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箱根区間予想~早稲田大学

前回2位。総合力はピカ一
早稲田大学

09全日本4位、09出雲3位、09箱根2位、08箱根2位

エントリー選手

詳細

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手

A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手
尾崎貴宏(4年)/≪09全日本8区5位、09出雲3区2位、09箱根2区7位≫主将。安定感の中に強さが出てきた。ちなみに全日本はインフルエンザにかかっていたらしい
加藤創大(4年)/≪09箱根6区、08箱根6区1位≫山下り職人。出雲前から1ヶ月間故障。

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手
高原聖典(4年)/≪08全日本5区1位、08箱根2区12位≫前回の箱根前に故障。それから不調から中々脱せない。大舞台には割りと強い
高野寛基(3年)/≪≫長い距離に強い。ただ、非常に不安定
矢澤曜(2年)/≪09全日本1区3位、09出雲1区4位、09箱根1区1位≫1区スペシャリスト。安定感がある
平賀翔太(1年)/≪09全日本4区3位、09出雲6区4位≫1年生らしからぬ安定感。距離も対応している

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手
中島賢士(3年)/≪09箱根8区8位、08箱根4区8位≫秋にアキレス腱を傷めていた
八木勇樹(3年)/≪09全日本2区5位、09出雲2区5位、09箱根7区2位≫スピード型。大舞台に弱い。本人曰く絶好調。
佐々木寛文(1年)/≪09全日本3区2位、09出雲4区2位≫

D(1点):繋ぎ区間で何とか区間中位で繋ぐくらいの選手
神澤陽一(4年)/≪09全日本6区5位、08箱根10区12位≫スタミナ型。最近フォームに無駄がなくなった
猪俣英希(3年)/≪≫ロード型

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手
北爪貴志(3年)/≪≫
大串顕史(2年)/≪≫9月に故障
前田悠貴(1年)/≪09全日本7区13位≫スピード型。夏に故障
萩原涼(1年)/≪≫夏合宿絶好調だったが、9月に体調を崩した。最近調子をあげている。
西城裕尭(1年)/≪≫

上位10人平均(16人平均):2.7点(1.8点) 昨年:2.9点(2.1点)
※昨年の自分の記事見てみると基準あまりしっかりしていないようですが一応

5千10人平均(16人平均):2位13分59秒98(②14分09秒58)
1万10人平均(16人平均):4位29分13秒51(④29分30秒25)
ハーフ10人平均(16人平均):3位63分45秒7(④64分24秒9・13人)



戦力分析

 さて、大エースの竹澤が抜けたものの巨大戦力を誇っている早稲田大学。だが、出雲はともかく全日本は力を出し切れなかった。更に上尾ハーフも1年の平賀以外はほとんど収穫なしという状況で、ガクンと評価が下がってしまった。主力~中堅選手の多くが故障や不調に喘いでおり、実際力のある2人がエントリーから外れている。最近、渡辺監督がかなり自信を持った発言をされるようになったが、果たして復活しているのだろうか。

 エース不在だが、確実に計算できる選手が2名居る。主将の尾崎と2年の矢澤だ。決して大崩れしない2人、矢澤は全日本はオーバーペースだったが終盤盛り返した。尾崎に至ってはインフルエンザの影響があったにも関わらず区間5位なので頭が下がる。彼らを主要区間に置くことは間違いない。その他、高校時代から力のある八木、中島、高野、高原山下り職人の加藤。そして経験値は1年生以上の平賀、佐々木の1年と駒自体は揃っている。彼らが力を発揮すれば、そうそう他のチームを寄せ付けないはずだ。

 ただ、その選手達がどうも力を発揮できない加藤、中島は故障上がり高野と八木はどうも不安定高原、(漏れている→)三田、中山は長く不調に苦しんでいる。優勝する力はあるはずなのだが、歯車が噛み合わない状況が続いている。また5区が早大は伝統的に弱く、そこを誰にするか悩みどころである。最も箱根への調整は過去2年ほぼ万全。ある程度復調してくるとみたい。それと、驚くべき記事が。八木が5区を走る可能性があるということだ。八木は持ちタイムはチームトップだが、大舞台に弱い。全日本の直後も監督は楽な区間でとのことだが、最近はかなり好調、早大のウィークポイントである5区を受け持つ可能性があり、早大ファンへ波紋が広がっている。僕も(自分の中で)固めていた区間予想にズレが生じて、非常に頭を悩ませている。とにかく5区八木とそれ以外の2通りを考えてみた。

 
 

区間予想

バランス型:平賀-尾崎-八木-中島-佐々木  加藤-猪俣-高原-矢澤-神澤
前半型:矢澤-尾崎-平賀-佐々木-八木 加藤-中島-猪俣-高原-神澤 ←これでいきます
おまけ~全員絶好調ver:前田-八木-平賀-佐々木-高野 加藤-中島-高原-尾崎-矢澤

 前半型が八木5区、バランス型が八木以外(佐々木)となっている。まず本来考えていたバランス型だが、これは復路の勝負どころに駒を残す作戦。これまで8区9区でうっちゃられているのでそこを強化した形となっている。1区平賀が、ラストにちょっと課題があるが区間5位くらいで無難に繋ぎ、尾崎が他校のエースに引き離されずに粘る。69分前後で走ってもらえればと思う。

 で、3区に竹澤の後継者の八木。そろそろその力を見せてほしい。出来るだけ追い上げたい。4区は過去経験者の中島。最近練習に復帰してきたようなので、最短区間で巧く走ってもらいたい。5区は将来のことも考えて佐々木。ちょっと距離に不安はあるらしいが、目標は81分前半。4年間安泰になればいいかと。最大のライバルの東洋とは2分差に留めたい。

 その後加藤で反撃開始。力どおりの走りをすれば一気に追いつくだろうが、故障明けでどのくらい走れるか。60分は切ってほしいところ。次は守りで初出場猪俣。フォームが綺麗なようだが、マイペースで。で、補強した8区高原9区矢澤で一気に畳み掛ける。高原は試合で+αが出る選手だし、矢澤は持ちタイムトップになる可能性もある。連続区間賞で一気に逆転。最後は安定している神澤で逃げ切る…そういう算段だったが…

 八木5区の場合は大幅に配置が代わって来る。八木5区の場合は往路優勝(東洋柏原を前に行かせない)というのを絶対的な目標においていると思われる。なので、上位5人を全て投入という形になるのではないか。矢澤が中盤から抜け出し30秒以上後ろと差をつけてトップ中継。尾崎がダニエル以外を前に行かせない。1年の平賀、佐々木はその流れで気持ちよく走る。そして八木が80分切る走りで往路優勝をする。後は6区加藤が59分前半の走りで決定打を打ち、そのまま逃げ切る。

 総合優勝するならこちらの方が可能性は高いかな。まあ、どちみちリスクを伴うわけなのだが。とりあえず八木はどこにしてもポイントになる。彼がいつもどおり凡走なら、総合優勝の可能性がぐっと低くなるのは間違いない感じだ。ちなみにおまけで全員絶好調バージョンも考えたが…64分-68分20-63分40-55分10-81分-58分20-64分-65分-69分-69分…10時間57分30秒。強すぎ~。まあポテンシャルは一番高いのだろうな。

 選手の状態(てか八木)次第ではいけるか。前々から持論で東洋VS山学という予想を立てているが、力でこの2校をねじ伏せることが可能なのは早大だけ。彼らがどれだけ立ち直っているか、注目である。

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