2008/12/14
◆◇箱根駅伝区間予想-青山学院大学その1-◇◆
ついに重い扉をこじあけた…
33年ぶり14回目 |
青山学院大学 |
07箱根予選10位、08箱根予選13位 |
かつての常連校を箱根に呼び戻すために原監督が青山学院大学を率いて5年目、ついに夢が叶った。かつて出場していた時は過去最高7位という成績があるが、最後に出場した時はアンカーがゴール手前150mで途中棄権。その悔しさを胸に再び箱根路を目指したが、あれから33年もの年月が流れてしまった。予選会では夏合宿で故障者が続出したものの、4年生が踏ん張り、最後の枠に滑り込んだ。33年前のOBの思いも乗せて、青山学院が襷を繋ぐ。
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選手名 | 長所や特徴 | 短所や悪い情報 | どちらともいえない、その他 |
S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手 |
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手 |
B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手 |
大坪恭兵(4年) |
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佐々木徹也(4年): | 不調? | |
松野祐季(4年): | 不調? | 米澤類(3年) |
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岡崎隼也(4年): | スピード型 | 村元仁(4年) |
市岡敬介(3年) |
田中五月(3年) |
鈴木惇司(2年) |
辻本啓吏(2年) |
西尾宗一郎(2年) |
川村駿吾(1年) |
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※チーム(ほぼ)全員 | ムード○ | ロード×、ケガしやすい | 初出場、ムラッ気 |
上位10人平均:1.6点 16人平均:1.0点
(参考)前回10位校:1.9点 前回最下位校:1.1点
◆ワード説明
…情報より、上りが得意と判断
…スピードに魅力がある選手
…出場決定より、ムードが上がっている
…至近の記録会で不調と判断した選手
…トラックの持ちタイムにロードの記録が伴わない
…ケガをしやすい
…大学駅伝に初出場。フレッシュだが、経験不足と悪く出る方が多い
…調子の良し悪しの差が激しい
戦力分析
予選最下位校の割には前回のシード校に割合点数が近く、前回最下位校よりも結構点数が高くなっている。これは最下位校は流れが悪くてどんどんブレーキになるからということもあるが、青山学院のトラックの成績が良いからである。28分台のランナーはいないが、29分台のランナーが意外と多い。今回は末松、米澤豪と2人の29分台のランナーがいないが、それでもそんなに悪いわけではない。予選を冷や汗通過となったのは、ロード(てか20kmに弱いのか?)で成績が伴わないのと故障者が多いことによる。
1万m29分40秒以内に、佐々木、松野、荒井、米澤、これに大坪、先崎を加えると頭数は結構揃っているのである。ただ、問題はロードで繋げられない、故障が多い、ムラが多いということでなかなかチーム力を出すことが出来ずにいるという感じだ。全員キッチリ仕上げて、トラックのスピードを活かすことができれば、結構やれるチームなのである。
出場を決めてから、目標をシード権として盛り上がっているようなので、いい方に出れば大いに結構なのだが、タイム上は最下位争いは免れないところ。また、飛びぬけたエースがいないのも悩みどころ。エースがいないと悩んでいる大東大や上武大などよりも予選でチームトップのタイムが悪い。しかもそのチームトップの荒井を出遅れないため1区で使うそうなのだが、果たしてどうなることやら… まあ、監督も前回選抜を過去最高の4位に導いている人なので、意外と来るかもしれない。
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