2010/06/22
中央学院大学~全日予選展望
次は中央学院大学
4組:13位小林光二(4年)29分14秒98、18位仁部幸太(3年)29分24秒02
3組:4位塚本千仁(3年)29分04秒65、9位大谷克(4年)29分32秒18
2組:31位板屋祐樹(2年)30分20秒64、32位沖坂佐鶴(4年)30分25秒14
1組:9位鈴木忠(4年)30分03秒82、37位藤井啓介(2年)14分42秒06
補欠:冨山莉己(3年)29分56秒73(2組20位相当)、沖田涼太(1年)30分23秒60(1組26位相当)
1万上位8人平均:11位29分45秒08(ボーダーまで10秒12)
エントリー選手紹介&分析
4組:小林は中学大エース級のランナー。昨年全日本8区3位の粘走は記憶に新しい。箱根では実力を発揮できなかったが、関カレ2部ハーフで入賞を果たした。仁部は中学大には珍しいスピードタイプ。1万の自己ベストを大きく更新しスタミナも徐々についてきている印象
3組:昨年秋にブレーク。出雲全日本で1区を担当し、いずれも好走をみせた。ただ、箱根前に故障。今回走れば全日本以来8ヶ月ぶりのレースとなる。大谷は2年時に伸びてきた選手。前回の箱根は山登りを担当した
2組:板屋は3障の選手。昨年の出雲で将来性を買われて5区を担当している。沖坂は中学大らしく地道に力を付けてきた選手。粘って前を追いたい
1組:鈴木は塚本が伸びるまで1区を担当していた選手。かなり極端なロード型。一昨年の全日本では10kmを29分20秒で通過している。今回走れば今年の箱根以来のレースである。藤井は3障に強い選手だが故障で中々レースに出れなかった選手であるが出走なるか。
補欠:冨山は今季1万の自己ベストを何度も更新している選手。おそらくどこかに当日変更されると思われる。沖田は現在の1年の中でトップの1万のタイムを持っている選手である。
主力の回復具合は如何に?
箱根では主力の怪我に泣いた中学。現在もそれをまだ引きずっているように見える。塚本と鈴木は実力からしてそれぞれ4組、3組にエントリーされておかしくないがそれぞれ3組1組。ということは回復途上ということか。よくて8割くらいの状態とみたらいいだろうか。また、全日本区間賞の渡辺は間に合わなかったようだ。
タイムでみると、2組が非常に厳しい状態なのか。ここに上り調子の冨山をエントリーできるようであれば少し可能性は広がってくるのでしょうか。ただ、補欠エントリーということでもしかすると塚本あたりとの変更もあるかもしれないのだが…。後は、小林、鈴木といった主力がしっかり上位にこれば、ぐっとボーダーラインに近づいてくるか。
ただ、一つだけ苦言を言うと、関東インカレは出てこないとね…。調子を落としていた選手もいたようだが、3障にエントリーして欠場した選手がその後の記録会で自己ベストを出したりしたのは、あまりいい印象ではないですね。そういう調整をしたからにはそれなりにこの予選で結果を出してほしい
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