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駒澤大学~第89回箱根駅伝徹底解剖!

往路9位復路1位
総合3位:駒 澤 大 学
(予想:往路3位復路2位総合2位 区間:タコ※駒澤大学さん・kun*7*1024さん・にんじさんらが4区間的中)

2区4区があそこまで沈んでしまってはどうにも当たらない(汗) 区間配置は2区村山5区千葉9区窪田にした時点でバラバラにはなりますが、郡司選手の8区を最後まで迷って外したのが悔しい

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区油布郁人(3年)63分58秒区間4位(4)26秒差
2区窪田忍(3年)71分25秒区間7位(4→5)1分23秒差
3区中村匠吾(2年)65分55秒区間3位(5→2)2分41秒差
4区湯地俊介(3年)61分29秒区間19位(2→10)4分56秒差
5区村山謙太(2年)84分25秒区間8位(10→9)6分57秒差

6区千葉健太(4年)58分15秒区間賞☆(9→6)5分39秒差
7区久我和弥(4年)65分33秒区間5位(6→5)6分19秒差
8区郡司貴大(3年)67分44秒区間11位(5→6)7分00秒差
9区上野渉(4年)69分50秒区間賞☆(6→3)6分24秒差
10区後藤田健介(4年)70分49秒区間賞☆(3→3)5分57秒差
【優秀選手】上野渉…復路の駒大の象徴 9区で区間賞&復路優勝を手繰り寄せる
【技能賞&特別賞】千葉健太…4年連続の山下りで区間賞3度区間新1度 全て60分きりは2人目
【殊勲賞】後藤田健介…3年連続アンカーで、区間賞と有終の美
【敢闘賞】中村匠吾…準備期間僅か1ヶ月で区間3位の成績

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分の予想とどのくらいズレたかということ
80 65 90 70 75
85 75 70 85 95
中村好走も、監督信頼の2本柱機能せず ブレーキも
当時スカウト組と言われた駒大の現4年生世代。何とか最後優勝してまとめたいという思いは、往路で完全に粉砕された。

一応、大八木監督の中では3区までは一応想定内だった模様。1区油布選手はペースが安定しないタフな展開で、一時後退しながらも何とか区間4位。2区の窪田選手が大学駅伝で初めてといっていい程外す区間7位の誤算があったのだが、これは12月に多く練習(マラソンなのかな?)していた事なので、本人はともかく監督はそこまで問題視はしていなかったらしい。

それに、これは3区中村選手が取り返した。区間3位の走りで総合2位に浮上。夏に怪我してから中々回復せず、準備期間は僅か1ヶ月。その中でほかの選手と競り合った中、2度ほどラストスパートをかけて突き放した。故障さえなく継続して練習できれば本当に楽しみな選手である。トップとは2分41秒差となったが、主力選手の置いた5区6区へ向けて流れはできつつあった。

しかし、そこで落とし穴が待っていた。4区に急遽入った湯地選手が大ブレーキ。総合10位に順位を下げてしまう。本来は4年連続で久我選手が入る予定だったのだが、7区に入る撹上選手が前日に発熱。久我選手を7区に回して、湯地選手を入れたらしいが、かなり厳しい結果になってしまった。日体・東洋大もこの区間は、前日に急遽11番手が出走することになったので、湯地選手というよりチーム全体としての準備だったり統一感な感じがしている(ただ、駒大の補欠の残り駒数を考えると、4区を久我選手のままで、湯地選手に精神的余裕を1日置いても良かったので勿体無かったかも…)。

この状況、この天候で、柱の選手とはいえ、チーム状況で5区に置かざるを得なかった村山選手に追い上げを期待するのは酷だった。一時総合11位以下に沈む程苦しんだが、下り以降何とか戻して9位で往路ゴール。トップとは約7分、東洋とも4分半の差をつけられ、総合優勝の夢は儚くも散った。


一転、4年生が3つ区間賞 最後に意地はみせる
しかし、復路のメンバー、特に4年生は諦めていなかった。出足の千葉選手が自身の持つ区間記録に迫る走りで一気に6位へ。チームを鼓舞した。故障で長期間苦しんだ今季、我欲を捨て6区一本で調整。本人も納得行く走りだったようだ。

7区久我選手に、初出場でペース配分ミスした8区郡司選手がややもたついたが、9区で再び魅せた。上野選手が自信を持って攻め続けて2つ目の区間賞を獲得。元々調整力がある選手だったが、今回は本当にドンピシャだった。また、故障から間に合わせた3年連続アンカーの後藤田選手が有終の美を飾る区間賞。通算3つ目で復路優勝をゲット。また遠く離れていた東洋大はいつのまにか1分少しまでになっていた。


来期の展望

○主な在校生
油布郁人(4年)28分02秒46≪3年:箱根1区3位、全日本3区1位、出雲4区3位、2年:箱根3区12位≫
窪田忍(4年)28分07秒49≪3年:箱根2区7位、全日本8区2位、出雲6区2位、2年:箱根9区1位≫
村山謙太(3年)28分14秒27≪2年:箱根5区8位、全日本2区4位、出雲2区9位≫
中村匠吾(3年)28分22秒56≪2年:箱根3区3位、1年:全日本6区3位≫
岸本朋紘(3年)29分02秒89
郡司貴大(4年)29分07秒37≪3年:箱根8区11位≫
西澤佳洋(3年)29分27秒81
高橋功気(3年)29分28秒43
猪浦舜(3年)29分38秒81
湯地俊介(4年)29分54秒62≪3年:箱根4区19位、全日本5区4位≫
黒川翔矢(3年)30分23秒79≪2年:全日本7区2位≫…
其田健也(2年)30分23秒95
馬場翔太(2年)30分45秒72
小山裕太(2年)31分21秒90
染谷滉二(4年)

○主な新入生
中谷圭佑14分02秒55≪都道府県1区1位、高校1区7位≫
西山雄介14分03秒12≪都道府県1区3位、高校1区1位≫
大塚祥平14分06秒91≪都道府県5区4位、高校3区4位≫
金尾圭祐14分10秒09
浅石祐史14分18秒34≪都道府県4区4位≫
吉田理人14分30秒89

○今から考えるオーダー
出雲:中村-西山-村山-油布-中谷-窪田
全日本:西山-村山-油布-中村-大塚-黒川-岸本-窪田
箱根:西山-村山-中谷-其田-中村 染谷-油布-馬場-窪田-黒川
 4年生の穴はあるが往路は全員残る そして柱と勢いのある下級生がいる
こうビシッと決める4年生が往路にいればと思ったが、最後にこれぞ4年生という走りをしてくれたのは嬉しかった。当然来期に穴はあるわけだが、実は全員残る往路メンバーには、眼を醒める様な思いをさせたのではないでしょうか。

特に2本柱と言われながら力を出し切れなかった窪田・村山選手、素質は高いが故障が多い中村選手がどれだけの成績を残すことができるか。箱根後のレースでは、都道府県対抗駅伝と丸亀ハーフで村山選手が大活躍をしているが、まずは彼らが牽引して行きたい。

そして楽しみなのは新1年生達。高校駅伝1区1位の西山選手、都道府県対抗駅伝1区1位の中谷選手と、区間賞コンビが鳴り物入りで入学。また、彼らの影に隠れてしまっているが両駅伝で強かな走りをみせている大塚選手も面白そう。主力とそれ以外の選手との力の差がある中、彼らがすんなりと台頭できれば結構面白いチームなるかもしれない。

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