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第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【東京農業大学】


往路14位復路12位
総合14位:東京農業大学
 1区があそこまで遅れてしまうとは…
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区佐藤達也④66分48秒区間22位(22)5分23秒差
2区津野浩大④71分19秒区間13位(22→19)8分04秒差
3区戸田雅稀②65分32秒区間13位(19→18)10分57秒差
4区佐野雅治②58分04秒区間21位(18→20)13分46秒差
5区三輪晋太朗④79分56秒区間4位(20→14)14分26秒差[10位まで4分27秒差]
6区土井久理夫③61分14秒区間15位(14→14)16分36秒差[10位まで4分49秒差]
7区岩渕慎矢③64分43秒区間8位(14→14)17分52秒差[10位まで3分16秒差]
8区浅岡満憲③66分29秒区間8位(14→14)19分46秒差[10位まで3分21秒差]
9区竹内竜真③70分23秒区間6位(14→14)20分45秒差[10位まで2分17秒差]
10区山本和樹④73分34秒区間20位(14→14)25分11秒差[10位まで3分19秒差]
1区ブレーキで終戦 5区三輪選手激走で巻き返すもシード権に手はかからず
 箱根予選をトップ通過。しかも前回優勝を手にした日体大のその時の記録を上回った事で話題になった農大だが、本戦でのシード権獲得は今回もならなかった。一番響いたのは1区佐藤選手の出遅れ。農大の中では比較的安定感がある選手という印象だったが、あの展開では走りを狂わされてしまっただろうか。その流れで、2年前5区で苦汁をなめた2区津野選手と、昨年強風で大苦戦となった3区戸田選手が踏ん張るものの、初出場となった4区佐野選手が戻してしまい総合20位と非常に厳しいレースとなってしまった。
 
 しかし、ここで会心の一撃が入る。5区に入った三輪選手が激走。直前の記録会で好記録連発していたが、その勢いそのまま。なんと79分台で走破し、6人抜きを果たし総合14位まで浮上。シード権までは4分半の大差がまだあったものの、息を吹き返した。このまま引退するのが惜しい。
 
 これより久々に「駅伝」をすることができた。6区土井選手が繋ぐと、7区岩渕・8区浅岡・9区竹内選手が連続で区間一桁。岩渕選手は昨年の後半の落ち込みもなくしっかり走り切り、浅岡選手は怪我が多かったが後半にも余力を温存。竹内選手は復路のエース区間で持ち前の安定感を発揮。区間6位と農大一の走りを見せ、シード権に2分余りまで迫った。アンカーの昭和生まれ最後のランナーになるだろう山本選手が力尽きてしまったが、悪い流れを切れなかった昨年とは違う姿を見せることはできた。
 
収穫という岩渕・浅岡・竹内選手が往路で戦える力を身につけられるか
 最も、往路序盤が苦しくなってしまったのは今回も同じだった。やはり往路序盤で食らいつける選手が出てこないとその後追い上げるのは難しい。監督が収穫とあげらていた竹内・浅岡・岩渕選手が如何に他校の主力と張り合える精神力をつけられるかどうか気になる所だ。

 
●主な在校生
竹内竜真④28分51秒16≪3年:箱根9区6位、予選19位、2年:箱根2区19位、予選9位、1年:箱根8区11位≫
戸田雅稀③28分54秒74≪2年:箱根3区13位、予選10位、1年:箱根4区20位、予選136位≫
佐野雅治③29分15秒04≪2年:箱根4区21位≫
岩渕慎矢④29分16秒25≪3年:箱根7区8位、予選31位、2年:箱根8区16位、予選61位≫
浅岡満憲④29分16秒89≪3年:箱根8区8位、予選66位、2年:箱根3区19位、1年:箱根3区7位≫
田中優④29分42秒76
土井久理夫④29分44秒80≪3年:箱根6区15位、予選28位≫
遠藤凌平③29分48秒04≪2年:予選66位≫
西村昌悟②29分54秒12≪1年:予選269位≫
藤井拓也④29分57秒61
上位10人平均:14位29分28秒1
 

山浦大輔③29分58秒25≪2年:予選163位≫
大橋真弥③30分00秒31≪2年:予選85位≫
福島太郎④30分03秒52
畠山泰成②30分11秒48
柏木宏亮④31分12秒96
佐藤一④30分13秒51
山口美樹③30分18秒94

●主な新入生
高橋悠平14分30秒70
阪本和也14分31秒04≪高校3区17位≫
関樹道14分31秒73≪高校1区28位、IH1500m3位≫
茂木洋晃14分43秒27≪高校2区10位、IH3障3位≫
高良綾太郎14分46秒91
徳永晃希14分47秒69
原由幸14分49秒81

●オーダー組んでみる
戸田-竹内-浅岡-佐野-遠藤 土井-西村-山浦-岩渕-大橋
 予選の事を考えるとその3選手と戸田選手を合わせた4人のランナーは計算できるとみていいだろうと思う。特に竹内選手は安定しており、彼が一応エースとみていいか。それにスピードのある戸田・浅岡選手と、ロードで安定の岩渕選手らが主力となりそうだ。
 
 他には予選で好走した土井選手と、箱根本戦は走っていないが予選二ケタ順位の遠藤・大橋選手もしっかり戦力になれるかどうか。3障のイメージが強い佐野・山浦選手あたりも距離に苦慮しなくなれば面白い存在かもしれない。
 
 スカウトの苦戦の影響もあり新2年がきついが西村・畠山選手あたりが少しずつでも力を付けたい。このあたりは新1年の高橋・阪本選手やトラックのタイムは持っている4年生の田中・藤井・福島選手らあたりで競っていければ層厚くなるか。今の4年がスカウト一番成功した世代なので、逞しいチームを作り上げたい所だ。

おまけ
■□日本学生ハーフエントリー□■
http://www.iuau.jp/ev2013/17mhalf/17mhalf_entry.pdf
並び順が名前も大学も学年がバラバラなのが気になりますが(汗)
色んなレースが中止になっていますが、これは大丈夫だと思います!

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