2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

全日本駅伝オーダー予想~東洋大学

戦力充実!昨年逃した全日本制覇へ
東洋大学
総合2位2時間11分10秒
1区設楽啓太(3年)23分39秒区間8位(8)10秒差
2区市川孝徳(4年)17分11秒区間6位(8→4)27秒差
3区服部勇馬(1年)23分36秒区間2位(4→2)37秒差
4区設楽悠太(3年)17分54秒区間2位(2→2)41秒差
5区高久龍(2年)18分11秒区間新★(2→2)20秒差
6区大津顕杜(3年)30分39秒区間6位(2→2)1分29秒差
 駒大・早大が1区で失敗し、さあチャンス!と思われたが、もう少し乗り切れないまま、伏兵に連覇を阻まれてしまった。設楽啓選手が終盤の争いに競り負けてトップと10秒、前の青山学院の選手と3秒差となった。これが微妙に影を落とした。
 
 2区市川選手ですぐに挽回できると思われたが、中々詰められない。一時ずるずる後退するのではという走りから最後追い上げたものの不本意の区間6位。最近は気迫が伝わる走りをすることも多かったが、向かい風の単独走で追い上げる難しさか、或いは焦ったのか。結果論、3秒差だった青山学院との差が11秒差になったのが痛かった。
 
 3区1年生の服部選手が非常に安定感ある走りでじわじわ前との差を詰め、終盤に逆転。総合2位に浮上し、追い上げ体勢に入った。しかし、青学が飛んでもない力をみせ200m前に。4区切り札として投入された設楽悠選手も追い上げられず。5区高久選手が頑張って区間新で走ったが、届かず。6区大津選手は出岐選手が前にいる状態では何も出来なかった。最初の僅かな秒差の戦いが後々に大きく響く、至近何度も優勝争いをしている東洋大だが、駅伝の怖さを改めて思い知ったことだろう。
 
 ただ、大きな収穫は3区服部5区高久選手の新戦力の快走。正直、この2人が走れるかどうかが鍵だろうと思っていたら、これ以上ない走り。主力の方がうまくいかなかった。これは激励の喝かな。その後の記録会でも他選手の台頭が激しい。全日本でも失敗したら、その後メンバーを簡単に変えられるかもしれない。主力でもそういう危機感を持って次の駅伝にいきたいところだ。
 
 

 
エントリー選手詳細
4年
市川隆徳28分54秒93≪4年:出雲2区6位、3年:箱根6区1位、全日本7区2位、出雲5区1位≫…
3年連続箱根6区担当 積極的な走りが持ち味だが、出雲は発揮しきれなかった 
冨岡司29分06秒09★…故障でずっと苦しんでいたが、秋になってトラックの記録会で爆発した
3年
設楽悠太28分12秒82★≪3年:出雲4区2位、2年:箱根7区1位、全日本2区7位、出雲3区1位≫…
飄々とした走りで箱根7区区間新記録 それ以降目覚ましい成長を遂げた 記録会ながら兄に勝つことも 夏に1ヵ月故障で離脱している
設楽啓太28分15秒86★≪3年:出雲1区8位、2年:箱根2区2位、全日本1区7位、出雲6区5位≫…東洋大のエース。箱根では2年連続2区で前回はトップに立つ走り 今年になって関東インカレ1万で2位に入り、日本選手権にも出場 クレバーな走りが特徴 出雲は精彩を欠いた
日下佳祐29分01秒05★…1年生の頃から名前があがっていたが、今秋一気に浮上してきた
佐久間建29分08秒28★…箱根5区候補に上がっている選手 先日1万で大幅自己新
大津顕杜29分18秒53★≪3年:出雲6区6区、2年:箱根8区1位≫…昨年の上尾ハーフでいきなり62分台、そのまま8区区間賞 一気に主力の一員となった 出雲でアンカー担当
定方俊樹29分26秒84≪1年:出雲4区8位≫…1年生の時に出雲出走 その後足踏みしているが、秋になって5千ベストを出している
小池寛明29分31秒04…日本選手権3障で入賞しているスペシャリスト 箱根6区候補にあがっているが、長い距離はまだ不安定
延藤潤30分52秒40…故障でうまく走れていなかったが、19秒近く5千のベストを更新した
2年
高久龍29分27秒88★≪2年:出雲5区1位≫…
春からロードで台頭してきていた 駅伝デビューの出雲でいきなり5区区間賞区間新
田口雅也14分07秒93★※≪1年:箱根4区1位≫…高校1年の時有名になりかけたがその後貧血に 克服してその素質を開花した 関カレハーフでは積極的な走りで表彰台に
1年
服部勇馬28分58秒08≪1年:3区2位、高校1区21位≫…
期待されているルーキー 関カレ後に一旦故障していたが、夏に復帰 出雲では準エース区間で安定した走りを見せた
 先週の記録会が凄まじい事になっていた。1.5軍の多くの選手が29分切間近のタイムを出した。この中では日下・冨岡・佐久間選手が29分一桁へ。一気に層が厚くなった。出雲で精彩欠いていた設楽兄弟・市川・大津選手には、服部・高久選手の走りに引き続き、大きな喝が入ったのでは。田口・定方選手も虎視眈々とレギュラーを狙っているだろう。どちらかというと本命ではなく対抗とみられる東洋大だが、その中で優勝の可能性を探ってみる。

