2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

箱根駅伝-往路を終えて②

ここからは上位よりもシード権も気にするべき大学を並べてみる

6位明治大学5分43秒

北條尚(4年)1時間2分27秒区間賞★(1)-13秒
石川卓哉(4年)1時間8分56秒区間6位(1→1)-40秒
鎧坂哲哉(2年)1時間3分08秒区間3位(1→1)-52秒
安田昌倫(4年)55分57秒区間賞★(1→1)-2分39秒
久國公也(4年)1時間27分17秒区間18位(1→6)5分43秒(-3分52秒)

 う~ん、1位から4位まで完璧だっただけに残念なレース。
1区北條がおそらく誰も予想してなかった区間賞。1万28分台が6人も出場していた中、29分台の北條が勝ってしまった。その流れに乗り、石川、鎧坂、安田も快走。石川は当然として、鎧坂は後半ペースをあげる憎いレース。安田は風さえなければ区間新の走りで大きく貯金を稼いで5区へ。しかし、5区久國が大ブレーキ。これは第一候補の松本昂、第二候補の小林が故障明けということで、誰も適任者がいなかったのだろう。4年間頑張った久國にかけたのだろうが完全にうらめ。走りきるのがやっと。ほとんどの主力を投入しながらこの結果は非常に残念である。

 先述のように復路に主力を投入したため、復路は厳しい。多分出てくるだろう松本昂と9区遠藤で何とか貯金を稼いで安全圏へ逃げ込みたいと思っているだろう。7区あたりに松本が入りそれで流れを再び作れば、何とかなるかもしれないというところか。

7位早稲田大学6分05秒

矢澤曜(2年)1時間2分40秒区間2位(2)13秒
尾崎貴宏(4年)1時間10分13秒区間12位(2→8)1分30秒
平賀翔太(1年)1時間3分27秒区間4位(8→3)1分49秒
大串顕史(2年)58分13秒区間11位(3→6)4分05秒
八木勇樹(2年)1時間23分34秒区間9位(6→7)6分05秒(-3分30秒)

 大勝負に出た早大だが、結局不発。
矢澤はたぶん想定していなかった北條に競り負けたが区間2位。自分から積極的に仕掛け後ろに大きくアドバンテージをとった。だが、ここから計算どおりにいかなかった。2区職人と監督に言わしめた尾崎がまさかのブレーキ。持ち前の粘りで失速は最小限に食い止めたが、微妙な流れに。それでも佐久長聖出身の1年生平賀が5人抜きで3位。これから期待だ。が、4区大串は日体大の実力者につき、オーバーペース(大きな実績はなく、しかも故障上がりなのになぜ起用?)で失速。そして問題の八木は大方の予想通り失速。点々と前が見えていた、柏原に平地で追いつかれたことによってこれまたオーバーペース。どうにか区間一桁で踏みとどまったが、役割は全く果たせず。総合優勝の夢はほぼなくなった。

 想定外の大串が入ったように復路は誰が入るか未だに読めない早大。ただ、元々力のあった選手以外は往路を見る限りイマイチ。おそらく入るであろう佐々木はちょっと期待したいが、6区4年連続の加藤も不安だし、復路はひたすら我慢のレースか。シード権だけは取りたい。

8位駒澤大学7分16秒

後藤田健介(1年)1時間5分14秒区間18位(18)2分47秒
宇賀地強(4年)1時間8分38秒区間3位(18→13)2分29秒
飯田明徳(3年)1時間5分57秒区間16位(13→13)5分18秒
久我和弥(1年)57分42秒区間8位(13→13)7分03秒
深津卓也(4年)1時間21分47秒区間4位(13→8)7分16秒(-2分19秒)

