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2013全日本大学駅伝~東洋大の今後を考察

総合2位東洋大学5時間16分19秒

区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区設楽悠太④43分10秒区間2位32秒差
2区服部勇馬②38分23秒区間4位(2→1)-34秒差
3区延藤潤④27分31秒区間2位(1→1)-10秒差
4区田口雅也③41分07秒区間4位(1→2)1分33秒差
5区大津顕杜④34分41秒区間3位(2→2)1分56秒差
6区日下佳祐④36分26秒区間2位(2→2)2分14秒差
7区淀川弦太③35分55秒区間3位(2→2)2分21秒差
8区設楽啓太④59分06秒区間5位(2→2)3分10秒差
1区に設楽悠選手投入もビハインド 服部勇選手で逆転も流れ変えられず
 正直言って圧倒されてしまった。駒大に勝ったのは2区のみ。それも駒大が柱の選手を投入しなかったのが故だ。勝負となる最長区間はそれぞ完敗した。差を見ると4区は非常に大きい。ただ、あれは仕方ないように思う。堅実に走るタイプの田口選手ではスピードでガンガン押されたら何も抵抗できないだろう。区間4位だが、区間2位3位は昨年4区の1位2位の実力者ですし、ある程度走れたと思う。
 
 痛かったのは1区だ。出雲駅伝で中村選手により、1区田口選手を粉砕されてしまい、1万27分台を持つ設楽悠選手を投入して、駒大の独走を阻止しようとしたのだが、それができなかった。1区が慣れていないこともあり、途中で仕掛け過ぎたのはあるだろうが、ラスト3㎞で30秒以上開けられたのは辛い。2区服部勇選手で一時は逆転したものの、流れを変えるにはいたらなかった。
 
 出雲に引き続きアンカーに起用された設楽啓選手も辛い走りとなった。まさかの2分以上のビハインドになすすべもなかった。自分の走りに徹しようとしたものの、定点ごとにじりじり引き離されていく展開。出雲は攻めの走りはできたものの、今回は厳しかった。本来の力からすると59分台はらしくない。もし最後の箱根でも対戦する機会があるなら、窪田選手にリベンジしてほしい。
 
自信があった5区6区7区も差を開けられる展開 日下選手のデビューが収穫
 また、酒井監督が自信あると断言した5区6区7区の3区間もじりじりと引き離されてしまったのはきつかった。特に4年生主力の大津選手が終盤に突き放されてしまったのはチームにダメージがあったかもしれません。相手がスピードがあり悠々走っているので余裕度が違いますが、箱根に向けて考えると秒差でも詰め寄る区間がほしかった。
 
 それで言うなら服部勇選手はやはり今旬と言える選手なのかもしれない。エースがやや分散していたとはいえ、最初の5㎞は全選手ダントツのタイムで通過、終盤も失速は最低限に留めているところを見るとみると力自体は上がってきている。20㎞でしっかりペースメイクできるような状況ならかなりタイムが伸びそうな印象は受けた。
 
 また、引き離されたとはいえ、6区7区は一応の収穫だろうか。日下選手は昨年1万29分01秒を出してメンバー入るかと思われたが惜しくも入らず。少しもどかしい感じだったが、ようやくデビューをすることができた。淀川選手は今年の箱根以降ぐんぐん伸びてきており、これなら箱根でも粘りの走りをしてくれるのではないかと思わせてくれました。

総合力は高いが、駒大を上回れる配置はあるのか? 5区に禁じ手も??
 ただ、優勝を考えるときついなぁ…。何が痛いって、設楽兄弟(弟ですが)を持っていて中村選手を止められなかったということなんですよね。村山選手もいよいよトラックのスピードを駅伝で活かせるようになり、他ランナーは軽く一蹴してしまっている。今年は設楽兄弟は27分台出したものの、そこがピークになってしまっている印象だ。後手後手に回ったら総合力高くてもかなりきつい。個人的にこれしかないんじゃないかと思うオーダーを組んでみた。
 
今考える箱根オーダー
設楽悠-服部勇-田口-今井-設楽啓 定方-淀川-口町-大津-日下

 駒大が現時点でよく分からない区間は1区と5区。ならもうこうするしかないんじゃないでしょうか。全日本で1区、ひとまず経験はできた設楽悠選手をもう一度1区。中村選手が来なければガンガン行ってもらう。来たら、全日本での経験を活かすと。2区服部勇3区田口4区(できればスピードのある)今井選手で乗り切って、5区山登りになりふり構わず設楽啓選手を持ってくると。往路優勝して復路をトップで走り出すのはこれが一番かなぁ…と。
 
 東洋の選手層なら、ほとんどの区間は区間3位以内(このオーダーだとさすがに2区はきついかな?)につける実力はあると思う。復路の繋ぎはまだ誰になるか分かりませんが、選ばれた選手はそれなりに走るだろう。
 
 それでもそれはトップを走っているときだ。如何にして駒大の前に出るか。勿論走力をあと1か月半出来る限り向上させるのも大事だが、作戦面やそれを遂行しきるためのメンタル面なども鍵になってくるだろうと思う。
 
 
なお、木・金・土は遊びますので、あまり記事更新できません。
全日本の記事は以前は上尾ハーフまでにと思ってましたが、
今年は学連記録会までのつもりでのんびり更新します

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