区間オーダー予想
服部-設楽啓-高久-田口-設楽悠-市川-定方-大津

まず1区は設楽啓選手を外して服部選手。設楽啓選手を見ていると最初からある程度のペースで進んだりロングスパートをかけられる状況が力発揮できていて、逆にスプリント勝負あまり得意ではないのかなという印象を受けた。それに箱根1区は設楽兄弟以外ということになるので他を置きたい。それを考えると服部選手が一番適任なのではと感じます。出雲は安定しててラスト切れていたようにみえました。ここでトップ付近、駒大の前に付けたい所だ。
 
 で2区に設楽啓選手。こういう区間の方がいいでしょう。駒大2区誰が来ても対応できると思う。ロードの安定感で窪田選手以外なら力でねじ伏せたい。3区ですが市川選手ではなくて高久選手。出雲でのガンガン行った走りで抜擢。向かい風と追い風での違いがあるので一概に比較できないのですが、勢いを買いました。
 
 また、4区には田口選手で、設楽悠選手は5区に。設楽悠選手の場合は怪我明けということもあったのでこの繋ぎに。さすがの駒大も主力置かないでしょうから、ここ付くのはいいかなと。田口選手はトラックではチームベスト8に入らないけど、ロードなら大丈夫。充分駒大の主力級と渡り合えると思っています。
 
 残り3区間。まず6区に市川選手。もし駒大が窪田選手をアンカーに持ってきた場合、8区までに前に出て引き離しておくラストチャンスなのでかなり重要です。おそらく平地区間は最後と思っているので、ここで爆発してほしい。7区は調子上がっている選手ということになるが、記録会に出ていない定方選手。日下選手とか使ってみたい気持ちは山々だが、かなり1万を本気で走って中1週間は正直きついと思う。実際、2年前に直前に28分台を出して6区7区に注ぎ込んだ田中・渡邊選手が今一つでした。定方選手自身は2年前の出雲であまり良くなかったのでその汚名を返上したいところだ。
 
 最後は大津選手。正直1分30秒欲しいところなんですが(上回れるかどうか分からないが)、箱根8区の走りがもう一度できれば、ある程度は粘れると思うので頑張ってほしい。勿論、設楽兄弟どちらかをアンカーに残しておく手はあるのですが、そうすると7区までがやや手薄。涼しい条件では駒大の特性が活かされやすいので乗られやすくなるので、やはり注ぎ込んだ方がいいように思います。
 
 とまあ色々オーダー捻ったけど、もうちょっと正攻法(3区市川4区設楽悠5区高久6区田口とか)にオーダー組むだろうかね。もっともチーム内の力が拮抗してきているのでどうなるか。自信ありげな酒井監督が考えられる最善のオーダーがどういうものか、土曜日が楽しみです。

コメント

非公開コメント

プロフィール

hakonankit

Author:hakonankit
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR