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第91回箱根駅伝区間オーダー予想~拓殖大学

 
拓 殖 大 学
 

エントリー選手独断ランク付け

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
佐護啓輔④28分55秒71≪4年:出雲1区、3年:箱根4区8位、予選36位、2年:予選65位、1年:箱根4区
18位≫
金森寛人③29分20秒17≪3年:出雲3区、2年:箱根3区11位、予選65位、1年:予選118位

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
尾上慎太郎④29分54秒55≪4年:出雲4区、3年:箱根5区9位、予選146位≫
大島千幸④30分12秒08≪3年:箱根6区10位≫
栩山翔③29分39秒35≪2年:予選40位、1年:予選102位≫
東島彰吾③29分47秒59≪2年:箱根1区17位、予選63位≫
宇田朋史②29分44秒23≪2年:出雲2区、1年:箱根8区17位、予選91位≫

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
 

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
櫻井一樹④29分42秒29≪4年:出雲6区、3年:箱根7区17位、予選240位、1年:予選270位≫
日下粛基③30分22秒27
新井裕祟②30分18秒55≪2年:出雲5区、1年:予選142位≫
大中亮矢②30分32秒00
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
早川和樹④30分12秒03≪3年:予選140位≫
平尾希③31分09秒07
横瀬健吾③
苅田広野①30分51秒54
西智也①31分00秒76
 
上位10人合計:26点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
20位14分26秒8-20位29分46秒7-17位64分05秒7
 
 
 前回は周囲を驚かせるシード権獲得。その原動力となった留学生の選手は今年は不在。連続シード権獲得は苦難の道のりなのか。それでも少しずつではあるが戦力は整ってきた。主力として金森・佐護選手のスピードのある選手の存在、前回区間10位以内で山を踏ん張った尾上・大島選手が健在であること、復調してきた東島選手、昨年惜しくもメンバーに入れなかった栩山・新井選手など駒は決して足りないわけではない。喰らいついて粘っていくオーダーを探っていく。
 
区間オーダー予想
東島-金森-佐護-櫻井-尾上
大島-栩山-大中-宇田-新井
 スターターは2年連続で東島選手。高校時代よりロードや1区で成績を残していた選手。決してトラックの持ちタイムが高いわけではないが、超ハイペースの1区でもまとめ切ったのはさすが。今年出遅れていたが秋になって1万でベスト。今年も務めそうだ。
 
 続く2区3区は主力2人。その中で今年好調を維持し続けている金森選手を2区。1500mも行うスピードランナーの佐護選手を3区にした。2区はやや苦しい戦いかと感じるが、3区で追い上げを開始。その後4区もどちらかというとトラック型の櫻井選手。昨年、裏区間を走った経験を活かしたい。今年は往路からシード権内は厳しいだろうが、混戦の中で渡せるようにしたい。
 
 ここからが拓大の見せ所になるはず。昨年5区9位の尾上選手、6区10位の大島選手で浮上を目論む。2人とも今年比較的安定して推移。昨年以上のタイムと区間順位を狙っていけるはずだ。そして7区に残していた主力の一角の栩山選手。拓大は比較的7区に強い選手を置く傾向があり、山の流れを加速させる役目だ。前回も7区出走予定だったが、直前に変更となった。今年満を持して走りたい。
 
 最後の3区間は良い意味で育成の拓大らしくなく2年生の3人。中心となる宇田選手は今年大きく成長した一人。前回転倒のアクシデントがあったが何とか走り切っている。その時転倒の手前からかなりきつかったというエピソードには驚いたが、上尾ハーフで64分少し。しっかり9区を任せられるだろう。脇に初出走となる大中選手と新井選手。新井選手は前回の箱根予選に出走、大中選手は今年の上尾ハーフでまずまずのタイム。来年度の主力となるだろう3人でシード権を確保、といった流れだ。
 
 前評判が決して高くないのは前回も同じ。長い距離に弱かったダンカン選手の走りに驚いたのは記憶に新しい。1年かけて箱根駅伝に準備した成果の発表が楽しみなチームである。気が付けばシード権内に、そんな展開を期待してみたい。

 
 

[拓殖大]2014年4月-9月の結果

 
 

