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第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【上武大学】


往路16位復路22位
総合20位:上武大学
だいたい思っていた通りのレース展開だった
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区山岸宏貴④63分11秒区間10位(10)1分46秒差
2区倉田翔平③70分40秒区間8位(10→9)3分48秒差
3区佐藤舜③65分05秒区間10位(9→9)6分14秒差
4区東森拓②57分13秒区間18位(9→12)8分12秒差
5区松元航③85分50秒区間20位(12→16)14分46秒差
6区三好慎平②61分37秒区間17位(16→16)17分19秒差
7区高津戸翔太④66分32秒区間20位(16→18)20分24秒差
8区根岸成光③70分32秒区間22位(18→20)26分21秒差
9区大西淳貴③72分52秒区間18位(20→20)29分49秒差
10区金子大樹④72分24秒区間16位(20→20)33分05秒差
3本柱を並べ序盤はシード争い 順位を落とすもレースに一番参加できた
 85回大会に初出場を果たしてから初めてだった。往路でシード権争いに絡んだ。原動力となったのは、レース前から注目だった3本柱。1区昨年の学生ハーフから覚醒した山岸選手が高速1区を耐えて区間10位。一昨年の全日本で覚醒しかけその後故障したが見事に舞い戻ってきた倉田選手が2区で区間8位の走り。
 
 3区には中々1年時の輝きが戻らなかったが佐藤選手が7位集団の中良い粘りを発揮し総合9位で襷リレー。3区終了時でシード権内は大学発の快挙だ。4区長い故障から戻ってきた東選手と、今季の成長株ながら直前で調子を落としていた5区松元選手がじわじわ順位を落としてしまったものの、実りある往路だった。
 
 だが、そう事はうまく進まなかった。6区三好選手が何とか粘ったが、7区8区で今年の課題だった選手層の薄さが露呈。高津戸・根岸選手とも地道に力をつけてきた選手だったものの、見た目順位の争いからも取り残されてしまった。それ以降、長い距離が得意な大西選手が区間18位、4年間予選走っていないながらも最後に滑り込んだ金子選手が区間16位だったが、残念ながら復路は最下位に終わった。

倉田・佐藤選手ら4年生に経験者多い 新3年の底上げとルーキーの活躍も注目
 ひとまず箱根予選が得意だからここの関門は有利…とはいえ、今年度の箱根予選では増枠がなければ落ちていたという結果。他校の勢いに、自慢の育成力が通用しなくなってきているのは確か。底上げは急務と言える。
 
●主な在校生
倉田翔平④28分35秒00≪3年:箱根2区8位、予選12位、2年:全日本1区3位、予選34位、1年:箱根4区17位≫
佐藤舜④28分58秒09≪3年:箱根3区10位、予選96位、2年:箱根2区18位、全日本2区12位、予選22位、1年:箱根1区7位≫
松元航④29分48秒38≪2年:箱根5区20位、予選54位、箱根8区17位、全日本6区6位、予選90位≫
佐々木天太④29分56秒96≪2年:箱根1区20位、全日本5区5位、予選47位≫
三好慎平③29分58秒28≪2年:箱根6区17位≫
田林希望③29分58秒78
大西淳貴④30分11秒20≪3年:箱根9区18位、予選118位、2年:箱根10区15位、全日本7区9位、予選101位≫
東森拓③30分13秒16≪2年:j箱根4区18位≫
大久保雄矢④30分25秒66
横内佑太朗④30分25秒93≪3年:予選145位、2年:箱根6区17位≫
上位10人平均:23位29分51秒1


末永允④30分26秒36
岡添大樹②30分35秒19
石黒大介③30分38秒69≪2年:予選252位、1年:予選170位≫
根岸成光④30分38秒86≪3年:箱根8区22位、予選136位≫
志塚亮介②30分44秒08≪1年:予選159位≫
三田村健太④30分48秒30≪3年:予選164位≫
森田清貴②30分49秒87≪1年:予選191位≫

●主な新入生
坂本佳太14分26秒64≪全国4区14位、高校4区22位≫
井上弘也14分36秒25≪全国5区3位≫
吉田貢14分38秒50
高瀬翔大14分42秒77
山岸広海14分44秒66≪全国4区30位、高校1区41位≫
佐藤駿也14分46秒16
小林力斗14分59秒68≪全国5区40位≫

●オーダー組んでみる
佐藤-倉田-松元-東-井上 三好-坂本-石黒-大西-佐々木
 幸いなのは新4年が充実していること。他校のエースとも戦える手応えを掴んだ倉田選手と、つい先ほど行われた東京マラソン2時間12分台で走り切った佐藤選手は柱だ。これに2年連続箱根出走の松元・大西選手と、3年時から主将を務める佐々木選手あたりは主力だ。
 
 また、1年生では上武大にしては持ちタイムの良いルーキーが入る。高校駅伝と全国駅伝にどちらも出場した坂本選手。それと全国のエース区間5区で区間3位の好走を見せた井上選手はすぐにでもメンバー争いに絡める選手たちだ。今の4年生がいるうちに1年生をある程度走れるようにしたい。
 
 課題の選手層のカギとなるのは新3年。東・三好選手が箱根経験したがもっとやれるはずだ。高校時代1万29分台出したことのある田林選手はそろそろ始動したい。他、マラソン走った石黒選手がいる。新2年は岡添・志塚選手などがじっくり力をつけたい。少しずつ選手数は多くなってきているので、しっかり予選を突破し、次こそシード権を目指せる体制を整えていきたい。

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