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91回大会以降の選抜チームについて

 
関東学連よりプレスリリースがありました
 
 
それによると「関東学連選抜」に変更点がいくつかあるそうです
 
まとめると
 
①名称を「関東学生連合チーム」に変更

②オープン参加

③本大会の出場が2回を超えない(回数カウントは91回大会から)
 
 
④1校から1名の選出
 
軽く解説します
②について
個人記録そのものは有効だが順位はつかない
チームと個人共に記録は参考記録ということになるみたいです。
つまり、途中棄権した単独校と同じ扱いです。
 

③と④について
 松蔭大・梶原選手のように選抜で4連続出場する選手、あるいは東海大・早川選手のように3年間主力として活躍した選手が最後に選抜で出場する…これを阻止させるものでしょう。上層部はこういうのを嫌ったのかと。。。
 
 ところで、89回大会や90回大会で選抜やチームとして出場した選手はどうなんだと一部話題になっているようですが、
流経大・吉村選手は今年もいける、創価大・山口選手はあと2回出場可能
※チームで出場が出来ない前提での話です。申し訳ありません。
 回数カウントは91回大会からになっていますので、選抜で2回出場している流経大吉村選手は今年も出場はできる模様。1年時に1度出場して新3年になる山口選手も予選でしっかり走れれば大丈夫ということで。急なルール変更に配慮した格好になったようで、これは良かった。

問題は…
これから予選で
チーム1番手が1年や2年だった場合に各チームの獲得、あるいは各選手どうするのか。
下級生の内に2回選抜に出て、最終学年もチームで出場できなかった場合が考えられます。選手選考でもめるかもしれませんね。ボーダーでギリギリ落ちた強化チームと、チームでは数年かけても厳しそうなチームと、事情も分かれそうです。
 またこういう問題で総合力は不条理に低下しそう…最近はトップがぶっちぎるケースも出てきて繰り上げもかかりやすくなってくるのかもしれません。ひとまず走れるメンバーで頑張ってほしいです。
 
 

 

関東学連選抜~第89回箱根駅伝徹底解剖!


往路10位復路17位
総合13位;関東学連選抜
(予想:往路19位復路18位総合19位 区間:5区間(1区2区5区7区10区)的中)

往路が区間10位以内が3つなどここまで健闘するとは思いませんでした。区間配置はそこそこ良かった。


区間名前(大学名学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差[シードとの差]
1区大橋秀星(専大4年)64分44秒区間11位(11)1分12秒差
2区早川翼(東海4年)71分31秒区間10位(11→9)2分15秒差
3区野本大喜(拓大4年)68分33秒区間17位(9→14)6分11秒差
4区山口修平(創価1年)58分18秒区間6位(14→12)5分15秒差
5区吉村大輝(流経2年)84分46秒区間9位(12→10)7分37秒差[-17秒差]

6区大沼恭教(亜大4年)59分50秒区間10位(10→10)7分54秒差[-1分55秒差]
7区塚田空(平国4年)66分58秒区間16位(10→10)9分59秒差[-1分23秒差]
8区橋爪孝安(松蔭4年)69分19秒区間18位(10→11)12分15秒差[26秒差]
9区菊池貴文(国士3年)71分55秒区間10位(11→11)13分44秒差[37秒差]
10区山本哲広(関学3年)75分56秒区間18位(11→13)18分24秒差[4分16秒差]
【敢闘賞】早川翼&大沼恭教…最終学年で2区力走&昨年の汚名を返上
【技能賞】山口修平…他校の選手とうまく競り合いながらチーム最上位

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
85 80 80 90 85
90 80 75 80 65
早川・山口らの好走で往路はシードラインに踏みとどまる
今回で一旦廃止になることが決まっている学連選抜チーム。何とか10位以内に入って有終の美を飾りたかったが、往路は懸命にシードラインに喰らいついた。

2年前にチームで1区をつとめたことがある大橋選手が、結構早い段階で集団から遅れ苦戦するかと思われたが、終盤粘って1人1人交わして11位で襷リレー。2年前よりはぐっとあがった。一番注目を集めた2区早川選手。4年目で始めての2区出走となったが、途中で留学生の選手に食いつくなど見せ場を作った。上級生になりやや伸び悩んだ印象だったが、懸命に力を出し切ったかなと思う。

次の3区が大苦戦。昨年はチームで2区を務めていた野本選手がじりじり順位を落とす展開。拓大の強化方法からするとこういう悪条件こそ活きる気がしたのですが、それほど状態が悪かったのだろう。何とか14位で襷リレーすると、4区山口選手が頑張った。後ろからきた法大の選手とうまく競り合ったこともあったが、区間6位と、今大会での選抜区間最高位。創価大は過去何人か選抜で走っているが区間一桁は実は今回は初めて。さて、チームに持ち帰られるか。

そして山は今年は攻める区間。2年連続で5区を任された吉村選手は安定した走りで区間9位。総合順位も3区の遅れを取り戻して10位に浮上。復路に望みを繋いだ。出足の6区はやや驚きの配置だった大沼選手だったが、序盤から積極的なレースを展開。最終的には区間10位だったが、5区終了時点で11位と12位だったチームが失速。2分近くシードラインの貯金を経て残り4区間挑んだ。


復路型ランナーが少なく敗戦 ただ、いつもより浮上
しかし、苦しかったのはここから。7区塚田、8区橋爪選手がペースを上げることができず、逆転を許してしまう。塚田選手は終盤頑張ったが、捉えられた橋爪選手は全く粘れなかった。最も、両者とも、どちらかというとトラックから伸びてきた選手で、復路向き(というか単独走)かというとそうではなかったかもしれない。今回はちょっとうまく配置がハマらなかったかなという気がします。

その後、9区菊池選手が踏ん張って区間10位。差は離されたがまだアンカー次第でどうにでも転びそうな差だった。しかし、アンカー山本選手が区間最下位と失速し、万事休す。総合13位で一応の歴史を幕を閉じることとなった。

最後が見た目順番が下から2番目になってしまったのが後味悪い(他チームと競り合う場面も多かったのでもう少し粘ってほしかったが…)が、同一チームから2人以上出していたここ3年間より成績が浮上。関東学連が廃止の理由の一つにあげていた交通整備を煩わせる事はなかった。また、全部違うチームから組んだのは、初めて選抜チームが組まれた第79回大会以来だが、その時より成績が確実に向上していたのは嬉しかった。

私自身は、箱根駅伝は世界を意識して出来た大会→世界大会には長距離は個人種目だけ(駅伝は無い)→個人で力のある選手は出場させるべき→選抜は続けるべき、という持論を持っています。ルールに関してはとやかくは言わないですが、夏に行った、非強化チームの頑張りや個人で結果を残している選手にスポットを当てる、というのは続けていくつもりです。些細な事ですが、何かできればと思います。



来期への展望

さて有力チームの主な在校生トップ5と、新入生など紹介して行きます
○拓殖大学
・主な在校生
ダンカン=モゼ(4年)27分53秒00≪3年:予選2位、2年:箱根3区5位、出雲1区1位≫
奥谷裕一(4年)29分32秒05≪2年:箱根7区6位≫
金森寛人(2年)29分43秒64≪1年:予選118位≫
栩山健(2年)29分48秒12≪1年:予選102位≫
佐護啓輔(3年)29分54秒06≪1年:箱根4区18位≫

・主な新入生
大中亮矢14分50秒62

○専修大学
・主な在校生
齋藤翔太(3年)29分03秒14≪2年:予選40位、1年:予選142位≫
澤野健史(4年)29分05秒50≪3年:予選97位、2年:予選202位≫
松尾修治(4年)29分10秒04≪3年:予選64位、2年:予選98位≫
上野大空(4年)29分23秒28≪1年:箱根7区19位≫
小原延之(4年)29分27秒56

・主な新入生
秋山隼人14分24秒07
濱野優太14分27秒27≪都道府県5区29位≫
楠岡佳一14分29秒06≪都道府県4区19位、高校3区20位≫


○東海大学
・主な在校生
中川瞭(3年)28分57秒66≪2年:予選84位、1年:全日本3区4位≫
元村大地(4年)29分21秒83≪3年:予選59位、2年:箱根1区11位≫
上原将平(4年)29分33秒09≪3年:予選176位≫
石川裕之(3年)29分36秒88≪2年:予選78位、1年:出雲2区8位≫
油井智也(2年)29分49秒16

・主な新入生
廣田雄希14分07秒85≪都道府県5区2位、高校4区2位≫
石橋安孝14分15秒64≪都道府県1区4位、高校1区4位≫
土屋貴幸14分20秒29≪高校6区2位≫


○国士舘大学
・主な在校生
浪岡健吾(3年)29分14秒49≪1年:予選164位≫
菊池貴文(4年)29分17秒08≪3年:箱根9区10位、予選31位、2年:箱根4区16位≫
中山祐介(4年)29分26秒61≪2年:予選74位、1年:全日本7区12位≫
池上聖史(4年)29分44秒89≪3年:予選82位、2年:予選134位、1年:予選233位≫
岡崎友哉(4年)29分45秒04≪3年:予選76位≫

・主な新入生
菅原優樹14分17秒68≪高校7区26位≫
下畑大輝14分33秒12
石井秀昂14分36秒97≪高校2区1位≫

○その他
・チームトップが30分切りピックアップ
ゲブラシラシェ(東国2年)28分10秒81≪1年:予選27位≫
松本伸之(関学4年)29分04秒00≪3年:予選182位、2年:予選193位≫
吉村大輝(流通3年)29分10秒15≪2年:予選43位、1年:箱根5区8位≫
河合代二(麗澤4年)29分17秒35≪3年:予選243位、2年:予選84位≫
山口修平(創価2年)29分24秒44≪1年:箱根4区6位、予選29位≫
菅野師希(松蔭3年)29分29秒70≪2年:予選103位、1年:予選194位≫
河田雅由紀(亜大4年)29分37秒69≪3年:予選74位、2年:予選118位≫
木野安騎史(平国3年)29分57秒31≪2年:予選148位、1年:予選260位≫
五十嵐友也(東経3年)29分57秒87≪2年:予選166位、1年:予選248位≫


・主な新入生
土井丸勝大(創価)14分30秒31
松本尚徒(流通)14分33秒35≪都道府県5区25位、高校3区19位≫
中川大誠(平国)14分33秒66≪都道府県1区40位≫
鈴木大貴(東国)14分37秒39≪都道府県5区23位≫
素質は東海大、トラックの伸びは専大、穴が少ないのは国士大
さて、第90回大会で是が非でも巻き返しをしたい所。まずスカウト東海大になってくる。強大な柱が抜けるが、両角監督の効果もあるか、非常にレベルの高い選手がズラリと入ってくる。前年の強化方法の反省を生かせるか。また、トラックの伸び率では専大。伊藤監督の指導が次年度に花咲くかどうか。総合力が落ちるが、国士大はほとんど穴がない。エースの菊池選手が健在する。拓大も留学生のダンカン選手が残る。故障者が戻って底上げできるかどうか、というところか。

あとはどうだろう。どうなるか分からないがもし90回記念大会ということで増枠があるのであれば、創価・亜大あたりも僅かながら可能性出てくるか。関東学院・流通経済もせっかくいるエースを活かしたいところ。このあたりのチームの頑張りも応援したいところだ。



関東学連選抜区間オーダー予想~第89回箱根駅伝

最後の継走になるのか!?
関 東 学 連 選 抜


エントリー選手独断ランク付

7点:エース区間、山で大きく稼げる選手

6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
 
5点:エース区間や山も走れる選手
早川翼(東海4年)28分25秒32★≪4年:全日本8区5位、予選10位、3年:箱根5区14位、全日本1区2位、出雲1区5位≫…前回の箱根が珍しく悪かったが多くの大会で高レベルの成績を維持し続けている 箱根予選も全日本も最低限走った 寒さに弱いらしい
吉村大輝(流通2年)29分10秒75★≪2年:予選43位、1年:箱根5区8位、予選23位≫…高校駅伝優勝メンバーの1人で前回5区で健闘 今年秋は微妙だったが1万自己ベストはだした
 
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
大橋秀星(専大4年)29分04秒83★≪4年:予選20位、3年:箱根4区10位、予選15位≫…昨年の箱根予選から急成長 選抜にも選ばれ無難に出走 5千で座間選手を上回って専大記録を出した


3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
大沼恭教(亜大4年)29分07秒07≪4年:予選12位、3年:箱根8区19位、予選32位≫…箱根で失速以降元気がなかったが、7月のハーフで復調
菊池貴文(国士3年)29分17秒08★≪3年:予選31位、2年:箱根4区16位、予選81位≫…この夏の間に急成長 箱根予選では懸命に上位集団に食いついていた
野本大喜(拓大4年)29分28秒56≪4年:予選51位、3年:箱根2区15位、出雲3区5位、2年:箱根7区3位≫…関カレ2部ハーフ連覇 スタミナを必要とするときに強くなる 最近の記録会は良くなかった

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
橋爪孝安(松蔭4年)29分03秒84≪4年:予選100位、3年:予選198位、2年:予選114位、1年:予選229位≫…トラックが得意なランナー 箱根予選は15kmまではかなりいい位置にいた
山本哲広(関学3年)29分22秒42★≪3年:予選68位、2年:予選145位≫…昨年1万29分台だしてからじわじわ伸びてきていた
山口修平(創価1年)29分24秒44★≪1年:予選29位、高3:都道府県1区7位、高校1区9位≫…全国経験豊富な1年 箱根予選でしっかり距離対応してきた


1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
塚田空(平国4年)29分28秒13★≪4年:予選80位、3年:予選205位、2年:予選241位、1年:予選256位≫…今年の学生ハーフで65分台で走ってから、トラックの急激に成績が向上し関カレ2部1万で入賞した 箱根予選もかなりあがった
安藤大地(東国1年)29分58秒14★≪1年:予選83位、高3:都道府県5区19位、高校1区22位≫…大学入学直後に故障したが秋以降徐々に力を発揮し始めている 東京国際大として初選出


0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
五十嵐友也(東経2年)29分57秒87★≪2年:予選166位、1年:予選248位≫…どちらかというとトラックのほうが得意 走れば東京経済大初の箱根ランナー
門出康孝(慶大3年)30分07秒00★≪3年:予選155位、2年:予選223位、1年:予選328位≫ …箱根予選、学連記録会ともに大幅に自己ベストをだしている
濱本学(麗澤3年)30分19秒44≪3年:予選152位≫…冬にハーフで65分台で走っている
早乙女夏紀(武学4年)30分40秒21★≪4年:予選129位≫…武蔵野学院大の選手として初選出 同大の中では数少ない高校時代に5千14分台を持っていた選手
清水友博(東理3年)30分57秒65★≪3年:予選159位、2年:予選208位、1年:予選188位≫ …東京理科大として初選出 1年生のころから箱根予選で結果を出していた

上位10人合計:30点
(参考:シード争い付近→30点、優勝争い以上→40点)

5千順位-1万順位(今季1万)-ハーフ順位
12位-*8位(*7位)-10位

今年を最後に一旦廃止が決まっている学連選抜。一応91回大会以降は議論するとあるが、現場の方の熱意がないということを考えると復活はきつそうな感じ。復活するとすれば、関東学連が廃止の理由の一つにあげている交通規制にかからないように思いっきり上位に入るしかない。メンツをみると早川・大橋選手を初め、箱根経験者は6人おり、調子さえ保っていればそれなりに計算できるはず。それ以外は、1校1人ということで不調者が出ると辛そうだが、次回の増枠でチームとしての出場を狙うチームの選手が多くいる。結局、士気次第ということになるのだが、力を出せば戦えるはずではある。さて、どう組むか。



箱根駅伝区間オーダー予想

大橋-早川-大沼-菊池-吉村
塚田-橋爪-山口-野本-山本
個人的に思っているオーダーとは違う(下記に小さく)のだが、監督となった岡田氏が「往路につぎ込む」という発言をされているので、4区までに有力チームのエースを全部つぎ込むんじゃないかということでこうしました。その区間の経験者もいますので。

最初の1区は5千13分台出すなどスピードの付いた専修大の大橋選手。2年前ブービーとなったリベンジをしてほしい。そして2区はこの選手しかやれないでしょう東海大の早川選手。士気という点で一番心配な選手を2区に置くということに抵抗はあったのですが、何とか頑張ってもらいたい(全日本同様、戸塚中継所に村澤選手に待っていてもらいましょうかね)。

3区は亜大の大沼選手。スピード型という気はしていないのですが、学連記録会でいい成績だったのでここになるのかなと。前回の裏区間でこれまたリベンジを。4区5区は経験者ということで国士舘大の菊池選手と、流通経済大の吉村選手が入るんじゃないでしょうか。菊池先週は昨年よりぐっと力があがっているので区間一桁を狙いたい。吉村選手はちょっと伸び悩んでいる印象ですが、下りで失速の昨年の失敗を修正してまとめてほしい。

6区は全然予想付かないのですが平成国際大の塚田選手で。平国大は選抜を含め過去2回6区出走しているのですがいずれもいいんですよね。塚田選手自身もスピードあると思うので、こうしてみます。7区は松蔭大の橋爪選手と東京国際大の安藤選手で迷った。前者は記録会が良くて、後者は箱根予選の成績が良かった。一応7区経験者の先輩(梶原選手)がいる橋爪選手にしておきました。

その後、8区には1年生ですが創価大の山口選手。高校時代は駅伝でいい走りをしていたのでこういう区間でも大丈夫と踏みます。9区は岡田監督の拓殖大・野本選手。往路もあるのかなという気がしましたが、ちょっと調子があがりきっていないのと、やっぱり拓殖大(というか岡田監督?)は9区とか復路に強いというイメージなのでこの区間だろうと。後残り1区間もかつてロード型の育成で話題になった関東学院の山本選手にしてみます。


個人的に思っているオーダー
山口-早川-大橋-橋爪-吉村
塚田-大沼-山本-野本-菊池

で、個人的に思っているのはこちら。もうちょっとバランスとりました。1区に山口選手で凌げないかなぁと。先に高校時代に駅伝で好走していると書きましたが1区で好走しているんですよね。また、箱根予選で15kmまで良くて調子があがってきている橋爪選手を4区に。これで大沼・菊池選手を復路のピースとして使えるのだがどうでしょうかね??


チーム力自体は例年より劣っているとは思えないので、あとは選手たち次第。頑張っても次がないということでモチベが上がってこないか、最後だからとまとまってくるのか、注目してみていきたいです。

箱根駅伝を振り返る-関東学連選抜-

往路10位復路20位
総合17位:関東学連選抜
(予想:往路5位復路5位総合4位 区間:1区2区3区4区5区6区的中)
 何でこんな予想したんだろうな…。11月末の記録会で記録が出過ぎると調子が落ちるというのはブログやっててはっきりデータ出ていたのに、何にも学んでいなかった。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位トップとの差(シードとの差)
1区田村優宝(日大2年)63分01秒区間9位(9)58秒差
2区佐藤佑輔(日大3年)70分05秒区間14位(9→11)2分28秒差
3区梶原有高(松蔭4年)64分02秒区間11位(11→14)3分47秒差
4区大橋秀星(専大3年)56分31秒区間10位(14→12)5分33秒差
5区吉村大輝(流通1年)81分29秒区間8位(12→10)10分23秒差(-1分40秒差)
6区田子祐輝(法大2年)60分26秒区間10位(10→9)11分33秒(-1分06秒差)
7区安島慎吾(専大4年)64分49秒区間8位(9→7)13分50秒差(-1分17秒差)
8区大沼恭教(亜大3年)68分34秒区間19位(7→10)18分12秒差(-21秒差)
9区宮川尚人(亜大4年)76分38秒区間20位(10→15)23分44秒差(4分51秒差)
10区篠原義裕(法大3年)76分01秒区間20位(15→17)30分00秒差(7分54秒差)
【敢闘賞】吉村大輝…一時区間3位となる走りで5区を好走
【皆勤賞】梶原有高…初の選抜での4年連続出走

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
70-60-60-80-80
80-80-50-50-50
ロケットスタートは不発も5区吉村選手の好走で往路は10位
 1万の平均タイムは3強に次ぐ4番目。日大・法大・専大など主要校が並び非常に豪華なメンバーが区間を彩る。特に田村・佐藤・梶原の1万28分台の選手のリレーでどれだけの位置につけえるかというのは注目していた。
 
 だが、思い通りにいった感じではない。出足は全日本1区区間賞の田村選手だったが区間9位。ローペースでラスト勝負になれば強いが、ハイペースの展開だとまだまだというところか。2区佐藤選手は、箱根予選で3区で区間新だしたコスマス選手と競り合った選手だが、70分オーバーで区間14位。箱根予選を頂点にちょっとずつ調子が落ちているか。3区梶原選手は序盤突っ込んだが失速し総合14位へ下降。今季は全てのレースで突っ込む姿勢を貫いていたが、20㎞以上ではあまり結果が出なかった。この時点で、あれ?という印象を持ち始めていた。
 
 最も、ここからしばらくはうまく流れた。4区の大橋選手が区間10位で走って2つ順位を上げ、流れを取り戻すと5区で最大の見せ場が。流通経済大1年の吉村選手がどんどん前を追いあげる。高校駅伝優勝校のメンバーながら、箱根未出場の大学に進学した異色のランナー。母校の初出場に向けて、チームを引っ張っているが、こういうランナーを拾うのが選抜のいいところだ。登りが終わるまで区間3位争い、下りで失速してしまったが総合10位に順位を引き上げ往路を終えた。

7区まではいい感じで流れるも亜大勢が撃沈
 そのまま7区まではひとまずうまく流れる。6区はいかにも"法大"という感じの風貌をした田子選手。準備不足だったとは思うが、3障の脚力は活きたか、60分半ばで無難にまとめた。7区安島選手は順大の選手といい感じの競り合いになり、総合7位へ浮上した。繋ぎ区間とはいえ専大勢2人は好走。しっかり役割を果たした。シードとの差は1分強しかなかったが、このまま行ってもおかしくないと思われた。
 
 だが、それを亜大勢が完全に壊してしまった。8区大沼選手が中盤から大きくペースダウンして区間19位。まだこの時はシードラインぎりぎりではあったが、次が痛かった。9区は宮川選手で亜大リレーとなった。箱根予選個人5位に食い込んだ実力者だが、まさかの区間最下位。最後脱水症状になったのもあるが、序盤から前に居た選手に追いつくことができず、明らかに調整を失敗した感じだった。一気にシード権と5分近い差となり10位以内は絶望的に。アンカーの篠原選手は一か八か突っ込んだが失速。復路最下位、総合17位にまで順位を落として終えることになった。

次年度復活しそうなチームはどこだ!?
 やはりここは調整が難しい。まあ、システム上仕方ないんですけどね。そんなに頻繁に集まれるわけではないので、11月末の学連記録会でだいたい10人の構想ができあがってしまうのがマイナス要素。選手たちは当然11月末にピークを持って行ってしまうので正月までに調子が落ちる可能性が高くなる。更に、走れることがほぼ決まった状態で1ヵ月間過ごすので、最後までメンバー争いをする単独チームに比べて緊張感を保つのに無理がある。率いた鈴木監督が「最後1週間合宿できれば」と話されていたのはそういう事を含めているのではと思います。
 
 ただ、そんな条件の中、総合4位に導いた監督さんもいる。青山学院大・原監督。区間配置や調整がズバリ的中したのだが、インタビューでこんなことを答えている。「例年は調子が悪くても『記念に出そう』ということがあったかもしれないが、ことしは各大学の監督さんを脅して連絡を密にして予選会以降も調子を落とさせずその上で調子の良い者を選考した。」と。少なくとも監督の情熱は単独チームよりも必要となるのだろうと思う。89回大会で選抜チームは最後になるかもしれないが、次率いる監督さんは大いにチームを煽ってほしいと思います。
 

≪各チーム在校生持ちタイムTop5&主な新入生≫

では、予選落ちした主要チームを軽く戦力分析します。
○法政大学
西池和人(2年)28分39秒04≪予選173位≫
田子祐輝(3年)29分07秒66≪箱根6区10位、予選16位≫
篠原義裕(4年)29分13秒59≪箱根10区20位、予選25位≫
田井慎一郎(3年)29分29秒26≪予選107位≫
関口頌悟(2年)29分40秒56≪予選104位≫

樋上滝太郎14分01秒07
佐藤和仁14分20秒75≪都道府県5区33位≫
藤井孝之14分24秒36≪都道府県4区5位≫
藤井翔太14分25秒00≪都道府県5区23位、高校3区23位≫
中村涼14分25秒32≪都道府県4区18位≫
有井渉14分39秒38≪高校1区43位≫
 スカウト一番頑張ったのはここ。14分01秒筆頭に14分30秒以内5名はシード校にも匹敵する。在校生も個々の能力は高い。後は須磨学園勢を伸ばせるかどうか(須磨学園OBの活躍を、明大・大江選手以外あまり聞かない)な感じがする。

 
○日本大学
ガンドウ=ベンジャミン(4年)28分03秒43≪全日本8区2位、予選4位≫
田村優宝(3年)28分48秒54≪箱根1区9位、全日本1区1位、予選7位≫
佐藤佑輔(4年)28分58秒75≪箱根2区14位、全日本4区4位、予選2位≫
林慎吾(2年)29分29秒92
吉田貴大(4年)29分32秒98≪12予選6区5位、予選132位≫

稲住拓14分26秒17
荻野眞乃介14分28秒35≪都道府県4区8位、高校1区13位≫
原秀明14分29秒33
金子陽央14分30秒83
 
≪今から考えるオーダー≫
全日本(日大):林-田村-吉田-佐藤-小島-竹ノ内-津田-ベンジャミン
 
 
 エース力という面では強大な力を誇っているチーム。それを活かしての全日本シード権も持っているので、本来ここに甘んじるチームではない。3本柱との格差が心配だったが、林・吉田選手が台頭してきている。他が続くか。
 
○専修大学
大橋秀星(4年)29分06秒02≪箱根4区10位、予選15位≫
星野光汰(4年)29分27秒97≪12予選59位≫
宮坂俊輔(3年)29分28秒88≪12予選137位≫
住中翔(4年)29分31秒69≪12予選108位≫
齋藤翔太(2年)29分47秒76≪12予選142位≫

上手慶14分31秒06
森夏樹14分39秒38≪高校3区14位≫
阿部良平14分40秒43≪高校3区46位≫
 IP抜きでは9位だったということで、20㎞ロードの力は一番強い。その力はパワーアップしているのは箱根後の丸亀・かながわハーフで証明済み。IPのかからない位置での通過を狙いたい。

 
○亜細亜大学
大沼恭教(4年)29分07秒66≪箱根8区19位、予選32位≫
吉本駿亮(4年)29分52秒03≪12予選159位≫
鈴木利弥(3年)29分53秒32≪12予選62位≫
加藤貴大(3年)29分56秒38≪12予選196位≫
田中裕将(4年)30分07秒25

今井慎吾14分45秒96≪都道府県4区39位、高校4区33位≫
伊藤亮14分54秒28≪高校2区24位≫
 主要チームの中では戦力的に一番厳しいかもしれない。ただ、地味ながら結果を残し始めている選手もいるので、総合力をアップできれば、届かない事はない。

 
○大東文化大学
市田孝(2年)29分11秒46≪予選121位≫
市田宏(2年)29分24秒97≪予選111位≫
田口哲(4年)29分31秒66≪予選156位≫
片川準二(3年)29分40秒13≪予選73位≫
吉川修平(3年)29分49秒62

石田政14分11秒33
大隅裕介14分30秒55
佐藤優介14分44秒59≪高校4区26位≫
中根健太郎15分01秒15≪高校4区29位≫
 市田兄弟の自立と総合力のアップが鍵。1万30分前後まで来て伸び悩む事が多いのでそこを突破できるか。また、大量に退部者が出た模様だが、チームが引き締まったのかどうかも注目。
 
○その他
橋爪孝安(松蔭4年)29分03秒84≪12予選198位≫
吉村大輝(流通2年)29分12秒63≪箱根5区8位、予選23位≫
河合代二(麗澤3年)29分17秒35≪予選84位≫
梅木侑介(流通3年)29分34秒13≪12予選91位≫
船井慎太郎(麗澤4年)29分34秒79≪12予選112位≫

山口修平(創価)14分19秒20≪都道府県1区46位、高校1区9位≫
安藤大地(東国)14分25秒60≪都道府県5区19位、高校1区22位≫
村瀬圭太(麗澤)14分34秒19
佐藤玲(平国)14分34秒86
吉成祐人(筑波)14分35秒42≪高校2区22位≫
小針旭人(東国)14分43秒50≪高校5区13位≫
大澤靖一郎(流通)14分47秒99
中谷貢司(東国)14分49秒93≪高校2区21位≫
チームとしては出場は厳しいかもしれないが、個々能力が高い選手を紹介。主要24チーム以外で選抜組んでも面白いんじゃないかと思ってしまう。28分台目前の橋爪選手やハーフ63分台の河合選手、選抜出走した吉村・船井選手はチームを引っ張りたい。創価大に進学を決めた山口選手も注目だ。
 
 
 
専大
日大
法大
大東
亜大

一応、次回復活の可能性が高いんじゃないかと踏んでいる順番です。各伝統校の巻き返しにも注目です。
 
 

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箱根駅伝展望~関東学連選抜

選抜史上最大の戦力
関 東 学 連 選 抜
 

エントリー選手独断ランク付

7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
 
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
田村優宝(日大2年)28分48秒54
★≪11全日本1区1位、11予選7位、11箱根5区19位、10全日本1区4位、10予選13位≫…関カレハーフ優勝、全日本駅伝1区区間賞など長いロードで外さない。失敗レースは昨年の箱根のみ
佐藤佑輔(日大3年)28分58秒75★≪11全日本4区4位、11予選2位、10箱根4区7位、09全日本2区11位、09出雲3区4位≫…故障から復帰した今年は好調。箱根予選では終始安定して3分を切るペースで押し切った
 
5点:エース区間や山も走れる選手
梶原有高(松蔭4年)28分52秒55
★≪11予選20位、11箱根2区12位、10予選21位、10箱根7区20位≫…ミスター学連選抜。出走すれば初の選抜での4年連続出走となる。今年は積極的に飛ばすレースが目立つ
宮川尚人(亜大4年)29分14秒73★≪11予選5位、10予選122位、10箱根4区9位、09予選68位≫…箱根予選5位の激走。ただ、そんな選手が選考会で11番目となり出走するか分からなくなってる
 
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
大橋秀星(専大3年)29分06秒02
★≪11予選15位、11箱根1区19位、10予選52位、09予選210位≫…当時1万30分台ながら2年連続箱根予選で好走を見せている。選考会で大幅自己新
田子祐輝(法大2年)29分07秒66★≪11予選16位、10予選156位≫…夏に大きく飛躍した選手。3障が得意
吉村大輝(流通1年)29分12秒63★≪11予選23位、10高校4区3位≫…高校駅伝優勝メンバー。箱根出場の無い流経大に進んだが順調
篠原義裕(法大3年)29分13秒59★≪11予選25位、10予選62位≫…試合出場は非常に少ないが、2年連続で箱根予選にばっちり合わせてきた
 
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
大沼恭教(亜大3年)29分07秒66
★≪11予選32位≫…今年になって台頭してきた選手。夏を越えて更なる成長を見せている
安島慎吾(専大4年)29分10秒88★≪11予選37位、11箱根9区16位、10予選22位、10箱根4区18位≫…箱根予選で3年連続安定したい成績を残している。箱根はまだ目立ったことが無い
鎌田大輝(大東3年)29分41秒20★≪11予選44位、10箱根4区20位≫…箱根出走経験あり
太田正史(創価3年)29分54秒87★≪11予選30位、09予選237位≫…創価大双子の片割れ。
斉藤隼人(学芸4年)30分06秒00≪11予選42位、10予選97位、09予選115位、08予選270位≫…国立大から唯一のエントリー。箱根予選は毎年順調に成績を伸ばしていた
 
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
河合代二(麗澤2年)29分17秒35
★≪11予選84位≫…箱根予選の成績は16番手だが、選考会で好走を見せた
遠田将人(流通4年)29分35秒53★≪11予選67位、10予選113位、09予選191位、08予選188位≫…4年間かけて地道に成長してきた選手
小島一貴(創価1年)29分36秒60★≪11予選55位、11都道府県5区28位≫…1年からまずまずの成績を残している
 
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

上位10人合計:44点
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)

5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:11位-4位(2位)-4位
 

戦力分析&区間オーダー予想

 えっとね(一部駅伝成績を加味した選手いますが)、箱根予選上がりのチームは基本的に箱根予選の成績を基にしていて10位以内→5点以上、25位以内→4点、50位以内→3点、75位以内→2点…としているのです。これはどこもそうなんです。今回の選抜のメンバーでやるとそうなってしまうのです。まあ、ここまではいかないとは思いますが、常連校のエースが集結したので凄い事になりました。上位戦線荒らせるようなオーダーを考えました。

区間オーダー予想※()は目標通過順位
田村(1)-佐藤(3)-梶原(2)-大橋(3)-吉村(4)
田子(5)-宮川(4)-河合(4)-安島(4)-大沼(4)
 3本柱と言われている田村、佐藤、梶原選手を最初に持ってきてロケットスタートを狙ってみました。適正的にはこういう順番かなと。まずは1区の実績が十二分にある田村選手。勿論区間賞を狙い、初の選抜首位襷リレーといきたいところだ。2区は経験のある梶原選手では無く予選日本人トップの佐藤選手。梶原選手は今年前半積極的に飛ばしたがるので3区の方が活かせるんじゃないかということです。佐藤選手は安定しているので2区終盤の上り坂でもしっかり走れるんじゃないかと感じました。
 
 山へつなぐ4区には選考会で3本柱に次ぐ成績を残した大橋選手。そして山、どうしても準備が難しくなるのだが、ここに1年生の吉村選手を抜擢。各レースで安定した成績を残しているし鈴木監督の評価も高いらしい。怖いもの知らず効果も期待していたりする。6区がちょっと分からないですが、3障やっている田子選手置いておきます。まあ20㎞の基礎走力はみんな高いのでそこそこの適正があれば走ってくれると思うが。
 
 7区以降はみな箱根予選、選考会ともに似たような実績なのでどうにでもオーダーが変わりそうだが、まずはスピードのある宮川選手。選考会で10番以内に入らなかったのでどうなるか分からないが、箱根予選5位に入っているのだから外す理由はないと。8区には麗澤大の河合選手を入れました。麗澤大からこれまで3人箱根を走っているのだが、3人とも区間一桁で走っていて印象がいいのだ。
 
 9区10区は同チームから2人目。前回経験者の安島選手を9区に置いてもう一度リベンジを。長いロードでは安定しているのだが、これまで駅伝で区間一桁はまだない。最後にいい成績を残したい。アンカーは今季ぐんぐん伸びてきていた大沼選手で締め。正直早い順に並べてみたのだが、果たしてどうなるか。
 
 ところで選抜は89回大会まで存続は決定しているがその後は廃止の方向になってるらしい。どうせ廃止になるんだったら、伝説作っちゃえよ、と思う。まあ、箱根予選と選考会でめちゃくちゃ記録が出たのでピークずれが心配だけど、どれだけ入れるか今回は本当に注目である。
 
 
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