DNF拓殖大学

4組:29位金森寛人③30分14秒92、DNFジョン マイナ④
3組:25位櫻井一樹④30分32秒04、33位栩山翔③31分04秒30
2組:27位宇田朋史②30分50秒36、33位尾上慎太郎④31分04秒69
1組:16位東島彰吾③30分17秒71、32位大島千幸④31分05秒35
 
 

5/16-17.24-25 関東インカレ 2部

800
8位大島千幸(拓大4)1分55秒58 +1

1500
7位大島千幸(拓大4)3分55秒83 +2

1組2位大島千幸④4分06秒62

1万
11位佐護啓輔(拓大4)29分46秒67
25位金森寛人③30分44秒13
28位東島彰吾③30分53秒81

3障
2組10位横瀬健吾③9分27秒57

ハーフ
17位宇田朋史②67分42秒
32位櫻井一樹④69分14秒
54位栩山翔③71分44秒

5千
2位ジョン マイナ(拓大4)14分02秒34 +7
12位佐護啓輔(拓大4)14分19秒75
19位金森寛人③14分29秒83
 
 
 
4/29 平成国際大記録会
1万
ジョン マイナ④29分23秒44
 
 
4/26-27 日体大記録会
1500
大島千幸④3分51秒27、成沢孝星③3分59秒74
5千
ジョン マイナ④14分07秒82★、金森寛人③14分09秒18★、佐護啓輔④14分16秒29★
宇田朋史②14分26秒31★、栩山翔③14分31秒35、大島千幸④14分35秒63★
櫻井一樹④14分38秒30、苅田広野①14分50秒10★
 
 
 
 
4/19 チャレンジミートゥinくまがや
3障
横瀬健吾③9分21秒63
 
 
4/13 早大記録会
3障
横瀬健吾③9分22秒67 
 
 
4/12-13 第236回日体大長距離記録会
5千
金森寛人③14分20秒87
 
 
4/5 世田谷記録会
宇田朋史②14分30秒16★、栩山翔③14分39秒33、早川和樹④14分42秒65
尾上慎太郎④14分44秒23★、平尾希③14分45秒44★、櫻井一樹④14分49秒93
 
白石海斗③14分52秒01、日下粛基③14分52秒12、木村匡貴③14分58秒49
1500
中原拓海③3分58秒17
 
4/5 金栗記念
1500
1位Ronald Kwemoi(小森コーポ)3分42秒45
2位鎧坂哲哉(旭化成)3分46秒84
3位楠健成(小森コーポ)3分49秒13
--------------------------
平塚祐介(城西3)3分50秒43
大島千幸(拓大4)3分54秒03

第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【拓殖大学】

 
往路6位復路13位
総合9位:拓殖大学
これはやってしまいました シード権厳しいとみたチームのうち1チームは必ずシード権内に来るという法則
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区東島彰吾②64分15秒区間17位(17)2分50秒差
2区ダンカン モゼ④68分44秒区間4位(17→7)2分56秒差
3区金森寛人②65分18秒区間11位(7→6)5分35秒差
4区佐護啓輔③55分52秒区間8位(6→6)6分12秒差
5区尾上慎太郎③81分43秒区間9位(6→6)8分39秒差[11位に1分54秒貯金]
6区大島千幸③60分58秒区間10位(6→7)10分33秒差[11位に1分20秒貯金]
7区櫻井一樹③66分14秒区間17位(7→8)13分20秒差[11位に1分28秒貯金]
8区宇田朋史①67分40秒区間17位(8→10)16分25秒差[11位に7秒貯金]
9区奥谷裕一④70分44秒区間10位(10→7)17分45秒差[11位に1分33秒貯金]
10区木寺良太④71分38秒区間11位(7→9)20分15秒差[11位に2分27秒貯金]
最後に克服 長い距離苦手なダンカン選手粘走で山まで流れキープ
 1区2年生の東島選手から17位で襷をもらったダンカン選手には大きな期待をしていたファンはそんなに多くなかっただろう。トラックはともかく長いロードは不得手な選手だった。3年時の予選で1度好走があるが、今年は不調続きだった。
 
 横浜駅付近で一度抜いた集団にまた抜き返された時は2年時の再現かと思われたが、そこからさらに伸びたのは驚いた。一気に10人抜いて7位まで浮上。設定タイムからは少し遅れたというものの、68分台で走破。粘り強く力を蓄えた結果だろう。
 
