2009/01/01
箱根駅伝2009、フリーダムにシュミレーション⑤
では続きです。今回は、8区藤沢まで。
二宮:1位早大、2位駒大1分20、3位日大2分25、4位山学4分15、5位東洋6分30、6位中学6分55、7位日体7分25、8位中大7分30、9位明大7分55、10位東海国士8分35、12位亜大選抜城西9分05、15位拓大9分50、16位大東10分00、17位順大帝京11分15、19位東農12分20、20位専大12分35、21位青学13分20、22位神大13分45、23位上武16分05
通過:東農10分40、神大、11分10、青学11分15、上武13分50
駒大との差はちょっと開いたような感じだ。ここは早大のトップ効果がモロに出ているようだ。後続では明大のエース東野が2つ順位を下げてややブレーキ気味。やはりまだ上がりきっていないのか。しかしせっかく中村があげてくれたのに勿体無い。何とか踏ん張ってほしい。また、12位の集団から10位の東海国士の姿が見えてきたという情報。亜大が5区瀬口の好走の勢いに乗って追い上げてきた。ここからは力のある4年生が続き、強い。城西篠原も利用させてもらっているようだ。
トップは相変わらず八木が1km3分を守っている。後ろの第2中継車が見えなくなった。我妻は首が振れてやや苦しい表情になってきた。後ろからは先ほどから大八木監督の怒号が響くようになってきた。なのでそこまでの失速はないはずだ。ただ、ややスタミナ切れのようだ。
終盤に入ってシード権争いが慌しくなってきた。12位集団から亜大吉見が抜け出し、城西、選抜が置いてけぼりにされた。そして、前の東海、国士舘の中に割って入っていった。吉見はそのまま2人も置き去りにし、単独10位に浮上。厳しいと見られていた亜大のシード権が一気に現実味を帯びてきている。
トップは早大八木が守りリレー。八木は63分台の走りだった。駒大との差は2分以上開き、総合優勝を手繰り寄せたかに思える走りであった。
7区終了地点
1位早大7時間35分06秒(→)
2位駒大2分04秒(→)
3位日大3分53秒(→)
4位山学4分32秒(→)
5位中学7分35秒(1↑)
6位日体8分02秒(2↑)
7位中大8分06秒(2↑)
8位東洋8分14秒(3↓)
9位明大9分15秒(2↓)
10位亜大9分34秒(3↑)
11位東海10分07秒(1↓)
12位城西10分17秒(2↑)
13位国士10分25秒(2↓)
14位選抜10分28秒(2↓)
15位大東11分00秒(1↑)
16位拓大11分16秒(1↓)
17位帝京12分08秒(1↑)
18位順大12分54秒(1↓)
19位専大13分36秒(→)
20位東農14分52秒(14分19秒)(→)
21位青学14分57秒(12分53秒)(→)
22位神大15分41秒(13分05秒)(→)
23位上武18分22秒(16分05秒)(→)
東洋飛坂が後半失速し順位を落とした。逆にエース級を投入した日体大と中学は順位アップ。シード争いの前の集団に。中大辻も健闘した。暗雲が立ち込めているのは明大。ここで主力級を全て使い果たしたが、9位。シードまでは1分も無い。10位には亜大、その後ろには東海大城西大国士舘などがひしめく。9位から14位までは僅か1分13秒。一体どうなるか分かったものではない。また青学が順大と1秒差の19番手で襷を渡し、ここまでは健闘している。
8区
【駒大】高林 【早大】猪俣→朝日【中学】大野
【亜大】神山 【山学】山本 【中大】小柳→斉藤
【帝京】佐藤健 【日大】笹崎 【東洋】川原→高見
【城西】渡邉→石田【東農】園田 【上武】原
【日体】小柳津→永井【拓大】住本 【神大】萩野→川上
【東海】田中 【専大】安島→石垣 【明大】岩崎
【大東】土田→高橋【国士】久伊原【順大】志賀→木水
【青学】小林 【選抜】尾関
朝日は1km2分58、高林は1km2分55、で最初入ったため、最初少し差が詰まる。が、渡辺監督曰く"秘密兵器"と言わしめる朝日がそれ以上詰めさせない。全日本では大きく詰められたが、20kmでは事情が違うようだ。
また3位日大笹崎の後ろに山学山本が迫ってきているという情報。やっぱり単純な日本人比較では日大<山学なのか。シード争いは10位亜大神山が現在単独で走っているが、その後ろ150mくらいで東海田中、城西石田、選抜、国士久伊原、の4人が併走しておっているようだ。ここは最後まで熾烈な争いが続くだろう。
茅ヶ崎:1位早大、2位駒大1分55、3位日大4分35、4位山学4分45、5位中学7分55、6位日体中大8分20、8位東洋8分55、9位明大9分25、
10位亜大10分10、11位東海城西選抜国士10分40、15位大東拓大11分30、17位帝京12分20、18位順大13分15、19位専大14分15、20位青学15分20、21位東農15分25、22位神大16分00、23位上武18分45
通過:青学13分15、神大13分25、東農14分50、上武16分30
1位早大と2位駒大との差は少し詰まったが、最初に詰まった分のみで今は均衡状態だ。某解説者も"これは20kmですからね。高林君は20km苦手なので開くかもしれませんよ"といっている。11位は相変わらず集団、ただ国士舘がやや遅れ加減だった。
8km過ぎ、日大と山学の差がなくなり、3位争いはマッチレースとなった。どちらも優勝は厳しくなったものの、三本の指には入りたいところ。ここはちょっと牽制になりそうだ。バイクは現在、18番手争いの順大木水と青学小林の争いを映している。木水は昨年(やっと昨年と書けるんですね)の箱根で体調不良を起こしてしまった。そのリベンジに燃えているとのことだった。ただ、力の差がある青学小林についてこられているということはあまり早くないような…
11位争いは国士が完全に脱落。1年久伊原にはちょっと辛いタイムだったか。
トップは朝日がずっと3分ちょっとというペースをずっと刻んでいる。某解説者は、彼は下積み生活が長いから体幹がしっかりしているので落ちないですよ、と力説している。まあ、確かにフォームだけみれば高林より朝日か。ただ、駒大が自信を持って送り出した高林がこれだけで終わるのだろうか。
藤澤:1位早大、2位駒大2分00、3位山学日大5分20、5位中学7分35、6位日体8分15、7位中大8分35、8位東洋9分、9位明大9分45、10位亜大10分20、11位東海城西選抜11分05、14位国士11分20、15位大東11分55、16位拓大12分00、17位帝京12分55、18位順大14分20、19位専大15分、20位東農15分55、21位青学16分25、22位神大16分55、23位上武19分30
通過:青学神大14分20、東農15分25、上武17分25
ここまで目立った動きはない。中大斉藤が日体永井に引き離されたくらいである。ただ、10位亜大と11位集団が若干開いているのが気にかかる。まあ確かに亜大4年と下級生の集団だし実力差ある。このままシードは決まってしまうのだろうか。といっても、そんなことがあるわけなく、予選会で良かった城西石田が遊行寺の直前で仕掛けてペースをあげる。これに選抜がついていけず脱落。このままではまずいと前を追う。
では、ここまで~
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