2009/07/04
【6/22~6/28】記録会の結果あれこれ
今更ですが、先週の大会の結果を載せたいと思います。
日本選手権は学生のみとしてもう一度好き勝手書きたいと思います。
日本選手権
1500m
4位田中佳祐(城西3年)3分46秒42
先日、城西大全日本予選落ちの原因の一つとなってしまった田中が出場したが、びっくりの好成績。しかも予選では組トップだったとか。なんというか…高橋と同じようにこちらに合わせてきていたのだろうか。スピード強化してて悪天候で重圧のかかる1万ではちょいもたなかったのだろうか。いずれにせよ、うまく調整していれば確実に城西は出場できたのだから惜しいのだが…。まあ、学生が上位に食い込めて良かったということにしておこうか。田中してはこのスピードをどれだけ20kmに活かせるかがポイントになるだろう。本来はエース格の選手なのだから頑張ってもらいたい。
5000m
8位宇賀地強(駒大)13分59秒68
9位高橋優太(城西)14分01秒95
14位深津卓也(駒大)14分20秒50
17位八木勇樹(早大)14分24秒45
学生トップは駒大の宇賀地選手。妥当っちゃ妥当か。昨年との成長度はあまりないが、安定感はさすがということにつきる。続いて城西のエース高橋が入ったが…結果論、こっちに出ている場合じゃなかったという感じ…。高橋は今回の全日本予選落ちをどのように思っているのだろうか。エースという自覚をもう一度持ち直してほしいというところだ。その他、中々不調から脱せない駒大の深津や大舞台はやっぱりうまく走れない(というか上のレベルと競うと弱いのか?)八木。このあたりの選手は自チームの浮沈の鍵を握る選手なので、これからの奮起を期待したいところだ。
3000mSC
7位棟方雄己(中大2年)8分42秒04
8位山下隆盛(中大3年)8分45秒54
11位松本葵(山学4年)8分50秒51
14位大谷康太(山学4年)8分53秒34
なんか山学VS中大という感じになった3000mSC。関東インカレでは山学勢が凄まじかったが、日本選手権では中大勢の完全勝利となった。8分40秒前半はかなりレベルが高いと思う。棟方、山下は中大のこれから中心となっていく選手なので、これを機に飛躍してほしい。山学勢も悪いわけではない。松本なんかは途中先頭集団を引っ張る積極的な走りを披露してくれた。箱根は多分走らないと思うが、それでも出雲あたりは期待したいところである。
平国記録会
※組上位の選手+管理人の勝手なピックアップとなっています。
○5000m
14組
1位笹川藤太(上武)14分49秒15
2位土田修司(大東)14分49秒55
3位赤崎研二(上武)14分50秒10
15組
2位飯沼健太(平国4年)14分48秒44
3位服部峰祥(中大)14分50秒43
4位松尾直樹(専大2年)14分50秒92
16組
1位神澤陽一(早大4年)14分39秒90
2位園田隼(上武)14分40秒73
3位古瀬弘賢(上武)14分42秒76
4位花島昂己(日大1年)14分47秒08
14組あたりから徐々に知っている選手が顔を出し始めたか。15組の飯沼は平成国際の中心選手。全日本予選はチームが棄権を選択をしたが、見てみたい選手の一人だった。ここの組ということはあまり調子はよくなかったのか、それでも組トップはさすがというところだろうか。後は専大6区を走った松尾だが、やはり平地は弱いのか。箱根専門の選手となりそうだ。
16組には早大上昇期に箱根を走った神澤が組トップ。今の早大の戦力ではメンバーに入れないかもしれないが、文武両道貫いてほしいところだ。その他、上武のレギュラー争いあたりの選手や、日大の期待のルーキー花島の姿が。うー、花島はこの面子なら組トップをとってほしいところだった。失礼ながら先輩と同じようにならないでほしいと思うのだが…。
17組
1位鴛海辰矢(東洋)14分20秒16
2位小林光二(中学3年)14分25秒13
3位権守竜也(東洋3年)14分25秒15
4位長谷川裕介(上武3年)14分26秒13
6位大谷克(中学3年)14分27秒82
7位石田康雄(上武)14分28秒38
8位佐久間樹(平国)14分28秒99
9位野中洋輝(中学4年)14分29秒61
