2013/11/15
2013全日本大学駅伝~中央学大の今後を考察
総合11位中央学院大学5時間25分31秒
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区岡本雄大④44分26秒区間9位1分48秒差
2区潰滝大記②40分15秒区間12位(9→12)3分08秒差
3区塩谷桂大②27分44秒区間4位(12→11)3分21秒差
4区及川佑太③42分09秒区間9位(11→9)5分56秒差[1分56秒差]
5区村上優輝①36分28秒区間16位(9→11)8分06秒差[3分16秒差]
6区沼田大貴④37分24秒区間9位(11→10)9分22秒差[3分34秒差]
7区松下弘大③36分56秒区間11位(10→11)10分30秒差[3分49秒差]
8区田中瑞穂④60分09秒区間7位(11→11)12分22秒差[3分14秒差]
ショック…自慢の4本柱が通用せず 区間上位は塩谷選手のみ
出雲駅伝は大健闘、解説者にも褒められた中央学大の目立つフラッシュイエローのユニフォームがこの全日本ではほとんど見ることがなかった。それもそのはず、通過順位は全て9位から12位の間だったからだ。
ショックだったのは出雲駅伝を盛り上げた4人を、前半4区間に投入したのにも関わらずあまり見せ場が無かった事だ。区間順位が良かったのは出雲で4本柱で唯一良くなかった塩谷選手のみ(区間4位)。なんだか逆の結果となってしまった。
最も岡本・及川選手は何とか頑張った。特に及川選手に関しては初の主要区間で区間一桁。順位も2つあげたし、健闘だろう。彼の走りで後半区間何とか10位前後で他チームと絡めたと思う。岡本選手は何とか区間一桁だが、持ちタイム&箱根を見据えると区間5位あたりのチームが見える範囲内くらいでは踏ん張ってほしかったところ。
頂けなかったのが、潰滝選手。今年の箱根、先日の出雲とも1区でしっかり仕事。満を持して2区登場と思ったのだが…。40分オーバーで区間12位とまさかのブレーキに。経過を見ると結果的に区間賞を取る事になった日体大・山学大の選手と走り出すことになってしまったのがオーバーペースだったのだろうか。ラスト3.2㎞は26人中21番目と大失速。ここで壁に当たる事になってしまった。
村上選手ら初出走の選手が厳しい結果も田中選手ら4年生がまとめる
次の5区村上選手が一番厳しい結果となった。全日本予選の通過に貢献したルーキーなのだが、秋口からの不調から脱するのに苦労しているようだ。7区松下選手も区間一桁まではいかず。松下選手は距離が長い方が良いのだろうが、初駅伝の選手は苦しいレースとなった。
ただ、逆に経験豊富な4年生は頑張った。沼田選手は事前のトラックは決して良い結果とは言えなかったものの、その中で区間一桁。もっと距離が長くなる箱根では今回も力になってくれるだろう。田中選手は活き活きした走りに見えました。ほぼ1㎞3分ペースを堅持して区間7位。やはり長い距離は得意な選手です。箱根は4年連続5区か、今年は稼げるかもしれない。
配置の仕方が非常に大事そう シードラインに絡みつくオーダーは…
藤井選手がいた昨年はともかく、川崎監督は基本的に「箱根2区は区間19位でいい、他の区間を区間9位以内で」という事を明言している。潰滝選手など伸びた選手は多いものの、中々主要区間は甘くなさそうだ。2区に誰を置き、他区間でしっかりあげていけるオーダーになるのだろうか。
今考える箱根オーダー
潰滝-及川-岡本-沼田-田中 谷口-木部-村上-塩谷-松下
悩んだ末、潰滝選手は好走経験の多い1区、岡本選手は下り基調の3区、塩谷選手は復路の要9区に。では2区どうするか。及川選手でどうでしょうか??
出雲と全日本どちらも良かったと思うのは及川選手だと思います。箱根8区での好走もあるので登りもそんなに苦手ではないかと。彼が一番4本柱では粘りがありそうな気がします。それにこれなら他の往路区間は区間5位あたりを狙えると思いますがいかがでしょうか。
ただ、意外と選手層が今年は薄いなぁ…と思ったら、山田選手がどういう状況なのか分からないのがかなり大きいのですね。箱根に間に合うか。他にも春先良かった1年生の選手たちが何とかあがってくれれば、連続シード権が見えてくるのかなと思います。
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