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第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【法政大学】:


往路11位復路14位
総合11位:法政大学
往路序盤が思ったより良く、全体的に少しずつ上に
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区田井慎一郎④63分13秒区間11位(11)1分48秒差
2区佐野拓馬③71分30秒区間16位(11→13)4分40秒差
3区黒山和嵩③66分44秒区間19位(13→15)8分45秒差
4区中村涼②55分44秒区間6位(15→14)9分14秒差
5区関口頌悟③80分35秒区間6位(14→11)10分33秒差[10位まで34秒差]
6区田子祐樹④60分18秒区間7位(11→10)11分47秒差[11位に6秒貯金]
7区森永貴幸③66分16秒区間18位(10→10)14分36秒差[11位に12秒貯金]
8区佐藤和仁②66分23秒区間7位(10→9)16分24秒差[11位に8秒貯金]
9区松田憲彦④71分18秒区間13位(9→9)18分18秒差[11位に1分00秒貯金]
10区高梨寛隆④73分32秒区間19位(9→11)22分42秒差[10位まで50秒差]
主力欠場の中、山以降粘り強く戦うも… 3区間のブレーキに泣く
 出雲&全日本両方とも活躍していたエースの西池選手と安定感あったルーキーの足羽選手の2人が怪我などで欠場。あまり層が厚いとはいえない法大には大打撃だったが粘り強く戦った。
 
 全日本に続き1区に起用された田井選手が区間11位。全日本のようにずるずる後退せずしっかり走った。初駅伝いきなりエース区間2区となった佐野選手が踏ん張ると4区中村5区関口選手が連続区間6位で10位と34秒差の11位で往路を折り返すと、6区主将の田子選手が逆転し総合10位へ。8区初駅伝の佐藤選手が区間7位の好走を見せ総合9位へ。9区松田選手が昨年より良い成績で走りボーダーライン上のレースとなった。
 
 しかし、最終的に次点に泣いた。形的にアンカーの高梨選手が背負ってしまっているが、他2区間でブレーキが出ている。昨年殊勝の走りをみせた黒山選手が3区でブレーキ、7区安定感あると思われた森永選手が伸び切らず。この区間は10位前後のチームが全部失速し一応貯金したが抜け出すチャンスだったとも言える。シードギリギリの戦力で3区間ブレーキということで総合力が足りなかった、ということだと思う。
 
西池・関口・足羽選手など戦える選手が出てきた 貪欲に結果を求めたい
 ただ、それでもスカウトと坪田監督の手腕で少しずつチームに粘りというものが出てきたように感じる。走れなかった西池・足羽選手、昨年ほどではなかったものの粘った関口選手、新2年の中村・佐藤選手など走れる選手は出てきているのではないだろうか。
●主な在校生
西池和人④28分39秒04≪3年:全日2区5位、出雲1区3位、2年:箱根1区3位、予選18位≫
関口頌悟④28分49秒23≪3年:箱根5区6位、全日6区11位、2年:箱根5区2位、予選41位、1年:予選104位≫
黒山和嵩④29分21秒09≪3年:箱根3区19位、全日3区11位、2年:箱根4区3位、予選134位、1年:予選250位≫
中村涼③29分22秒27≪2年:箱根4区6位、全日本7区9位≫
足羽純実②29分30秒35≪1年:全日本5区5位、出雲5区5位≫
藤井翔太③29分31秒56
佐藤和仁③29分39秒83≪2年;箱根8区7位≫
藤井孝之③29分42秒98≪2年:出雲6区13位、1年:箱根8区12位、予選116位≫
齋藤晟也②29分57秒08
佐野拓馬④29分58秒18≪3年:箱根2区16位、2年:予選57位、1年:予選155位≫
上位10人平均:12位29分27秒2


森永貴幸④30分05秒44≪3年:箱根7区18位、2年:予選94位≫
岩崎瑛④30分24秒10
坂田昌駿②30分30秒04
田中優大③30分27秒71
田辺良磨②30分34秒38
木村優志②30分36秒48
樋上滝太郎③

●主な新入生
園田憲佑14分24秒70
鹿嶋隆裕14分31秒49≪高校3区43位≫
増田将也14分34秒46≪高校1区43位≫
緒方喬平14分37秒25
増田真也14分47秒84
伴雄介14分49秒80
阿部泰久14分56秒44≪高校6区30位≫

●オーダー組んでみる
西池-佐野-中村-岩崎-関口 黒山-足羽-坂田-佐藤-藤井孝
 学年的には法大も次年度が大きく盛り上がる年ですね。稼ぎ頭の西池・関口選手が最終学年、他にもようやく軌道に乗ってきた佐野選手、今回は失敗してしまったが期待は高い黒山・森永選手ら中心になる学年だ。
 
 面白くなってきているのが新3年だろう。坪田監督が口酸っぱくこの世代が上がってこないと話していたが、今回の箱根では中村・佐藤選手が繋ぎ区間ながら良い区間順位で走り切ってみせた。くすぶってる藤井孝・藤井翔・樋上選手あたりが刺激受けてくれるとと思います。
 
 新2年や新入生は1年かけて育てる感じでしょうか。坂田選手あたりはロードで期待したいところ。このあたりは上級生にじわじわ力をつけた選手が複数いるので手本にできればと。今回はシード権獲得できなかったが、成長できる土壌は整ってきている。シードなどと言わず、貪欲に結果を求めていきたいところだ。

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