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第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【神奈川大学】


往路15位復路20位
総合18位:神奈川大学
うーむ、これだけ故障者がいるとは 予想より下回りました
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区小泉和也③66分28秒区間21位(21)5分23秒差
2区我那覇和真②73分00秒区間19位(21→20)9分25秒差
3区西山凌平②64分54秒区間9位(20→20)11分40秒差
4区井上雄介③56分18秒区間11位(20→18)12分43秒差
5区柿原聖哉③81分16秒区間8位(18→15)14分43秒差
6区東瑞基①62分00秒区間20位(15→18)17分39秒差
7区高山直哉③64分51秒区間10位(18→17)19分03秒差
8区石橋健①68分40秒区間20位(17→17)23分08秒差
9区岡部貴洋④74分32秒区間22位(17→18)28分16秒差
10区坂本翔太④71分48秒区間13位(18→18)30分56秒差
2年連続直前の故障で玉突き区間配置に 3年生に目途が立ったのが救い
 選手層にやや不安はあったが、待望の柱が出現した往路はやれるのではないかと思われた。だが1区任された小泉選手が区間21位と大きく出遅れると前回7区区間賞の我那覇選手も引きずってしまい繰り上げ回避がやっと。ここまでの苦戦は予想できなかった。3区以降西山・井上・柿原選手がは区間10位前後にまとめて少しずつ浮上したが挽回まではいかず往路15位となった。
 
 1区我那覇2区柿原5区西山選手の予定だったが、大会直前に西山選手が脚に痛みが出て回避し3区へ。他の5区候補が今一つで主力の柿原選手を急きょ5区へ。残り2区間はその次に実力のある小泉・井上選手を置いたが、1区が非常に厳しい状況になり波に乗れなかったということだ。昨年から戦力が整いつつあるのだが、勿体ないレースが続いている。
 
 いつも良い復路で少しでも見せ場を作りたかったが、こちらも故障者に泣いた。6区菅原9区柏部選手が走れず、代わりに入った選手が非常に厳しい走りとなり繰り上げになる要因に。7区初出場の高山選手が区間10位と頑張ったのと、この世代最後の最後で何とか出場となった4年生坂本選手が力走を見せたのが救いだった。
 
これで再強化し始めたスカウトが全て揃う 大幅ジャンプアップを
 故障者の影響で穴となった区間はともかく、新4年がだいぶ力をつけてきたのかなという印象。箱根初出場となった柿原選手は急きょの5区でしっかり後半の下りに余裕を残す走り。井上・高山選手もまずまず、小泉選手も本来は安定した選手。他に赤松・菅原選手もおり、核となる学年なのは確かだ。

 
●主な在校生
柿原聖哉④28分33秒50≪3年:箱根5区8位、予選6位、2年:全日本3区11位、予選39位、1年:予選54位≫
我那覇和真③28分46秒08≪2年:箱根2区19位、予選7位、、1年:箱根7区1位、全日本2区8位、予選62位≫
西山凌平②29分23秒09≪2年:箱根3区9位、予選20位、1年:箱根2区11位、全日本1区14位、予選45位≫
中神恒也②29分43秒41≪1年:予選134位≫
小泉和也④29分48秒91≪3年:箱根1区21位、予選52位、2年:箱根3区10位、全日本4区9位、予選52位≫
赤松宏樹④29分53秒54≪2年:箱根4区10位、予選48位、1年:予選53位≫
南俊輔③30分01秒74≪1年:予選168位≫
柏部孝太郎④30分05秒24≪3年:予選44位、2年:箱根5区18位、全日本6区8位、予選85位≫
永信明人③30分06秒92
石橋健②30分07秒74
上位10人平均:22位29分39秒0


井上雄介④30分11秒62≪3年:予選4区11位、予選78位、2年:箱根10区12位、全日本7区14位≫
松本光弘④30分18秒20
菅原涼介④30分22秒17≪3年:予選128位≫
朝倉健太②30分24秒60
高山直哉④≪3年:箱根7区10位、予選84位≫
渡辺慎也③≪1年:予選110位≫
東瑞基②≪1年:箱根6区20位、予選77位≫

●主な新入生
大川一成14分15秒95≪全国1区17位、高校1区12位≫
大野日暉14分17秒21≪全国5区15位、高校1区8位≫
浅利宗一郎14分23秒40≪全国1区41位、高校1区11位≫
鈴木健吾14分25秒64≪全国1区16位、高校1区21位、IH5千10位≫
大塚倭14分28秒26≪全国4区18位、高校3区16位≫
西田秀人14分32秒20
田代僚14分38秒90≪高校7区6位≫

●オーダー組んでみる
大野-柿原-我那覇-大川-西山 菅原-井上-柏部-小泉-高山
 実は柿原選手の世代からスカウトを再強化しており、各学年素質選手はいるのだ。新3年は我那覇&西山選手のコンビはもちろんのこと、予選出走経験のある南・渡邊選手にスピードのある永信選手がいる。2年生は出走した東・石橋選手以外には中神・朝倉選手が台頭。他にもそれより高校時代上の服部選手がいるはずだ。
 
 また一昨年に完成したクロスカントリーが功を奏しているのが、成長曲線の右肩上がりの角度が急になる選手が何人か出ているのは確かだ。それでも総合順位が上がっていかないのは、今度は調整の問題に引っ掛かっているようで…。ここは指導年数はベテランの域に入ってきた大後監督に何とかしてもらいたい問題だ。
 
 新入生に関しては神大としては過去にそうそうない程充実している。大川・大野・浅利・鈴木選手に関してはすぐにでも戦力として期待できる選手たちだ。2区や5区をやれる柱もおり、故障者などがなければ10人目の争いは熾烈となる。予選通過は当然、本戦で大幅な順位アップを果たしてほしいところだ。
 

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