 それから暫くは拓大の良さが非常によく出ていた。3区に入った金森選手が拓大らしく終盤にぐっと区間順位を上げ、最後の最後には優勝候補の一角日体大を捉えて6位浮上。不調で最短4区に回った佐護選手も1年時から区間順位を10個上げる力走を見せた。
 
 そして山も乗り越えた。5区尾上選手は3障で、6区大島選手は1500mで僅かに名前を聞いたことはあったが、1万以上の距離はあまり目立っていなかった。しかし、尾上選手は安定感ある走りで拓大最高の6位でフィニッシュ。岡田監督苦手な6区も61分を切って区間一桁で走り切り、そのままいけそうな雰囲気になった。

下級生のアクシデントにめげなかったたたき上げ4年生
 だが、そううまくいかないのが箱根路。予定の選手が走れなかった7区から雲行きが怪しくなり、8区宇田選手にアクシデント。一緒に走っていた選手と足が絡んで転倒してしまったのだ。異変はなかったが、ずるずると後退し、一気にシード権外に去るんじゃないかというくらい下がった。なんとか10位だったが僅か秒差の争いとなり最後の2区間となった。
 
 入っていたのは奥谷・木寺選手と共に4年生。岡田監督が就任時に新入生だった世代が意地を見せる。奥谷選手は見た目の争いながら集団をけん引。背中でチーム引っ張り続けた主将が意地で総合7位まで浮上。木寺選手はラストの争いで遅れたものの、共に区間10位前後で安定した走りを見せて総合9位でゴールに飛び込みました。予選9位のチームが総合で9位です。
 
佐護選手と栩山選手の実力発揮は?そして復学マイナ選手の戻り具合は…
 ここまでチームが変わったのはなんだろうと思った。予選を突破チームで唯一個人走を行ったことは一つ考えたが、こんな逸話を聞いて納得した。予選9位の後も緊張感の無いチームを見た岡田監督は選手たちに辞表を提出したそうだ。非常に勝利への執念というものを感じました。

 
●主な在校生
ジョン マイナ③27分53秒50≪11年度:出雲6区3位、10年度:箱根2区6位、予選1位≫
佐護啓輔④28分55秒71≪3年:箱根4区8位、予選36位、2年:予選65位、1年:箱根4区18位≫
金森寛人③29分29秒35≪2年:箱根3区11位、予選65位、1年:予選118位≫
栩山翔③29分39秒35≪2年:予選40位、1年:予選102位≫
櫻井一樹④29分42秒29≪2年:箱根7区17位、予選240位、1年:予選270位≫
宇田朋史②29分44秒23≪1年:箱根8区17位、予選91位≫
尾上慎太郎④29分54秒55≪3年:箱根5区9位、予選146位≫
東島彰吾③29分58秒84≪2年:箱根1区17位、予選63位≫
早川和樹④30分12秒03≪3年:予選140位≫
大島千幸④30分12秒08≪3年:箱根6区10位≫
上位10人平均:20位29分34秒2


新井裕祟②30分18秒55≪1年:予選142位≫
日下粛基③30分22秒27
横内悠③30分24秒45
白石海斗③30分27秒66
上野雄都③30分52秒15
蛯沢奎④31分00秒85
平尾希③31分11秒54

●主な新入生
脇本将14分37秒17
出口祐大14分46秒90
土師悠作14分54秒14
西智也14分55秒58
苅田広野14分56秒76

●オーダー組んでみる
東島-マイナ-佐護-櫻井-尾上 大島-新井-宇田-栩山-金森
 戦力は決して高いわけではない。育成で20㎞以上の距離を安定して走れるようにしている。キーとなるのは今年度本来の日本人トップ2となる佐護・栩山選手。佐護選手は調子を落とし(今回に関してはうまくハマったが)最短区間での出走。栩山選手は体調不良で出走するこができなかった。この2人が全力を出せる状態なら再びシードラインが見えてくる。
 
 そして気になるのが復学するマイナ選手。生真面目な性格がネックになったのか、ホームシックにかかって一時休学して帰国していたそうだ。現在の実力がちょっと分からないのだが、1年かけて箱根2区を走れるまでになってくれていれば助かる。
 
 勿論他、新3年の東島・金森選手のさらなる飛躍にも期待したいし、宇田選手には今度こそリベンジしてもらいたい。幸い山が2人とも残るだけに強化は幾分しやすくなるかもしれない。連続シード権だけでなく大学記録の7位を上回ることも視野に入れていくと思われる。
 

