分のペースで繋ぐ気持ちで走ってほしい。

 
4区武田毅(4年) 目標タイム:56分30秒
 ここも昨年経験者の武田。20kmの実績がなく、この秋から姿を見せていないのを心配したが、きっちり合わせてくるような感じである。(ということは6区もあり?)まあ、ここは昨年も順位をあげているし、いいイメージがあるはず。順調に来ていれば、ここも順位をキープするくらいだろう。昨年のような負の連鎖はないようにしたい。


5区小野裕幸(4年) 目標タイム:1時間21分00秒
 5区は賛否両論あるだろうが、やっぱり小野で。2区小野で優位に立つという考えもあるのだが、そうなるとここからじり貧になる可能性が高い。往路をシードラインより前にゴールして復路に希望を持たせるにはどうすればいいか考えるとこうなると思う。全日本で中盤にエース起用して山学大と日大は流れに乗った。そこまで爆発的なのは期待していないが、何とかシードラインより上の順位でゴールしてもらいたい。力的にマイペースでいけば81分前後では走れるはず。入れ込みすぎず走りたい。




6区的場亮太 目標タイム:1時間1分30秒
 6区は唯一の1年生の的場。5人いながら結局1人しか入れなかった。まあ、結果を出していないので仕方ないが、使える選手がいればもっと繋ぎに起用したいところだ。それはさておき、ここは凌ぐ区間か。まあ、最も適性があるのならもっと走れるか。ここで順位をあげらえるようなら面白い。

 
7区志賀洸介(3年) 目標タイム:1時間7分00秒
 ここは完全に耐える区間。というかどうしても駒が足りない。1年生の越智、唐川、または岡部の調子が上がっていればここらへんで起用してみたい。ただ岡部は最近の傾向からするとちょっと怖いので使いづらい。結局、志賀にした。根拠はないが、昨年は9区補欠エントリーされていたので、それを買った。おそらく順位を落とすだろうが、ブレーキしないようにしたい。 


8区木水良(3年) 目標タイム:1時間7分30秒
 8区9区は逆に反撃したい。木水は昨年8区で体調不良によって歩いてしまった。その苦い経験から、予選会でチーム3番目と健闘。登りにある程度適性があるっぽいので、もう1回登り気味の8区に。来年5区のシュミレーションといきたい。ここで区間10位くらいで走って、9区に盛り上げたい。


9区山田翔太(3年) 目標タイム:1時間10分30秒
 よく"復路の順大"といわれているが、その象徴区間の9区は。やはり山田で。昨年はびっくりの区間6位相当。全日本の走りからそこまで走るとはちょっと思わなかった。今期はちょっと故障したが、だいぶ戻ってきたようなので、昨年並みのタイムを期待。出来れば70分そこそこで行ってほしい。シードラインからは離されてしまってるかもしれないが、最後まで追ってほしい。もし、ライン近くにいれば他校には脅威な存在になる。


10区仲田篤孝(4年) 目標タイム:1時間12分00秒
 全く予想付かないが、順大は昨年、復路で無名の4年生の選手を2人起用してそれぞれ6区で区間4位相当、10区で8位相当のタイムを残した。今年もそのパターンで仲田にしてみた。駅伝主務も期待しているので、密かに秘密兵器なのかもしれない。というわけで持ちタイムからすると高めの設定。それでも昨年のアンカー矢島よりは遅いタイムだ。一体、どのへんの順位だろうか。シードラインかもしれないし、最下位に近いかもしれないが、矢島のように胸を張ってどうどうと走ってほしい。




まとめ
 シード権を獲るためには+αが1つや2つは出なければいけないかなという感じがする。ただ、それが出る可能性は充分あるチームなのではある。個人的には最下位争いは無いのではと思っている。シードラインには届かなくてもそこそこのラインには留まっていると思う。自滅するチームが出てきたら面白い。後は如何にピーキングを合わせるか。ここ最近で前回を除いてシード権が一番危ぶまれたのはクインテットが抜けた79回だったが、その時は4年の中川、3年の長山、三原あたりがしっかりと走って踏みとどまった。今回も上級者に多い経験者がしっかり走って、チームを引っ張りたい。そうするとひょっとするかもしれない。層が薄いので故障者には気をつけて万全の状態で走りたい。



◆◇箱根駅伝区間予想-順天堂大学その1-◇◆

蘇れ!前々回の優勝校!!

52年連続52回目
順天堂大学
08箱根棄権、08箱根予選12位

 順天堂大学が苦しんでいる。前々回は往復完全優勝と完璧なレースで総合優勝を果たした。ところが、前回は一変、途中棄権という屈辱を味わった。しかもほぼテールエンドを彷徨っての結果と最悪の展開だ田。迎えた今期、昨年よりも苦しい状況。箱根予選はIPによる逆転でやっと出場と実質最下位。本戦への明かりはないように見える。しかし、エースもおり戦える力も多少なりともあるようにみえる。順大が果たしてレースに絡めるのか、選手を見比べてみよう

一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

小野裕幸(4年):主将ロード×

前回:渡辺

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

山崎敦史(4年):

前回:山崎、山田

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

||<#FFFFFF' style='padding:0px;color:Black' 山田翔太(3年):
||<#FFFFFF' style='padding:0px;color:Blue' ロード○、
||<#FFFFFF' style='padding:0px;color:Red' 故障明け
関戸雅輝(3年):スピード型20km×ムラッ気


D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

武田毅(4年):スピード型
村上真(3年)初出場
木水良(3年)
岡部寛之(2年):スピード型20km×初出場
的場亮太(1年)初出場

前回:武田、矢島

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

仲田篤孝(4年):初出場
志賀洸介(3年):初出場
琴岡義規(2年)初出場
越智健一朗(1年)
唐川和宏(1年)スピード型、初出場
小高悠馬(1年)初出場
塩田充(1年)初出場

前回:関戸、井野、新井、木水

※チーム(ほぼ)全員:調整○


上位10人平均:1.6点  16人平均:1.0点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の成績:1.3点

◆ワード説明

ロード○
…ロードで力を発揮する
スピード型
…スピードに魅力のある選手
調整○
…試合へのピーキングが上手

ロード×
…ロードになると実力が発揮できない選手
20km×
…20kmに持ち前のスピードをまだ活かしきれていない選手

ムラッ気
…好不調の波が大きい



戦力分析
 上はいるが、下が伴っていないという印象。まあメンバーの多くがまだ結果を出していない1年生という感じなので仕方ないか。ここまで使えそうなのは的場だけなのだが、この2ヶ月で成長している選手がいればもう少し上位に絡めそうな気がする。

 エースは勿論、小野。昨年の悔しさを一番持っている選手で主将としてチームを引っ張ってきた。またそれに続くのが山崎。2人とも1万のベストは28分半前後と他校のエースと同等以上の力を持つ。といっても、今年はそれにかげりがあるのが気になるのだが。また、先月末1万の自己ベスト更新した関戸や前回9区6位相当のタイムを残した山田と主要区間は埋まりそうである。

 繋ぎは箱根予選で62分前後だった木水、村上、岡部や前回経験者の武田で耐えるということになりそう。かなり苦しいが、一応戦える布陣は揃っている。少なくとも昨年よりは戦力は上とみている。後はここ最近薄れている伝統の調整力。前回はアクシデント続出でボロボロだった。が、それでも4区6区9区10区と予想以上の走りをみせた区間もあり完全に廃れているわけではない。過去52年の経験を活かして、実質最下位のチームがどこまで這い上がることができるか。


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