総合結果が出ましたね
こちらでもまとめました。
まずは出場権を得たチーム
1位山梨学院大学3時間57分32秒71(○予想1位○)
4組:1位エノック オムワンバ(山学2)28分18秒77、3位井上大仁(山学3)29分09秒75
3組:9位森井勇磨(山学4)29分39秒10、10位佐藤孝哉(山学1)29分42秒61
2組:8位兼子侑大(山学3)30分05秒86、21位前田拓哉(山学2)30分24秒91
1組:1位阿部竜巳(山学3)30分04秒18 、3位上村純也(山学1)30分07秒58★
補欠:1位田代一馬(山学2)30分08秒98、14位松山雄太朗(山学4)30分38秒89
総合順位推移(組別順位)
1→2(7)→2(3)→1(1)
強かったですね。唯一不安視されていた1組が、田代選手に代わって入った阿部選手が二度の転倒を乗り越え組トップ、初1万となった1年生の上村選手が組3位。1組終了地点でトップに立った時点でほとんど決まったようなもの。2組以降は前田選手が真ん中より下になった以外はずっと10位以内。兼子選手は昨年と同組でぐっと順位を上げ、森井選手も終盤までトップグループ。佐藤選手も離されてからひたすら粘っていました。そして最終組の2人で大きく他チームを引き離しました。オムワンバ選手は自己ベストとほぼ変わらない。井上選手は調子悪いながらも組3位とまとめました。おまけに外された田代選手がOPトップとほぼ完ぺきに近かったです。メンバーはこれでも完全ではないのが恐ろしいですね。夏にもう一度立て直して、逆襲の年にしたいところです
2位法政大学3時間58分51秒88(○予想2位○)
4組:2位西池和人(法大3)29分05秒46、7位関口頌悟(法大3)29分12秒49
3組:3位田井慎一郎(法大4)29分30秒19、27位足羽純実(法大1)30分14秒37★
2組:7位森永貴幸(法大3)30分05秒44★、12位高梨寛隆(法大4)30分12秒30
1組:6位田子祐輝(法大4)30分14秒64、8位黒山和嵩(法大3)30分15秒39
補欠:13位坂田昌俊(法大1)30分35秒04★、23位佐藤和仁(法大2)31分09秒53
総合順位推移(組別順位)
2→3(4)→3(7)→2(2)
安定していたといえるのが法政大。全体的に後半にペースアップの指示があったのか、目立っていたのはトップ争いをしていた3組の田井選手だけ。最終組日本人トップの西池選手も最後にぐぐっと出てきていました。1組エントリー変更で入った田子・黒山選手が一ケタ順位で役目を果たすと、森永・高梨選手は終盤に大きく順位アップ。特に森永選手はいつの間にか7位に入ったんだと思いました。3組田井選手は関カレ前から足痛めていた中、4年生の意地。1年生の足羽選手が厳しかったが、しっかりカバー。最後の西池・関口選手で2位にまで浮上しました。ここ数年からするとガラリとチームカラーが変わってきましたね。出雲や全日本等で攻める場面でもしっかり走れるか注目してみたい。
3位青山学院大学3時間59分17秒60(予想5位)
4組:19位石田駿介(青学4)29分42秒95★、24位遠藤正人(青学4)30分00秒17
3組:4位神野大地(青学2)29分32秒87、5位久保田和真(青学2)29分33秒55★
2組:1位一色恭志(青学1)29分52秒53★、6位小椋裕介(青学2)30分04秒96
1組:5位橋本峻(青学2)30分13秒81、11位三野貴大(青学3)30分16秒76
補欠:3位山村隼(青学2)30分17秒52★、10位高橋宗司(青学3)30分29秒18
総合順位推移(組別順位)
3→1(1)→1(2)→3(10)
久保田選手がインカレ後に故障したために、やや変則的とも思えるオーダーになった青学大ですが3組終了時でトップと見せ場を作り3位通過。1組で昨年出走している橋本・三野選手が無難に上位にまとめるとまず2組で見せ場。初1万となった一色選手が結構長い間集団を引っ張ってトップでゴール。ここでトップに。小椋選手も終盤まとめあげました。そして3組は故障明けの久保田選手にとって代わり同学年の神野選手が活躍して組4位。久保田選手もラストであげてきたようですね。ロードシーズンで頑張ってもらいましょう。ただ、4組が上位にいけなかったのは原監督おかんむりの様子。4年生の石田・遠藤選手に期待をかけての最終組だったようで。確かに遠藤選手あたりちょっと大試合に弱い傾向があります。竹内・福田選手など下級生活躍した選手も苦しんでいますし、この学年が最終的にあがってほしいですね
4位中央学院大学4時間00分28秒66[ボーダーから1分08秒60](予想13位)
4組:8位岡本雄大(中学4)29分16秒52、11位潰滝大記(中学2)29分21秒15
3組:17位及川佑太(中学3)29分58秒68、31位塩谷桂大(中学2)30分26秒31
2組:16位山田侑紀(中学3)30分23秒62、19位村上優輝(中学1)30分24秒62
1組:7位田中瑞穂(中学4)30分14秒90、16位木部誠人(中学3)30分22秒86
補欠:24位芝山智紀(中学3)31分12秒19
総合順位推移(組別順位)
4→7(10)→7(14)→4(4)