第90回箱根駅伝展望~拓殖大学


3年生以下が好調 4年生がまとめたい
拓 殖 大 学

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
ダンカン モゼ④27分53秒00≪4年:予選17位、関カレ5千1位・1万4位、3年:予選2位、2年:箱根3区5位、出雲1区1位≫…1万27分台だがかつての勢いはない 関カレなどトラックではまずまずだが、予選などロードの成績はここまでは昨年よりやや下がっている

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
佐護啓輔③28分55秒71≪3年:予選36位、関カレ5千15位、2年:予選65位、1年:箱根4区18位≫…元々1500のランナーだったが、1万28分台を出すなど成長してきている 箱根2区に闘志を燃やしている
栩山翔②29分39秒35≪2年:予選40位、関カレハーフ16位、1年:予選102位≫…長い距離で強さを発揮する選手で予選チーム3番手 全日本予選最終組走っている

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
金森寛人②29分29秒35≪2年:予選65位、1年:予選118位≫…監督に往路候補と期待されている。高校時代に14分16秒を出したスピードがある 
奥谷裕一④29分32秒05≪4年:予選116位、関カレハーフ13位、2年:箱根7区6位≫…やや不安定だがロードが得意で2年時に箱根で好走している
東島彰吾②29分58秒84≪2年:予選63位≫…故障が多い選手だが、都道府県対抗1区3位の駅伝実績がある 予選も無難に走ることが出来た

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
木寺良太④29分41秒77≪4年:予選172位≫…
箱根予選は失敗したがその後上尾ハーフで63分台をマーク 1万でも自己ベストを出している
櫻井一樹③29分42秒29≪2年:予選240位、1年:予選270位≫…1万29分台が何度も出るようになったが、予選では2年連続苦戦している
宇田朋史①29分44秒23≪1年:予選91位≫…5千のベスト14分50秒台の選手だが、1万29分台をだし、予選も好走するなど快進撃が続いている
日下粛基②30分22秒27≪1年:予選141位≫…今年の予選は出走しなかったが、上尾ハーフで64分22秒をマークした

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
尾上慎太郎③29分54秒55≪3年:予選146位≫…
元々3障が得意な選手だが、長い距離も少しずつ対応してきて、上尾ハーフで65分ジャスト
早川和樹③30分12秒03≪3年:予選140位≫…1年時の学生ハーフで64分少しのタイムで走破したことがある
大島千幸③30分12秒08≪関カレ1500m10位≫…関カレ1500で入賞に迫るスピードがある ハーフも65分前半の持ちタイムがある
谷野健太④30分12秒98…4年間かけて地道に力を伸ばしてきた選手
新井裕祟①30分18秒55≪1年:予選142位≫…高校駅伝で主要区間経験あり 予選でチーム9番手に食い込んだ
蛯沢奎③31分00秒85…上尾ハーフで66分を切ってメンバーに滑り込んだ

上位10人合計:20点
(参考:シード争いは30点前後、優勝争いは40点以上)


5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
22位14分24秒9-20位29分27秒1-13位63分49秒2
 2年ぶりの復帰にこぎつけた拓殖大。9位通過となった箱根予選は、予定通りの選手が半分という内容だった模様。予定通りだったというのは、3年生以下の主力選手が多かったようだ。1万28分台を持っている日本人エースの佐護選手に、将来性に期待の2年生栩山・金森・東島選手らが上位に食い込んだ。1年生では宇田選手が台頭しており面白い存在になっている。逆に4年生が良くなかった。ダンカン選手は昨年より順位を落とし、箱根経験者の奥谷選手が100位オーバー、全日本予選健闘の木寺選手も誤算だっただろう。今回は現時点では主力のエントリー漏れはほぼない。全員がある程度走れるという想定でオーダーを組みたい。
 
区間オーダー予想
東島-佐護-ダンカン-金森-栩山
大島-尾上-宇田-奥谷-木寺

 ただ、最初の3区間が何回組み直してもしっくりこなかった印象。ダンカン選手はどうにも長いロードは苦手な印象なので2区は厳しそう。そこで闘志を燃やしている佐護選手を2区にしたが、1区3区どうするか。後半に不安のあるダンカン選手に1区は怖いので、過去に区間5位と頑張った事のある3区に回す。すると1区をどすうるか。今回の前哨戦の1区の展開を見ると正直な印象誰も耐えられなさそうな…
 
