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第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【国士舘大学】

 
路22位復路21位
総合22位:国士舘大学
序盤がもう少しやると思ったのですが…
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区浪岡健吾③68分59秒区間23位(23)7分34秒差
2区菊池貴文④73分14秒区間21位(23→22)12分10秒差
3区武藤健太②67分45秒区間22位(22→22)17分16秒差
4区中山祐介④58分14秒区間22位(22→22)20分15秒差
5区杉沢諒④87分35秒区間22位(22→22)28分34秒差
6区石井秀昴①63分28秒区間22位(22→22)32分58秒差
7区櫻井亮太③67分50秒区間22位(22→22)37分21秒差
8区餅崎巧実①67分22秒区間15位(22→22)40分08秒差
9区岡崎友哉④72分15秒区間15位(22→22)42分59秒差
10区堀合修平②71分53秒区間14位(22→22)45分44秒差
1区が大ブレーキで7区まで駅伝にも経験にもならず 復路餅崎選手以降の粘走が救い
 予選最下位通過ながら、主力がタイムを伸ばしてきてどれだけ食いつけるか注目していた。ただ、1区浪岡選手がハイペースに力尽きたとはいえ69分近くかかるなどダントツの区間最下位に沈んでしまったのが大きく響いた。エースの菊地選手も焦って体が動かず17年ぶりの往路戸塚での繰り上げの憂き目にあってしまった。
 
 その後は駅伝にならず、3区武藤4区中山5区杉沢選手も区間最下位で往路はレースに参加することさえできない苦しい駅伝になった。この結果を受けて4年生の池上・玉木選手らに涙をのんでもらい若手を起用した復路も最初は厳しかった。6区石井7区櫻井選手も区間最下位で7区間中6区間区間最下位、残り1つもブービーとなってしまった。
 
 こうなると出場経験を次に繋げる…というのも甘い文句になってしまうと思ってる。出場しても、それが最下位単独走なのであれば、実質経験値としてならないのではと。実際、86回復路で最下位を走り続けていた亜大がそれ以降箱根路に復帰できていないと。大変危機感を覚えるべき状況ではと勝手に思っている。

総合力はそこそこある?浪岡・武藤選手ら主力の強さは
 そう考えると8区からそこそこやれたのは救いだ。8区1年生の餅崎選手が一人でしっかりペースメイク。繰り上げになったものの最後の最後で見た目最下位は脱出した。アンカー2年生の堀合選手は一番良かった区間14位。彼らは他大学としっかり絡みましたのでこういうのは経験と思う。また、叩き上げ4年生岡崎選手が9区で粘りの走りを見せた。こういう選手が増えるといいと思う。

 
●主な在校生
浪岡健吾④28分43秒44≪3年:箱根1区23位、予選103位、1年:予選164位≫
武藤健太③29分00秒67≪2年:箱根3区22位、予選89位≫
堀合修平③29分35秒11≪2年:箱根10区14位、予選122位≫
櫻井亮太④29分35秒14≪3年:箱根7区22位、予選117位、2年:予選130位≫
宇戸勇人④29分38秒72≪3年:予選151位、1年:予選92位≫
中村大介③29分42秒74
工藤超④29分44秒14≪2年:予選226位≫
餅崎巧実②29分47秒72≪1年:箱根8区15位≫
阿部健裕④29分54秒60
山田健太③29分58秒72
上位10人平均:19位29分34秒1

菊池槙也④30分06秒75
小田部大樹④30分09秒72≪2年:予選108位≫
田中雅人③30分14秒07
石井秀昴②30分20秒10≪1年:箱根6区20位≫
中村克磨③30分23秒56
末廣真也④30分27秒55
飯野彬④30分36秒15≪3年:予選104位、2年:予選175位≫…

●主な新入生
三田眞司14分23秒18≪全国4区9位≫
川崎椋太14分37秒47
本多将貴14分38秒75
近藤航14分40秒08≪高校4区20位≫
鯨井裕貴14分41秒95
中村耕司14分47秒72
谷村亮太14分54秒25≪高校4区30位≫

●オーダー組んでみる
武藤-中村大-堀合-浪岡-三田 石井-工藤-飯野-餅崎-小田部
 ところで、次年度の戦力を見ていると、連続出場が絶望的という状況にあるわけではない。1万平均は何とかボーダーにとどまっているし、1万30分台にも小田部・飯野選手と長いロードに自信がある選手がいる。最近では16人に入っていなかった新3年の中村大選手が神奈川ハーフでいきなり63分20秒といきなりチームダントツトップとなる成績を出す成果も。新入生では三田選手が根性合って面白そうで、それなりに総合力はあると思う。
 
 要、主力となるランナーの長丁場の粘りがもう一つ足りないという所なのだろう。浪岡選手はアキレス腱痛で中々継続した練習ができない事情はあるだろうが、武藤・堀合・櫻井・餅崎・中村大選手あたりが予選でしっかり50位前後などそのあたりでまとめることなど、まず主力の安定性が大事になってくる。
 
 中々育成に苦戦(調整も大事になってくるのですが…)していますが、先ほどの中村大選手の例もあるわけなので、じっくり力をつけていきたいところ。今回出場できたから、ということではなく、今回の結果に危機感を抱き、それを継続すれば、枠がしばらく戻っている間でも出場は可能になってくるかもしれない。

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