1組で当日変更で入った4年生の田中選手が7位の好位置。1年生の時から箱根走っていますが、全日本予選で貢献できたのが今回の初めてかな。木部選手も数秒後にゴールして、組4位スタート。ただ、ここからはやや不安定。2組山田・村上選手が中位に留まると、3組が14番手。一時故障があった及川選手はともかく、塩谷選手が30位オーバーと撃沈気味。ボーダーまで下がりちょっと嫌なムードが漂っていました。ただ、それを払しょくしたのはインカレ2部5千2位の岡本選手。留学生に最後まで食らいつくと、終盤に後ろに捕まるも一ケタ順位、潰滝選手もしっかり走り切り、4位に戻してきましたね。ちょっと不安定なのは今年の箱根でもありましたが、その中で通過したのはある程度の力はあるのでしょうかね。久々三大駅伝全て出場のこれからをどう過ごすのか気になりますね。
5位帝京大学4時間00分34秒80[ボーダーから1分02秒46](予想3位)
4組:15位小山司(帝京4)29分32秒01、21位早川昇平(帝京3)29分52秒51
3組:19位柳原貴大(帝京3)30分01秒35、29位堤悠生(帝京2)30分15秒03
2組:3位難波幸貴(帝京4)30分01秒13、9位杉山連哉(帝京3)30分06秒23
1組:14位熊崎健人(帝京3)30分21秒91、17位阿南賢也(帝京2)30分24秒08
補欠:7位猪狩大樹(帝京4)30分21秒47、12位竹本紘希(帝京2)30分34秒67★
総合順位推移(組別順位)
8→4(2)→4(12)→5(7)
かなり主力が抜け苦しいのではと思われた帝京だでしたが、無事通過。1組で熊崎選手が不発気味で圏外だったので厳しいかと思われましたが、2組が頑張りました。当日変更で入った難波選手の起用が的中し2位に。そして杉山選手も一ケタ順位にまとめてきたのはびっくり。主力と新戦力が噛み合いました。厳しいと言われた3組も組総合12番目ながらも何とか30分そこそこでまとめて圏内をキープ。最終組のサバイバルでも小山・早川選手が29分台で走り切り、逃げ切りました。ちょっともどかしい成績が続いてはいますが、自力はついているのでしょうかね。蛯名・田中選手などが調子を戻しての試合をみたい。
6位大東文化大学4時間00分43秒66[ボーダーから53秒60](○予想6位○)
4組:4位市田孝(大東3)29分10秒39、14位市田宏(大東3)29分31秒12
3組:15位片川準二(大東4)29分57秒64、35位大崎翔也(大東4)30分52秒41
2組:4位植木章文(大東3)30分04秒61、18位平塚祐三(大東3)30分24秒39
1組:12位大西亮(大東4)30分18秒66、18位北村一摩(大東1)30分24秒44
補欠:2位池田紀保(大東3)30分16秒98、6位大隅裕介(大東2)30分21秒32
総合順位推移(組別順位)
7→5(6)→10(15)→6(5)
ここ数年になくメンバーが揃った大東大。序盤は順調だった。1組で4年生の大西選手が12位、北村選手も踏ん張ると、どちらも当日変更となった2組も植木選手が4番手に入るなど圏内を走り続けていた。ところが3組で落とし穴。片川選手が30分付近はまだよし、大崎選手が35位の大ブレーキとなってしまった。やはり関カレ欠場していたということで状態は思わしくなかったか。通過に暗雲が立ち込めたが、最終組には市田兄弟が控えていた。兄の孝選手が組4位と大稼ぎ、宏選手は苦戦していたがそれでも29分半ば。通過校の中で唯一最終組での逆転での本戦切符を勝ち取った。底上げも少しずつ見えてきているので、3組の2人が万全での駅伝をみたいところだ。
7位順天堂大学4時間01分06秒69[ボーダーから30秒67](予想8位)
4組:9位松村優樹(順大3)29分17秒72、27位松枝博輝(順大2)30分09秒14
3組:12位西郷貴之(順大3)29分48秒77、14位小澤一真(順大4)29分54秒82
2組:10位稲田翔威(順大2)30分07秒15、23位松村和樹(順大3)30分26秒15
1組:24位的野遼大(順大3)30分34秒83、26位田中孝貴(順大2)30分48秒11
補欠:DNF岩崎祐樹(順大4)
総合順位推移(組別順位)
12→9(8)→6(6)→7(8)
最後の1枚の切符をもぎ取ったのは順天堂大。順位推移を見るとよく通過できたなという感じだ。1組目に復帰待ち遠しい的野選手を投入してきたが、スタミナが戻っていなかったかついていけず、ただ最後の1周を60秒と全ランナーで一番早いんじゃないかというタイムで走って、大幅なロスにはしなかったのは良かった。2組の稲田、3組の西郷選手が好走して圏内に浮上して最終組へ。ここで松村優選手がたくましい走りをみせてチーム初の一ケタ順位。松枝選手が苦しい走りで30分かかったものの(松村選手も探しながら走っていたとか)、7位に食い込みました。他チームに失速出る中、大幅な失速が無かったのが最終的に残った要因ですかね。それにしても増枠あっとはいえ昨年突破できなかったのに今年突破できるとは。不調だったらしい小澤、故障していた岩崎、不出走の小野選手といった4年生が引っ張って、三大駅伝出場のメリットを活かしていきたいところだ。
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