 こうなると東島選手の完全復活に期待する…かなぁと。怪我が多いが、高校時代に1区で好走経験がある選手だ。ハイペースになった時に厳しいが、何とか前が見える位置に凌げればと思います。
 
 2区3区には上述の佐護・ダンカン選手。佐護選手は分析得意ということですが、走るとなったらどんなペース配分で走っていくのだろうか?3区ダンカン選手は2年前のリベンジを。2区終了地点では前にはいないと思う。前回は総合順位を押し上げる事ができなかった。今回は役目を果たしたい所だろう。勿論、シードラインまで浮上を狙う。
 
 次の4区5区に2年生期待の2人をつぎ込む。金森選手は高校時代に5千で良い記録を出したこともあり、スピード区間の4区はうってつけではないかと考える。のぼりの5区には”野性味のある”ランナーと紹介されている栩山選手を配置してみました。長いロードは1年の頃から走れていた印象でちょっと面白いかもと思っていますがどうだろうか。3区から5区であげて往路一桁で終えたい。
 
 拓大…というより岡田監督が苦手な6区は迷いましたが、1500mのスピードがある大島選手に。本人も希望区間の一つのようなので、そのスピードが活きればと思います。7区は逆にここ最近得意なのですが迷いました。櫻井選手を最初入れていたのですが、全日予選と箱根予選の主要大会の成績が気になり、徐々にスタミナがついてきた尾上選手を入れてみました。ハマれば面白いのかなと。後は上尾で頑張った日下選手あたりも候補だろう。
 
 8区には夏を超えてぐっと伸びてきた1年生の宇田選手はどうでしょうか。トラックの1万でも長い距離2回(箱根予選と上尾ハーフ)と立て続けに好走を続けている勢いで、結構攻略難航なこの区間で力を発揮できないかなと感じました。
 
 終盤の2区間はやはり4年生かなと思います。奥谷選手は最近の記録推移を見ていると若干不安を覚えますが。箱根での好走は記憶に残っています。主力や期待の若手を前半に使うとなると彼しかいないかなと。アンカーは木寺選手で。地道に力をつけたランナーだ。予選では172位と大失敗したが、上尾ハーフで63分台をマークし巻き返してきた。彼が適任者と見ている。

**********************
 他に序盤の配置があるとすると、素直に1区佐護2区ダンカン選手とするのは勿論として、1区佐護3区ダンカン選手で2区栩山選手なんていうのは面白いのかなと考えてました。佐護選手で一桁順位につけて、栩山選手ががむしゃらに粘り、3区でまた浮上する…と。その場合5区誰にするんだとなって、結局予想にはしなかったですが、他に5区適任者がいればちょっと見てみたい配置です。
 
 シードとなると4年生中心にしっかりできるかどうかでしょうか。箱根予選から新たなランナーの台頭があったわけではないので、4年生の力が最後大事になるのではと考えます。しっかり流れに乗せていきたい所だ。

 

第90回箱根駅伝予選会展望【拓殖大学】

さて、そろそろ始めていきます。
箱根駅伝予選会の通過有力チームの1校1校の展望です。
 
 
 
拓殖大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
なお、関カレは2部
S:トップ付近候補(7点)
ダンカン モゼ④27分53秒00≪4年:関カレ5千1位・1万4位、3年:予選2位、2年:箱根3区5位、出雲1区1位≫…下級生の頃の勢いはないものの、関カレで表彰台を立つなど一応の安定した成績は保っている 長い距離がかなり苦手だったが、昨年初出場した箱根予選で個人2位
 
 
A:10位以内候補(6点)

B:25位以内候補(5点)
佐護啓輔③28分55秒71≪3年:関カレ5千15位、2年:予選65位、1年:箱根4区18位≫…高校では5千15分台の選手だったが、先日1万28分台を出すまでに成長 元々1500をしていたこともあり、岡田監督の元ということを思うとスピードランナー
 
C:50位以内候補(4点)
金森寛人②29分29秒35≪1年:予選118位≫…
昨年の予選でチーム7番手 その後1万29分30秒を切るなど成長している
栩山翔②29分39秒35≪2年:関カレハーフ16位、1年:予選102位≫…昨年の予選で驚きの抜擢だったが、中間点付近まで先頭近くの集団にいた 全日本予選最終組を走るなど期待が高い?
 
