2011/08/06
3強それぞれの取り組み
ここでちょっと違う観点から書いてみたいと思います。情報化社会となり大学陸上でもHPを作って、レース結果やインタビューを載せたりするところもあります。それぞれ特徴がありますが、今を飾る3強、早大・東洋・駒大は特にそういう方面にも力をいれています。ちょっと紹介してみようと思います。
早稲田大学:部員日記→http://www.number21.jp/diary/kyosobu/
早大の特徴と言えばこれ。マネージャー等も含めた競走部部員全員が交代しながら日記を書いていくというものです。以前は閲覧者からのコメントも受け付けていて、今年箱根を走った猪俣選手には何百ものコメントが寄せられてたまげた記憶があります。(ただ、今は残念ながら荒らしのせいでコメント欄は閉じられていますが…)
これは選手自らの声が一般に公開され、見られるわけですから下手な事は書けない。一競走部員、更に一人の人間としての自覚が芽生えます。インカレ優勝・箱根優勝宣言したらそれを目指す義務も発生するので、目標も常に高く置かなければなりません。早大は昨年度の三大駅伝制覇に今年70年ぶり関カレ制覇をしましたが、この部員日記と関連性が全くない事はないと思います。これからも部員達のモチベーションアップの役割を期待したいものです。
ファンにとっては非常にうれしい情報提供ですよね。記録のみだと、一つの記録だけを見て良くも悪くも騒がれてしまう(…僕みたいな?(笑))事もありますが、こうやって情報を出してくれることで色々安心できます。選手自身もいい振り返りになるのではと思います。また選手たちの試合での心情を知りたいところです。
これはカメラが回っている事が多くなるので緊張感出ますし、(少しは編集されるでしょうけど)しっかりしゃべらなければならないので、しゃべりや人間性も鍛えられそうな感じがします。ちなみにこの企画、09年箱根のシード落ちからはじまってますが、這い上がるのに一役買ったのでは?普段の様子から一般の方の目に触れられる(どのくらい見られているのかも再生数でバッチリ分かりますしねw)ので、これも頑張らないとと言う気を起こさせている、そんな気がしてます。
とまあ、ちょっと違う視点からチームを見てみました。多くのファンにとってはこういう取り組みは嬉しいですね。ただ、選手たちに変な雑音が入ることもありえるので、そういう配慮は難しいと思います(意図的にHP作らないような所もあるんじゃないかなぁと思ったり)。その中、3強はそれを恐れず行っているのは今の強さとリンクしているのではないか。勿論、強くなった直接的な要因はスカウト&育成ですが、こういう周りの盛り立てが充実している事も遠因にはなっているんじゃないかと思って記事にしてみました。
この他、レース結果以外にも4つ程記事を上げる予定でいます。
・エースを育てるのは難しい!
・一番エースを育てているチームは!?
・妄想!ベストオーダーを作ってみる
・マラソン代表、川内選手にまつわるちょっといい話
お楽しみに~
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