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【世界陸上速報】男子マラソン佐藤6位入賞!!



男子マラソン

1位キルイ(ケニア)2時間6分55秒
2位ムタイ(ケニア)2時間7分48秒
3位ケベデ(エチオピア)2時間8分35秒
6位佐藤敦之2時間12分05秒
11位清水将也2時間14分06秒
14位入船敏2時間14分54秒
40位前田和浩2時間19分59秒
61位藤原新2時間31分06秒

 スタートして、すぐは1km3分ペース。とりあえず前回のように飛ばす選手はいない感じ。画面はボルトばかり(黄色いユニフォームの黒人が多かった(笑))という異様な光景だったがw、日本人5人はここはしっかりとついている。その中でもエースの佐藤が一番前(日本人の中で)にいることが多い。基本的に固まっていた。

 5km先頭15分10秒で通過。北京ほどのペースではないため大集団である。といっても日本人にとっては早めである。このあたりは藤原が割りと前の方にいる。本人が走りやすい位置で走っているのだろうが、第一中継車からまともに日本人の姿をみたのは初めてくらいだった。

5kmチェックポイント
19位佐藤1秒差21位入船2秒差23位前田3秒差32位藤原4秒差35位清水5秒差

 7.5km過ぎにアクシデント。清水選手が前の選手とぶつかり転倒。足に影響はないようだが、集団からはやや遅れた。ベルリンのコースは著しく狭くなっているところがあるが、そこを少し過ぎたところだった。8km付近で追いついたが、周回コースなので今後も通るので、アクシデントをなるべく避けてほしい。

 レースはずっと1km3分をやや超えている。そのためかやや集団は横に広がっている。が、10km過ぎたあたりでペースがややあがって縦長になる。日本の選手はその集団の一番後方にみんな位置している。CM後、清水や前田が遅れ始めている。きつくなったのではなくて、自分のペースを守っている感じである。ただ、前田はかなりきつそうな表情で心配である。まあ経験は一番薄いので仕方ないかもしれない。

10kmチェックポイント
23位藤原、25位佐藤、29入船、31位前田、32位清水5秒差

 このあたりから日本人3人は一番後ろにずっとついていっている。先頭はエチオピアの選手が引っ張っていることが多い。その中には北京銅メダリストも含まれている。14kmあたりで3人仲良く並んでいる映像が流れてくる。箱根予選の上武大戦法みたいな感じだった。15km手前の給水で入船がスペシャルドリンクを取れなかったが、普段から取らずに練習しているのでここは問題なさそうか。

 トップは44分57秒で15km通過。その後日本3人が集団の一番後ろ。そして前田と清水も自分のペースで通過した。

15km
17位佐藤、18位藤原、21位入船7秒差、27位前田31秒差、29位清水36秒差

 その後、エチオピアの選手が一気にペースをあげ、振り落としにかかる。日本の3選手はじりじり引き離されていく。特に入船が急に遅れていった。佐藤と藤原は並んで走っている。この2人はイーブンペースのようだ。ついていかず、ここからじりじり追い上げていく作戦のようだ。夏なので何人も失速する選手が出る可能性がある。ただ、最近のレベルアップを考えると入賞できるかどうかギリギリか。

 先頭はケベデを中心に7人。うち黒人が6人である、佐藤は30秒ほど後ろで13位。3秒後ろに入船があがっている。藤原はそのまた5秒ほど後ろである。また徐々に追い上げられている。
 前はエチオピアの選手が追いついて8人になろうとしている。20kmは59分42秒で通過。

20km
14位佐藤44秒、16位入船49秒、18位藤原53秒、27位28位清水前田1分35秒

 ここから日本人得意の粘りでどこまであがれるのか。特に上位3人は誰か一人でもいいから何とか上位8位以内に浮上してほしいところである。ただ、5km15分20秒かかり、ややペースダウンしているのが気がかりである。

 先頭はエチオピアとケニアが3人ずつでやっぱり本命が強い。後はブラジルなどがいるくらいである。後ろ佐藤は完全に一人旅になっており、ペースがあげられるか心配である。脚にきている走りではないので、このペースをいじしていほし

中間点
14位佐藤48秒差16位入船55秒差17位藤原55秒差26位清水1分40秒27位前田1分46秒

この後、佐藤は一人交わされたが、逆に好都合。ついていって追い上げたい。

 先頭集団は5人に。何とケベデも遅れ始めた。戦闘は5km14分台ペースで進んでおり、かなりのハイペース。2時間6分前後ペースで進んでいる。ちなみに日本人で一番早いのが佐藤の2時間7分前半なので、これは強い。サバイバルレースとなっている。ケニア3人、エチオピア1人、ルワンダ1人となっている。
25km
14位佐藤1分29秒、16位17位入船藤原1分50秒、23位清水2分29秒、26位前田3分03秒差
 清水がいい感じで浮上している。前田はややきつそうなフォーム。ただ、チェックポイント後、1人交わしたので闘争本能が衰えたわけではなさそうだ。