D:75位以内候補(3点)
奥谷裕一④29分32秒05≪4年:関カレハーフ13位、2年:箱根7区6位≫…2年時の箱根で好走をみせている その後不振が続いていたが、今年になって上昇の兆しを見せている
早川和樹③30分12秒03…トラックの持ちタイムは低いものの、ハーフで64分少しの記録を持っている
 
E:100位以内候補(2点)
櫻井一樹③29分42秒29≪1年:予選270位≫…
関カレ1万に出場している 今年9月に1万ベストを出した
尾上慎太郎③29分54秒55≪3年:関カレ3障、2年:予選127位≫…昨年の予選でチーム8番手 今年の9月に1万ベストを出した
東島彰吾②29分58秒84…ハーフ65分を切る記録を持っている 故障が多いが都道府県1区3位のようにハマれば強い
 
F:150位以内候補(1点)
宇田朋史①29分50秒84…
5千14分50秒台の選手だが、先日の1万で飛躍した
木寺良太④29分53秒63…全日本予選で1組9位の好走を見せている
新井裕祟①30分18秒55≪高校4区24位≫…高校駅伝で主要区間を走った事のある選手
日下粛基②30分22秒27≪1年:予選141位≫…昨年の予選でチーム9番手
 
G:151位以下or未知数(0点)
大島千幸③30分54秒33≪3年:関カレ1500m10位≫…1500で関東インカレ決勝に進出している
 
 
上位10人得点:33点
(参考:昨年1位45点、6位30点、走順9位26点、走順13位13点)
 
 
 
 
トラックの記録が向上、故障者が少ないのは好材料
 昨年の予選では長いロードが苦手だったダンカン選手がまずまずの走りをみせ、59分07秒の個人2位。いい感じと思われたが、2番手の選手が51位、10番手は63分オーバーで179位に沈んでしまい、予選落ちとなった。

 要因の一つとして故障者や故障明けが非常に多かった事があげられる。3月のハーフでまずまずの記録を出していた選手の多くが外れてしまっていた。また前半戦故障で試合出場もままらなかった選手が何とか出走した、というのもあった。それにいつも前半抑えて後半あげるのが特徴だった拓大の選手がなぜか前半突っ込んでしまったのもある。とにもかくにも整わなかった。

 ただ、今年はロードだけでなく、4月のトラックから積極的に参加。下位に沈んでばかりだった全日本予選も例年に比べて比較的良かった。記録も個人個人で少しアップダウンはあるものの、日本人エースの佐護選手が28分台を出したのを初め、29分台のランナーが増えてきている。外れた主力~中堅選手も4年生の札元選手くらいなもので、
エントリー時点での波乱は昨年とは比べ物にならないほど少ない
 
 

主力&その候補の佐護・金森・栩山選手がまずはどうなるか

 勿論、トラックをいつもより重視しているだけに、本家のロードがどうなるかというのは少し気になる点ではあるか。今年は学生ハーフにも出場していないだけにそこがちょっと分からないポイント(12日の世田谷記録会5千に主力がエントリーされているが、果たして出場するのか??)だ。

 まずは佐護選手ら主力選手がどうなるか。留学生のダンカン選手は最低限まとめているものの、以前ほどの爆発力はない。Bにランクさせた佐護選手が10位以内に入れれば本戦も期待できそうだがどうだ。また、昨年1年生ながら出場し102位と118位に入った栩山・金森選手らの成長も楽しみ。他にも昨年の悔しい予選を経験している選手がいるので彼らの向上というのが通過には重要になってくる。
 
 忘れてはならないのは4年生の奥谷選手。数少ない箱根経験者でしかも好走している。ようやく軌道に乗り始めたところ、本戦でも重要になる選手だと思うのでその成績に期待。また、出走は微妙ながらいきなり29分台を出した宇田選手にも密かに注目したい。
 
 最も、あげた不安は大学駅伝本を読んだ限りは、いつもの地獄の夏合宿だったようなので問題はないのかな?ここまでは順調に見えるので、まずは昨年のようなペース配分ミスだけはしないように、堅実に通過をしていきたいところだ。
 
 
 

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