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青山学院大学~全日予選展望

続いて青山学院大学
 
4組:21位竹内一輝(1年)29分26秒17、30位相原制帆(2年)29分42秒47
3組:21位小嶺篤志(2年)29分54秒02、28位小林剛寛(3年)30分09秒01
2組:7位松田直久(2年)29分35秒85、33位横山拓也(2年)30分25秒31
1組:5位出岐雄大(2年)29分49秒57、8位川村駿吾(3年)29分56秒99
補欠:小川恭正(4年)29分58秒23(2組21位相当)、福田雄大(1年)14分22秒93

1万上位8人平均:12位29分49秒04(ボーダーまで14秒08)

エントリー選手紹介&分析
 4組:竹内は昨年末の全国高校駅伝優勝校・世羅高校の主将だった選手。4区を走って優勝を決定付けた。関カレで5千13分台に突入し4組に抜擢された。相原は箱根8区を走った選手。今年は関カレ1万で出場し、じわり実力をつけた
 
 3組:小嶺は箱根5区を粘走をした選手。長い距離が得意な感じである。小林は昨年の箱根予選チーム4番手。だが、故障が非常に多い。果たして回復間に合ったのか。
 
 2組:松田は今季大きく記録を伸ばしてきている選手。横山は昨年の全日予選でも出走。3組を走っている。今季は今のところあまりいいレースがない
 
 1組:出岐は箱根1区で好走。青学シードへの流れを作った。川村はスピードランナー。今季はほとんど試合に出ていないが調子は果たして?
 
 補欠:小川は箱根からずっと好調。関カレ3障を制した。そろそろ落ちるかもしれないが、順当なら当日どこかに入ってくるはず。福田は竹内に続く1年生。高校駅伝に3年連続出場している。
 
 
 
調整力でどこまで上がれる!?
 昨年はサプライズを起こし続けた青山学院。全日予選もいくら4組が強かったとはいえ、ランク14位からの浮上だったので本当に驚いた。弱いといわれた3組までで9位につけたのも大きかった。
 
 その3組まではメンバーを見ると昨年より早い持ちタイムの選手が多い。単純に考えれば昨年より上の順位で3組まで終えられるということなのだが。ただ、出岐、小林剛、川村、横山の4人が今季いい記録をまだ残していないというのがちょっと気になる点。そして4組は昨年ほどはやっぱ難しいか。竹内や相原は潜在能力的に面白そうだが、竹内が一桁順位いければ大万歳という感じか。
 
 それでも、前年度の全日予選、箱根予選、箱根本戦での調整力が、強いインパクトとして残っている。不安といった4人も実はしっかり調整していた、というのも考えられる。今年もランクでは下の方に位置するが侮れないチームである。
 
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