 佐藤は一旦抜いたフランスの選手と併走。5kmは15分43秒で徐々に低下。だが、北京の尾方と比較すると別に悪いわけではないので、まあ世界が早すぎるということだ。

 CM後、ルワンダの選手が脚にきたのか突然ストップ。先頭集団は4人。日本人は自動的に一つ順位があがることになる。ただ、佐藤の字幕が14位になっているので、フランスの選手にはどうやら引き離されたようだ。今また一人旅になっている。

 先頭はややペースが落ちている。ケニアが3人いるので潰しあいはできないということか。後ろにエチオピアが2人いるので、このままいくとまた6人での様相になるやもしれない。1時間29分44秒で30kmを通過。久しぶりに5km15分かかった。

30km
14位佐藤2分33秒、19位入船3分22秒、20位清水3分32秒、22位藤原4分13秒、30位前田5分11秒

 佐藤の前方の2人を捉える可能性がある、何とかあげていってほしい。また一定のペースの清水もまだ期待が持てそうな感じである。一番脚が重いのは藤原か。表情もかなり苦しそうである。

 先頭はエチオピアのメルガが焦れたのかペースをあげている。ケニアチェルイヨットが一人遅れ初めて3人にしぼられた。キルイとムタイはしっかりついている。メダルはこの3人でいいのだろうか。その後、ムタイがペースをあげたりしている。現在32km過ぎ、そろそろ駆け引きが激しくなってきた。

  後ろは清水が入船をじりじりおいあげてきている。そして32kmほどで追い越して19位にあがる。清水はさらにまた順位をあげている。このへんの順位の選手の中では一番余裕がある感じである。

 先頭は35kmキルイ、ムタイ、メルガの順で通過。それを合図にキルイがペースアップ。エチオピアのメルガが遅れだす。ちょっとついていけない感じか。4位はケベデが走っているので捉えられるかもしれない。

35km
9位佐藤、14位清水4分42秒、15位入船5分、33位前田、48位藤原10分ほど

ちょっとびっくり、佐藤がいつの間にか浮上。100m前のモロッコの選手を抜けば入賞ラインに浮上できる。清水も順位をあげている。100m前に2人いるのでこれもいい感じ。入船も南アフリカの選手2人と併走しており、ここから日本の選手の踏ん張りどころという感じだ。佐藤は16分07秒、前の選手は16分18秒。何とか少しずつ縮めてほしい。

 先頭は38kmで変化。キルイがじりじりとムタイを引き離し始めた。どうやらこれで決着か。

 佐藤は懸命に追い上げるが、なかなか前が詰まってこない。早めに詰めないと交わせない。

 先頭は40km通過。まだまだ余裕がある感じ。さすが2時間5分04秒を今年出した選手だ。佐藤はちょっとずつ前を追い上げているように見える。ただ、モロッコの選手も今年の大分マラソンで優勝した選手。この壁を突破できるだろうか。

 今更だが、一ついいたい。
こんなコース考えたやつ誰だ!!!細いし、曲がりくねって走りにくい。前も見えにくいので駆け引きに使えるとはいえ、何とかしてほしいところだ。

 トップはキルイが独走。ムタイの姿はだいぶ小さくなった。残り1kmを既にきっているが足取りは軽快。世界の力には恐れ入る。そのままゴール。タイムは2時間6分55秒。北京ほどではないが、この暑さで凄まじいタイムである。2位3位は1分間隔ほどでゴール。

佐藤は残り1kmを切ってから大失速をしたエチオピアの選手を交わして8位浮上!!歯を食いしばっているが笑っているようにみえる。更に前、モロッコの選手の姿もみえている。サングラスを外して、渾身のラストスパート。モロッコの選手も交わして7位へ!!前回北京では完走した選手の中では最下位だった佐藤が7位で雪辱を果たした。その後、一人棄権していることが判明して6位!

 清水は最後集団で8位争いを演じて惜しくも11位。僅か2秒差で入賞を逃したが、初出場で大健闘である。その後すぐ入船が14位でゴールし、団体でケニア、エチオピアに続き銅メダルを獲得。近年油谷5位、尾方3位などで入賞が続いていたが、続けて入賞でき、まだそこまで日本がレベルが落ちていないことにちょっとほっとした。


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