10位本田勝也(東洋)14分30秒22
11位池田亮太(東洋)14分32秒72
12位伊藤彰(上武3年)14分33秒14
13位今井翔太(東洋)14分33秒80
14位千葉貴士(東洋3年)14分33秒89
15位八巻賢(城西)14分34秒50
16位朝日宏宣(上武4年)14分36秒15
19位藤原秀明(中学)14分36秒45
21位釜石慶太(東洋4年)14分37秒06
22位丸林祐樹(日大4年)14分37秒69
24位齋藤大樹(慶大)14分39秒72
急にレベルがあがった17組だが、東洋の鴛海がトップに。調子が余程いいのか、後ろを5秒引き離しての余裕のトップ。最終組で走らせたかった感じである。東洋はその他、大挙出場。釜石以外は箱根未経験の選手ばかりなのだが、箱根出場していないということを考えるとレベルが高い。11番手以下の層の厚さということを考えるとやはり東洋大が一番である。ここから選ぶ監督は大変そうである。次に目立ったのが中学勢。3年生トリオの2人がまあまあの成績。箱根往路を凌げられるようもっとスピード強化をしてほしいところだ。
また上武勢も頑ばった。特に長谷川がだいぶ復活してきたのは嬉しいニュース。全日本予選を欠場し、これは長引くかと思ったが、思ったより早く復帰。秋には大丈夫だろう。期待外れは日大丸林。この面子ではキャリアも持ちタイムもトップレベルのはずなのだが、やっぱりこんな感じに…。日大は昨年秋にインフレ気味ながらタイムを出しているので何とかそこに期待するしかない。
18組
1位市川孝徳(東洋)14分26秒93
2位岡村悠平(日大2年)14分30秒10
3位山本憲二(東洋)14分31秒89
4位山田雄司(中大)14分32秒18
6位大橋秀星(専大)14分36秒33
7位石垣弘志(専大4年)14分38秒13
8位三部将史(國學)14分39秒84
9位安田桂佑(東洋)14分41秒23
10位小田切崇(東洋)14分43秒10
18位星猛宏(専大2年)14分55秒89
19組
2位佐藤寛才(東洋2年)14分11秒82
5位萩野皓平(國學)14分19秒76
6位工藤正也(東洋4年)14分21秒53
10位萩原涼(早大1年)14分24秒89
11位佐々木寛文(早大1年)14分26秒82
14位大串顕文(早大2年)14分30秒37
なんと19組まで3連続で東洋の選手がトップ。そして上位を占めている。東洋の本気、という感じだ。19組の佐藤、工藤は知っているが、18組の市川、山本とか正直全く聞いたことが無い。秋以降17組以前のメンバーを含めて誰が伸びてきて誰がメンバーに食い込んでくるか非常に予想しずらい大学である。
その他、18組ではこちらは日大の岡村が健闘。箱根では4区で力不足な感じだったが、少しずつでも成長してほしい。また中大に山田、専大に大橋と新たな選手も台頭してきた。この辺りが夏に飛躍してくれればチームとしても助かるだろう。19組は國學院の萩野が健闘。國學院も地味ながら強化が徐々に進んできており、サプライズを起こすかもしれない。また早大勢もこの組は頑張った。特に故障がちな佐々木が何とか復帰。モノはいいので少しでも怪我を減らしていってほしいところである。
○10000m
2組
1位池谷健太郎(日大3年)30分28秒46
2位田倍憲人(日大)30分34秒94
3位堂本尚寛(日大2年)30分36秒02
4位下野青梅(専大)30分49秒89
6位山崎大直(日大2年)30分54秒93
8位野口聖矢(大東)30分56秒73
15位高月雄人(日大)31分43秒78
19位真田雅之(中学)31分55秒67
最後に10000mだが、日大が大挙出場。30分台となってしまったのは、ちょっと仕方ないか。他校の強い選手も出てきていないのではっきりいって何ともいえない感じ。とにかく全員秋に見違えるようになっていれば最高なのだが。とりあえずこのレースの上位3人はチームを引っ張れるようになってほしいところである。
これからですが、(一応大会とかはありますが)
そろそろ前半戦の総括といきたいと思っています。
7月中はまあとりあえず箱根シード校とします。
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