2011/10/01
箱根予選展望-法政大学-
続いて
法政大学
エントリー選手独断ランク付け
基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)
A:10位以内候補(6点)
B:25位以内候補(5点)
C:50位以内候補(4点)
近藤洋平(4年)29分34秒34≪11箱根3区14位、10予選30位、10箱根2区18位≫…法大の主将でエース。箱根は2年連続で往路を走った。春先は故障気味、全日本予選で復帰した
D:75位以内候補(3点)
西池和人(1年)28分39秒04≪11都道府県1区4位、10高校1区1位≫…高校2年で1万28分39秒を出した逸材。ただ、今は故障明けで万全な状態ではない模様
末山貴文(4年)29分21秒89≪10予選101位、10箱根5区14位、09予選67位≫…2年連続関カレ3障で入賞している。全日本予選は欠場していた
鍵谷亮(4年)30分04秒07≪10予選75位、09予選135位≫…関カレハーフで9位に食い込み、長い距離に強いところをみせた
E:100位以内候補(2点)
篠原義裕(3年)29分48秒16≪10予選62位≫…昨年チーム3番手で走ったランナー。今年は全く試合に出場し
ていない
田子祐輝(2年)29分54秒53★≪10予選156位≫…全日本予選3組5位の好走。夏合宿もいい練習が出来た模様。ブレイクの予感?
F:150位以内候補(1点)
田井慎一郎(2年)30分11秒50…ハーフ65分台を持っている
G:151位以下or未知数(0点)
皆川雄太(4年)29分46秒74≪10予選263位≫…関カレ1500mで入賞するスピードランナー。全日本予選では最終組を走った。長い距離はまだ不安定か
品田潤之(3年)29分48秒10≪10予選187位≫…ハーフ64分台半ばの走力がある。後は大舞台での精神面が課題か
関口頌悟(1年)30分10秒46★≪11都道府県5区21位≫…全日本予選1組で自己ベストを出した
大森一輝(3年)30分28秒66…1年時に全日本予選にエントリーされた
黒山和嵩(1年)31分30秒13≪11都道府県4区8位、08高校6区41位≫…高校、都道府県駅伝どちらにも出場している
佐野拓馬(1年)14分33秒20※≪10高校5区1位≫…高校駅伝で区間賞を獲得している
森永貴幸(1年)14分43秒00※≪11都道府県4区29位、10高校4区34位≫…関カレに3障で出場している
IP:3分10秒
上位10人合計:18点(昨年の成績が18点)
参考:昨年のトップ44点、6位が31点、9位が21点
【特徴】
・ボーダーラインを行ったり来たり
・個々は結果を出している4年生
・15㎞以降が課題
84回9位(9位まで通過)、85回14位、(13位まで通過)、86回11位(11位まで通過)、87回10位(9位まで通過)。ここ4年ずっとボーダーラインギリギリの戦いが続いている法政大。スーパールーキーの西池選手が加入して、1万の平均タイムは8位につけているが、その西池選手は故障明け。急ピッチで調整は進めているが持ちタイム通りの活躍は難しいか。ということで今回も楽な戦いにはならなさそうだ。
主力になるのは4年生。箱根経験者の近藤・末山選手に、関カレハーフで9位と長い距離を堅実に走る鍵谷選手らが稼ぐ候補。また、全日本予選も好走した田子選手がいい練習を詰めているらしく、主力候補に上がっている。また、試合に出ていないのが気になるが昨年62位で走った篠原選手も上位候補の一人である
皆川・品田選手の成長次第か
ボーダーラインにあがるため、もう少し上位はいる選手が欲しい。Gランクにしているが1万29分台を持っている皆川、品田選手が成長できたかどうか。皆川選手は1500に強いスピードランナー、品田選手はハーフ64分台を持っている。ただ、昨年の予選会は失速し、力になる事ができなかった。ここらが上がってくればいい戦いができそうだ。
それとチーム全体の課題として15㎞以降に粘れるかどうかがあげられる。昨年は15㎞地点で専大と並んで9位だったが、最終的には1分49秒引き離された。また3年前も15㎞で2分以上のリードを青学にひっくりかえされたということがある。法大が予選落ちする時はラスト5㎞が粘れていないのだ。今回は記録会に出場せず、走り込みの期間を長くしたのがどうでるか。終盤の1㎞1㎞を大事にしたい所だ。
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