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第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【中央大学】

 
往路17位復路11位
総合15位:中央大学
4年生が思ったより伸びなかった分予想より下がりました
 
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区新庄翔太③63分36秒区間14位(14)2分11秒差
2区相場祐人④73分09秒区間20位(14→17)6分42秒差
3区町澤大雅①65分48秒区間16位(17→17)9分51秒差
4区三宅一輝②56分35秒区間13位(17→17)11分11秒差
5区小谷政宏②83分19秒区間13位(17→17)15分14秒差[11位まで5分15秒差]
6区代田修平④61分15秒区間16位(17→17)17分25秒差[11位まで5分38秒差]
7区徳永照②64分42秒区間7位(17→16)18分40秒差[11位まで4分04秒差]
8区市田拓海①67分35秒区間16位(16→16)21分40秒差[11位まで5分15秒差]
9区多田要③70分41秒区間9位(16→15)22分57秒差[11位まで4分29秒差]
10区須河宏紀④72分03秒区間15位(15→15)25分52秒差[11位まで4分00秒差]
徳永選手など随所に3年生以下の健闘を見るも…4年生陣3選手とも苦しむ
 連続シードが途切れて、全日本予選は残飯、箱根予選はブービーで何とか通過と、今までにない試練の1年となった中大。復路の健闘などで復活の兆しはみせたもののシードラインに食い込むまではいかなかった。
 
 その復路は2年連続7区に入った徳永選手がチーム最高となる区間7位、好不調の波がややあると思っていた多田選手も今回は長丁場の9区で区間9位。往路でも1500m中心の三宅選手が最短の4区ながらある程度距離に対応。5区出場が本命視されていた永井選手の代役となった小谷選手も登りに適性を見せた。個人順位は芳しくなかったがルーキーの町澤・市田選手も奮起した。
 
 それでも物足りない成績となってしまったのは、4年生が苦しかったから。箱根予選と上尾ハーフどちらもチームを率いて2区に抜擢された相場選手が途中から腹痛で失速。2年連続で6区好走していた代田選手はプレッシャーからくる不調から抜け出しきれなかったか後半に失速。主力の須河選手はアンカーに入った地点であれと思ったがやはり状態が悪かったか。大集団の中最後力尽きてしまった。浮上しそうで浮上できないもどかしいレースだった。

下級生の突き上げで少しずつ戦力は戻っている 新4年のメンタルは
 ただ、今回の4年生は指揮官でさえ経験していない出来事ということもあり、ある程度仕方なかったかもしれない。ひとまず一つのチームとして立て直せそうな気配が出てきただけでも、ということろだ。

 
●主な在校生
新庄翔太④28分44秒00≪3年:箱根1区14位、予選37位、2年:箱根2区20位、全日本2区6位、1年:箱根4区7位≫
永井秀篤④29分05秒44≪2年:箱根8区出走≫
徳永照③29分20秒07≪2年:箱根7区7位、予選189位、出雲3区6位、1年:箱根7区出走、全日本5区8位、出雲4区4位≫
多田要④29分31秒12≪3年:箱根9区9位、予選127位、2年:箱根4区14位、全日本1区13位、出雲3区4位≫
藤井寛之③29分38秒47≪1年:出雲2区4位≫
三宅一輝③29分39秒28≪2年:箱根4区13位、予選67位≫
出口遼④29分46秒01
新垣魁都②29分47秒57
大家良介④29分49秒46
町澤大雅②29分56秒48≪1年:箱根3区16位、予選270位、出雲1区8位≫
上位10人平均:15位29分31秒8
 

市田拓海②29分59秒75≪1年:箱根8区16位、予選161位≫
渡辺俊平④29分57秒19
松原啓介③30分15秒44≪2年:出雲6区9位≫
岸本圭一郎②30分25秒11≪1年:出雲5区13位≫
谷本拓巳②30分47秒08≪1年:出雲2区12位≫
鈴木修平②30分48秒41≪1年:出雲4区9位≫
小谷政宏③31分59秒45≪2年:箱根5区13位≫

●主な新入生
竹内大地14分19秒61≪IH3障14位≫
長濱公省14分24秒57
細川隆太14分27秒99≪全国4区21位、高校4区25位≫
蛭田雄大14分31秒20
江連祟裕14分53秒75
木村総志14分56秒35

●オーダー組んでみる
新庄-町澤-市田-三宅-小谷 藤井-松原-永井-多田-徳永
 幸い新3年と新2年は結構元気になってきた選手が多い。新3年は先の徳永選手と三宅選手以外にも山登り適性が分かった小谷選手にスタミナさえつけば面白い藤井選手、出雲アンカーでまずまずだった松原選手もいる。新2年は駒数豊富。町澤・市田選手以外にも1万29分台出した新垣選手に、上尾で64分台出した相馬・鈴木選手に65分台の渥美・谷本・谷選手など1年後には大きく成長を遂げているかもしれないのだ。
 
 さてキーとなるのはそれらをまとめる4年生だ。エースとなる新庄選手は今年の箱根1区は区間14位ともう少しだった。夏まで故障していたことを考えると復調したが、次年度はトラックからしっかり戦っていきたい。他成績を安定させたい多田選手に後もう少しで足踏みの渡邊・出口選手ら。そして忘れてはならない永井選手。彼らの精神面の成長が大事だ。
 
 ルーキーは竹内選手らがいるが基本的にはじっくり育てていく感じになるだろうか。基本的には在校生がしっかり引っ張っていく形だ。駒数自体は足りている。問題は箱根予選慣れしていない事。突破さえすれば活路を見いだせる潜在能力はあるのだが、どこもそうだが、シード常連だった伝統校は例外なく独特の雰囲気と戦い方に苦戦する。駒数が揃っても敗退がありえるのだ。だからこそ、4年生がしっかりとする必要があるのだ。

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