2011/06/14
全日本予選展望~神奈川大学
さてと、全日本予選まで時間が余りましたので、1校ずつ戦力分析をしていってみようと思います。
エントリーメンバーと各組のタイムランク付でいきます。
まずは、神奈川大学です。
平均タイム:10位29分44秒68(ボーダーまで1人4秒85)
4組:19位坪内武史(4年)29分35秒09、20位小嶋直耶(4年)29分36秒16
3組:19位鈴木駿(3年)29分50秒21、22位小堀佑真(4年)29分55秒06
2組:10位吉川了(3年)29分44秒04、25位高橋俊光(4年)30分24秒10
1組:5位福田健太(3年)29分36秒02、23位森津祐一(4年)30分18秒04
補欠:久門大輔(4年)29分39秒68、高久芳裕(3年)30分07秒16
全体的にあともう少しという印象
関東インカレで主力が今一つで、逆に若い赤松、上倉に新戦力の田中選手などが台頭してきていて彼らがメンバーに入るかと思われたが、最終的には全員3年4年で元々主力だった選手がエントリーしてきた。1万以上の距離は彼らの方が信頼あるということだろうか。
自己ベスト的には29分台は多いが、ランク上位にいるのは1組の福田選手くらいという事で、絶対的に稼げる選手は不在。その代わり一番ランクが低くても25番目ということで平均的な走力はあるということである。問題は先に書いたように主力が春先今一つだったということ。吉川・小堀選手は1万30分半オーバー、福田選手は今季試合未出場ということで調子が分からないので、ボーダーにはちょっと届いていないというのが印象です。
各組にいる箱根経験者が稼ぎたい
ボーダーに届くには各組にいる箱根経験者(4組に坪内、3組に小堀、2組に吉川、高橋、1組に福田選手)がしっかり働くことが大事か。このうち、関カレ不出場など出遅れていた坪内選手は5千自己ベスト出すなど回復、高橋選手は関カレハーフで健闘するなど大舞台で強いタイプな感じで面白い。
それと福田選手は昨年の全日本2組でトップに入る等競り合いに強いタイプなので状態さえよければ上位に入れるはずだ。他、昨年最終組で走っている久門選手あたりはどこかで投入してくるかもしれない。関カレ1万で撃沈したが今季ベストを出している小嶋選手あたりもどこまでいけるか。しっかり練習を重ねた上級生たちが結果を残して弾みを付けたい所だろう。
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