長い距離で再度魅せられるか
拓 殖 大 学
エントリー選手独断ランク付
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
ジョン=マイナ(2年)27分53秒50≪11出雲6区3位、11箱根2区6位、10予選1位≫…ベストレースの昨年の箱根予選でダントツの強さをみせた。今シーズンは昨年ほどではない
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
ダンカン=モゼ(2年)27分53秒00≪11出雲1区1位≫…出雲駅伝で大学駅伝デビュー。区間賞で飾った。長い距離はまだ結果が出ていない
5点:エース区間や山も走れる選手
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
野本大喜(3年)29分28秒56★≪11出雲3区5位、11箱根7区3位、10予選20位、09予選117位≫…拓大の日本人エース。関カレハーフ2部優勝などロードで非常に粘り強い走りをみせる
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
那須大地(4年)29分25秒37≪11出雲4区12位、11箱根8区5位、10予選157位、09予選140位≫…前回の箱根で繋ぎ区間で好走。関カレ1万に出場している
北澤健太(3年)29分29秒35★≪11箱根4区16位≫…上尾ハーフでチーム3番手になるなど主力に成長してきている選手
兼実省吾(3年)29分31秒27★≪11箱根1区17位、10予選37位、09予選94位≫…1年の頃から距離対応しており、上尾ハーフも64分ちょっとでまとめた
堅谷真(3年)29分50秒94≪10予選46位≫…堅実にまとめている印象。前回怪我が無ければ6区を走っていた
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
館石盛行(4年)29分39秒78≪11箱根5区11位、10予選66位、09予選134位≫…前回5区でまとめる走りを見せた。今季は絶不調で上尾ハーフで67分後半かかっていた
登井峻太(3年)29分43秒05★…今年の秋になって大きく記録を伸ばしてきた選手
真家尚(4年)29分54秒65≪11出雲2区10位、11箱根9区6位、10予選38位、09予選111位≫…前回の出走者の一人。出雲に出たりしているが昨年ほどの成績ではない
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
奥谷裕一(2年)29分32秒05★…全日本予選に出場するなど中堅選手。上尾ハーフで65分少し
横山築(4年)29分52秒00★≪11箱根6区18位≫…3障が得意な選手。今季は全般的に不調
佐護啓輔(1年)29分54秒82★…高校時代5千15分台ながら上尾ハーフで65分台
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
木寺良太(2年)29分53秒63★…上尾ハーフで66分を切った
谷野健太(2年)30分29秒29★…上尾ハーフで65分後半
早川和樹(1年)30分37秒36★≪10高校5区18位≫…上尾ハーフで65分後半
上位10人合計:30点(ダンカン選手抜き)
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)
5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:15位-13位(8位)-8位
戦力分析&区間オーダー予想
前回、その前の年の予選敗退から過去最高順位の7位にジャンプアップした拓大。留学生と岡田監督の指導力の効果だ。今年はその更に上の5位を目標に置いている模様。日本人では3年生が元気なようで彼らが中心となるだろう。目標達成にはここにきて精彩を欠いている留学生と4年生がどれだけ立て直すことができたかという事が大事になるだろう。
区間オーダー予想※()は目標通過順位
兼実(15)-マイナ(3)-北澤(5)-佐護(7)-野本(5)
堅谷(4)-登井(5)-那須(5)-真家(6)-奥谷(7)
基本的には昨年のオーダーを基準にしました。2区には勿論マイナ選手。万全な状態なら66分台も見える選手なのですが、せめて67分台は出して他シードを狙うチームの前に出たい。日本人ランナーがほとんど復路タイプなのでどうしても往路は耐えることになる。なのでマイナ選手で前に出たいのだ。
まあマイナ選手に何とか稼いでもらうとして、周りの1区3区は上尾ハーフでチーム2位3位となった兼実・北澤選手に頑張ってもらう。前回も往路を走った経験があるので何とか粘ってほしい。4区には1年生の佐護選手を抜擢。高校時代5千15分台ながら中々の結果を残している。元々1500をやっていて拓大数少ないスピードランナーなのでこの区間が向いているかなと思いました。
そして最大のポイントの5区にエースの野本選手投入。マイナ選手が読みづらいということと5区候補の館石・横山選手が今年低空飛行が気になっているのだ。また野本選手も9区あたりじゃないと特性を活かしきれない感じがするしそこまで回す余裕はないような…。というわけでここで稼ぐ役目ということにしてみた。大きく攻める区間はここで終わるので何とか順位を上げたい。
6区は前回走る予定だった堅谷選手で区間一桁を。その後は拓大の得意の復路。8区9区は2年連続那須・真家選手。ちょいと不調が気になるが経験を活かしたい。そして7区10区には上尾ハーフで台頭してきた登井・奥谷選手。初出場になるが拓大らしく後半に上がってくる走りを期待したい。
んー、やっぱり前回箱根を経験している4年生次第だな。勢い的には昨年の方があるので4年生がしっかりしていないとシード喪失の恐れも結構あるかなという印象。まあ、ただ岡田監督の元では距離が長く悪条件になるほど当確を現す選手が育つので、そういう点に注目しながら追うと楽しいチームだろう。
https://sports.blogmura.com/rikujo/ 気に入ったらクリック!(日本ブログ村)
コメント