 昨年と同じ展開になりかけて、何とか追い上げたという感じ。
1区は星が結局走れず変わって入った後藤田が18位。失速とかではなく実力だろう。あのペースではついていけない。正直配置ミスな気がする。それでも大学駅伝皆勤の宇賀地がかなり突っ込みながら区間3位。やはり安定していた。が、3区予選17位の飯田が区間16位と失速。昨年の悪夢再来かと思われた。が、1年生久我(彼が走るとは思わなかった)が区間一桁。順位は上がらなかったが、前が見える位置に追い上げ、3年ぶり5区の深津(1年と4年のみも珍しい)が5つ順位をあげて、シード権内でゴール。実績的にもうちょっとだが、ひとまず役目は果たしたところだ。ただ、昨年と同じように区間15位以下が2つも出てしまい、かつての安定感は無い。何か勿体無い感じがする。

 復路は9区に高林が控えているが、そこまで如何に繋ぐか。6区から8区はおそらく1年生が最低2人、3区間とももありうる。このあたりが耐えてくれるかというのがポイント。8区終了時に11位以下に落ちていなければ、シード濃厚というところだろう。

9位青山学院大学7分17秒

出岐雄大(1年)1時間3分48秒区間9位(9)1分21秒
米澤類(4年)1時間8分54秒区間5位(9→5)1分19秒
荒井輔(4年)1時間4分09秒区間7位(5→8)2分20秒
横山拓也(1年)58分36秒区間13位(8→9)4分59秒
小嶺篤志(1年)1時間23分52秒区間10位(9→9)7分17秒(-2分18秒)

 ここが大健闘!まさかの往路一桁順位。
1区は2本柱以外で誰だと思っていたら出岐。しかも彼が63分台で区間9位。2区3区が2本柱ということを考えるとかなりやれそうな気配がした。が、それが予想以上。2区米澤がなんと69分を切って区間5位。そうそうたる顔ぶれが並んでいる中、非常に安定した強さがあった。荒井がちょっとピークがずれてしまった感じだったが、それでも区間7位。その後1年生の横山が一つ順位を落とし、ああここまでかなと思った。だが、5区でも健闘。元々言われていた辻本ではなく小嶺。辻本が不調か小嶺が調子がいいのかどっちかと思っていたが、後者だった。向かい風などで失速するランナーが多い中、1年生で安定した走り。最後は深津ら実力者と競り合いながら、往路9位でゴールした。誰も予想していなかったことだろう。

 さて、このままシード権へ食い込めるかという青学だが、2分18秒後ろに復路に巨大戦力を誇る選抜チームが控えている。層が薄いが7区に小林剛、9区おそらく辻本で貯金を作り逃げたい。正直厳しいが、最期の一枠に定評がある青学。もしかするのかも…

10位城西大学7分23秒

佐藤直樹(4年)1時間3分45秒区間8位(8)1分18秒
高橋優太(4年)1時間9分39秒区間9位(8→9)2分01秒
中原大(1年)1時間6分31秒区間18位(9→14)5分24秒
橋本隆光(2年)56分48秒区間3位(14→10)6分15秒
田村優典(2年)1時間22分42秒区間6位(10→10)7分23秒(-2分12秒)

 うん、今のところ何とか駅伝ができているか。
1区故障明けの佐藤が、縦長の集団の一番後ろでひやひやさせながらも区間8位。高橋も序盤スピードで押していき、後半失速したものの何とか9位。久しぶりに2区を一桁で乗り切った。ただ、3区に起用された期待の中原が失速。これは僕の予想通り。スタミナが足りていなかった。それでも4区5区に起用された2年生が区間3位と区間6位。橋本は4人抜き、田村は戦った相手が悪かったのか抜けなかったが、上々の成績。初めて2区と5区を同時に区間一桁で乗り切り、4年ぶりにシード権内で折り返した。復路もこのまま流れに乗って初シードにいきたい。

 その復路だが、城西はどっちかというと往路より復路タイプ。まだまだ、ポテンシャルの高いランナーが控えている。最も調整はやはり不安。前は駒大や早大、後ろは選抜が控えており、安泰というわけではない。今回は何とか過去最高位の11位の上にいきたいところだ。

コメント

非公開コメント

プロフィール

hakonankit

Author:hakonankit
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR