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第90回箱根駅伝展望~専修大学

上級生が充実 伊藤監督の初采配は…
専 修 大 学
 

エントリー選手独断ランク付け

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
齋藤翔太③29分03秒14≪3年:予選22位、2年:予選40位、1年:予選142位≫…昨年あたりから各大会安定している 予選もチームトップに食い込んだ その後はあまり試合出場がない
吉良充人③29分39秒89≪3年:予選33位、関カレハーフ15位、2年:予選121位≫…今年になって成績が上位で安定するようになった 予選でチーム2番手で走っている

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
澤野健史④28分34秒39≪4年:予選98位、関カレ5千14位、3年:予選97位、2年:予選202位≫…箱根予選など長い距離での苦戦が続いているが、その後の1万で2度の28分台を記録している
松尾修治④29分01秒99≪4年:予選60位、関カレハーフ10位、3年:予選64位、2年:予選98位≫…昨年あたりから成績が安定しだした。関カレハーフでは積極的なレース展開 1万は複数29分一桁を記録している
宮坂俊輔④29分02秒59≪1年:箱根4区12位≫…主将。2年時から故障の影響で大苦戦が続いていたが、治ってから急上昇 1万29分前半で走れるようになった

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
上野大空④29分15秒46≪4年:予選113位、1年:箱根7区19位≫…数少ない箱根経験者の一人 予選で力に中々なれなかったが、自己ベストは着実に更新してきている
中山賢太③29分19秒44≪3年:予選114位、2年:予選133位≫…予選会ではチーム10番手だったが、その後とんとん拍子で1万の記録を更新している
濱野優太①29分33秒96≪1年;予選47位、都道府県5区29位≫…予選でチーム4番手の60分40秒で走破 頭数が多い1年生の中では頭一つ抜け出ている
森口瑞規④30分03秒21≪4年:予選79位≫…これまで大きな実績は少なかったが予選でチーム6番手に食い込んでいる

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
小原延之④29分27秒56…先日の1万で自己ベストに迫った
後藤竜也④29分49秒58≪4年:予選121位、3年:予選177位≫…予選でチーム11番手 1年時に1万29分台をマークしている

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
駒井滉平③29分32秒46…1500で関カレ出場経験あり 5千はチーム4番手などスピードのあるランナー
加藤平②29分42秒42…2年生唯一のエントリー 直前の1万で自己ベストを出した
木内勇貴④29分45秒18…秋以降の1万は全て30分オーバーだったがメンバーに入ってきた
渡辺瑠偉①29分49秒16…予選での出場はなかったが、その後の1万で29分49秒のベストを出した
渡邉哲也③29分56秒42…最近の試合出場は非常に少ない

上位10人合計:26点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
20位14分20秒0-14位29分15秒1-20位64分12秒5
 一部主力を欠いた中で戦い抜いた箱根予選は7位で通過。どちらかというと予想より上、という方が多かっただろう。3年生の齋藤・吉良・芝田選手が上位に食い込み、1年生の濱野選手が健闘した。今回は芝田選手を欠いたものの、エントリーまでに4年生の躍進があった。澤野選手がチーム唯一となる1万28分台を2度記録、松尾・上野選手も29分一桁。そして、長く故障に苦しんでいた宮坂選手の復活。その他も合わせて8人もエントリー。彼らが本戦で鍵になってくると思われる。
 

区間オーダー予想
宮坂-松尾-澤野-濱野-齋藤
中山-加藤-後藤-吉良-上野

 専大全体に言える事だが、ちょっと不安定だなと感じる事がある。その中で各大会安定していてエースと言える選手は3年生の齋藤選手だろう。持ちタイムが同じくらいの4年生(箱根予選当時)と比べるとパフォーマンスが抜けていた。その彼を5区に起用しそうだ。また、続いて安定している吉良選手はシード権獲得の為に敢えて温存。9区に控えさせる。
 
 予選1番手2番手を中盤以降に置いていて、最初の3区間をどうするか。調子の上がってきた4年生をここに全部投入する。まず、復帰レースが1万ベストの宮坂選手を1区。3年ぶりの箱根路ですが、元々強豪の佐久長聖高校にた彼でまずスタートするのがいいと考えます。雰囲気にのまれる可能性が少ない選手で、ということです。
 
 次の2区に持ちタイムが飛び抜けている澤野選手…ではなく松尾選手に。1万の持ちタイムは飛び抜けているわけですが、箱根予選や全日本予選等主要大会での成績が大きく下がるのが気になったので負担軽減の為3区で。ここでスピードを生かしてもらいたい。松尾選手は比較的各大会安定している印象なので、何とかまとめる走りを、と思っています。
 
 最短の4区は予選は100位以下もその後に大きく1万のベストを更新した中山選手と思ったのですが、希望区間は6区とあったので6区に。そこで1年生ながら予選好走していた濱野選手を投入。その通りの走りができれば、しっかりキープできそうだ。
 
 山は先の齋藤・中山選手。齋藤選手は根性ある選手と紹介されていたので、ひそかに期待。5区の適性はフォームとかスタミナとか色々言われますが、結局根性が一番ウェイトを占めるかなと思いますので。6区中山選手は3障でインカレ出た事あったと思います。どれくらい攻略できるだろうか。何とかシード争いに絡んでいてほしい。
 
 復路のつなぎの区間ですが、駒数は比較的豊富な方の専大としては、選手の調子次第では稼げるチャンスとなる。7区は2年生ただ1人エントリーの加藤選手。長い距離の記録は持っていないのですが、5千1万のトラックの記録は上がってきた選手です。8区は4年生の後藤選手で。予選で二ケタ順位入った森口選手にしようとしたのですが、最後のトラックが1万30分半ばかかったので変更しました。
 
 9区吉良選手は先述通り。粘る事ができていれば、攻撃区間に出来るかもしれない。アンカーはいろいろ考えましたが上野選手。持ちタイムは元々チーム内であったものの、予選で中々貢献できなかった。最後まとめてほしいと思っています。気が付けば、チーム2人いる箱根経験者が最初と最後を締めるオーダーになってました。
 
*********************
 
 どうだろう。さすがに2区は吉良選手にすべきかなぁとも思いましたが、伊藤監督はバランスよく組んでくる気がしましたので、このようにしました。後は5区控えなんじゃないかなと思う3年生の渡辺選手が8区とかあるかもしれませんね。
 
 トラックのスピードは今までの専大と比べ物にならない程上がってきています。伊藤監督の色でしょう。ただ逆に長いロードが少し微妙になっていたのが昨年でした。少しずつチーム力がついてきているので、この大会でロードでの開花といきたい。そうなれば、シード権も近づいてくるかなと思っています。
 

第90回箱根駅伝予選展望【専修大学】

続いて
 
専修大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
※関カレは2部
S:トップ候補(7点)
 
A:10位以内候補(6点)
 
B:25位以内候補(5点)
齋藤翔太③29分03秒14≪2年:予選40位、1年:予選142位≫…専大の主力筆頭 昨年あたりから各大会で安定している 前半戦は故障の影響もありやや出遅れていたが全日本予選に間に合わせた 
松尾修治④29分05秒70≪4年:関カレハーフ10位、3年:予選64位、2年:予選98位≫… 毎年予選会の順位を着実にあげてきている 関カレでは入賞を逃したものの積極的な走りを披露した

C:50位以内候補(4点)
澤野健史④29分05秒50≪4年:関カレ5千14位、3年:予選97位、2年:予選202位≫…トラックの持ちタイムはチームトップレベル ただ長い距離での安定感がもう少しか
 
D:75位以内候補(3点)
吉良充人③≪3年:関カレハーフ15位、2年:予選121位≫…ハーフは63分台持っているが昨年の予選はうまくいかなかった 関カレハーフで15位
 
E:100位以内候補(2点)
芝田俊作③29分49秒22≪3年:関カレハーフ8位、2年:予選151位≫…関カレで入賞するなど春に伸びた選手
 

F:150位以内候補(1点)
上野大空④29分23秒28≪1年:箱根7区19位≫…今回エントリーでは唯一の箱根経験者 持ちタイムは高いがこれまでは中々予選に合わせられなかった
後藤竜也④29分49秒58≪3年:予選177位≫…昨年はチームの力になれなかった 1年時に29分台を出している
坂本竜平①30分11秒54≪都道府県4区6位、高校1区36位≫…全国経験者の新入生
濱野優太①30分19秒40≪都道府県5区29位≫…全日本予選補欠だったが自己ベスト
中山賢太③30分29秒87≪2年:予選133位≫…昨年チーム7番手で走破している
 
G:151位以下or未知数(0点)
森口瑞規④30分03秒21…ハーフ65分半ば
丸山竜也①30分44秒69…高2時に5千14分30秒台
渡辺瑠偉①32分49秒67…6月に5千自己ベスト
山崎泰弘①…高2時に全国高校や都道府県駅伝に出場している

上位10人得点:24点
(参考:昨年1位45点、6位30点、走順9位26点、走順13位13点)

メンタル面の問題で乗り切れなかった前半戦
 昨年の箱根予選は残念ながら落選してしまったものの、その後の記録会で大幅に自己ベストを出す選手が続出。特に齋藤・松尾・澤野選手が29分一桁。記録が出やすい時期だったものの、この時は一時落選校の中では来季一番期待できるのではないかと言われていた程だ。
 
 ただ、前半戦はその勢いを持続できたとは言えなかった。4月から積極的に記録を狙い勢いづけようとしたが、悪天候もありこれに失敗してしまった。関カレで入賞者はいたが、通過を本気で狙っていた全日本予選では最初こそボーダーにつけたものの、じりじり後退し力不足という事だった。
 
 昨年から就任された伊藤監督は各大会全体的に緊張していたとのことでした。練習は詰めているものの、大きな大会で自分の持っているものが出せない、全日本予選はうまく走れなかった選手を見て、次の組の選手が自分がと気負っての悪循環となっていたとの事でした。他校の意識やタイムなどを求める気持ちが悪い方向に出てしまい、改めてその時の自分を出し切る事を知らされた前半戦だったようだ。
 
 

中堅メンバーが多く外れた 入った4年生と1年生の実力は?

 秋に大会への出場がなかったので、その間どうなったかはちょっと分からない。ひとまず1万29分一桁の3人、齋藤・松尾・澤野選手の3人は順調にエントリーされた。やや浮き沈みはあるものの、齋藤選手は残っているメンバーで一番トップ。松尾選手はコースが似た学生ハーフで63分台をマークしている。澤野選手もそろそろ力を発揮できるだろうか。まずはこの3人が走らないことには始まらないだろう。
 
 ただ、それに続くはず…と思われた選手が何人もエントリー漏れ。関カレ入賞した芝田選手や吉良選手は入ったが、期待の2年生の上手・森選手に、予選出走している渡辺選手など少しメンバーが外れてしまった。代わりに名前は前から聞くが伸びきらなかった4年生や1年生が大量にメンバーに入ってきた。
 
 その4年生の中では後藤・上野選手がどのくらいいくか。2人とも1年生の頃から将来の主力候補だったのだが、なり切れずにここまできていた。1年生は実績的には濱野・坂本選手がやや抜けている。駅伝でのロードの経験もあり、力はそれなりにある方だ。このあたりの底上げが如何ほどか。分からずFやGにランクせざるを得なかった。そうなると相当点数が低くなるわけだが…
 
 春先に記録を出せなかったのが響いたということなら、9月の日体大に出ておけばというのは少し感じるがこれはもう仕方ない。前半戦課題となった、その時持っている自分の力を出し切る事ができるか。課題に挙がっていたメンタル面の克服がどこまでできたか試される予選会になりそうだ。

H24年度専修大記録

1大橋秀星(4年)13分58秒36★,14分04秒15★,14分15秒20★,14分22秒34
2齋藤翔太(2年)14分09秒48★,14分25秒24★,14分27秒86,14分30秒59
3星野光汰(4年)14分11秒62★,14分19秒02,14分51秒44
4宮坂俊輔(3年)14分11秒86★,14分12秒10
5澤野健史(3年)14分14秒22★,14分17秒07★,14分21秒94,14分24秒36,14分41秒82
6森夏樹(1年)14分22秒64★,14分29秒62★,14分49秒08
7芝田俊作(2年)14分27秒77★,14分30秒41
8上手慶(1年)14分31秒16,14分40秒65,14分41秒31
9住中翔(3年)14分31秒27,14分41秒93
10草野翔平(4年)14分32秒70★,14分38秒10★
駒井滉平(2年)14分33秒38★,14分35秒38
吉良充人(2年)14分34秒57,14分38秒84,14分51秒35
加藤平(1年)14分38秒83★
松尾修治(3年)14分39秒18
阿部良平(1年)14分39秒33★
加藤平(1年)14分40秒35★
木内勇貴(3年)14分42秒24
迫田和也(1年)14分43秒04★
野崎健人(1年)14分46秒34★,14分58秒20★
照井翔太(2年)14分47秒20★,14分55秒84
小原延之(3年)14分48秒97
迫田和也(1年)14分50秒07★
齋藤俊(4年)14分50秒65
後藤竜也(3年)14分53秒35
森口瑞規(3年)14分55秒96,14分55秒91
後藤竜也(3年)14分57秒85
上野大空(3年)14分58秒49


1齋藤翔太(2年)29分03秒14★,29分34秒10★,29分55秒20
2大橋秀星(4年)29分04秒83★,30分34秒14,30分46秒01
3澤野健史(3年)29分05秒50★,29分38秒18★,30分24秒96
4松尾修治(3年)29分10秒04★,29分36秒52★,29分57秒14,30分05秒59,30分44秒33,30分51秒98
5星野光汰(4年)29分10秒78★,29分40秒71,29分53秒07,30分07秒33
6上野大空(3年)29分23秒28★,29分31秒32★,29分43秒52★,29分59秒04,30分02秒05
7小原延之(3年)29分27秒56★,30分39秒24
8宮坂俊輔(3年)29分34秒17,29分52秒39,29分52秒58,30分07秒01
9駒井滉平(2年)29分35秒52★,31分07秒52★
10森夏樹(1年)29分38秒81★,30分31秒79★,30分34秒19★
吉良充人(2年)29分39秒89★,29分42秒03★,31分17秒80
住中翔(4年)29分39秒90,29分44秒22,29分48秒69,30分05秒15
草野翔平(4年)29分41秒03★,30分58秒97
上手慶(1年)29分41秒10★,29分45秒83,30分12秒06★,30分27秒03
木内勇貴(3年)29分45秒18★,29分57秒90★,30分38秒24★
芝田俊作(2年)29分49秒22★,29分49秒75,29分59秒85★,30分01秒54
後藤竜也(3年)29分54秒23,30分18秒33,30分41秒85
渡邉哲也(2年)29分56秒42★,30分14秒57★
加藤平(1年)30分05秒43★,30分18秒90★
阿部良平(1年)30分12秒80★,30分37秒61★,30分46秒67,31分05秒77
野崎健人(1年)30分26秒80★,31分14秒84,31分19秒70
森口瑞規(3年)30分29秒92,30分38秒11,30分42秒45,30分44秒06,30分55秒65,31分06秒75
迫田和也(1年)30分45秒85★,30分57秒10
五十嵐将人(2年)30分49秒43★,31分25秒52
照井翔太(2年)30分51秒92★
斉藤俊(4年)31分09秒88,31分22秒14
實歳準也(4年)31分16秒62,31分17秒83


箱根駅伝予選展望~専修大学

専修大学

エントリー選手独断ランク付け

基準は①昨年の予選順位、②1万の持ちタイム、③最近の調子…のつもり
S:トップ候補(7点)

A:10位以内候補(6点)
大橋秀星(4年)29分06秒02≪箱根4区10位、予選15位≫…専修大のエース。昨年の箱根予選から急成長 全日本予選は教育実習の影響で補欠に
 
B:25位以内候補(5点)
 
C:50位以内候補(4点)
住中翔(4年)29分31秒69≪予選108位、11箱根5区13位、10予選65位≫…2年生の時に台頭してきて、箱根5区で粘走 ハーフ63分台
星野光汰(4年)29分27秒97≪予選59位、10箱根5区17位、09予選90位≫…1年生の頃から20㎞ロードに適応していた

D:75位以内候補(3点)
齋藤翔太(2年)29分34秒10★≪予選142位≫…今季1万のチームベストを全日本予選で出して、伸び盛りの選手
上野大空(3年)29分43秒52★≪11箱根7区19位、10予選152位≫…2年生になって伸びてきている 全日本予選2組でしっかり走った
澤野健史(3年)29分38秒18★≪予選202位≫…9月末のハーフで64分台と成長を見せている選手
 
E:100位以内候補(2点)
松尾修治(3年)29分36秒52★≪予選98位≫…日本学生ハーフ63分台を出した ただ主要大会で成績が伴った事はない
吉良充人(2年)30分31秒71…日本学生ハーフ63分台を出している その後はやや低調
 
F:150位以内候補(1点)
草野翔平(4年)29分41秒03★…今年の記録会で自己ベストを大きく更新 全日本予選のメンバーにも選ばれた
後藤竜也(3年)29分49秒58…1年時に1万29分台をマークしている
芝田俊作(2年)29分59秒85★…今季2度1万を走って安定している
 
G:151位以下or未知数(0点)
上手慶(1年)30分12秒06★…春先に1万30分強
中山賢太(2年)30分29秒87…3障で関カレ出場経験あり
渡邉哲也(2年)30分45秒53…ハーフ67分台
 
上位10人合計:28点(参考:前回6位30点、前科タイム9位(専大)24点)
IP:20秒
 
持ちタイム上位10人平均
1万:8位29分36秒85
ハーフ(20㎞換算含む):4位64分24秒4
 
主な欠場者
宮坂俊輔(3年)29分28秒88≪予選137位、11箱根4区12位、10予選118位≫…スピードがあり1年から箱根を走っている ただ非常に不安定
森口瑞規(3年)30分03秒21…ハーフ65分台

【最近の動きまとめ】
・冬のハーフで好記録続出
・伊藤国光氏監督就任、トラックで記録が出た
・大橋選手の不調もあり、関カレと全日本予選は目立たず
・9月末にハーフ出場 65分前後に複数

 昨年は走行順位で9位に付けたが、IPで弾き出されてしまった。ただ、個々ちょくちょくプチブレーキがあったのはちょっと残念であった。その後の冬シーズンはハーフマラソンで積極的に記録を狙いに行った。宮坂・星野・住中選手などの主力選手だけでなく、松尾・吉良・上野・齋藤選手などの若手メンバーが63分台~64分台出す等、大いなる収穫があった。
 
 そしてビックニュース。これまで実業団チームの名門・鐘紡で指揮をとられていた伊藤国光監督が就任。春はトラック、秋はロードと堅実な方策を名言されたが、ほぼ年中ロード練習だった専大にとっては新鮮だった。5千や1万の平均タイムがぐっと伸びた。冬から春先にかけてはかなり勢いがあった。
 
 ただ、記録を出す事が即決、主要大会で結果を出す事に繋がるわけではない事も認識させられた。関カレと全日本予選の成績は例年とさほど変わらず。エースの大橋選手が教育実習などで走れていなかった影響もあるが、いい選手と良くなかった選手とちょっと分かれている印象。ただ、焦らずじっくり強化する方針は変わらないようだった。
 
【通過に向けてのポイント】
伸びてきた選手が多い 試合での強さがどれだけ身についているか

 さて、夏からはロードに切り替えるということだったが驚いた。箱根予選前の調整をハーフで行うというあまり見ない調整方法だった。確かに1万トラックでは半分の距離で肝心のスタミナ面は確認しきれないので、一つの策かもしれないか。
 
