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箱根駅伝論評~上武大学

往路14位復路13位
総合14位上武大学
(順位予想:往路10位復路17位総合14位☆ 区間予想:1区2区3区5区6区)

 総合順位当てれました。ただ、展開は全然外れました。区間予想は経験者が多かったので割と当てやすかったですね。

区間、名前(学年)、区間タイム、区間順位、(総合順位)、トップとの差
1区坂口竜成(2年)1時間4分32秒区間15位(15)2分05秒
2区石田康雄(4年)1時間10分31秒区間14位(15→15)3分40秒
3区長谷川裕介(3年)1時間7分20秒区間19位(15→17)7分52秒
4区渡辺力将(1年)59分22秒区間17位(17→19)11分17秒
5区福山真魚(4年)1時間22分27秒区間5位(19→14)12分10秒(4分47)

6区朝日宏宣(4年)1時間2分42秒区間18位(14→16)13分57秒
7区氏原健介(1年)1時間6分23秒区間7位(16→14)15分24秒
8区古瀬弘賢(3年)1時間9分37秒区間19位(14→16)18分05秒
9区銀山耕一郎(2年)1時間14分26秒区間17位(16→17)20分13秒
10区福島弘将(4年)1時間10分54秒区間賞(17→14)18分01秒

【殊勲賞&努力賞】福島弘将…上武大初の区間賞は雑草ランナー
【敢闘賞】福山真魚…2年ぶりに力を出せた
【(激励の)喝】長谷川裕介…2年連続箱根前に故障

 大エースの長谷川を擁して、出場2回目で本気でシード権を狙っていた上武大。結果的にシード争いには加われなかったが、順位はアップした。

走らせるべきではなかった長谷川
 上武大は、何と言っても2009年度の1万学生最高記録をマークした長谷川に注目が集まった。また2年前5区3位の福山がおり、その走り次第ではシード権もひょっとするとありえるのでは、という期待が集まった。福山は予想通り5区で、2区か3区かと言われていた長谷川は3区。1区2区には前回も担当した坂口、石田。更に箱根予選で毎年好走している福島をアンカーに置き、万全かと思われた。

 だが、実際はそうではなかった。本来は長谷川は2区の予定。だが、1週間前に脚を傷めたため、急遽3区予定の石田を入れ替えての事だった。1区2区は昨年を上回る走りで来たが、長谷川はレース用のシューズを履けないような状態。区間19位という成績はブレーキというか、その日の状態の精一杯だっただろう。

 ただね、2年連続直前に故障したというのがちょっとね。今回の走りというより、そのことについて悔いてほしいと思う。まあ、もしかすると順大OBの松岡みたいにロードになると故障するタイプかも。竹澤もロードで故障しがちだし、スピードタイプはきついのかもしれんけど。それと無理して出場しなくて良かったのではと。前回は逃げたという思いがあったようだが、故障欠場は逃げとはちょっと違うのではと。前回は復活に半年以上かかったし、脚の状態が心配。早く回復してほしいと願う。


上武大初の区間賞
 この地点でシード権は厳しい状態になったが、5区の福山が頑張って区間5位。上武大としては前回期待されながら順位をあげることができなかった福山だが、今回はいい走りをみせてくれた。長谷川も来年リベンジしてくれるだろうか。

 復路は9区まで1年生の氏原が区間7位で頑張った以外は区間15位以下。今回も大きな見せ場は無く終わるのかなと思いきや、10区に入った福島が魅せてくれた。調子がよく、元々シード争いを制するために置かれたのだが、残念ながら、シード争いは遥か彼方の状況。だが、その状況が逆に彼に迷いを無くした。

 序盤からハイペースで入り、見た目順位だけでなく総合順位もあげていく。そのまま押し切り、終わってみれば区間2位に50秒差をつけて区間賞。高校時代の5千のベストタイムは15分半ばで本当に雑草の選手。その選手が上武大初の区間賞を獲得。2年連続2区を務めた石田も確か15分台。花田監督の育成も中々評価できるものなのかもしれない。


昨年よりは経験できたか
 初出場や長期ブランクを経ての復活というのはほとんどレースに加われず最下位付近にに終わるもの。77回で2人留学生がいた平国が往路健闘した以外はほとんどそんな感じ。次の2回目である程度力を発揮してシード争いに絡んだのは城西大。花田監督と同じく早大時代3羽ガラスの一員だった櫛部さんがおられるということでどうしても比較されてしまうのだが、ブレーキが出たこともあってそこまでは行かなかった。

 それでも復路が一斉繰上げという影響もあったため、前回よりは他校とクロスすることはできたか。区間ごとにややデコボコしているが、これはまだ一部しかうまく走れていないということなのだろう。箱根予選2年連続3位の実力はまだ発揮できていない。一人で走れる選手を増やしてまた戻ってきてもらいたい。



来期への展望

○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
石田康雄2区14位、福山真魚5区5位、朝日宏宣6区18位、福島弘将10区1位

○在校生出走メンバー
坂口竜成1区15位、長谷川裕介3区19位、渡辺力将4区17位、氏原健介7区7位、古瀬弘賢8区19位、銀山耕一郎9区17位

○補欠メンバー(+α)
伊藤彰(前回7区15位)、原茂明(前回8区13位)、園田隼、合田佳功、平迫幸紀、地下翔太(梅田(前回9区22位)など)

 さて、出場2回目とは言え、本格始動から年数が経っているので4年生の卒業生の穴が徐々に出始めてきた石田、福山、福島の3人の穴はひ弱だった上武大を支えてきた選手なだけにかなり痛手。もっとも、箱根予選の試合の臨み方はほぼ完璧なので、今のところ上位通過と予想。ただ、本戦となると長谷川が復活するのは勿論、全体的なレベルアップや伊藤・原・園田らポテンシャルがあるランナーらも上がってくれないとというところ。良いデータを出すと帝京大が3回目の出場で爆発したが、それを再現できるか注目だ。

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