 その結果を見る限り、大橋選手はもう心配なさそうで、個人の結果も狙えるかもしれない。同じ4年生の星野・住中選手はロード得意なのでまとめてくれると思っている。中堅では齋藤・上野・澤野選手が面白そうでここまではいいと思う。
 
 問題は8番手以下。松尾・吉良選手はハーフ63分台持っているが、主要大会で結果が伴わない。1万29分台の草野・芝田選手は長い距離での実績がまだ無い。至近のハーフも良かったとは言えなかった。ここがあがってくれれば、通過が見えてくる。各チームのIPについてこれまであまり書いてなかったが、6位以内で通過しないと大混戦が予想される今回の箱根予選では7位以下適用のIPで簡単に弾き飛ばされることもありえる。しっかり6位以内に入れるように指示できるか伊藤監督のタクトが楽しみである。

H23専大記録

 
○専修大学
1上野大空(2年)14分22秒61★,14分41秒96★
2星野光汰(3年)14分24秒87★,14分30秒82★
3長島恒(2年)14分26秒20,14分30秒27,14分43秒88,14分51秒21
【4安島慎吾(4年)14分30秒97】
5後藤竜也(2年)14分31秒30★,14分54秒52
6小原延之(2年)14分32秒15★,14分41秒96
【7大橋秀星(3年)14分33秒62★】
8中山賢大(1年)14分36秒10,14分37秒17,14分45秒31,14分50秒05
9澤野健史(2年)14分37秒11,14分45秒14
10小指徹也(2年)14分37秒56★
宮坂俊輔(2年)14分37秒73,14分39秒48
小野拓哉(3年)14分39秒49★
住中翔(3年)14分41秒38
木内勇貴(2年)14分42秒17★
松尾修治(2年)14分43秒15
松尾直樹(4年)14分45秒41★
吉良充人(1年)14分45秒63
芝田俊作(1年)14分47秒74,14分54秒10
齋藤翔太(1年)14分49秒06
柴田和成(4年)14分52秒44
 

【1大橋秀星(3年)29分06秒02★,30分27秒64★,30分40秒46】
【2安島慎吾(4年)29分10秒88★,29分41秒86,29分50秒06,29分58秒53,30分58秒44】
3星野光汰(3年)29分27秒97★,29分38秒65★,29分53秒41,30分09秒98
4宮坂俊輔(2年)29分28秒88★,29分59秒08,30分02秒06,30分02秒26,30分04秒28,30分23秒48
5齋藤翔太(1年)29分47秒76★,29分55秒98,30分20秒64★,30分24秒73★,30分51秒08★
6住中翔(3年)29分49秒49,30分12秒84,30分16秒46,30分30秒44,30分46秒66,30分57秒83,31分01秒63
7上野大空(2年)29分58秒99★,30分26秒05★,31分24秒70★
8森口瑞規(2年)30分03秒21★,30分18秒83
9松尾修治(2年)30分06秒91,30分19秒24,30分40秒79,30分45秒53
10草野翔平(3年)30分07秒33★,30分07秒74
澤野健史(2年)30分09秒69,30分14秒81,30分34秒62,30分50秒86,31分11秒86
長島恒(2年)30分13秒17
松尾直樹(4年)30分13秒54,30分16秒02
核孝諒(4年)30分27秒04
小指徹也(2年)30分27秒56★,30分32秒14,31分21秒76
松尾修治(2年)30分28秒20
中山賢太(1年)30分29秒87★,31分26秒31
吉良充人(1年)30分31秒71★,31分22秒35
柴田和成(4年)30分31秒86,30分45秒08
渡邉哲也(1年)30分45秒53★,31分20秒89
小野拓哉(3年)30分55秒01
齋藤俊(3年)31分00秒08★,31分17秒30★
照井翔太(1年)31分04秒81★,31分13秒28
實歳準也(3年)31分12秒93★
五十嵐将人(1年)31分23秒05★

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